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アディの息子たちの日記(TATTERED JOURNAL)



9月8日

今日みつけたものが信じられない! お袋があの嫌なシチューに入れる根っこを掘っていたら、あの短剣を掘り当てたんだ。古びて錆だらけだったけど、昔は素晴らしい武器だったに違いない! 向こうにはもっとあるんだろうか。どうやら運が向いてきたぞ。

9月10日

掘り出したものをニューボルド(Newbold)のところへ持って行ったら、彼は昔ブリー村の西にある塚山に埋められたものじゃないかと言った。そこではどんなものが見つけられるんだろう?

9月14日

アムラッハ(Amlach)と俺は塚山丘陵に行って、もっとお宝を掘り出してやるんだ! あいつを一緒に来させるのは骨が折れたけど、最後には塚山丘陵の昔話なんて、しょせんはおとぎ話だと信じさせることができた。あそこに邪悪なものなんてありゃしない。古い骨が、生きてる人間になにをできるっていうんだ?

9月15日

どこを掘るべきか知るために、俺はニューボルドがくれた古い地図を見ていた。南の部分を見ていると、なんだか妙に胸が騒いだ。ニューボルドの地図では、そこは単に「南塚山」(The Southern Barrows)とだけ書かれていた。

間違いない、あそこにお宝があるんだ。アムラッハと俺は、間もなく出発する。

9月19日

俺たちは塚山に到着した。掘りはじめるのが待ちきれない。きっと俺たちは、金持ちになれる何かを見つけるに違いないんだ! 俺たちはもう二度と、お袋が作る嫌らしい根っこのシチューを食べずに済むんだ!

アムラッハは心配そうだ。あいつは何かがおかしいと言っているが、おかしいのはあいつのほうさ。ここには恐れるものなんか何もない!


(次の記述には日付がなく、別の筆跡で書かれている)


マリン(Malin)は行ってしまった。丘陵のもっと奥まで出かけたに違いない。俺は兄を心配している。この土地はなにか嫌な感じがするのに、奇妙なほど静まり返っている。俺はここに夜を過ごすキャンプを張って、明日マリンを探そう。寒気のする風がぶ厚い霧を運んできて、ブリー村の灯火でさえほとんど塗り潰されている。

兄の跡を追っていけるほど、明日までに霧が晴れてくれればいいが。あいつを見つけるまで、俺は休まないつもりだ。


(次の記述は、震える手で走り書きしたように見える)


マリン……俺はあいつを見た! 丘に入って長い追跡のあと、あいつが俺を呼ぶ声を確かに聞いたんだ! 俺は麓に邪悪な見た目の沼がある丘を登った。沼の上には、そり立った石の輪に囲まれた塚があった。俺がそれを見つめるうちに霧が渦を巻き、そして俺は、まるですぐ隣にいるかのような、兄貴の声を聞いたんだ!

あの呪われた霧さえなければ、俺はあいつを見つけられただろう。だけど恐ろしさが俺を飲み込み、俺の兄弟の声は遠ざかって行った。少なくとも、あいつは生きている! 霧は俺のまわりに近寄ってきて、俺は完全に迷ってしまうまえに、キャンプへ帰ってくることしかできなかった。明日、俺は兄のために戻る。


(このページは泥に覆われている。殴り書きされた文字は数単語で、血で書かれたようだ)


マリン……声が……南の塚山……あいつを助け……


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