大小の岩が一面に散乱しています

チョキン♪ 「うう……」(…俺は気を失っていたのか?…)
ハチ♪ 「大丈夫か?チョキン♪?」
チョキン♪ 「…ああ…ほかのみんなは?…」
タマ♪ちゃん 「ピーピキ!」
チョキン♪ 「…ヌケサク♪は?…」
ハチ♪ 「見あたらねえ…」
チョキン♪ 「敵は?」
ハチ♪ 「それも見あたらねえ…」

チョキン♪ (…思い出してきたぜ…)
 (…ようやくハチ♪が穴から抜け出られた…)
 (…そこにやつが岩なだれを打ってきた…)
 (…ヌケサク♪が岩なだれを受け止めてくれたが…)
 (…それでも受けきれなかった岩が俺たちを襲って来たんだ…)

チョキン♪ 「俺はどれくらい気を失っていた?」
ハチ♪ 「わかんねえ…実は俺もさっき目が覚めたところさ」
タマ♪ちゃん 「ピーピキ」
ハチ♪ 「この子もわからないらしい…」
チョキン♪ 「ヌケサク♪は…」(…ひんしのまま自分で立ち去ったか…)
 (…やつが連れて行ったか…)
 「…いずれにしても、ここにはもう俺たち以外誰もいない…」
 「先に進むぞ」
ハチ♪ 「おお…」
チョキン♪ (…イ♪よ…先に進んでいてくれ…)
 (…やつらは俺たちの侵入に気がついた…)
 (…ぐずぐずしていると体勢を整えられて迎え撃たれるぞ…)

<<つづく>>

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最終更新:2010年07月27日 15:14