剛種武器


HR5のモンスターの内、「剛種」と区分されているモンスターから作成可能な武器(極一部に例外有)。
HR5になると「剛種武器生産」というメニューが武具工房に表示されるようになる。
なお、HR5における剛種と他の種の見分け方は後述。


概要

剛種が登場するクエストは「剛種クエスト」と呼ばれ、
それをクリアすることで得られる「○○討伐の証」などを用いて生産することが出来る。

剛種武器1つを用意する際必要な証の必要枚数は全ての武器で「5枚」となっている。
ただし実装時期によって3系統に分かれており、
  • 生産時2枚~3枚、強化時2~3枚必要なもの
  • 生産と強化で「証」の種類が違うもの
  • 生産時に5枚まとめて使うもの
がある。
1番目のタイプは古い剛種武器がほぼすべてを占めており、
2番目のタイプはドラギュロス、アビオルグ、クアルセプス、オディバトラスのものが該当する。
ドラギュロスはベルキュロスの剛種武器生産時点からの派生となっており、ベルキュロス証2枚で生産+ドラギュロス証1枚で派生+ドラギュロス証2枚で強化、となっている。
アビオルグは一部の武器種にて「2頭討伐の証」が強化に3枚必要となる。
クアルセプスは3段階強化になっており、それぞれ「討伐の証」3枚、「荒天討伐の証」1枚、「2頭討伐の証」1枚が必要。
オディバトラスは「撃退の証」2枚、「討伐の証」3枚。
なおボウガンはこの限りではない。

基本的に上記に該当する武器は生産時点では剛種武器としてのスペックは発揮されておらず、
結論から言えば、いずれも証5枚を使う段階で(剛種武器としては)完成、と考えてよい。

特殊効果

以下は剛種武器の時点で付いている効果で、天嵐・覇種強化で更に効果が追加される
  • 剣士武器は体力とスタミナが満タンの時に限り一切弾かれない(後に「剣術+1」というスキルにより、他の武器や体力もしくはスタミナが減っている場合でも弾かれないようになった)
  • ライトボウガンは通常の武器で言う速射を連続で出せる「超速射」を実装、最低1つは対応弾がある
  • ヘビィボウガンは「攻撃力+48のヘビィバレル」もしくは「他の弾を撃った際の熱を解放して排熱弾を撃てる排熱噴射機構」を装着できる
  • 弓は出し入れがやや速い他、強撃ビンの効果が1.5倍から1.6倍に強化(+0.1倍される)、爆撃ビン使用可能と状態異常ビン強化Lv3の効果がある(元々剛種武器限定で実装されていたものを、後に強化率を落として他の武器でも実装した)
  • どの武器種も、天嵐/覇種防具を装備している部位数によってレア度制限が緩和される他、剛種以上のクエストでは攻撃力も上昇する(このボーナスに火事場補正は乗らない模様)
  • 覇種防具装備部位数によって、剛種以上のクエストでは属性値も上がる(天嵐防具は基本攻撃力のみに、覇種防具は属性値にも影響する)

性能及び位置づけ

剛種武器はHR5の武器としてはいずれも従前の武器を超えるポテンシャルを持ってはいるのだが、
如何せん初実装がMHF-ZZアップデート時点から見て10年近く前の代物であるため、性能はかなりピンキリなものになっている。
例えば青ゲージしかない武器もザラに存在しているのだが、当時で言えばそれでも革新的と言えるものが多かった。
今となっては微妙でしかないが。

一方、先述した「生産時に5枚まとめて使うもの」については、
MHF-G以降の実装品であるため、現状全武器に「天嵐武器」への派生が存在する。
現在のHR5では同時に天嵐武器も作成可能になっており、天嵐武器段階まで含めれば、
このタイプの武器に(HR5~7までで見ると)性能面で明確に微妙と言えるものはあまりない。
中には剛種武器の時点で実用十分なものもある。
古い武器についても、天嵐武器まで強化すればHR武器としては一級品のものがあるが、
天嵐武器強化自体存在しない剛種武器も多いので要注意。

HR5のギルド指定クエストは全て剛種、しかも全種が上記の「生産時に5枚まとめて使うもの」に該当するので、
迷ったらこの中から選定するのもありかもしれない。

なおボウガンについては、正直現在のバランスでは剛種武器を作るぐらいなら「天嵐武器」を直接作った方がいい。
ボウガンは直接生産のため天嵐武器と剛種武器の作成難度の差が殆どなく、下手をすると剛武器より素材要求が軽いものすら存在するためである。
〇〇魂・天の入手が難しければどんちゃんの力を借りよう。

