山形家


山形ユウジロウ

41歳。2年A組担任。赤いポンコツの軽自動車を所有しているがメーカー型式など不明。傷、凹み等はなく、快調。18歳で大学受験を失敗。自殺を試みようとした経験あり。(第十一夜『白い樹海』)約20年前腐乱死体の尻の穴で童貞喪失。以来、インポテンツ。(第二夜『廃墟マスター』)一度死亡するが子ユウジロウと近藤ユタカの融合などにより復活。6月28日教師として復帰。(第十夜『性癖』)ブラジリアン柔術をタックルのみ練習している。授業担当は『情報倫理学』。好きな食べ物は『コーンポタージュスープ』(第十五夜『一身複所在(バイロケーション)』)休日は食事を作る係。復活を知らず、混乱した村野マユミによって授業中刺されるが命を取りとめ、教職に復帰。(第六十五夜『真偽』)10年前までは都内某所『スナックあざみ』近くの学校に務めていたらしい。(第七十四夜『夜の花』)一応、侍の子孫だけあって剣術にも心得があるようだ。(第八十五夜『かぎろひ』)悪魔化した校長を倒すことはできないと判断した後、休んでいた霧原トオルに念を送り続け、恐らく死亡。(第百夜『風の子守歌』)唯一祖父の珍々和尚には勝てない。(第百十二夜)またベトラの円盤に忍びこみユニーダで一週間豪遊した。(第百十三夜)女であるかないかを嗅ぎ分ける嗅覚に優れ、『無限世紀おとめ組』の望月ハトメと化した岩倉ヒョウゴには全く感心を示さなかった。(第百二十八夜)相手が女性の場合声だけで相手の容姿を大体予想することができる。山形家に伝わる教えで、習慣的に情事の際には相手に先に風呂へ行かせ、その間に財布を隠す。(第百四十三夜)結果的に『毒入り御神酒事件』において多くの未成年者を救った。(第百四十四夜)元旦にも関わらずあらかじめ特注で作らせたバリゴンスーツに身を包みバリゴンに化け、野次馬の女性を犯そうとするなど見境がない。結果本物のバリゴンに犯されている。(第百四十五夜)ラッキーストライク愛好者。

山形アカネ

22歳。廃病院でユウジロウが襲おうとした少女と奇しくも同じ名前。(第二夜『廃墟マスター』)母はツネコ。父はユウジロウ。生活に苦しくなると売春行為で稼ぐ。顧客は国会議員から警視総監、弁護士、検事、タレント、作家と著名人、有名人揃い。自分の希望をはっきり言い表すことが苦手で、『いい、いい』と二度否定した時は、そうしてほしい時である。また煙草とウシが嫌い。生理三日目から四日目辺りになると、手がつけられない程機嫌が悪くなることがある。(第三十三夜『優しき守護霊』)小さい頃は内気で人見知り。ただし、相手が中年以上であれば大丈夫で、老人は好きだった。4歳の時、公園で『薮睨みの老人』と出会い、イメージを顕在化させる技術を習得。横綱、大乃国を呼び出し大喜びしていた(しかし今はできず)。(第七十一夜『幸御魂』)同じ頃は、無断で出歩いては家族を心配させている。ドーナツ池での『ムネノリくん事件』も同じ頃の出来事。(第六十夜『純真』)中学時代も目立つ存在ではなかった。(第三十八夜『憧憬』)不本意ながら自殺幇助の仕事も請け負っている。(第四十四夜『黄泉への扉』)しかし、彼女なりの線引きがあるようで、死ぬべきではないと判断した場合は引き受けないこともある。(九十三夜『顕在した男』)運転免許も所有。山形の血を『不純』とし、決して『純潔』になれない自分を哀れみ、また『純潔』な者と交わり『不純』とせぬよう気を使って生きている。彼女の周りには不純な者しかいない。唯一の例外がトオルである。また木下サエに勉強を教えている。(第六十九夜『美草』)シャンプーの際に目が開けられない。機械音痴。パソコンは全く扱えず、携帯電話も電話とメールまでが限界らしい。(第八十二夜『白い静寂』)性欲が抑えられないことがあるらしく、バイセクシャルかどうかは不明だが勉強中の木下サエと関係を持ってしまった。ただ自分は責めてばかりで、自分は何もしてもらっていない。『陰行流艶術』は直接学んでいないが、度々実験台にされることで、前戯に関してはある程度の力量を持っているようだ。サエを責める際にも使用している。(第百六夜)怒るとユウジロウをバカ兄貴呼ばわりし、食事抜き、家から追い出すなどの懲罰を課す。(第五十六夜『花と騎士と』、第百十三夜)受験勉強で忙しい岡崎リョウコに変わり、ベトラの教育係をし、食事の面倒なども見ているが、ベトラが常識外れの行動などをした場合には大変に厳しい。ベトラの食べられる食材なども概ね把握している。(第百二十五夜)霧原トオルの夕食の面倒をみることもあり、その際には5000円受け取っている。多少高すぎるが、孤独なトオルの寂しさを癒した感謝の気持ちの分も踏んでのことらしい。またその際にはトオルを泊めたりもしている。(第百三十一夜)結婚願望はあるらしく、クリスマスパーティで福岡ユウコと意気投合している。(第百三十七夜)盆暮れ正月には、顧客たちが詰めかけ、一日に2000万円(と貴金属類)を稼ぐこともある。(第百四十三夜)

