辿異防具

MHF-Zアップデートで実装される新カテゴリの防具群。
一応「G級防具」の系列に属するようで、そちらのページも参照いただきたい。
辿異スキルの詳細や、辿異スキルカフに関してもここで扱う。


概要

GR200から作成できる防具。<<辿異防具>>と防具ステータス上に記載される。
基本的には辿異種の素材から生産するが、イベント防具や後述する課金系防具からの派生も可能。

G級系列防具の1つであり、基本特性はG級防具と一緒。
3部位(G級・G遷悠・G狩護込み)装備でスキル枠+1、攻撃力強化が発動し、
5部位(同上)装備でスキル枠+2となる。
また、Z2.3(2018/4/18)からはガンナーの始種防具への依存を無くすために、
クリティカル距離と強撃ビンのダメージアップ効果が追加される。
「辿異防具又は始種防具を1部位以上装備すると全ての武器でクリ距離での威力増加+強撃ビン強化」というものになり、
剛種以上のクエストという条件はそのままで、始種防具と併用しても効果が更にUPするという訳ではない。
また、スキルアップグレードや斬れ味強化効果はつかない。

強化はZ→ZF→ZY→ZXの4段階。
ZとZFにはLv強化がなく、生産→ZFへ直接強化→ZYへ直接強化、という方式になり、ZYとZXは従来通り7LV強化である。
防御力は少なくともZ→ZFは上昇、ZF→ZY、ZY→ZXは一旦落ちて強化で上回るという形である。
なお防具スロットはZの時点で3個空いている。
後述の点から、現状のGR帯及びそこで用いられている装備を考慮すると生産時点で完全に実用に足り、強化しないと使えないという性質ではないと考えてよい。

パートナーに譲渡することはできるが、辿異スキルは発動しない。
また、G級系防具のためラスタ用装備にすることはできない。
なお精錬もできない。

生産には辿異種★1クエストで入手可能な素材で、1個だけ★1発達部位の素材を使う。
ZFとZY派生は★2クエストで入手しやすい(一応★1でも入手はできる)生産と同等数の素材で、
それぞれ★2・★3の発達部位素材が1個ずつ必要。
ZYLv2以降の強化は従来の防具体系に近くなる。
最終的にZXLv7までは全てのランクの発達部位素材が合計5個必要。

また、それ以外については破壊部位が発達部位以外にも複数あるモンスターと、
そうでないモンスターとで体系が分かれる。
前者はZYで部位破壊上位素材を2個ずつ、ZXでは3個ずつ使用し、
後者はZYで部位破壊上位素材を3個、ZXで4個使用する。
辿異種ドドブランゴ、リオレウスはZYで1個、ZXで2個になっているが、
これは辿異種の難易度設定について開発チーム内で議論になっていた影響があるものとみられる。

防具性能

辿異防具は天廊防具と同じく、従来のレア度体系が採用されている
(Zがレア9、以後段階ごとに増えていきZXでレア12の赤色アイコンになる)。
天廊防具は素の防御力が低く、GR適正防御ボーナス込でGX防具と同じぐらいの防御力になる調整だったが、
こちらはZシリーズの時点で素の防御力がGX防具とほぼ同じぐらいであり、
それにGR適正防御ボーナスが入るためZの時点でGX防具を完全に超える防御力が発現する。
GR200の時点では防具適正GR5のため、Z一式で防御+400の補正が入る。
ZFに強化できるGR400では防具適正GR7になるため、同じ条件で防御+600となる。

素の防御力については各段階でそこまで大きくは伸びないが、ZXLv7まで強化すると素の防御力がラヴィGXLv7と同等になり、防御ボーナスの加算で剣士は2800に到達する。
ちなみにZYLv1一式でも2500以上は確保できる。

スキルについては、Zシリーズの時点で一般的な(高難度クエのものを除く)GX防具とほぼ同水準であり、
剛撃*1など一部不足しているものがZFで1ポイント増えて補われ、
ZYにてどの防具も高難度クエのGX防具と同等以上のスキル値に到達する。
今からG級を遊ぶ人の目線で言うと、GR200までの間に高難度クエに挑み安定してクリアするのは現実的ではないため、
文字通りGX防具の直接の乗り換え先として機能するようになっている。
またスキルを組む上でも、最前線プレイヤーでもZFやZYのスキル値で事足りる場合は少なくなく、スキルだけを見ても強化が必須であるとは言い難い。
ちなみに強化難度で言うと、ZYLv2から部位破壊レアが必要になり急激に難度が上がるため、ZYLv1が最初の完成形(目標)であると考えて差し支えない。
解禁記念イベでも、最近ではZシリーズの生産で重要な装飾品素材の「灰輝原珠」が計20個前後手に入るようになっている(ZX強化でそれ+10個の場合が多い)。

