マクロモス事件

2011年5月当時、HCチケットは1クエ3枚必要であった。
そして秘伝防具のHCチケット大量要求に対し1戦1枚しか手に入らず、現在のようにスタンプによる回収もできず、
結果としてノーマルクエストを高速かつ大量に廻す必要があった。
その最高率の入手方法が「萌芽の樹海」*1を即クリアするというものであり、廃人の間では人気で「モス韋駄天」などと呼ばれていた。
ただしその完全に機械的な操作を繰り返す作業から、当初からマクロを用いてHCチケットを入手するという方法が度々話題になり方法なども検証されていた。
MHF推奨キーボードにマクロ機能が付いていたこともそれに拍車をかけた。
なおソフトウェアマクロ*2なので、現在は実際に使おうとするとGameGuardによりMHFへの送信がブロックされる模様。

6/8の運営レポートにおいて、PC版の人気クエストランキングにて「萌芽の樹海」が自由区人気クエランキング入りする。
その週に実際にマクロを用いてモスを廻す不届きものの動画がアップされ本スレなどで祭り状態になる。
余りの騒ぎからギウラスもtwitterでマクロに対する対策を実施予定とのことに加えマクロを使用しないようにと注意喚起のツイートを流す事態に。

こうして6/15の運営レポートでも、マクロ機能を利用した自動操作でのHCチケット集めに「萌芽の樹海」が利用されていたという公式発表を行う
※ランキングは自由区での受注が対象であり、マクロ利用での自動HCチケット集めが自由区で行われていたとは一概には言えない。
これを受け、6/29(フォワード.1の中間アップデート)をもって同クエストを削除すると発表。
だけどそれって他の小型討伐クエストが標的にされるのでは……?
それと共に以前から要望にあった「HCクエストに必要なHCチケットの枚数を緩和」を実現させ1枚にするとのこと。
いやそれよりも1クエで1枚のチケを1回のHCクエで3枚消費するもともとの設定と秘伝に使う魂の要求数の設定がry

そして後日、実際に期間限定クエスト「鉱脈を呼ぶ秘法?」でやろうと思えばできることが判明。
(元々未配信スパンが長いクエストでありハンターズクエストの萌芽の樹海が最適とされていただけで、来た週なら可能であろうことは予想されていた)
元々問題として挙がった「萌芽の樹海」と新たな現場となった「鉱脈を呼ぶ秘法?」の間には
「BC固定、隣エリアの小型モンスターを狩ることでクリアできる」という共通点が存在しており、根本的な問題は解決されていないということになる。
しかしながらこのクエストは「上位の樹海クエスト」という共通点もあり、
懲りずにマクロを使ってHCチケを集めようとしたハンターには黒い飛竜による無慈悲な制裁が下されることになった。
(黒い飛竜はクエスト内容自体が書き換えられるためマクロが崩壊する)

その後、フォワード.3でHCチケット入手条件が「ノーマル設定の大型モンスター狩猟クエスト達成時」に変更された。これを根本的な対策と考えてもいいだろう。
しかしながら「萌芽の樹海」は以後ン年経っても配信が再開される見通しはない。多分最大の被害者(?)はこの「萌芽の樹海」だろう。
なお、その後HCチケットの枯渇問題は色々と救済手段が多くなったことでむしろ飽和状態となり形骸化し、
現在ではHCクエストの仕様変更で全く要求されなくなったため、上記は半ば笑い話となっている。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2016年10月27日 14:39

*1 他にはフロンティアクエスト「鉱脈を呼ぶ秘法」が挙げられたが、このクエストは当時「ネ実で話題にならないと配信されない」と言われるほど滅多に配信されないクエだった

*2 デバイス上の特定の操作により、そのデバイスのドライバと連動するソフトウェアによって送信されるタイプのマクロ。それに対して、ハードウェア上の特定のボタンの操作によりハードウェア側で送信するタイプのマクロを「ハードウェアマクロ」と呼ぶ(コントローラーに搭載された連射機能や、コントローラー側でコマンドを登録しボタン操作で呼び出すコマンドコントローラーの機能も、広義にはハードウェアマクロと言える)。