山形ツネコ

57歳。およそ40年前、16歳の時、岩手ノリオに犯され、ユウジロウを産む。ノリオとの愛を誓い、塀越しの文通を続けるがノリオの死刑によって死別。売春を生業としてユウジロウを育てる。35歳の時、ノリオの面影を見せた19歳のユウジロウと交わりアカネを産む。(第十七夜『禁忌の鎖』)今の学校がある場所に40年以上前にあった別の学校を卒業している。(第五十夜『狩猟の歌』)1988年10月3日、ある大臣から非公式ながら『重要無形文化財(人間国宝)』を授与された。(第七十一夜『幸御魂』)年に一度、岩手ノリオの命日の際には並べて二組の布団を敷き、束の間の逢瀬を楽しむ。とはいえ闇の中で手をつなぐだけである。(八十夜『覚めない夢』)

岩手ノリオ(第十七夜『禁忌の鎖』、第五十夜『狩猟の歌』、第八十夜『覚めない夢』)

1930年生まれ。戦後最凶最悪のレイプ魔。41年前(1965年)35歳の時『お留め』をマスターしたツネコを犯し、そのことよりツネコに尊敬され、愛される。ユウジロウの父。ツネコを犯して間もなく逮捕。 被害者数は自己申告で50余名だが実数は数知れず。裁判により死刑に処される。享年40歳。逮捕から死刑執行までの間ツネコと文通していた。ツネコの卒業した学校が廃校となった後、『狩場』としていた。(第五十夜『狩猟の歌』)年に一度、命日に復活する。(第八十夜『覚めない夢』)

山形ゲンタロウ(第百十二夜、第百四十夜)

79歳。ツネコの父。ユウジロウの祖父。奥秩父の鎮満寺住職。珍々和尚と名乗り、ダッチワイフを御本尊として日々陰行流艶術の修練に励む。数々の奥義を極めており、いつも全裸ながら全く不自然さを感じさせずまた手を使わずに射精。無の境地に至ることで、触らずに多数の相手、男女問わずに快楽を与える『不触の触』に至っている。滅多にユウジロウらも含め人とは遭わない様だ。(百十二夜)また花鳥風月も全ては彼にとって萌えであり、雪景色を見ながらのオナニー、煮えた大根にイチモツをつきたてるなど無茶苦茶なこともする。(第百四十夜)

山形ユウジロウ(第八夜『予期された邂逅』~第九夜『目合(まぐあい)』)

ユウジロウとアカネの子。ユウジロウ復活の道具として使われた。

近藤ユタカ(第八夜『予期された邂逅』~第九夜『目合(まぐあい)』、第二十四夜『逢ふ事の』~第二十五夜『犬の生活』、第六十九夜『美草』、第百二十五夜)

弁護士。出会い系サイトでアカネと知り合う。セックスのテクニックは上々。子ユウジロウと共に日本海に投げ込まれユウジロウの復活に一躍買う。その後、一時的にアカネの守護霊状態となり、現在ではペットの柴犬。名は『ユタカ』現在では完全に犬となっており、アカネを主人としながらもメス犬に興味を持つようになった。既に基本的なしつけはできており、ある程度の芸をこなし、リードがなくても散歩が可能なほど利口。(第六十九夜『美草』)ベトラと散歩中、小便をしたところ、それがベトラにとっては決闘の合図であり、壮絶な戦いをし勝利。ベトラを服従させた。以来ベトラは『ユタカさま』と呼ぶ。そんなベトラを犯そうとしたがアカネによって阻止される。たまに人間の言葉で単純ながら思考する。何度か顔を合わせた相手には基本的になつき、またほとんど吠えない。またその名前はユニーダ語で『トイレ』のこと。(第百二十五夜)



