赤壁終了後、荊州

孔明「いや~。戻ってきたな。」
月英「お帰り~亮ちゃん。…で、どうだった?」
孔明「何が?」
月英「…んもう~、高武力反応の事よ。」
孔明「ん~、特に何も無かったな~。…あ、で、これ、東南の風発生装置の破片。爆発して壊れちゃった…。
なんにせよ、すごく疲れたよ。月英、お茶淹れてくれない?」
月英「…おかしいなぁ…やっぱりあの装置壊れたのかな…ブツブツ…」
孔明「…ねえ、聞いてる?…駄目か。仕方ない自分で淹れるか…」

お茶を淹れようと席を立つ孔明、家の門に人影発見

孔明「…ん、どちら様かな?」
ホウ統「いや~相変わらずだな。」
孔明「おお、ホウ統ではないか!」
ホウ統「しばらくここで遊んでいこうかと思って来たんだ。」
孔明「おお、それは良く来た。ささ、こっちへ…これは丁度良かった。」
ホウ統「じゃあ、お邪魔するよ。…月英ちゃんこんにちは。」
月英「…ブツブツ…」
孔明「駄目だよ、今は研究の事で頭がいっぱいだから…。」
ホウ統「…そうか、こっちも相変わらずだな。
…で、丁度良かったとは?」
孔明「うむ、今度劉備様が益州を攻略なさろうとしているのだ。そこで、わし一人でも何とかなるのだが、思い切り疲れるし、面倒くさいから誰かと仕事分け合えないかと思っていたんだ。
一緒にやってくれるよな、士元?」
ホウ統「怠け者なところは変わってないな、孔明。
…まあ、暇だし良いか、やるよ。」
孔明「有難う。」
ホウ統「…ところでこの家はお客に茶の一つも出さないのかい?」
孔明「おっと、これは失礼した。…お主となら茶よりこれだろ?」

その夜、久しぶりに酒を酌み交わした天才軍師二人

そして益州の戦いが始まる

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最終更新:2006年12月13日 15:02