グレンゼブル

S9.0(2010/9/29)に新フィールド高地と共に登場した蛮竜。
愛称はグ、グなんとかさん、もしくはグレンゼルブ
ベル同様初期エリアにハンターが入らないと登場しないが、
登場時に極稀に足を滑らせて転ぶこともある実はおちゃめさん。

怒り状態の攻撃力UPが半端ない。
怒らない下位はそれほど強くはないが、怒り状態がある上位の尋常ではない強さに定評があった。
現在では下位よりも上位の方が素の攻撃力が低いというオモシロ設定になっている。

今では考えられないことだが、グレンゼブルの実装当初は麻痺罠ハメの全盛期で、
特異個体など、当時の装備ではそれが出来ないモンスターがいろんな意味で注目されていた。
でグレンゼブルはどうだったのかというと、高地のランダム落雷、
低打点のやたら硬い肉質、殆ど効かない属性、麻痺&落とし穴対策、隙間があるのに下を潜れない腹、
凶悪な判定、更に弱点かつレア素材を出す部位がことごとく高打点…などなどありとあらゆるハメ対策を施されている。
(ちなみにシーズン9.0のコンセプトはハメ対策らしく、実際グレンゼブルをやってみるとよくわかる)
ハメが主流ではなくなった近年ではそこまでボロボロな評価ではない。しかしながらしなる尻尾は絶許。

元々は空気感漂う時期もあったが、肉球のメダルと上鱗が交換できたり、
剛種武器を食ったと話題のSPヘビィが登場したり……素材や武器で自己主張を図ったことも。
また武器も覇種化できるものが4つと他の飛竜剛種と比べると多く、ハンマーや弓などが代表的だが性能も高い。
現在は後述のようにハンターナビGR編のメインガイドに抜擢されるなど、割りかし好待遇を受けているのではないだろうか。

尻尾切断の難しさは当時のコンシューマーシリーズプレイヤーにも届くほど壮絶なものだった。
MHF-G9.1とG10で本体が弱体化したことでそこまででもなくなり、
2018年2月に更に緩和され、現在に至っている。

基本

閃光玉は効くが飛行時無効。
麻痺はそこそこ効くが、麻痺終了時に麻痺ガスを放つ。
シビレ罠にかけても麻痺ガスは使わない。

風圧は大、咆哮も大。

なお初期エリアには雑魚モンスターは居ないが、エリア6に逃げられるとブルックラッシュが待っている。
可能な限り初期エリアで瀕死に追い込みたいところ。

有効属性(原種・剛種)

龍(翼、尾先端)≧雷(全身。効果薄)>火(頭、首、背中、翼。効果薄)
足や腹への火属性がまったく通らないのだが、
これは前のアップデートで実装された炎妃剣【渇愛】対策と言われている。
毒武器は有効だが、部位破壊しづらくなるので選択で。

部位破壊

頭・両翼(翼の先端が欠ける)・腹・背中・尻尾・尻尾切断。
尾は原種2回、剛種では3回怯ませると破壊できる。
翼は両方破壊すればちゃんと2枠出る。
下位はキークエストになったこともありクエスト報酬で確実にもらえるが、下位でも数ほしい場合や上位では欲しい部位を意識しておくと幸せになれるかも。

尻尾切断の条件

尾を破壊した状態で、切断系攻撃によるダメージ蓄積および切断
シビレ罠,麻痺,眩暈,転倒,中は切断できないので注意(尻尾破壊は進行する。また切断の蓄積はできる)。尾破壊はどの攻撃系統でも可能。
要するにナルガクルガなどと同じタイプではあるが、2018年2月以前は「切断可能な体力は総体力の20%以下」という条件があった。
これが本種の尻尾切断の難度を跳ね上げる要因となっており、
当時の価値観で言えば痺れ麻痺でも切断できないという鬼畜っぷりだった。
この難解さから睡眠溜め4や刀神玉鋼4とかが流行ったがどちらも廃れている。

なお間違えやすいが破壊できる赤い棘から先が尾である。

角破壊

4回の怯み値達成で破壊
打撃やガンスの砲撃等が有効、切断だとつらい
渇愛だと角は壊しやすいがその他の部位には不向き
剛種ではスルー安定

注意事項

麻痺後

麻痺が切れるとカウンターとして赤い麻痺ガスを出す、ガスに当たると当然麻痺る。
見た目より判定がでかい(グレンより一回り大きい)ので離脱必須。
あとガード性能+2でガード可。
麻痺してる間に足元に罠を置くなどをすれば麻痺ガスは中断可能。