オカルト同好会


岡崎リョウコ

3年生。大人びた雰囲気で、顔だけ見たらまるで大学生。10月をもって同好会は引退。元はテニス部で随分遊んでいたらしい。今では反省している。(第五十七夜『陰の宴』) 父はそれほど有名ではないが教育評論家でオーディオマニア。1980年代に発売されたラックスマンのアンプとタンノイのスピーカーを組み合わせたセパレートのオーディオシステムを父からもらって使用している。好きなアーティストは吉田美奈子。クリアブルーのカシオBaby-Gを愛用。きれい好き。最終的には東大を目指している。(第七十夜『君影』)テニス部にいた頃は男を取替え引換えし、売春まで行っていたらしい。そのせいか2ヶ月に一度程度、自慰では気が済まないほどの強烈な肉欲にさいなまれる。(九十四夜『語り手』)悪魔化したケンシロウに犯され、そのまま彼の下半身の一部となる。(第九十九夜『死んだ男の残したものは』)騒音や、漏れ聞こえる近隣のテレビの音や音楽などがあると集中できない性格。つきあう相手は内面重視でいつも友人からは理解されない男性とばかりつきあっている。宇宙人ベトラから胃に留まり食べた物の成分などを送り続ける機械を口移しで渡された。べドラのことは少なくとも嫌いではないらしい。(第百十夜)また別れの際にも大泣きしたが、毎週会えることを知って喜んで、なおかつキスまでされている。恋愛感情とは別に美しいものが好き。ベトラとの連絡用金属ボールを持っている。(第百十三夜)草壁アヤとの付き合いは古く、小学校低学年の頃から。寒さが苦手で、暖房器具の使用などの問題ではなく単に冬が嫌いで気力が低下する。(第百二十二夜)実はファッションに関しては疑問符がつくことが多く、ゴージャスな恰好を好む。ただそれなりに似合ってしまうので誰も批判できない。テレビは余り見ず芸能関係にも疎い。思春期独特の色々な悩みを抱えていて、大人になることに一抹の不安も抱えている。手芸など主婦業一般をこなす。(百三十六夜)クリスマスパーティでベトラに告白。手製のマフラーをプレゼントした。ただし告白が成功したかどうかははっきりとしていない。(第百三十七夜)そのファッションから影では『一人パリコレ』と言われている。(第百四十一夜)

草壁アヤ

3年生。可愛らしい顔立ちにくりんとした大きな丸い目が特徴で、そのままアイドルグループに所属してもそれなりの人気を得そうな顔立ち。10月をもって同好会を引退。自転車に乗れない。(第六十夜『純真』)高校受験はせずタレントを目指す。とはいえ成績は優秀。時計はフランクミュラー。大家族で父と母は共に55歳。35歳の長女、32歳の長男、29歳の次男、27歳の次女、21歳の三男がおり、アヤは両親が40の時に産まれた。末っ子の為猫可愛がりされている。処女喪失は最低の思い出。女友達がおらず、また男も容姿だけ見て接近してくるので若干人間不信気味。堂坂公園でレイプされかかるがたまたま覗いていたユウジロウに救われる。(第六十二夜『障壁』)オーディションに落ち続け悲嘆していたところ、福井宗一郎の霊と出会い、その才能を認められる。専門的な訓練をしたわけではないが驚異的な声量を持つ。(第七十八夜『才能』)中学卒業後のデビューは決定。大型新人としてのデビューとなる。ファーストシングルは『アイコノクラズム』デビュー発表当日まで全て秘匿されている。兄弟も知らない。三男は軽子沢中学卒業生。(第七十九夜『賢しらな羊』)悪魔化した『内調』3人に犯され、膣内で射精される。デビューは不可能と絶望した彼女は助けてくれた的場リュウジに自分を殺すことを依頼。死亡。(第九十九夜『死んだ男の残したものは』)かなりの演技派でもある。(第百十一夜)毎晩深夜ラジオを録音したテープを聴きながらのおよそ10キロのウォーキングが日課。好奇心旺盛でホームレス、宮木ジュンゾウの小屋にも入っている。彼の娘ミヨコに似ているらしい。(第百二十一夜)岡崎リョウコとは小学校低学年の頃からの付き合い。(第百二十二夜)散歩の途中、人型のもんじろーを出会い、徳島家を訪れている。もんじろーという名前から徳島剛三ホモ疑惑の疑念を強めている。(第百四十二話)

木下サエ

3年生。男子とも女子とも仲良くなっていけそうなサバサバした快活な女性で、『近所にいるちょっと美人なお姉さん』といった風情。10月をもって同好会を引退。トオルとつきあっている。(第五十六夜『花と騎士と』)トオルのことを『霧原』と呼ぶ。アカネから勉強を教わるため山形家にも出入りしている。(第六十九夜『美草』)将来は特に考えておらず、高校も無理せず自分の今ある学力の所へ入れればいいと思っている。美形であるが、中性的な顔立ちと、170センチ超ある長身が気に入らないらしく、自分の評価では『サムライ顔』。『宝塚』という言葉が少々トラウマになっている。(七十三夜『忘れ物』)普段は男子とやりあうほどの勝ち気だが、トオルに責められマゾに目覚める。(第七十五夜『引き潮』)テクノやユーロビートなどダンサブルな曲を好む。(第八十六夜『追憶ノート』)初めて手にした銃で平然と人を撃てることから、適正職業は『暗殺者』とリュウジに判断される。(第八十七夜『荒療治』)面倒なので相当重要なメール以外は返さない。返しても必要最低限の文言に限られる。恋人であるトオルともしない。(第九十五夜『再生』)悪魔化したケンシロウの下半身となったリョウコを救い出そうとするが一撃で首を飛ばされ死亡。(第九十九夜『死んだ男の残したものは』)猛り狂った山形アカネに半ば無理矢理レズ行為に及ばされた。(第百六夜)ベトラの本名を一度聞いただけで見事に発音してみせるなど、聞いた音をそのまま発音する技術に長ける。よって意味は分からないが英語の歌を完璧な発音で歌いこなすなどすることができ、また実はモノマネが上手い。(第百十三夜)運動神経は今と変わらず良かったが、小学三年生の頃までは内気で恥ずかしがり屋。運動会などになると人前で走ることがいやで、そう思うと何故か必ず天候が崩れていた。正義感が強いが、誰の影響なのか古いヤンキー言葉らしきものを使うことがある。(第百三十二夜)それらはどうやら、福岡ユウコの影響らしい。いじめが横行していた小学二年生の頃、つい自分がいじめられたくない一心にいじめに参加してしまい、自己嫌悪に陥っていたところ、たまたま『愚麗死威』総長時の福岡ユウコと邂逅。強くなるにはどうしたらよいかと質問し、子供が不良の集まっているところに一人でやってきて声をかけられるだけ強いと、何もせず最強の称号を得て、その後は不良を主人公にした漫画などを読みふけり、男気や仁義といったものを学ぶ。本人はそのことをよく覚えていて、入学以来福岡ユウコに毎年年賀状を欠かさず出している。(第百四十八夜)