余談だが剣士武器や弓のレア度は、次の段階が天嵐武器なものは確定で11、
そうでないものは7~11でまちまち(10が多い)、強化で11となる。
天嵐防具を4部位着込んだ場合、HR5からHC適正ボーナスの対象となると考えるのがよいだろう。

剛種クエスト

昔は剛種クエストがMHFのエンドコンテンツだったので、クエスト自体が特殊な位置づけとなっていた。
といっても、天嵐防具の実装まで剛種クエスト独自の補正などはなかったのだが。
MHF-G10のHR帯刷新にともない、HR5(旧HR100)の通常枠である変種・奇種クエストとまとめてHR5クエストに入っており、
一見するとどれが剛種なのか分からなくなってしまっている。

見分け方としては以下の通り。
  • 対象モンスター名に〇〇変種、〇〇奇種と書かれている……剛種ではない
  • クエスト名に「剛〇!〇〇〇(モンスターの別名)」と書かれている……剛種
なお二番目については「傲炎妃」など例外があるので注意。
基本的には対象モンスター名に〇〇変種、〇〇奇種と書かれていない、HR5のクエストが剛種であると考えてよいだろう。
(昔はリオス希少種がHR5に登場するものがあり、そっちも剛種と呼ばれていたが剛種武器は作れない)

ちなみに同じくHR5で登場する、ジンオウガなどは「遷悠種」というクエスト区分になっており、
「遷悠クエスト」という専用枠があるので間違えることはない。

古龍種汎用素材について

一部の武器を除き、剛種武器の生産または強化には当該モンスターの素材、証以外に、
「古龍種の○○」という素材が数個必要になる。
これは古龍の剛種モンスターから入手できるもので、以下に大まかなものを記す。詳細は小部屋等で調べて欲しい。
○系の素材はグーク鍋でランクアップすることも可能。

素材系統 主な入手先 備考
古龍種の鱗系 ラオシャンロン、オオナズチ、クシャルダオラ、ルコディオラ
(いずれも剥ぎ取り、基本報酬)
オオナズチから採れるのは永遠の謎
古龍種の殻系 ラオシャンロン、クシャルダオラ、テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリ
(いずれも剥ぎ取り、基本報酬)
古龍種の毛系 キリン、テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリ
(いずれも剥ぎ取り、基本報酬)
古龍種の皮系 キリン、ヤマツカミ
(いずれも剥ぎ取り、基本報酬)
ナズチの尻尾からも剥ぎ取れる
古龍種の血系 ルコディオラ、ヤマツカミ、グァンゾルム
(基本報酬、グァンゾルム以外剥ぎ取り)
ルコで集めるのが楽
古龍種の角系 クシャルダオラ、テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリ、オオナズチ、
ラオシャンロン、シェンガオレン
(基本報酬、部位破壊)
古龍種の尾系 クシャルダオラ、テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリ、オオナズチ
(基本報酬、尻尾剥ぎ取り)
ラオの本体剥ぎでも出る
古龍種の翼系 クシャルダオラ、テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリ、ルコディオラ
(部位破壊、ルコ以外基本報酬)
古龍種の牙 クシャルダオラ(基本報酬、剥ぎ取り、角破壊) 錆クシャからは出ない
古龍種の珠 テオ・テスカトル(基本報酬、剥ぎ取り、翼破壊)
古龍種の舌 オオナズチ(基本報酬、剥ぎ取り、角破壊)
古龍種の腱 キリン(基本報酬、剥ぎ取り)
古龍種の髄 ルコディオラ(基本報酬、本体剥ぎ取り)
古龍種の膜 ヤマツカミ(基本報酬、剥ぎ取り、ヒレ破壊)
古龍種の骨 ラオシャンロン(基本報酬、剥ぎ取り、部位破壊)
古龍種の顎 シェンガオレン(基本報酬、剥ぎ取り、ヤド破壊)
古龍種の稀玉 ルコディオラ(基本報酬、部位破壊) 週替わりの剛種防具生産【〇〇】で確定入手可能
デイリークエスト「剥ぎの極み・古龍種の稀玉」でも確定。
デイリーは相手が弱い。

ちなみにこれらの素材の内、翼系までの素材はギルド貢献P交換で全種、
NP、祭ポイント交換で一部除く素材が交換可能。
古龍種の牙以降は、歌姫狩衛戦の限定ギルド貢献P交換で1回の開催につき10個まで交換できる(1個400P)。

