【ここは空中庭園】

ヤマメ♪男鹿無道(エアームド)のふきとばしで吹き飛ばされてしまいました
イ♪ヤマメ♪を助けようと追いかけていきます

ヤマメ♪ 「きゃああああーーーーーーーー!!!」
イ♪ 「ヤマメ♪ーーーーーーーーー!!!」

チョキン♪ 「おい!ヤマメ♪イ♪!」
ハチ♪ 「あいつら2匹ともビルから落ちちまったぜ…」
チョキン♪ 「ああ…あいつらは、あいつらで何とかするだろう…問題はこっちだぜ…」

ヤマメ♪に替わって戦闘に引きずり出されたのは生まれたばかりのタマ♪ちゃんです

タマ♪ちゃん 「ピーピキ!」
ハチ♪ 「あいつ、いまにも泣き出しそうだぜ…」
チョキン♪ 「ステルスロックを撒きやがったから、岩が食い込んで痛いんだ…」

一方、こちらはビルから落ちるヤマメ♪イ♪……

イ♪ 「おい!ヤマメ♪、手を伸ばせ!」
ヤマメ♪ 「…うん…」
イ♪ 「よし掴まえたぞ!」
ヤマメ♪ 「ありがと…でも、あんたどうして追いかけて来たのよ?」
イ♪ 「どうしてって?お前、飛べないだろ?」
ヤマメ♪ 「あんただってそうじゃない。今、重力発動中だよ…」
イ♪ 「えっ?マジで?ほんとうだ!飛べない!」
ヤマメ♪ 「ほんとバカなんだから…」
イ♪ 「ひえぇぇぇぇーーーー!落ちるぅぅぅーーー!」
ヤマメ♪ 「しっかり掴まっときな!!くもの巣ーーー!」

ブラーーン
ヤマメ♪イ♪は宙吊りになります

イ♪ 「ふう助かったぜ…ありがとな」
ヤマメ♪ 「ふふ。どういたしまして」

イ♪ヤマメ♪は上を見上げています

イ♪ 「さて、どうやって上に戻るかだな」
ヤマメ♪ 「ねえ、あんた体重いくらあるのよ?」
イ♪ 「なんだよ唐突に」(…体重の話は禁句じゃねえのかよ…)
ヤマメ♪ 「あんたの体形になんか興味ないわよ!」
イ♪ (…読まれた…)「…図鑑設定と同じくらいだよ」

ヤマメ♪ 「ところで海腹川背って知ってる?」
イ♪ 「なんだそりゃ?」
ヤマメ♪ 「知らなきゃいいわ。ラバーアクションの要領で上に戻るわよ」
イ♪ 「なんだよ?それ」
ヤマメ♪ 「わかんなきゃあたいに任せて!振り子みたいに大きく揺らして」
イ♪ 「なんかよくわからんが、こうすればいいんだな」

<<つづく>>


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最終更新:2010年07月27日 15:13