一本刀土俵入り

ドド~ン♪パ~ン♪
パーコ♪@アナウンサー 「はい。自粛花火でした。」

パーコ♪ 「しかーし!がんばりましょう。日本!元気を出そうぜ。日本!

観客 「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

パーコ♪ 「お客様。ご協力ご支援ありがとうございます。この大会、大いに盛り上がってみんなで元気を出しましょう!」

パーコ♪ 「みなさん。こんにちわ!こちら明日香村石舞台古墳前特設リングです!」
 「いよいよハロア♪杯第2回戦が始まろうとしています。ご案内はわたくし、さすらいのアナウンサーことパーコ♪と、解説は毎度おなじみのあゆみさん・・・・」

R団控え室】
あゆみ♪ 「違~う♪」
ロンシャン 「今回あゆみR団のセコンドだよ。」

【第2会場放送席】
パーコ♪ 「・・・今回の解説はあゆみさんではなく、燃える闘魂ヤマトジさんです。」
ヤマトジ♪ 「ヤマトジよ♥」
パーコ♪ 「よろしくお願いします。」
ヤマトジ♪ 「よろしくね♥」
パーコ♪ 「さて第1会場のコダマちゃーーーーーん!」

【第1会場放送席】
コダマ 「はーーーーーい!第1会場でーす。」
 「こちら生駒山上遊園地特設リングの第1会場です。」
 「第1会場の実況を担当させていただくコダマです。そして解説はおけいはんユキメノコさんです。」
おけいはん チロッ (¬‸¬
コダマ (・・・こ、()わ・・・)「あははは。すみません。すべっちゃいました。」
おけいはん 「分かればええんどす。」ニコ
コダマ 「解説は、おけいはんさんです。」
おけいはん 「よろしゅう。」
コダマ 「あれ?おけいはんさんって・・・。」
おけいはん 「さん付けはいらへん。おけいはんって呼んでもろたらよろしおすぇ。」
コダマ 「はい。でもおけいはんは、大阪弁だったんじゃなかったですか?」
おけいはん 「うちは、もともとエンジュ出身の京女(きょうおんな)どすぇ。おけいはんの「けい」は古都京都の「京」どす。」
コダマ (・・・・「はん」は大阪の「阪」じゃ・・・・)
おけいはん 「なにか?」チロッ
コダマ 「い、いえ!」(-_-。)(。-_-))プルプル
おけいはん 「それでよろしおす。」
コダマ 「でもR団の野望編では、もろ大阪弁しゃべってたんじゃ・・・。」
おけいはん 「そないな細かいこといちいち気にしとったらこの(さき)()きてかれへんどすぇ。」コロコロ(笑
コダマ 「そ、そうですね。」
おけいはん 「ほほほほほほほ。」
コダマ 「あはははははは。」(汗

