第三十九話
「希望の子」
ー長江の南川岸ー
「知っているか?伯符。この長江の向こうでは大変な事になっているようだ。」
孫策伯符「ああ、何でも天子さんがどうのこうのってやつだろ?公キン。」
周瑜公キン「君はいつも適当に物事を捉えるのだな。」
孫策「お前が理解してりゃそれでいいじゃね~か。」
周瑜「……、また、アイドルの写真集か?」
孫策「ああ、国民的姉妹アイドルのな。」
周瑜「まったく…、お前はこの国の次期王になるかもしれんのだぞ。」
孫策「そうだ、お前が王になりゃいいんじゃないか?」
周瑜「お前が辞退するなら私は仲謀を補佐するよ。」
孫策「そりゃ、いいかもな、あいつなら立派な王になりそうだ。」
周瑜「希望の子…か。」
最終更新:2006年11月23日 21:58