ある相談事例6

ルイズ 「できちゃったみたい。」
HSウメダ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ルイズ 「べ、別に下げたくない頭を下げろって言ってるんじゃないわよ!私、産んでもいいんだからね。」
 「あんたってばわたしのガンダールヴなんだからねッ!」
HSウメダ 「堕ろせ。」
ルイズ 「だからちゃんとわたしを守っててよ!・・・・・・え???い、今なんて?」
HSウメダ 「育て屋のばあさんとこに行ってこい。始末してくれる。」
ルイズ 「ちょ、ちょっと何言ってるのよ!」
HSウメダ 「これが費用だ。」
ルイズ 「ば、ばば、ばっかじゃないの!!!」
HSウメダ 「十分余るはずだ。」
ルイズ 「はぁ?どゆこと!ど、どういう意味よ!」
HSウメダ 「鈍いやつだな。余った分はお前にやる。もう帰ってくるな。」
ルイズ 「ば、ばば、ばっかにしないでよ!」
HSウメダ 「吃音も治しておいた方がいいぞ。」
ルイズ 「な、な、なによそれ!」
HSウメダ 「その男に媚びた話し方、もう飽きられてるんだよ。」
ルイズ 「な、な、なによ!!!誰がこんなにしたって思ってるのよ!」」
HSウメダ 「そろそろ客が来る時間だレモンちゃん。Adieu Louise Françoise Le Blanc De La Valliere.」
ルイズ 「一生恨んでやるからーーーーー!!!バカ犬!!!」



??? 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
HSウメダ 「ふぉふぉふぉふぉふぉ。お客人。もう来られていましたか。」
??? 「ずいぶんと揉めておったな。」
HSウメダ 「これはお恥ずかしいものを聞かせしてしまいましたな。」
??? 「くくくく。痴話喧嘩か。この部屋からでも丸聞こえだったぞ。」
HSウメダ 「盗み聞きとは高尚なご趣味をお持ちで。」
??? 「ふん!貴様が女に手を焼くとはの。」
HSウメダ 「 SLN型大脳皮質炎 ウィルスのキャリアだった。だがもう興味はない。」
??? 「まあよい。ほら!お前の望みのものだ!」

どさっ!

HSウメダ 「ふぉふぉふぉふぉふぉ。ありがとうございます。」
??? 「・・・・・・・・・・・・・・・。」
HSウメダ 「これが報酬です。しかし生体の方がよかったのですけどね。」
??? 「ふん。致し方あるまい。しかし、そんなものが何になるのだ?」
HSウメダ 「試料ですよ。これがあれば異常プリオンの運搬体が解明できるかもしれない。」
??? 「研究材料か。」
HSウメダ 「プリオン病と決定的な関係を持つウイルス粒子は発見されていないのです。しかし、このキャリアが持つ因子は感染性が強く早すぎる・・・・。」
??? 「・・・・・・・・・・・・・・。」
HSウメダ 「この宿主因子を解析できれば、哺乳類プリオンの異種間感染に関する私の仮説が証明される。」
??? 「何を言っておるのかよくわからんな。」
HSウメダ 「抗体を生成することもできる。ウメダワクチンとでも名付けましょうか。ふぉふぉふぉふぉ。」
??? 「あんたの研究で多くの生命が救えるということか。」
HSウメダ 「ふぉふぉふぉふぉ。そのような正当理由に結びつけずには呵責の念にかられますかな?」
??? 「くっ!貴様とて真は金が目的であろう!」
HSウメダ 「ふぉふぉふぉふぉ。確かに成功すれば巨億の富を産むでしょう。されどそれは単なる結果だ。ふぉふぉふぉふぉふぉ。」
??? 「くっ!帰る!」
HSウメダ 「ふぉふぉふぉふぉ。Au revoir Haruka. またのお越しを。」

(2011.5.29up byはるか♪)

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最終更新:2015年10月24日 16:50
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