【第2会場放送席】
パーコ♪ 「第1会場放送席が盛り上がっているところ、こちら第2会場です。」
 「今回の解説も第1試合に引き続きR団の綺麗どころに来ていただきました。」
ヤマトジ♪ 「あたしは元快速軍だけどね♥」
パーコ♪ 「あれ?ヤマトジさん、名前の後ろに「」がついてますね。」
ヤマトジ♪ 「あら知らなかった?今R団の女の子の間で流行ってるのよ♥」
パーコ♪ 「あははは。R団女の子(・・・)ですか・・・。」(汗
ヤマトジ♪ 「あたし今は身も心もR団員の女の子(・・・)よん♥」
パーコ♪ 「快速軍辞めちゃったんですか。あははははは。」(・・・・てか、女の子(・・・)・・・・)(汗
ヤマトジ♪ 「うふふふ♥」
パーコ♪ 「どうして快速軍辞めちゃったんですか?」
ヤマトジ♪ 「まあ、あたしがあの娘に負けちゃったのもあるんだけど♥」
パーコ♪ 「責任をとって辞めちゃったんですか?」
ヤマトジ♪ 「ううん違うわ♥カンクー喧嘩(ケンカ)しちゃったの♥カンクーは物事を表面でしか捉えないのよん♥」
パーコ♪ 「意見の相違ってやつですか?」
ヤマトジ♪ 「そうね♥あたしの燃える心は全然変わってないのにあの人見た目だけで判断しちゃうのよね♥」
パーコ♪ (・・・・あたしにはヤマトジさんって外見は変わってないけど中身が変わったように見えるんですが・・・・)
ヤマトジ♪ 「くやしいわ♥ファイヤーーーーーーーーよ♥」
パーコ♪ 「わわ。いきなり火を吹かないでくださいよ!」
ヤマトジ♪ 「あらごめんなさい♥」
パーコ♪ 「あはははは。」
ヤマトジ♪ 「どっちにしても人それぞれいろんな考え方があるのにあの人は自分の考え方以外のものは受け入れることができないみたいなのよ♥」
パーコ♪ 「さみしい人ですね。」
ヤマトジ♪ 「過去の思い出が多すぎる老人だから仕方ないのかもね♥」

パーコ♪ 「さて、いよいよ第2回戦が始まろうとしているのですが、なにか前座試合(エキシビションマッチ)でアクシデントがあったようです。」
ヤマトジ♪ 「そうみたいね♥」
パーコ♪ 「出場資格のない選手が乱入してきて失格になったようです。」
ヤマトジ♪ 「あたしが1回戦で出場辞退したんだから、余った枠に入ればよかったのよ♥正々堂々と闘えばいいのに♥」
パーコ♪ 「予期せぬアクシデントで大会運営室が一時混乱したようですが今は収拾したようです。」
ヤマトジ♪ 「想定外のアクシデントなんてリレーではよくあることだわ♥どうやって収めるかがトレーナーの腕の見せ所ね♥」
パーコ♪ 「第2試合の組み合わせ発表後に急遽想定外のチーム同士の対戦が組まれましたから前座試合(エキシビションマッチ)にするしかなかったみたいですね。」
ヤマトジ♪ 「ま、そうやって無事収束させてストーリーを進めていくのも乱入OK(リレー)の醍醐味のひとつとも言えるわね♥」

R団控え室】
ロンシャン 「前座試合(エキシビションマッチ)なんかあったのかい?」
あゆみ♪ 「え?ロンシャンさま知らなかったんですか?」
ロンシャン 「ぜんぜん。」
あゆみ♪ 「ええぇぇぇ。しっかりしてくださいよ。ゾロアークが出てきてR団員だって言ってたんですよ。」
ロンシャン 「ゾロアーク?僕イッシュポケモンなんかゲットしてたかな?」
あゆみ♪ 「もう!頼りないんだから!」
ロンシャン 「僕も使用ポケモン多くていちいち覚えてないんだよ。出場ポケモン多すぎ。」
あゆみ♪ 「あんな強いポケモンがいるなら最初から出したらよかったじゃないですか!だから女王チームに3連敗しちゃうんですよ。ぷんぷ~ん!」
ロンシャン 「ごめんなさい。」

【エイリアチーム控え室】
バーン♪ 「さあ、すぐ医療スタッフの治療が受けれるぞ。もう少しだ。しっかりしろ。」
ガゼル♪ 「すまん。」

グラン♪ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
バーン♪ 「あ、グラン♪・・・・・。」
ガゼル♪ 「くっ・・・・・・・。」
グラン♪ 「前座試合(エキシビションマッチ)で負けちゃったみたいだね。」
バーン♪ 「わけの分からない敵が現れたんだ!」
ガゼル♪ 「完全に裏をかかれた・・・・。」
グラン♪ 「ふふふ。どっちにしても、この大会でが最弱ってことが確定したわけだ。」
ガゼル♪ 「くっ!」
グラン♪ 「君たちこの先は、ゆっくり休んでていいよ。」
バーン♪ 「俺たちは足でまといってことかよ!」
ガゼル♪ 「・・・・・・・・・・・・。」プルプル
グラン♪ 「デザーム♪!2回戦の先鋒は君で行くよ。」
デザーム♪ 「え?」
グラン♪ 「まあ恥ずかしい試合だけはしなくでくれよ。くっくっくっく。」
バーン♪ガゼル♪ 「・・・・・・・・・・・・。」プルプル

