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空気読まずに投下



甘い臭いがする
意識が倒錯しそうなほど甘ったるい臭い

「もう君は私のものっ」

もうずっと聞かされてきた声がする
全身の熱が逃げ場を探して暴れ出す

男「ぅ…が…」

暗い…狭い…そしてむっとした湿気

「やぁっと起きてくれた」

思い出すのを脳が拒んでいる
今まで何があったのか…
今どこにいるのか…
今誰といるのか…

「ねぇ
これで私たちずぅ~っと一緒だね」

やめてくれ
そう叫びたくても口が開かない
カラカラの喉からは掠れた音だけが漏れてくる



「三日も起きないから心配しちゃったなぁ~」

三日…あれから三日経ったのか
思い出したくない記憶を引っ張って思い出す
あの日…初めて女の部屋に行ったのが最後の記憶
「そぉだよぉ?
私の部屋に入った君はぁ」

そうだ…確かココと同じような湿気で同じような臭い…
誰かに…いや女に後ろから口に何かを当てられて…

男「うっ…」

頭が痛い…
この三日に何があったのか分からないがとにかく身体がだるい

「水は飲ませてあげたけど…もちろん口移しでね
ご飯は食べられないみたいだったからあとでいっぱいあげるねぇ」

助けを呼ぼう
脳の隅ではそんなことを考えつつも
何故か諦めが勝っている


「ねぇ…私たちもう家族よねぇ?」

何を言ってるんだこの女は…
こんなことしようものなら警察にでも

「警察は嫌いよぉ?
そんなこと考えてるうちはここから出してあげないんだからぁ」

こっちに来るな!
頼むからこれ以上何もしないでくれ!
叫びたくても叶わない

「そんなに出たいなら…
出してあげてもいいけどぉ…」

男「ぁ…ぅ…」

「ねーぇ
私に子供をちょうだい」

無茶だ!
こんな女と繋がるぐらいなら死ん…

「死ねとか逃げるとかぁ
そーゆーこと考えられないでしょう?」



女の言うとおりだった
多分この湿った甘い臭いは変な作用でもするみたいだ

女「ねぇ…もうここから出たら生きられないよぉ?
依存性もあるんだぁ」

最悪だ

女「だからぁ
諦めて私のものになってよぉ」

女の…ものに…

女「毎日好きなだけ寝て毎日好きなだけ遊んで毎日好きなだけいやらしいことしましょ」




また頭が倒錯してきた…

女「これからずぅ~っとずぅ~っと
一緒にいようよぅ…」

甘い…声
潰れる…体
溺れる…理性
流される…意識

もうどうでもいい

女「うふふっ
これでやぁっと家族だねっ」

これでいいや
もう…これで



書く側神経使うなこれ…