アカムトルム

でかくて遅い典型的な大型ボス。
ティガレックスと同期のMHP2→MHF輸入組。近時期にヒプノックとヴォルガノスがMHP2Gへ出張しにいった。
約7年後にMHP2Gからナルガクルガがやってきたが、同じP2Gの後輩が参戦してくることはあるのだろうか。

元はHR700開放試練の対象モンスターである一方、ロードマップ上最初の「若個体クエもソロハメも存在しない、完全ガチ討伐が必要なHR開放試練」であった。
現在はHRの刷新に伴い、試練とは無関係な存在になってはいる。

部位破壊

かつては牙と尻尾に体力条件があったが、Z2.2でのリファイン後は無条件になり、いきなり尻尾を斬ることも可能に。
逆にいえば従来のように「尻尾を斬れば討伐間近」とは限らないことに注意。

腹の破壊は一度打撃ダメージを入れていることが条件。かつてのテオナナやナズチの頭が龍属性ダメージ1回でも壊せる(龍ダメージ蓄積ではない)のと同じ。
片手剣ならジャンプ斬りの盾攻撃でも条件を満たせる。

首と背中は部位耐久値ではつながっている。HRならばホルクがいれば簡単に壊れる。
容易なのはいいのだが、覇道ではホルクは厳禁。「失敗条件が成立しました」。
G級技巧武器の実装に伴い再配信されるようになったので記憶に新しい人もいるかもしれない。
現在ではクエストが廃止されたので気にする必要はない。

原種

素材の売値がよく、MHP2と同様に銀行やATMと呼ばれていた。
今となってはHR帯で金に困ることはないはずなので素材はとっておこう。
防具はスキルが優秀な反面、生産段階では防御力が非常に低いが強化で伸びる。今なら鎧玉でお手軽。
現在でも早い段階で匠装備を作りたければお世話になるかも知れない。

基本的にMHP2/P2G仕様そのものなので、火力で簡単に押し切れる。
ただしガンナーがいる場合は突進を誘発してしまうので注意。
潜った場合、「その場で登場」「誰かを補足して登場」「プレイヤーを無視して定位置に登場」の3つがある
定位置に登場した場合はソニックブラストが確定。
P2Gでは閃光ハメが流行ったが、4人で高火力でぼっこぼこにした方が早いためMHFでは流行っていない。
ただし特異個体ではその厄介さから閃光ハメが復活した時期がある。

なおMHFでは同骨格のモンスターにオディバトラスとポボルバルムが居るが、
咆哮中ずっとダメージ判定が残るタイプはアカムだけだったりする。

変種

打属性は前脚・後脚、斬属性は頭・首・脚が硬い。
ほとんどの属性は吸収されてしまう。
特に龍属性は腹以外全て吸収されてしまうが、部位破壊をすると非常に通りがよくなり物理肉質も軟化する。
よって腹破壊をすると早く討伐できる。

昔はその恐るべきマイナス肉質から拡散祭りやガンスの砲撃でしとめるのが主流だったが、
特異個体で貫通撃ちが流行ってからすっかり廃れてしまった。
今からやる場合はおそらく特異個体にすると思われるので、下記リンクを参照。

特異個体

シリーズクエストでのお披露目や多彩なソニックブラストなどでインパクトが強い。
パワーアップ具合の激しさから「金融恐慌」「地獄の取り立て人」などと恐れられたりもしたらしい。
詳しいことはハードコア・アカムトルムを参照。
後述のG級対応とともにG級特異個体も出現している。