雪野カエデ


井上マユ(第三十六夜『紅蓮栄華』、第六十八夜『真白』)

2年D組。『悪魔召還の法』に掲載されていた方法で呼び出した奇妙な悪魔によって魅了され、焼け死んだ。担任は福岡先生。尾藤ケンサクによれば生前つきあっていたことになっているが詳細は不明。(第六十八夜『真白』)

伊藤シンジ(第三十四夜『砂の楼閣』、第三十六夜『紅蓮栄華』)

2年生。幽霊部員。

加藤ケンゴ(第三十四夜『砂の楼閣』、第三十六夜『紅蓮栄華』)

2年生。幽霊部員。

霧原トオル




新生オカルト同好会=軽子沢調査隊


雪野カエデ

1年生。唯一の1年で存在も地味だが3年と対等に渡り合っている。小学生の頃地方都市から引っ越してきていじめられた経験がある。そんな中、この世のありとあらゆる物に宿る『ヤオヨロズ』と会話、使役する能力を得る。この能力は代々伝わるもので、祖母から使役をしてはならないと告げられていたが、イジメがエスカレートし殺されかかった際に使役。相手を死に至らしめている。『ヤオヨロズ』のことをカエデは『妖精さん』と呼ぶ。ヤオヨロズはそれぞれの物体に宿っていながら、全体で一つでもあり、地球の裏側の物体の『ヤオヨロズ』と会話することも可能。『ヤオヨロズ』の勧めでオカルト同好会解散後吹奏楽部へ。(第五十九夜『付喪神』)パートはサックス。(第六十三夜『走馬灯』)身長は150センチない。(七十三夜『忘れ物』)『軽子坂調査隊』メンバー。(第九十五夜『再生』)また同隊の名付け親であることから隊長でもある。UFOやUMAなどより怪談や心霊写真の方が好き。(第九十六夜『倨居(うつい)』)悪魔化したケンシロウから逃げるためサヨリと行動を共にしていたがサヨリを目前で殺され、怒り狂い『ヤオヨロズ』を使役。ケンシロウを倒しかけるがリョウコを人質に取られる形となり、ケンシロウに食われた。(第九十九夜『死んだ男の残したものは』)『軽子沢警備隊』として大殺戮を食い止めた。(第百一夜)最近になって携帯電話をやっと買ってもらったらしい。(第百二十三夜)『無限世紀おとめ組』ファン。(第百二十八夜)新生オカルト同好会結成後も、吹奏楽部に所属している。よって発表会などが近づき、吹奏楽部の練習日が増えるとそちらを優先する。(第百三十三夜)どこからか最新の心霊スポット情報を仕入れるなど、オカルト方面に関してはかなりの地獄耳の持ち主。また霧原トオルでさえ怖気づいた幽霊に接近しふれようと試みるなど好奇心が強くそれなりの勇気も持ち合わせている。(第百四十一夜)

霧原トオル(第四十夜『塗炭』~)

