暑苦しい漢たち・続き
【
ロンシャンの寝室】
ロンシャン 「うおぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
イバン♪ 「どうしました?
ロンシャンさま!」
ガバッ!
ロンシャン 「はあ、はあ・・・・・。」
イバン♪ 「いったいどうしたんです?
ロンシャンさま?」
ロンシャン 「夢を見ていた・・・・。」
イバン♪ 「どんな夢ですか?」
ロンシャン 「すごく楽しい夢だ。僕の子どもが生まれて、その記念に武闘大会を開催する夢・・・・。」
イバン♪ 「それは、夢です。
ロンシャンさま。」
ロンシャン 「でも、その前に謎の軍団に僕のポケモンが襲われて・・・・。」
イバン♪ 「それは現実です。」
ロンシャン 「そうか、僕の夢と現実が入り乱れているんだな・・・・・。」
イバン♪ 「そうです。だから、夢のなかで起こった出来事は、現実では起こってないんですよ。」
ロンシャン 「そうか。それで安心した・・・・。」
イバン♪ 「だから、お互いに気にせずパラレルワールドを楽しんでください。」
ロンシャン 「そうか。じゃあ僕はもう1回寝るよ。また、あの楽しい夢を見たいんだ。」
イバン♪ 「そうですか。では、おやすみなさい。」
ロンシャン 「うん。おやすみ。」(-_-)zzzzzzz
【快速軍アジト】少し時間が戻ります。
おくう♪ 「しくしく・・・・・・・。」
ヤマトジ 「すまなかった・・・・。」
おくう♪ 「痛かったんだから・・・・・。」
ヤマトジ 「羽根を1本抜いただけじゃないか。」
おくう♪ 「1本でも痛いものは痛いの。それいちばんお気に入りの飾り羽根だったのに・・・・。」
ヤマトジ 「すまん。すまん。」
おくう♪ 「もう。・・・・・で、あたしの羽根をどうする気?」
ヤマトジ 「ああ。焼き鳥と一緒に
女王のとこに送りつけるのさ。」
おくう♪ 「やめといた方がいいんじゃない・・・・・。」
ヤマトジ 「俺たちはアンフェアな闘いはしない!これは
女王への宣戦布告さ!」
おくう♪ 「ふん。好きにしたら。一応警告はしたからね。」
(・・・・・あんた、暴走した
女王様の恐ろしさを知らないんだから・・・・・)
ヤマトジ 「はははは。俺たちフェアな快速軍だぜ!ファイアーーーーーー!!!!」
おくう♪ (あち、だから火を噴くなって)「って、あれ?あれ?
サムソンがふたりいる?」
バラン 「俺は、
サムソンじゃない。俺の名は
バラン。」ムキ
アドン 「ボクの名前は、
アドン。」ムキ
バラン・
アドン 「3人併せて
サムソンブラザーズスリー!」
おくう♪ 「ちょっと、自己紹介はいいけど、いちいちムキムキポーズとらないでよ!」
バラン 「それは無理な注文だ。」ムキムキ
バラン 「だってボクたち3兄弟は。」ムキムキ
バラン・
アドン 「ホモだからさ。」決めっ!
おくう♪ (・・・・・ううう。暑苦しいのに寒イボ立った・・・・・・・・)
ヤマトジ 「はははははは。♂♀の好みなんて人それぞれだぜ。ファイヤーーーーーー!!!!」
おくう♪ 「で、
ヒヒンはともかく、どうして
クロフネやこの人たちがここにいるの?」
ヤマトジ 「ははははは。それはこいつらが相当の実力者だからさ。
クロフネなんかひとりで
R団を壊滅させたんだぜ。」
クロフネ 「へへん。」
ヒヒン 「ひひん!」
おくう♪ (それ違うと思う。)「で、あたしは、これからここにいてもいいわけ?」
ヤマトジ 「ああ、ぜんぜんかまわないぜ!ファイヤーーーーーー!!!!!!」
おくう♪ (あちっ)「あたし、
女王様から、ここの様子探ってくるよう言われてるんだけど、それでもいいの?」
ヤマトジ 「ぜんぜんかまわないぜ!俺たちはフェアだからな!ファイヤーーーーーー!!!!」
おくう♪ 「じゃ、あたしの好きにさせてもらうからね。」
【女王の居城】時間が少し進みます。
はるか♪ 「
おくう♪ちゃん!