捕獲

剛種のシビレ時間は僅か3秒。もし捕獲する場合はさっさと麻酔玉当てないとシビレ罠が切れる

高地のギミック

  • 落雷…山の天気は変わりやすい。グレンゼブルが怒り状態に移行すると必ず悪天候となる。
    地面が事前に光るのでそちらにも気を配ろう。
    ちなみにグレンゼブルもよく落雷で麻痺する。そして麻痺ガスに繋がる。
  • 岩柱…4番の岩柱はグレンが攻撃すると壊れるが、崩れる岩にも攻撃判定がある上に結構痛い。
  • 崖上の岩…5,6番に存在する岩はモンスターの攻撃で落として貰うことで、それぞれ下エリアを塞いでいる岩が壊れて通行可能になる。

非推奨アイテム

  • 閃光玉…下位、上位では飛行状態以外では効果があり、剛種、G級では常時無効。
    使用してもバックジャンプ風おこしを使ったり、尻尾回転など大暴れするため使わないほうがいい。
  • 落とし穴…使うと大暴れするので剣士はもれなく吹っ飛ぶ。
    昔は背中を壊すために使用することもあったが、今ならガンナーや穿龍棍に任せればいい。

下位

G10現在「素の攻撃力が実は上位より高い」という事態が発生している。
ただし下位はフィールドの関係もあり*1怒らないので、攻撃倍率は1.35で固定。
角・棘・尾と部位破壊が面倒な部位が多いが、下位はキークエストに入っているためクエスト報酬でももらえる。
便利な世の中になったと思わないか?

上位

上述したが攻撃力、というか怒り状態の倍率増加量が異常。
G9.1までは剛種もびっくりの攻撃力を持っていた。
現在では攻撃倍率が0.85と超絶弱体化したため、怒らないと攻撃倍率1.35の下位より手ぬるいという事態に…
怒り時は1.87まで上がるが、それでもG9.1時代からみれば可愛いもの。

剛種

閃光が一切効かなくなっている。

剛種としては飛びぬけた攻撃力は持っていないが、流石に今の上位よりは痛い。
防御力600↑もあれば爆風以外は大体耐えられる。

なお基本報酬、剥ぎ取り、捕獲報酬などで「飛竜種の逆鱗」を入手できることがある。
フォワード時代には入手性が悪すぎたことで悪名高い素材の1つであったが、今となっては普通の素材扱いである。
と言っても全武具を通じて5個しか使わないので別に手に入らなかったとしてもそうそう支障はない。

近接で辛ければガンナーで挑むのも手。
一人の場合ラスタ達に特攻させることで攻撃が近接技ばかりになるのでかなり楽になる。
しかしながら突進や水ビームでやられる可能性があるので防御を上げるか根性スキルを発動させておくと良い。
尻尾から入手できる固有素材は逆鱗のみで、本体剥ぎや報酬でも得られるので今となってはガンナーで行く方が楽かも。


特異個体


G級

★7で登場。2013/9/18実装。
武器が概ね優秀なのと後述の珠の存在で★7どころか当時のG級全体で見てもトップクラスの人気者になった。
現在でもハンターナビで最低一回は戦うため知名度は抜群と言える。
原種や剛種は草葉の陰で喜んでいることだろう

ベースは剛種である。もちろんHCモードにも出来る。
モーション等の変化はしないが角振り上げに岩と落とし穴が出る。

体力はHC剛よりもかなり高い。と言っても★7モンスター全般で見れば低い方である。
肉質は物理・属性ともに剛種より通りやすくなっている。
足と腹に雷属性がまともに通るようになり、肉質も柔くなったので低打点武器でもそこまで絶望的ではなくなった。

HC剛種同様、基本的にハメが通用しないのでガチるか麻痺スタンを駆使して速攻で畳み掛けるかの2択となる。今となっては前者一択だろう。
ちなみによろめき耐性はHCと変わらないので、非HCだからと言って部位破壊がしやすいということはないので注意。
ハンターナビのお題にあるので必ず一度は戦う相手だと思うが、★7故に防御減算が大きく、
G級上がりたての装備ではみなもと込みでも一撃死しかねない。
ナビのお題に沿う場合はエントラGXLv1(もしくはプレゼントでLv7まで強化)+みなもとで挑む、難易度を減らすなど工夫したいところ。

武器はHC素材を用いてのG級覇種武器、固有のG級武器の2種類が存在する。
ちなみにグ武器は太刀のみ固有の(原種・剛種)武器が無い。が、G級武器ではリーチ中の太刀も実装されている。
もっとも元デザインは韋駄天や団チケで作れる太刀だが。
流石に今となっては陳腐化が進んでしまっている。
スラッシュアックスFは強撃ビン型で、こちらは匠で空ゲが出る。実装時期の遅さもあってこっちは現役。