G級

MHF-G7でG級進出が決定。
難易度は★7。

変化技として突き上げ時に溶岩ごと跳ね上げ、背中で砕いて周囲に降らせるようになった。
この溶岩はスリップダメージを受け、なおかつ一定時間残る。減少速度はやや速め。

完全新技として、ゆっくりと押しつぶしてアカムを中心とした中距離一帯を炎の壁で覆い、特異個体のラウンドソニックブラストで一掃するという技を用いる。
炎の壁はヴァルサブロスのトライアングル突進で出来るものと同様、触れると吹っ飛ばされてしまう。
押しつぶしの回避タイミングは見た目通り。ラウンドソニックブラストは攻撃の発生タイミングが通常版より少し遅いため、
完全に同じタイミングとはいかない。(こちらは、黒レイアや覇パリアの溜めブレスに近い拡散直後にダメージ判定が出るタイプ)
ちなみに炎の壁はアカムから見て前方向は比較的広く、後ろ側は狭いので後方に陣取っている場合は注意。尻尾を殴り放題だが、開放直前のソニックブラストを目視しにくくなるため要注意。耳と目できちんと状況判断を。

特異個体のスーパーソニックブラストなどを除けば攻撃の威力はそこまででもなく、防御力が十分機能する。
が、防御ダウン状態だと致命的なダメージを受けかねないので忍耐の丸薬は持っていこう。鉄面皮、状態無効多種も有効。
体力も30000と超大型の貫禄を見せ、肉質は全体的に見て斬・打・弾いずれもかなり硬化している。
一方で、変種と違い弱点がはっきりしており雷・龍属性もよく効くので、しっかり狙いたいところ。
ガンナーは素で弱点特効が発動する部位が一切ないので、必ず狙い撃ち(扇射)or纏雷をつけよう。適応撃スキルもそれなりに機能する。
電撃弾を使うなら尻尾を重点的に狙うとよい。
HC化で体力が大幅に減るため、後述の部位破壊の事情も踏まえるとHCでやったほうが楽と言えるかもしれない。

部位破壊の専用素材はなく、レア素材の剛髄は尻尾に含まれる。斬った尻尾が溶岩に落ちるのもお約束
牙はよろめき耐性増加と体力条件のせいで凄まじく破壊が難しいが、レア素材が無いので無視するのも手。
例によって背中は適当にやっても壊れる。
ちなみに特異個体では体力が低下し怯み値が2倍に上がるため、ハンター4名では全破壊がほぼ不可能。

閃光玉は普通に効く。しかしながらインフレの激しい今のG級であれば、閃光ハメなどせず普通に殴ったほうが早い。
とは言え、突進や咆哮をキャンセルできるので閃光玉を持っていったほうがいいのは間違いないが。
G7モンスターの例に漏れず麻痺時間は明らかに短いのでアテにしないように。
スタンも5秒と短いので、チャンスを見逃さないようにしたい。

結論から言えばアカム(特異個体)に慣れていればどうとでもなる。
新技の押しつぶしも通常のものより予備動作が長く露骨なので判別は容易。
むしろこれを使う関係で特異個体でも通常のラウンドソニックブラストの頻度が減り、対処しやすくなっている。

G級武器は大剣・双剣・太刀・弓がある。
アカム大剣はMHP2Gで初登場したのでMHFには輸入されておらず、今回のアプデで初登場となる。
近接はいずれもバルラガルの武器のような馬鹿長い赤ゲージと紫ゲージしかない構成。
その他トップクラスの攻撃力に龍属性値、わずかばかりのマイナス会心が特徴。
通常モンスターのG50武器としては破格の性能を持っている。
G10現在でも十分現役であるが、空ゲがないからというなら消費特効で活かすのもいいだろう。

防具は剛撃を共通とし、剣士が剣神・達人、ガンナーは穏射・溜め短縮が主体になっている。
また、剣士・ガンナー共に血気活性を有する部位が存在しており、精錬でも残る。
★7という立ち位置上量産は難しいが、剣士は剣神込の汎用に、ガンナーは嵐ヘビィにとって扱いやすい珠になる。
特に剣士については、対応する装飾品が貴重な炎寵や剣神、汎用性の高い達人や剛撃を全ての部位に持つ。
このおかげでイベント系のG級装飾品との相性が良く、だいたい2~3部位ほどあれば広く使いまわせる。
三界の護りを持つ頭や、溜め威力upを持つ胴が人気。脱エントラの足掛かりにどうぞ

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最終更新:2018年04月02日 14:57