2年生。マユ死亡後、存続の危機にあった同好会に突如入部。美男子でニヒルでクール。そのかっこよさは福岡先生も認めるところ。触れた人間の思考、記憶、心を読み取る能力を持つ。姉。リエがユウジロウに犯された上に自殺しており、復讐の為の接近だった。自分と同じ目に合わせる為、アカネを犯そうとするが失敗。アカネに刺されるが、アカネに恋心を抱いてしまう。両親ともにそれぞれ会社の経営者。好きではないがイラストが上手い。祖父の名はテツザン。祖母の名はアヤメ。(第五十一夜『雪解』)サエと付き合っているがどう接していいのか悩んでいる。初体験もサエと果たすが、その能力からサエの快感が自分に流れ込んできてしまい失敗した。(第五十八夜『愛情と希望と』)通常ならば問題ないが、強い感情や激しい想いを持つ者に触れると勝手にその意識が流入してしまい昏倒しそうになる為右手にだけ手袋を着用。左手は鈍感なので素手。(第六十九夜『美草』)自宅にはネコがおり、父の愛車は日産エルグランド。父はダンディズム溢れる紳士である 。(第五十五夜『彼岸峠』)次第にサド性に目覚めつつある。(第第七十五夜『引き潮』)長野県の山を所有しており、祖父や祖母がくらしていた洋館があり幼い頃はよく遊びに来ていた(祖父と祖母は小学校に上がる頃に逝去)。リュウジとは一年生の時の同級生。地元で霧原家は名士として知られ、『霧原』が古い地名としても残り、また地酒としても同名のものがある。多数の小作人を抱える庄屋だった。7家族の小作人同志がどういうわけか殺し合い一晩で7家族40名余りが死んだ話が山に伝わっている。リュウジに口を犯された。(第八十七夜『荒療治』)『軽子坂調査隊』メンバー。(第九十五夜『再生』)大殺戮当日学校を休んでいたが、ユウジロウの念を受け、編集室の自爆スイッチを押す。生死不明。(第百夜『風の子守歌』)ベトラを家に泊めた際、風呂の入り方を丁寧に説明したり、着替えを用意したりとかなりまめに面倒を見ていた。(第百十三夜)自宅ではお手伝いさんを雇っているが、以前は毎日来てくれたが、最近は3日に一度程度しか来ず、掃除と洗濯をして帰ってしまう。トオルが学校に行っている間にそれらの作業は終わってしまうので顔を合わせることはほとんどない。両親からは食費として一日につき5000円もらっていて、それとは別に月1万円の小遣いを渡されている。また携帯代やインターネット通信料などは親の口座から引き落とされているらしい。食費が一日5000円かかるはずもないのでトオルはそれを自由に使っているが、200万円以上の貯金がある。余った食費でゲームなどを買うが、親はゲームに対し否定的な感情を持っている為、ゲームは溜めず、クリア次第売ってしまうか、知人にほとんど譲渡する形で貸し与えてしまう。また山形家で夕食を食べさせてもらうこともあり、その時には5000円を丸々アカネに渡し、彼女もそれを受け取っているようだ。おっとりした性格が災いしてアクションゲームは苦手。ただしロールプレイングゲームやパズル、シミュレーションゲームは得意。同じB組の電算機同好会所属、富山ハジメからゲームの情報などを仕入れている。(第百三十一夜)突然自宅がクリスマスパーティの会場となり、大人数に押しかけられるが全く面倒くさがりもせずピザ屋と交渉するなどやはり面倒見はかなりいい。(第百三十七夜)サヨリの部屋を訪れた際、彼女の白い生足に興奮したり、恥らうサヨリに興味を持つなどしているがどれほどの感情なのかは不明。(第百四十一夜)祖父や祖母の影響か老人の相手は得意。欲はそれほどなく、星が降るところを見たがるなどロマンティストな面もある。(第百五十一夜)

サヨリ(第八十九話『観察』、第九十五夜『再生』)