UNKNOWNの武器

黒レイア、またはラ・ロことUNKNOWNの武器は通常武器から強化で剛種武器になるという性質を持つ。
これは元々当該武器が剛種武器ではなく、覇種の実装に伴って剛種武器・天嵐武器に昇格したためなのだが、
この関係上、「剛種武器生産」のメニューには表示されない。
UNKNOWNの武器は剛種以上の武器においては「強化直後は火属性」「現在の属性によって決まる2つのどちらかに属性を変更するか、もしくは上位の火属性武器へ強化できる」という特徴がある。

なお、そもそも現在のMHFにおいてHR6の覇種撃退クエスト以外でHR帯のハンターがUNKNOWNに遭遇することは極めて難しく、
しかもUNKNOWNの武器を剛種武器段階まで強化するには、UNKNOWNの尻尾が必要になるのだが、
HR6の覇種撃退クエストでは尻尾を切れるようになる前に撤退されてしまい、
尻尾が切れる討伐クエストはHR6直後のプレイヤーでは非常に難度が高いため、正直HRでの入手機会はないといっても過言ではない。

上記の性質より、「G級覇種武器生産」に本武器群はラインナップされておらず、烈種・始種武器も存在しない。

変遷

元々剛種という名称は古龍種の変種が名称変更されて他の種族のオリジナルモンスターにも拡張された物で、
最初の頃は「特殊古龍武器」と呼ばれていた。

MHFにて初めて紫ゲージを齎したのがこの剛種武器であり、当時は先述の通り剛種がエンドコンテンツだったのだが、
一部を除きそれにふさわしい性能であると人気を博するようになったが、
そもそも剛種自体が受注するのに専用チケットが必要だったり即死技のオンパレードだったりと物議を醸しており、
(余談だが剛種の実装当初は根性スキルがFには存在しなかった)
剛種武器自体も、強いため頻繁に指定されることに問題定義が成されていたことは否めない。

シーズン8.0の秘伝書システム実装時には、当初の仕様としてランクを一定以上上げないと剛種武器が解禁されず、
その前に実施されていたキャラバンクエストでの剛種武器使用不可(後に撤廃)なども合わさり、露骨な剛武器封じだと批判を浴びた。
それだけ、よく使われていた武器群だったと言える。
シーズン9.0では極一部の剛種武器に派生が追加され(後の天嵐武器)、
フォワード.5にて剛種武器から始まり天嵐武器及び覇種武器に……というルートが公式から提示されたのだが、これが長い事尾を引くことになる。

剛種自体は長い間調整が行われていなかったのだが、
プレイヤーの多くがG級であることが当たり前になってきた2015年頃より、上記の件もあって「剛種」及び剛種武器を始めとしたHR武具の作成で躓くという結果が如実に現れるようになったため、
MHF-G9.1にてまずは剛種のチケット制度廃止、及び剛種本体の難度が緩和され、続いて剛種武器も含むHR武具の作成難度が大幅に緩和されて現在に至っている。

+ 2016年3月16日以前の剛種武器生産に必要な証の枚数
  • 剣士と弓は生産時に5枚(ドラギュロスは生産用ベル証5枚+属性変更用ドラ証10枚)必要。
  • ライトボウガンは生産で証20枚必要(剛クアルのネインシーンのみ特殊)
  • ヘビィボウガンは生産時に2種類の証が各15枚必要(剛クアルのイルミレイオは証が3種類となるが、2頭とザムザが各15枚なのに対し3つ目の証となる荒天は5枚でOK)

強化に必要な証の枚数は20枚だが、以下は例外となる。
  • アビオルグの一部武器(強化に2頭討伐の証15枚となっているものがある)
  • クアルセプスの武器(強化にノーマル20枚+レア12強化に2頭15枚+荒天5枚)

なおこれ以外の素材についても、軒並み現在の数倍~十倍程度はあった事を申し添えておく。
特に「古龍種の剛翼」「古龍種の稀玉」は、入手性が現在より遥かに悪かったこともあって、
モンハン界隈のみならず他の業界ですらネタにされるほどの鬼畜設定であった。


ちなみに、フォワード.5までは武具工房に一定期間限定で出現する「伝説の職人」に頼まないと剛種武器を生産できなかったが、
特にHR制限はなかったため、HR100(現HR5)未満のサブキャラでも素材さえあれば剛種武器を作成できた。
MHF-G1より現在の仕様に改められ、以後のプレイヤーはHR5にならないと剛種武器を生産できないようになっている。

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最終更新:2018年09月04日 10:36