おくう♪ちゃん!」
チコ♪ 「あいつらひょっとして・・・・・。」
はるか♪ 「きっと、
おくう♪ちゃんを焼き鳥にして食べちゃったのよ!」
チコ♪ 「そ、そんなひどいことを・・・・・・。」
はるか♪ 「あいつら絶対許さない!今からミサイルぶち込んでやる!」
チコ♪ 「ちょっちょっ!!!!戦争でも起こす気ですか!!!!やめてください!!!」
はるか♪ 「あっ!・・・・・あたしミサイルなんて持ってなかった。」
チコ♪ ずこっ!
はるか♪ 「もっと、別の手で目にもの見せてやる・・・・・。」
チコ♪ 「あたし、
おくう♪ちゃんに連絡とってみます・・・・。」
はるか♪ 「クイーーーーーール♪!!!!!」
クイール♪ 「
女王様!お呼びですかッポ?」
はるか♪ 「お呼びです!今から緊急であたしを模したロボットを作りなさい。」
クイール♪ 「
女王様のアンドロイドですかッポ?」
はるか♪ 「そ。できる?」
クイール♪ 「がんばりますッポ!」
はるか♪ 「がんばってね。それから、オモイカネ!」
??? 「ガーン♪ゴーン♪」
はるか♪ 「あたしにマシン語なんてわかるわけないでしょ!実体化しなさい。」
ミヨヨ♪(
ドータクン) 「ハイ。ジョオウサマ。」
チコ♪ (・・・・・オモイカネは、コンピュータシステム。
ミヨヨ♪は、オモイカネが実体化したもの。立体画像みたいなもの・・・・・・)
はるか♪ 「
ミヨヨ♪、あんた見てたからわかるでしょ?」
ミヨヨ♪ 「ハイ。アンドロイドノズノウニナレト?」
はるか♪ 「そ。あたしの戦闘能力そのままプログラミングしてよ。」
ミヨヨ♪ 「カシコマリマシタ。」
チコ♪ 「あ!
はるか♪さん、
おくう♪ちゃんと連絡がつきましたよ。ぜんぜん無事です。
おくう♪ちゃん。」
はるか♪ 「あっそ。よかったね。」
チコ♪ 「「あっそ」って・・・・。」
(・・・・・・あっ!
はるか♪さん、目が真っ赤。怒りで我を忘れてる・・・・・・・)
はるか♪ 「あたしをコケにしやがって。目にものみせてやるんだから・・・・。あっそうだ!」
チコ♪ 「どうしました?」
はるか♪ 「
おくう♪ちゃんに「素敵な贈り物ありがとう。このお礼は、スペシャルフルコースでお返しします。」ってあいつに伝えるように伝えて。」
チコ♪ 「はい・・・・・。」
(・・・・・・・・
はるか♪さん暴走しちゃった。あたしもう知らない・・・・・・・)
おくう♪ 「あ、
チコ♪ちゃんから返信メールだ・・・・。」
ヤマトジ 「
女王様に俺の贈り物は気にいってもらえたかな?ファイヤーーーーーー!!!!!」
おくう♪ 「
女王様は、「
R団大武闘大会でお会いしましょう」だって。」
ヤマトジ 「はははははは。承知した。熱い漢の闘いが待っているぜ!!!!ファイヤーーーーーー!!!!」
おくう♪ (・・・・・知ーらんぴ・・・・・・)
ヤマトジ 「さあ、喜べ!!お前たちにもやっと出番がまわってきたぜ。ファイヤーーーーーー!!!!!」
クロフネ 「ひょっほーーーーーーー!!!!だいじしーーーーーーーん!!!!!」
ヒヒン 「ひひーーーーーーーーん!!!!」(うぎゃーーーーーーー!!!!)
バラン・
アドン 「うぎゃああああああああ!!!!」
ヤマトジ 「熱いぜ!熱いぜ!!!ファイヤーーーーーー!!!!!!!」
おくう♪ 「あたしスイカバー食べてくる・・・・・・・。」
<<暑苦しい漢たち・終わり>>
(2010.8.23up byはるか♪)
最終更新:2010年08月24日 00:38