2年B組生徒。本名は山田サユリ。生まれつき色素が薄く、色白、赤毛に赤い瞳を持つ。そんなことから人の目につきやすく、人の視線を嫌い、いつの頃からか人の視線が見えるようになる。それを避けることによって透明人間のように振舞うことが可能。また自分の名前がありきたりなことを嫌い、仮名で通している。現在軽子沢中学には『サヨリ』という名の生徒はいない。様々なことに詳しいようだがその正確性は不明。また『確率』に興味があるらしく、カエデを前にし椅子に座り、話しかけている間はいいが黙ってしまえば生きている確率は何%か?と問いかけたきり姿を消す。(第八十九夜『観察』)生死不明だったが、通常に登校していたらしく、あくまでカエデの死角に入っていただけだったようだ。新生オカルト同好会設立の話に興味を持ち、参加。『軽子坂調査隊』メンバーとなる。(第九十五夜『再生』)時折、自分が『さまよえるユダヤ人』=『アハスエルス』であるかのような言動をし、死にたがっているような素振りも見せるが、真偽不明ながら確かに死なない。両親はいないようで、一人古びたアパートに暮らす。電気もガスもなく、小さな机とベッドしかない部屋に住んでおり、全身に虐待を受けたような傷や火傷が無数にある。それを隠すためかロングスカートを着用している。(第九十六夜『倨居(うつい)』)悪魔化したケンシロウに自ら挑むが、死角がないケンシロウに左腕をもがれ敗れる。(第九十九夜『死んだ男の残したものは』)『軽子沢警備隊』メンバーとして大殺戮を食い止めた。特にやることがないととりあえず貞子のふりをするなどひょうきんな面も見せる。(第百一夜)欲望に忠実な人間は素直で扱いやすいので好きらしく、同じ理由で須藤アリサの自殺を助けた。アリサとは小学生の頃の同級生。(第百五夜)私服はあまりないのか基本的に休日でも制服でいるが、『都内だから』という理由でなぜか雪女のような白い着物を着てきたことがある。しかし恥ずかしいのか死角にばかり入っており、何がしたいのかよく分からない。彼女曰く『ファッションは自己満足』また『ネオ・ゴーストさま』などという怪しげな行動も見せる。(第百九夜)岩倉ヒョウゴをゴーレムだと見破り、更に、『ゴーレムを見るのは久しぶりだ』という言動をしまた扱いも知っているようだが詳細は不明。彼を肉まんの形にし、頭に乗せて誘拐しようとするが逃亡される。(第百十六夜おまけ)アパートには風呂とトイレが一応ついている。床はフローリング。家賃は24000円。時折自分に殺される悪夢を見る。相当恐ろしい夢らしく、夢で受けた傷は何故か起きた後にも確認できる。また生理はないらしく下着も普段身につけていない。普段部屋に鍵はかけない。(第百二十六夜)現在も公式には吹奏楽部に所属。貧しいせいか食べ物をもらうと嬉しそうにするがプライドが高いのか、欲しいとも言わないし、礼も言わない。ただ相手がくるように仕向けるのが得意。人心を操る術に長けているようで、先の食べ物の例と同じように、聞き出したいことを遠まわしにさり気なく聞き出すことなどが得意なようだ。実は色白なことも含めて、須藤アリサをもってして『綺麗』と言わしめる美形。目鼻立ちが整っている。優しいのか冷淡なのかよく分からず、恋愛の相談にのっていると見せかけて途中で帰ってしまったりする一方、恋に破れた須藤アリサの面倒を一晩中見るなどしている。しかし何をするわけでもなく一緒にいてくれるだけである。(第百三十三夜)人の恋愛に興味があるらしく、岡崎リョウコがベトラに告白する際も死角から覗いていたり、須藤アリサと的場リュウジがクリスマスの晩二人きりになれるようセッティングするため、雪野カエデを取り押さえたりと一応協力的でもある。ただどういうつもりなのかはよく分からない。またベトラを見て人間と視野が違うと宇宙人と認めている。(第百三十七夜)彼女のことを余り知らない者からは変わり者だと思われ余り相手にされていない。(第百三十八夜)アパートの部屋は道路に面していて、すぐ外に外灯が立っているので夜中でも部屋が暗闇になることはない。ただし室内は外から丸見えである。その為まどにはレースのカーテンがかけてある。警戒心が強く、直情的な反応(熱がる、痛がるなど)を人に見られることは彼女にとって大変な恥である。服を持っていないことについては様々な知人に気にされているらしいが、好みの問題やサイズの問題があり解決には至っていない。草壁アヤにゴスロリが意外と似合うのではないかと言われている。また雨に濡れるのが好き。傘は持っていない。(第百四十一夜)『毒入り御神酒事件』に関与。軽子沢中学唯一の被害者。致死量の4倍(御神酒4杯)を飲みながらも腹痛で済んでいる。(第百四十四夜)保険証を持っておらず、またペニスを受け付けられない身体でもあるらしいが、霧原トオルの初夢の中での出来事なので定かではない。(第百四十六夜)

須藤アリサ(第五十七夜『陰の宴』、第八十一夜『衆合地獄』、第百五夜)

2年生。現テニス部主将。ユウジロウの陰行流艶術『止め抑え』により女の悦びを失った。その後も売春を続けるが上手くいかず、某私立大生と軽子沢中女子学生との合コンを企画。女子学生を酔わせ持ち帰った者から五万円を取るという悪質な商売を始めたが、新聞委員会に嗅ぎ付けられた。性病にかかり現在療養中。(第八十一夜『衆合地獄』)しばらく不登校の状態が続き、久しぶりに登校するも、悪事が露呈しておりいじめられ、電車へ飛び込み自殺を試みるもサヨリに救われる。サヨリとは小学校が同じ。(第百五夜)自殺未遂後、それぞれに謝罪し、自戒して普通の中学生らしく生きる道を模索する最中、同じくテニス部出身でやはりイジメを受けていた若山ユイの生霊に殺されかけ、更に彼女の死に遭遇。『軽子沢調査隊』に正式入隊する。(第百十四夜)当初、ユウジロウを怨んでいたようだが自殺の一件頃から和解したらしく、普通に会話も交わしている。(第百二十三夜)『軽子沢警備隊』の活動などで的場リュウジに始めて恋心らしい気持ちを抱き、告白に行くが、志賀マサトとの同性愛現場を目撃。幻滅しサヨリの部屋で一晩中泣き明かした。(第百三十三夜)霧原家でのクリスマスパーティの後、的場リュウジから告白され、それを受けている。その際フリーダムアームスミニリボルバー22LRを贈られている。(第百三十七夜)利き目は右。視力は両目ともに1.8。的場リュウジや志賀マサトから、護身術や銃の扱い、世界情勢などのレクチャーを受け、後に新聞委員会所属。センスは抜群に良く、250メートルのロングスナイプにも成功している。10年後は単身、スナイパーになっているようだ。またリュウジと肉体関係は結んでいない。(第百三十九夜)どこかは不明だが田舎があり、年末年始は帰省している。(第百四十一夜)しかし1月1日には的場リュウジと二人エクアドルへ旅立っているので、帰省というのは対外的な嘘の可能性が高い。(第百四十五夜)2007年1月初頭時点でかなりの観察力と戦闘力を有している。(第百五十夜)細身で角張ったジバンシーのライターを使用。セーラムライト愛好者。



