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男「幼、本当に平気か?」
幼「……うん」
男「痛かったら止めるから」
幼「そんな!?じゃあ何も言わないよ」
男「わりぃ冗談だ。俺ホントはもう我慢できない」
幼「男君……」

その日、私と男君は結ばれた。
いままでだって一緒にいる時間が長かったこともあり、心はずっと通じ合ってきたと思っていた。
だけど体の繋がりは予想以上に深く、より一層親密になれた気もした。
あれだけ男君に付きまとっていた女さんが、翌朝私たちの様子を見るなり教室から出て行くほどに。

女さんは朝出て行ったきりHRにも帰ってこなかった。
幼「それじゃあ、私は委員会あるから」
男「あぁ先帰っとく。それより…」
周りを見回し、教室の誰もが私たちに視線を向けていない事を確認してから、男君は私の耳元でささやく。
体のことと女さんのこと、その二重の意味を込めて「大丈夫か?」と。
不意に昨夜のことがフラッシュバックして体が熱くなる。
髪を撫でられ、唇を奪われ、鎖骨を舐められ、胸、おへそ、そして…。
幼「もう、あれだけしておいて男君はそんなこと言うの?」
小声で責めるように言うと、男君は苦笑いを浮かべて頬を掻いた。
私は後者のことを思い浮かべたくなかったから、早々に話を切り上げて手を振った。



幼「前回のプリントはたしか……ひっ!?」
委員会に向かおうと階段を下りる途中、背後に気配を感じて振り返ると、思い出したくもないあの人が居た。
女「あれ、いつもの強気はどうしたの?」
幼「と、突然だったから驚いたの!!」
違う、そうじゃない、私が驚いたのは能面の様な女さんの顔。
女「そっかぁ。でもね、ボクも突然思いついたんだ」
幼「一体何を…」
女さんは何も答えずに一歩ずつ近づいてきている。
それと同時に、得体の知れぬ恐怖に囚われた私は僅かに後退る。
大体よく考えたら表情なんて二の次で、彼女の行動理念を思うと、真っ先に男君ではなく私の所に来ること自体がおかしな事だ。
幼「きゃっ!?」
私の震える足は階段を正確にとらえる事が出来ずに、散らばったプリントを踏みしめて…




気が付いたとき、既にロープとテーブルによって手足の自由は無くなっていた。
余裕さえあれば、その時の私にもそこが体育館の用具室であることが分かったかも知れない。
しかし言うまでもなく余裕など微塵もなかったし、分かったところで逃げ出せる状況でも無かった。
幼「ちょっとなんなの、放して!!」
女「駄目だよ、もうボクのモノなんだから」
幼「え、じゃあまさか男君の事は諦めて私のこと…」
危機的状況を一瞬忘れて聞き返す。
女「ふふふ、何ワケの分からないこと言ってるの?」
ワケの分からない事を言っているのは間違いなく女さんだと思ったが、彼女が取り出したモノを見て言い淀んだ。
彼女の右手に握られているのは、以前ニュースでも話題に出たあの大きなナイフ。
その用途が私に自由を与えるモノでないのは確かだ。
女「男君はずっとボクのモノ。だから此処にあるのも!!」
私の髪の一部をナイフで切り取ると、恍惚として頬擦りをしはじめた。
幼「ひっ!?」
いつもにも増して異様な状況に言葉を無くす。
今度は髪を投げ捨て、私の唇に吸い付いた。
鼻で息をすることも忘れ、数十秒を恐怖と呼吸困難で埋め尽くされた。
女「やっぱりまだ男君の味が残ってる」
状況さえ違えば無垢な笑みと呼べた表情を浮かべ、私の制服を切り裂くと鎖骨を執拗に舐め始めた。
女「ここのも、此処のも、ココのも、全部!!」
幼「や、だめ、なんで…」
ようやく声を絞り出せた時には、女さんの目的が明確に理解できた。

彼女は私の体中に残る”男君”を奪い尽くそうとしている。




女さんが私のお腹に顔を当てているとき、もう私が身に纏っているモノはロープと片方の靴だけだった。
幼「あっ、やめ、もう!?」
危機に晒された時の方が子孫を残そうとして興奮する、そんな話を聞いたときはSMのような変態プレイを好む人達の方便だと思っていた。
しかし、私の体はその通りに働いている。
お腹から腰の辺りまでをゆっくり撫でられた瞬間、恐怖とは違う感覚が大部分を占めていることに気が付いた。
幼「はぁはぁ、あ…うっ…」
とうとう足の付け根まで女さんの手が伸びてきた。
途中から黙って単調作業を行うように私を舐め回していた女さんは、そこで躊躇うように止まる。
私は安堵したのか、はたまた焦らされていると感じたのかもう分からなかった。
女「ココは私には届かないんだけど…」
そう言って遠慮を知らないとしか思えない手つきで人差し指を入れられた。
私の思考を止めるには充分すぎる刺激が送り込まれる。
幼「あぁ…!?」
跳ねるように腰が浮き上がり、それでも女さんは手を休めない。
女「ちょっと、動かないで」
満足のいくまで私の中を掻き回すと嬉しそうに指をしゃぶり始めた。
それを両手で交互に行い、入れる指が3本にまで増えた頃には、私も体力が限界に近づいていた。

女「流し出せばいいのかなぁ?」
私にはもう聞こえていても意味を理解する程に頭が回らなかった。
足をしっかりと開かれ、“そこ”に女さんが口を当てているという事だけを認識していた。
お腹に衝撃が走るまでは。
幼「あぐっ!?」
顔で腰を押さえつけるようにして、お腹をもの凄い強さで殴りつけられている。
口を金魚の様にパクパクさせても酸素が肺に供給されない。
ただ下半身の力が一瞬緩み、女さんの望みが達成されたのみだった。
女「ふぅ、じゃあ最後は…」
携帯電話を握りしめた女さんは優しく笑いかけてきた。
例えるなら保育園の先生が子供達に向ける顔。
そんな表情のまま何処かに電話をかけている。
女「男君?あ、ちょっとまって切らないで。幼さんが何処に居るか知りたくなった頃じゃない?」
辛うじて呼吸を整えたばかりの私にも認識できる単語が出てきた。

“男君”


そうだ、いつの間にか電気がついている。
外が陰らないと電気が通らないのに……もう夜になってたんだ。
心配してるだろうな。
女「ううん、ボクは全然怒ってないよ。だって男の子も道具を使って欲求を解消したりするって知ってるから」
男君と何の話をしているの?
女「でもね、男君のモノは全部ボクが受け止めてあげたいんだ」
もう私は貴方の望むモノを何も持ってない、だから許して。
女「道具って自分でちゃんと処分しないといけないんだよね」
ねぇ、何を言ってるの?
女「うんうん、分かってる。じゃあ返してあげるから自分で処分してね。違うって、別れるとかじゃなくてね…」
半端な内容のまま切った?
その証拠に女さんの手の中で携帯がバイブで揺れている。
近づいてくる、開放してくれるの?
女「じゃあね、最後は男君の手で」
揺れ続ける携帯を私の中に押し込む。
幼「いやぁぁぁぁぁ!?」
止まない携帯が、限界にきている私をいたぶり続ける。
女さんは、まだあの優しい笑みを浮かべたままで、外から用具室の扉を閉めた。