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メンツ

一番 涼宮ハルヒ(投)
二番 綾波レイ(一)
三番 惣流・アスカ・ラングレー(二)
四番 キョン(遊)
五番 長門有希(捕)
六番 碇シンジ(三)
七番 星野ルリ(右)
八番 桜田ジュン(左)
九番 翠星石(中)
一番 鶴屋さん(三)
二番 水銀燈(二)
三番 古泉一樹(左)
四番 天河明人(捕)
五番 朝倉涼子(遊)
六番 渚カヲル(中)
七番 御統ユリカ(投)
八番 碇ゲンドウ(右)
九番 真紅(一)

審判 朝比奈みくる


実況 葛城ミサト
解説 国木田


ミ「さぁ、第十三回町内ウルトラ草野球もいよいよ決勝です!
  今回も実況は私、葛城と」
国「ども、国木田です」
ミ「で、どばーんとお伝えするんで、よろしくぅ!」


ミ「まずは先攻後攻決めですが、アンパイアーのみくるちゃんが……あー、どうやら決勝はあっちむいてホイで決めるみたいね」
国「ロシアンシュークリームよりはましだね」
ミ「各チーム代表の涼宮選手と…ん? またレイもでてきたわね。何やってんのかしら」
国「長女だからね。意識してるんだよ、きっと」
ミ「カラシシューで懲りなかったのね。ああ、今ルリちゃんに引っ張られてベンチへ戻されました。
  そんじゃまぁ、ルール説明でもしますか。ルールは簡単。いつもの野球と同じ。
  違うところは色々な都合により五回までってことくらいね。延長はナシ。
  お、ホイは終わったみたいね。えーっと、先攻は超姉妹+αチーム。
  んじゃ、プレーボール!」


ミ「ピッチャーユリカ選手の今大会の調子はどうでしょう?」
国「うーん、いいんじゃないかな。調子がっていうより機嫌がってことだけどね」
ミ「まったくあの若さであたしより階級上なんだからやんなるわね。
  気をとりなおして、対するバッターですが、一番涼宮選手は何と! 空前絶後の打率十割! 振れば当たりの大吉娘!」
国「表現古くない?」
ミ「さて初球、……ストレートの真っ向勝負! 球速は!?」
国「いや町内おもしろ草野球でスピードガンなんてないよ」
ミ「涼宮選手、性格上初球狙いかと思いきや、意外にも見逃しです。なにか企んでいるのか?!」
国「気まぐれじゃないかな」
ミ「第二球、打った! 三遊間への痛烈な当たりぃ! ショート朝倉飛びついて、一塁送球間に合うか!?
  あぁーっと! ファースト真紅ティータイム! 優雅にスルー! ボールはこぼれてこの間に涼宮悠々と二塁へ!
  ああ、そしてやはり鼻で笑う水銀燈と悶着を起こしています。 紅茶ではなくヤク○トにすべきだったか!?」
国「ボールはこぼしてもシミはできないからね」



