【賢島(かしこじま)】
ドトウ「奴は・・・名将
ウエロクが更迭された後後釜に納まり、そこから急に
R団内でおかしな事件が起こり出した。今回の
ウジヤマダのクーデターもその一環、あまりに短期間の間で起こって不可解だったのでな」
カシコジマ「
ウエロク様が更迭だと!?
ウオッカ♪は形ばかりで実力などほとんどない、『形ばかりの大幹部』!何故そんな愚か者が
ウエロク様の部隊を掌握できたのだ!?」
ドトウ「おそらくは団長である
ロンシャンの心の乱れだ、あの名将が更迭されるような失態は確認されていない」
カシコジマ「だろうな。そう考えるのが妥当か」
ドトウ「その後・・・全てが
ウオッカ♪の仕業ではないにしても、不可解な事件は次々起こった!」
カシコジマ「!?」
ドトウ「
アベノバシが急に何者かに倒される事件を始め・・・、現
ウオッカ♪部隊での集団食中毒!さらには
ロンシャンの暗殺!!!」
カシコジマ「な、何!?
ロンシャン様が暗殺されただって!?」
ドトウ「まだ正確な情報や彼の安否は入っていない・・・、速報だったからな」
カシコジマ「流石に不可解だな・・・。私も久しぶりに出るとするか」
ドトウ「それはダメだ。お前はこの賢島の主。それに、頼みたいこともあるしな」
カシコジマ「何だそれは」
ドトウ「・・・私が持ってきた
その娘を預かっていて欲しい」
カシコジマ「はぁ?何故また」
ドトウ「さっきも言った様に、この娘は今
はるか♪の刺客に命を狙われている。だがこの通り今は貧血でダウン中だ。だから、お前に守ってもらいたくてね」
カシコジマ「そ、そりゃかまわんがな・・・」
リプレ「ちょっと、勝手に決めないでくれる!??何で私達がこいつと一緒に暮らさないといけないの!!」
ドトウ「誰が
カシコジマと一緒に暮らせって言ったお前」
リプレ「こいつは
R団の神官なのよ!?いつ裏切るか分からないわ!」
ドトウ「フン、お前に刃向かおうなんていうバカは誰も居ないさ。例えそれが神官でもな」
リプレ「ーーー!?それどういう意味よ!!」
ドトウ「すまない、私は本部へ戻る。その娘・・・
オシリアを頼んだぞ、
カシコジマ、
リプレ!!」
カシコジマ「おう、気をつけて帰れよ」
リプレ「ちょっとーーー!!!置いてかないでぇぇぇぇ!!!」
カシコジマ「まーお嬢さん、ウーロン茶でも飲も・・・ぐほぇ」
リプレ「気安く触らないでよ!あんたのこと信用したわけじゃないからねっ!」
カシコジマ「(ワーオ・・・
ドトウの言うとおりだ、こんなのに刃向かえば殺されるぜ)ところで、あいつと私が知り合ったきっかけを知っているか」
リプレ「知ってるわけないでしょ・・・」
カシコジマ「ここ英虞湾は真珠の名所でなー、あの真珠オタクはよく来たんだよ。そもそも真珠っていうのは勝手に出来るわけじゃなくてだなー・・・」
リプレ「・・・・ZZZ」
最終更新:2009年11月22日 15:49