新聞委員会


的場リュウジ(第六十五夜『真偽』、第六十七夜『適者生存』~)

2年C組生徒。新聞委員会委員長だが、周囲には『編集長』と呼ばせている。14歳にして無精ひげ。校内でも咥え煙草(火は着けていない)二十台半ばにしか見えない。肌は黒く、オールバック。普段は眠そうな目をしている。通称『スネーク』小学二年生時、戦場カメラマンの父親をエチオピア-エリトリア紛争で失い、以来自分も父と同じ道を目指す。愛用のカメラは父親の形見のニコン。中学一年生の時南米の麻薬地帯を取材。シンジケート間の銃撃戦に巻き込まれ左耳の一部がない。その時の取材結果を夏休みの自由研究として提出。教師らを驚かせる。そのような事情からサバイバル技術や応急処置などに詳しく、村野マユミによるユウジロウ刺傷事件の際にはユウジロウを救う。ユウジロウとは自殺、復活事件以来の仲。国内外問わず事件とあれば飛んでいく為ほとんど学校にいない。しかし全て校内新聞の取材という名目になっている。入学直後に新聞委員会に入り、三年生の委員長のスキャンダルを暴き会から追い出し、そのまま自分が委員長の座についた。更に活動実績のない自転車部を校内世論を扇動し廃部に追い込み、開いたクラブハウスの一室を『編集部』として占拠。勝手に電話を引き、酒にタバコとやりたい放題。警視庁、警察庁は元より、CIAやモサドといった世界中の諜報機関、報道機関と太いパイプを持ち、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、アラビア語、ポルトガル語を話す。バイセクシャル。何事にも動じない精神を持つが幽霊やお化けの類だけは苦手で泣く。銃器の取り扱いにも慣れていて、普段からベレッタの9ミリピストルを所持。酒はバーボン『ノアズミル』、音楽はクールジャズを聴く。神出鬼没で至るところに現れる。松ヶ森でシュウイチを犯しながら撮られた写真に心霊が写りこんでおり処分に困っていた。(第六十七夜『適者生存』)また、独自に様々な訓練もしており、テロリストに誘拐され見知らぬ場所に取り残された場合などを想定した訓練の最中、亡霊と化した老夫婦と出会い成功直前にギブアップ。(第八十三夜『二つの骸(むくろ)』)リュウイチという兄がいる。(第八十四夜『諧謔』)トオルとは一年の時の同級生。(八十六夜『追憶ノート』)食欲旺盛で、『たらふく飯を食った奴が最後まで生き残る』という父の教えを忠実に守り、人の3、4倍は食べる。食事の際には必ずアルコールも同時に摂取し、給食の際も同様であるが見逃されている。またアカネの入浴を覗こうとしてサエに殺されかけた。一方でトオルの口を犯した。(第八十七夜『荒療治』)尊敬している父親を馬鹿にされると逆上し、警告はするが無視をすれば殺すことさえいとわない場合がある。(第九十六夜『倨居(うつい)』)悪魔化したケンシロウをいいところまで追い詰めるが、実は『内調』だったシュウイチに撃たれ死亡。同時にシュウイチを殺害。(第九十九夜『死んだ男の残したものは』)『軽子沢警備隊』メンバー。大殺戮を食い止めた。(第百一夜)不治の病を患う藤谷ユミと渋々ながら動物園でのデートをするが、これが生涯初のデートであり、また初恋にもなった。その際、カバと二人との写真を求めた彼女の為、ニコンを通りすがりのカメラマニアの中年男性に例外的に渡している。(第百七夜)母親と交際している鬼塚ケンシロウに『リュウジくん』と呼ばれることがいやらしい。(第百九夜)知らずにUFOをアンチマテリアルライフルで撃墜した。(第百十夜)当初、子供向けの怪談ですら泣いていたが、稲川淳二の本を読んでも一応平静を保てるほど幽霊に対する耐性がつきつつある。(第百十五夜)また実は可愛い物好きでドラえもんとクレヨンしんちゃんは毎週欠かさない。(第百十六夜おまけ)12月半ば、母は鬼塚ケンシロウと入籍。しかし養子縁組届は出さず、的場姓を守る。また結婚式にも出席せず。(第百十九夜)非難訓練に際には、滅茶苦茶な訓練を企画し、それを自ら『軽子沢中学校名物最も本格的な避難訓練』と呼称する。(第百二十夜)幽霊嫌いはほとんど克服できたらしい。(第百二十三夜)しかし屈指の心霊スポットとして有名な廃ビルの潜入。幽霊がいると思われる部屋にも入るが哀れみを覚え彼なりに手厚く供養した。しかしビル自体が二週間前に取り壊れていたと知り失神している。怪談本、心霊写真集、ホラー映画はもう大丈夫らしい。最も苦手なことは『愛想笑い』(第百二十九夜)『軽子沢警備隊』再結成時、銃器を所持していることを口止めしてところ、今まで触れたことのない現実に目を輝かせた須藤アリサに一目惚れした。藤谷ユミの際もそうだが、素直な目をした女性が好みらしい。その際には取材に出かけることもできず、編集室で黙って過ごしていた。また須藤アリサに恋をしたことに対して、藤谷ユミの写真へ許可を得るなど恋愛に対しては律儀なようだ。また性欲と食欲を満たすものだけは全て無駄にしたことはない。(第百三十四夜)クリスマスの晩に須藤アリサに告白。成功した。(第百三十七夜)しかし告白の目的はあくまで須藤アリサを自分のバックアップパートナーにすることでもあり、銃の取り扱いから世界情勢などを半ば強制的に学ばせた。また彼女に肉体関係などは要求していない。自己防衛ながら十数名の人命を奪ってもいる。(第百三十九夜)事件や事故といった取材対象に対してはあくまで傍観者でありジャーナリストである。加害者側にも被害者側にも肩入れすることはなく取材に徹する。ジョンストン警部曰く、イレギュラーな存在であり、逮捕するなら100万ドルの保険をかけろ、とのこと。その真意はよく分からないが、世界中でもかなり名は知られており、また恐れられると同時に厄介者として扱われていることが伺える。(第百五十夜)タバコは何でもいいようだが基本的にセブンスター愛好者。マッチを愛用。