ミ「さー、続いてバッターボックスにはレイ。犠打と犠飛には定評があります。……あたしはそんな命令だしたことないわよ?
  うぉっほん、バントの構えでここは送ってくるようですが、一球目…すっとらーいく! ……高めのスライダー!」
国「どうみてもストレートだったけど」
ミ「ちょっと言ってみたかったのよ」
国「……」
ミ「二球目……またまたすとらーいく! どうした綾波レイ、ぴくりともしない! 見送りか? 居眠りか?
  追い込まれて第三球……当たった! 起きていた! しかし打ちあがってしまった! ピッチャー天河マスクをはずして前進、手を広げ、ルリちゃんの顔が綻ぶ!
  がっちりとキャッチしてワン……おっとセカンド涼宮走る! タッチアップだ! 意表をついた! …のよね?
  天河落ち着いて三塁送球、涼宮スライディングで滑り込む……が、アウト。ツーアウトです。
  ベンチに帰る涼宮、味方からブーイングで迎えられています。
  一回表、ツーアウト、ランナー0、バッターはアスカ。勝気な性格と高い運動神経でここまで打率もチーム二位と上々です。
  しかしここは三人で決めてしまいたいナデシコバッテリー。首を振るピッチャーユリカ。ニコニコしている割にサインが決まりません」 
国「サイン? ストレートしかないのに?」
ミ「晩のおかずでもきめてるんでしょ。さぁ、決まったようです!」
国「晩のおかずが?」
ミ「第一球、ストレート!」
国「おかずなんだね」
ミ「タイミングを外されたか、アスカ、珍しく空振りです。……続いて第二球は、打った! 大きい! 大きい!
  打球は風に乗ってバックスクリーンへ一直線! 今、センターカヲル君のはるか頭上を越え……ない! ATフィールド!!」
国「パターン青、使徒です!」
ミ「ホームグラウンド内に!? 現時刻を持って球審・朝比奈みくるの支配権を剥奪、我々ネルフが……」
国「ノっといてなんだけどさ、ここまでにしとこうよ」
ミ「んんっ。アスカはみくるちゃんに詰めよって猛抗議のようですが……やはりベンチから涼宮・翠星石の両選手も飛び出してきた!
  野球で一番エキサイトできる場面ね」
国「キョンたちの出番だね」
ミ「怒りの矛先が完全にすげかわったわね。
  ……っと、レイと有希もでてきたわね? どういう風の吹き回しかしら。みくるちゃんを取り囲んで、見てるだけ?」
国「視線がチラチラとキョンたちにいっているようだよ?」
ミ「まったく。まぁ、とにかく記録はセンターフライ、スリーアウトチェンジね」
国「ありなの?」
ミ「細かいこと気にしてたら大物になれないわよ?」



ミ「さー、いよいよ一回裏。トップバッターは鶴屋さん。打ってめがっさ、走ってにょろりん、守って爆笑の好選手」
国「自制のきく涼宮さんって感じだね」
ミ「そしてピッチャー涼宮はわがままなストレートを武器にここまで勝ち上がってきました」
国「こっちもストレート以外みたことないけどね」
ミ「涼宮、立ち上がりはどうでるか。一球目、ボール。んーん外したってより外れたってかんじね。
  ……第二球、ストライク! 球速は!?」
国「いや、だからさ」
ミ「さー、第三球。ボール。外角ギリギリきわどい判定!」
国「朝比奈さんにそんな判定できるのかな?」
ミ「鶴屋さん、ボールをよく見ています。よく笑っています。
  カウント1-2から四球目、打った! ピッチャー涼宮の脇を抜ける! セカンドアスカ横っ飛び! 送球は!
  レイ棒立ち! グラブを構えもしません。取る気レイ! 誰もレイにボールを取れと命令していなかったのか!?」
国「それ以外にも原因はありそうだけど」
ミ「おーっとアスカが凄い剣幕です」
国「僕は既視感が凄いよ、ホント」
ミ「ライトのルリちゃん、必死に姉のフォローにまわります! が、鶴屋さんは三塁セーフ。
  なおもライト線ではルリちゃんによるレイとアスカの執り成しが続けられております」
国「両チームとも三番四番の選手相性考えてないね」



ミ「先取点のチャンスです! バッターは水銀燈、反則すれすれのプレイが持ち味。
  さぁ、いつものようにストライクゾーンとキャッチャーを羽で覆い隠しました」
国「すれすれ?」
ミ「あっと、みくるちゃんから注意があるようです。
  どうやら……? 言い負かされたみたいね。試合続行です」
国「半泣きだね」
ミ「水銀燈、フォアボールで歩きます。ネクストバッターは古泉君」
国「特定のキャラに君がつくね」
ミ「深い意味はないわよ?
  ノーアウト、ランナーを一・三塁に背負いピンチが続きます、涼宮。 
  振りかぶって、投げた! 初球打ち! 弾丸ライナー、しかしショートキョンの真正面!
  キョン嫌々取って一塁送球! ベースカバーに涼宮!と、長門!? 両者もつれてなんとかキャッチ! 一方古泉君、なぜか満足そうだ!
  飛び出した水銀燈は足の速さが仇になったわね」
国「足っていうか飛んでるよね、あきらかに」
ミ「三塁鶴屋さんは笑って動けません。しかしここで四番、天河! 得点とルリちゃんの期待が高まります! 味方ベンチの黄色い声もあります!」
国「発してるのは一人だけどね」
ミ「SOSバッテリーもヒートアップしているようです」
国「大丈夫なのかな」
ミ「おや、ここで放送時間終了みたいね。そんじゃ一部の地域を除いたみんなは次回も、サービスサービスゥ!」