第三十一章
「こちら反逆組」
ボブ「ホントに良かったのかよ…あれで?」
ハク「綺羅と繋がってるかもしれないやつを近くに置けるか?こちらの手がすべてあっちに流れていったらこの選挙、勝ち目はないだろ…」
ボブ「だけど…」
?「ちょっとお待ちいただけますか?」
ハク「!?」
ボブ「誰だ!?」
蓮「私の名前は蓮…反逆組の組長を務めている者です。」
ボブ「反逆組?なんだソレ?」
ハク「反逆組って言うのは…綺羅祭壇に反乱をもくろんでいると噂されていて毎年支持率が1%くらいのあまり知られていない勢力だ…で?その組長が何の用?」
蓮「さすがハク君。物知りですね。今回は少し頼みたいことがありましてね…ちょっと来てもらえますか?」
ハク「いきなり来てくださいはないだろ…おまえがどんなやつかもわからないのに…こうゆうやつに限って危ないやつなんだ。ボブ行くぞ。」
ボブ「お、おう。」
蓮「いいから黙ってついてきてください…」
ハク「怪しすぎるんだよおまえは!俺らはそんな余裕がないから、じゃ。」
ボブ「…ウッ…」
ハク「おい?どうし…!」
ドサッ…
二人は道の真ん中で倒れこんでしまった…
蓮「だから黙ってついてきてくださいって言ったでしょう?」
ボディーガード「蓮様。そいつらを早く連れて行きましょう。この状況を誰かに見られたら危険です。」
蓮「そうですね…」
二人は抱えられ学校の中に連れて行かれた…
……数分経って…
ハク「ん…ここは…どこだ?」
蓮「起きたようですね。」
ハク「お前は!?ここはどこだ!?」
蓮「ここは私たちの会議室…いや、地下3Fと言えばわかりやすいでしょう。」
ハク「地下3F!?この学校は地下2Fまでのハズだぞ!」
蓮「まぁ、そんなに興奮せずに…この地下3Fはこの学校を設立してからありましたよ?まぁ、私たち以外は知らない存在ですけどね…」
ボブ「ん…ギンペちゃ~ん。」
ハク「…起きろ。」
ボカッ
ボブ「うわぁ!ここはどこ?私は誰?」
ハク「ハァー…」
蓮「随分とおもしろい相方がいるんですね…」
ボブ「お前はさっきの!」
蓮「もう少し眠ってていただけますか?」
ボカッ
ボブ「うぅ…」
ハク「てめぇ!なにしやがる!」
蓮「安心してください。少し眠ってもらっただけです。それではあなたへの頼みを言いましょう…」
ハク「まだおまえらを信用してないんだぞ!よく頼みとか言えたもんだな!」
蓮「私たちの仲間になってくれませんか?」
ハク「は?」
突如現れた第4の勢力…そして突然勧誘…果たして彼らの実態とは!?
終
最終更新:2007年01月15日 15:21