長野シュウイチ(第六十七夜『適者生存』~)

2年生。新聞委員会所属。委員長である的場リュウジが校内の事件にほとんど興味を示さない為、校内の記事を主に担当。松ヶ森において的場リュウジに犯される。華奢で、ひ弱。しかし校内で起きている事件に関してはリュウジ譲りに鼻が利く。(第八十一夜)信頼されたのかどうなのか、龍神湖畔におけるバリゴン捜索の際に、22ロングライフル弾2発を使用するフェーザー・モデル・ガーディアンエンジェルを授けられる。とは言えリュウジいわく『威力はハナクソ程度』(第九十一夜『真剣勝負』)実は『内調』の『九』であり、悪魔化した。リュウジからもらったフェーザーが手首から先に直接ついている形に変形。マサトを殺害。リュウジとは相打ちで死亡。(第九十九夜『死んだ男の残したものは』)校長と的場リュウジの母がラブホテルに入っていくのを目撃してしまった。(第百二夜)相当リュウジを尊敬しているようで、彼を守る為に銃を向け恫喝し、更に威嚇射撃する一面も。全クラスの時間割が頭に入っている。(第百十五夜)『内調』であることに間違いはなかったが、実際『内調』とは運動神経のいい生徒を集めただけの集団だった。陸上部所属。短距離走では全国クラスの俊足の持ち主。(第百二十三夜)

志賀マサト(第六十七夜『適者生存』~)

2年生。新聞委員会所属。的場リュウジに心酔している。的場リュウジの父の形見であるニコンを触ることを唯一許されている人物。リュウジから授かったデトニクス45を所持。ホモセクシャル。ロシア式合気道システマをマスターしている。日本一の巨根の持ち主。しかも硬い。事件が起こるまで待つリュウジに対し、解決できることならばまず解決してしまう正義感の持ち主。その辺りで二人の意見は食い違っている。(第八十一夜『衆合地獄』)悪魔化したケンシロウを攻撃するも『内調』だったシュウイチに殺害される。(第九十九夜『死んだ男の残したものは』)『軽子沢警備隊』メンバーとして大殺戮を食い止めた。(第百一夜)避難訓練の際にはテロリストに扮し、徳島教頭を犯した。(第百二十夜)小学生時代6年間いじめられ続けた意外な過去がある。(第百二十九夜)酒、煙草はやらない。またホモセクシュアルなりに相当悩みは深いらしく、ホモに対する偏見に対しては的場リュウジに対しても銃を向けている。基本的には『受け』であり自分よりたくましい相手に掘られたい願望がある。(第百三十四夜)須藤アリサにシステマを伝授した。自己防衛などの理由で8名を射殺及び撲殺している。(第百三十九夜)部屋はノートや資料などが乱雑に置かれ雑然とする。(第百四十四夜)また口調は割りとべらんめぇで、『○○野郎』など下品なアメリカ映画のような喋り方をする。

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最終更新:2006年12月09日 10:38