【第2会場放送席】
パーコ♪ 「各チームの先鋒の選手が発表されたようです。」
ヤマトジ♪ 「誰かしらん♥楽しみね♥」
パーコ♪ 「神滅隊エイリアチームの先鋒はボーマンダデザーム♪選手のようです。」
ヤマトジ♪ 「最強凶悪の厨ポケね♥」
パーコ♪ 「対する女王様チームの先鋒は、チコリータチコ♪選手です!」

【はるか♪チーム控え室】
はるか♪ 「がんばってね。チコ♪ちゃん。」
チコ♪ 「はい。」

【第1会場放送室】
コダマ 「こちらも両チームの先鋒の選手が発表されました。R団チームの先鋒は・・・・。」
おけいはん 「誰どすか?」
コダマ 「カシコジマ選手です!レジロックカシコジマ選手です!」
おけいはん 「団長はん、勝ちに来はりましたなぁ。」
コダマ 「カシコジマ選手は、第1回R団武闘大会の優勝選手です。R団チームは第2回戦初戦になんとチャンピオンをぶつけてきました。」
おけいはん 「R団チームには、もうあとがありまへんからなぁ。」
コダマ 「一方、快速軍&調査団体ORIGN混成チームの先鋒は・・・・。」
おけいはん 「カシコジマはんと対等に闘える選手は、滅多におりまへんなぁ。」
コダマ 「Mysterious Masked Men(ミステリアスマスクドメン)選手?誰これ?」
おけいはん 「うちも知りまへんなぁ。それ誰どすか?」
コダマ 「あ!そうこう言ってるうちにカシコジマ選手の入場パフォーマンスが始まりました!」

ひがぁ~~~~しぃ。
かぁしぃこぉ~じぃまぁ~~~~~!
かぁぁぁしぃこぉじぃぃぃぃいいいまあぁぁぁぁぁぁ~~~~~~。

コダマ 「お相撲の呼び出しですね。カシコジマ選手入場です。あれ?」
おけいはん 「リーフィアはんどすなぁ。」
コダマ 「あれはリプレちゃんです。リーフィアリプレちゃんが入場してきました。」
おけいはん 「なるほど露払いどすな。」
コダマ 「露払い?あ、続いてオシリアちゃんが入場してきました。右手に大きな刀を持っています。」
おけいはん 「太刀持ちどすなぁ。」

オシリア (・・・・うう。重~~~い。でもがんばらないと・・・・)

コダマ 「そして!その後ろから!ディフェンディングチャンピオンカシコジマ選手、堂々の入場です。」

観客 「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

コダマ 「このコスチュームは!」
おけいはん 「化粧まわしどす。」
コダマ 「金糸銀糸でドラゴンが刺繍された見事な化粧まわしです!そして、その腰には。」
おけいはん 「横綱どすなぁ。」
コダマ 「カシコジマ選手!これもまた見事な横綱を腰に締めています!」
おけいはん 「横綱は、その地位にふさわしい品格と抜群の力量があるもんしか締めることを許されまへん。神格化された日本武道の心意気どす。」
コダマ 「カシコジマ選手。R団の威信を賭けて威風堂々の土俵入りだぁ!」

観客 「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

カシコジマ 「これがロンシャン様にせめて見てもらう神官カシコジマのしがねぇ姿の横綱の土俵入りでござんす。」

<<一本刀土俵入り>>
(2011.5.7up byはるか♪)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年05月07日 20:08