ところが…

夏侯淵
「なんと!徐庶殿の作戦は他人任せだったのか!?これはゆゆしき事態。早速孟徳に…。」
夏侯淵
「まてよ。雷発生装置とか言っていたな。それの小さいのがあれば俺の姪の護身に最適ではないか!我ながら名案だ!」
曹仁
「どうした淵、こんなところで?」
夏侯淵
「おお、これはいい所にきたな曹仁。頼みがあるのだが…。」
曹仁
「なんだ?」
夏侯淵
「しばらく俺の身代わりをしてくれないか?」
曹仁
「おまえの代わりに軍を動かすのか?だがなんでまたそんな…。」
夏侯淵
「シーッ!声が大きい。まぁ理由は聞かないでくれ。昔からのよしみだろ。」
曹仁
「おまえがそこまで言うなら別に構わないが。」
夏侯淵
「よし、じゃあ鬘被って明日からでもたのむ。」
曹仁
「鬘?あっ!今おまえ俺の頭見ただろ!」
夏侯淵
「プックククククッ…。」
曹仁
「人の気にしてることを…!身代わりやらんぞ!」
夏侯淵
「いや、すまんすまん。」
曹仁
「ふん!じゃあ明日からだな。任せておけ。」
夏侯淵
「ああ、たのむぞ。」

こうして夏侯淵は雷発生装置をめぐり、徐庶の後をついていくのだった…

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最終更新:2006年12月13日 15:13