防具は剛撃、達人、怒とさながら新世代の剛力珠。
ハンターナビの報酬でもらえるため、ある意味最も有名なG級防具装飾品だろう。
剣士GX装飾品(胴)は更に三界の護りが付いている。
刀匠、扇射が大普及した際に一時期装飾品の人気は下落したが、剣神スキルの登場に伴い剛撃の活用機会が再び広がっている。

懸念されていた尻尾切断専用素材はやっぱりある(蛮竜の練尾)が、剥ぎ80%と超良心的。
要求数も大して多くは無いが、必要とする武器自体は非常に多い。
防具については一応使うは使うが、装飾品を直に生産するならいらない。

ちなみに頭を破壊すると準レアの怒角が5%で出るが、4怯み必要な関係上7000ダメージ蓄積を求められる。
ダメージの与えすぎで破壊する前に討伐にならないよう注意。

ハンターナビの関係上、G級ハンターは必ず戦うモンスターであると言っても良いかもしれない。

モーションなど

晴天時(通常状態)と雨天時(怒り状態)では一部技の仕様が異なるので注意。
変化があるのは(変化あり)と入れておく。

  • 突進
もっさり突進してくる。ホーミングもそこそこ。
しかしながら突進の終わり際に尻尾をグレンから見て左側になぎ払ってくるため大きく避けないと被弾する。

  • 飛びかかり
ギリギリまで軸合わせをして飛びかかってくる。
角に当たると膝崩れ状態となる。
このときも終わり際に尻尾をしならせる。突進時とは逆方向にしなるので注意。

  • 尻尾回転攻撃
飛竜種特有のアレだが、グレンの尻尾は太く良くしなるが故に判定が非常に広い。
しかも出が速く避けにくい割にとても痛い。
近接にとって非常に厄介だからなのか、特異個体とG級では頻度が低下している。
現在では尻尾の切断条件が緩くなったので、さっさと切ってしまうのも手。

  • 一回転攻撃
身体をぐるりと回して攻撃してくる。回転速度は遅い。
あまり使ってこず、どっちかというとゼルレウスUNKNOWNのモーション元、と言ったほうが早いかも。

  • 翼叩き付け
その場で翼を地面に打ち付ける。
こちらも、ゼルレウスUNKNOWNのモーション元、と言ったほうが早いか。
ただしこちらは引き寄せられるような吹っ飛び方をする。

  • 麻痺ガス
麻痺状態が解除されてなおかつ動ける状態の時のみカウンター技として使用。
威力は低いが、範囲がかなり広く当たると麻痺状態になる。
麻痺や状態異常無効が付いているか支援スキルの範囲内にいるなら攻撃チャンス。

  • 角叩き付け
角を豪快に地面に2回叩き付け、掬い上げるようにして突き上げる。
突き上げをまともに食らってしまうと膝崩れ状態になってしまう。
G級では落とし穴が生成されるようになり、更に岩が飛ぶ。

  • 水弾ブレス(変化あり)
複数の水弾を吐いてくる。着弾点は決まっているが、雨天時はそこから更に拡散するので注意。
拡散した水弾はグレンの前方広範囲に落ちる。

  • 水ブレス(変化あり)
ガノトトスのよりは太い水ブレス。
速度はそこそこ速く、出始めにも判定があるので注意。
下位、上位では直線のものしか使わないが、剛種、G級では雨天状態でなぎ払ってくる。
尻尾が下がるので尻尾を狙うチャンスでもある。
当然とても痛いので当たらないようにしよう。

  • ボディプレス(変化あり)
浮上して一定時間羽ばたいたあとプレスしてくる。
晴天時は振動のみとなるが、
雨天時はプレス時に雨水の衝撃波が発生し、当たると怯んでしまう。
衝撃波のダメージは低いが回避で避けるのは難しい。

  • バックジャンプ風おこし(変化あり)
二回羽ばたいた後風を発生させつつバックジャンプする。
怒り状態では暴風を発生させて範囲が広くなる。
上位では当該ランクの装備だと一撃で蒸発するレベルの破壊力を持つ。
判定は一瞬。

  • 棘ばら撒き(剛種以降・変化あり)
素早く一回転して周囲に棘をばら撒いてくる。
棘は屋外のみ避雷針の役割を果たすらしく、近づいたり一定時間の経過で落雷が落ちてくる。
屋内及び晴天時では雷は落ちてこない。
また、この落雷はグレンゼブルには当たらない。
ガードは炎龍の粉塵のように雷が落ちた瞬間のグレンゼブルの向きに正対していれば可能。
ちなみに設置する場所はグレンを中心として固定。
落雷はダメージがとても高いので注意。

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最終更新:2018年02月23日 13:57

*1 怒り状態になる条件は「雨が降ること」であるが、下位クエストは雨が降らない温暖期のクエストとなっている。