ZXのスキル値については、特殊な味付けが施されている。
具体的に言うと、以下2点のいずれか、もしくは両方の特性が発現するものが多い。
  1. スキルポイントが若干増え、従来のGX防具で見られなかった水準に達する。
  2. スキル値が10(以上)に達し、特定スキルの単独発動が可能になる。
1.については、例えば従来のGX防具では最大5Pだった「巧撃」のSPが6になる防具がある、といった具合である。
上手く組み合わせると装飾品の数を減らしたり、防具だけでスキルを発動できるようになるだろう。
2019年2月からはそこから更に1P高くなったZX防具が登場しており、いわゆる「希少スキル」のスキルポイントが始種・烈種防具の水準まで強化されているものすらある。
2.については後述するZP防具では初期の時点で(古いスキル、HRスキルを中心に)割と多く見られていたが、
2018年7月頃から、ZX防具強化時の特性として炎寵+10、鼓舞+10などのスキル値を持つ防具が現れるようになった。
どちらかと言えばスキル値を稼ぎにくい補助系スキルを中心にその手の防具が少しずつ増えていたが、
2019年1月アップデートからは猛進などストレートな火力スキルで10Pを持つものも出てきている。
ただ、いずれにしても必ずしも活かせるとは限らない部分であるため、ZXまで強化しないと使い物にならないという訳ではない。

上記の通り、生産時点でも十分実用に足る上に、ZYLv2以降の強化に取り組まない人も多く、
Z2.3(辿異武器の作成難度緩和があった)時点でZXシリーズまで強化するメリットはあまり大きくはなかったためか、
現時点では生産、強化難度の緩和はされていない。
一応、準レア素材の要求数量だけで言えば現状ではZYLv1時点でも防具の方がやや多くはなっている。

辿異スキル

辿異武器、辿異防具最大の特徴として、防具自体に自動発動の「辿異スキル」が存在する。
防具1部位ごとに何かしらあてられており、対応した通常スキルが発動しているとき、以下のような強化を受ける。
同じ辿異スキルは、それぞれに定められた上限値まで重複させることが可能。

辿異スキル 効果 上限
スキル枠拡張+1 発動スキル枠を1つ増加する。 +7
閃転強化+1 「閃転」発動時に武器が持つ「元々の会心率」に応じて武器倍率上昇。
√武器会心率*5*スキル段階。例:素会心25%の武器で閃転強化+2の場合、√25*5*2=50。
この武器倍率上昇効果は閃転が発動していれば会心率100%以下でも有効。
※「元々の会心率」の判定ではシジル等は無視される。
+2
巧撃強化+1 「巧撃」発動時に連続で回避に成功すると上限220まで武器倍率の上昇を重ねられる。
1回目の回避で+100、以降持続時間中に回避を重ねることで+1:20、+2:40ずつ上昇し最大+220。
+2
属撃強化 「属性特効」発動時に属性肉質軟化効果が属性肉質15から発動するようになる。 -
纏雷強化+1 「纏雷」発動時に纏雷ゲージMAXの効果時間が+1は20秒、+2は60秒延長される。 +2
氷界創生強化 「氷界創生」発動時に効果減衰の猶予時間が+4秒される。 -
耳栓強化+1 聴覚保護系統スキルが段階分ランクアップ。
超高級耳栓を超えた場合「超咆哮」を無効化する。
+3
風圧強化+1 風圧系統スキルが段階分ランクアップ。
暴風圧無効を超えた場合「超風圧」を無効化する。
+4
耐震強化+1 耐震系統スキルが段階分ランクアップ。
耐震+2を超えた場合「超震動」を無効化する。
+2
耐毒強化+1 毒系統スキルが段階分ランクアップ。
毒無効を超えた場合「超毒」のスリップダメージを軽減する。
+2
耐麻痺強化+1 麻痺系統スキルが段階分ランクアップ。
麻痺無効を超えた場合「超麻痺(継続麻痺やられ)」を通常の麻痺に軽減。
+2
耐睡眠強化+1 睡眠系統スキルが段階分ランクアップ。
睡眠無効を超えた場合「超睡眠(熟睡)」を通常の睡眠に軽減。
+2
吸血強化 吸血系統スキルが段階分ランクアップ。
吸血+2を超えた場合、効果発動確率がさらに上昇する。
Z2.2までは、ランクに関係なく発動率を高める効果(段階なし)だった。
「吸血+1」と「吸血強化」の併用時に、確率だけでなく回復量も増えるようになり、
事実上の上方修正と言える。
+2
劇物強化 「劇物の心得」発動時に状態異常値の下降補正が38%から42%に緩和される。 -
支援強化 「支援」発動時に周囲のハンターへの付与スキルに「状態異常無効【多種】」が追加される。 -
弾丸節約術強化+1 弾丸節約術系統スキルが段階分ランクアップ。
節約達人を超えた場合更に効果発動確率がアップする。
+2
ガード性能強化+1 ガード性能系統スキルが段階分ランクアップ。
ガード性能+2を超えた場合以下の効果が発動。
ガード範囲が強化され削りダメージ・スタミナ消費量が更に減る。
ランスとガンランスは360度ガードが可能になるが、
背面でガードした場合はよろけモーションを取る(強ガードと同じ)。
また、一部のガード不可攻撃を強ガードと範囲ガードでガード可能になる。
加えて、ランスはガードストックの増加量が上昇し、
ガンランスは竜撃砲・爆竜轟砲・極竜滅砲の冷却時間が短くなる(-10秒)。
秘伝スキルとも重複するが(元の時間-10)/2となる。
また、ヒートブレード系の冷却時間は変わらない。
+2
適応撃強化+1 適応撃系統スキルが段階分ランクアップ。
適応撃+2を超えた場合肉質補正値が更に緩和される(適応ダメージが増える)。
+2
鼓舞強化+1 鼓舞系統スキルが段階分ランクアップ。
激励+2を超えた場合自動付与スキルに絶倫、スタミナ急速回復【大】が追加される。
+2
反射強化+1 反射系統スキルが段階分ランクアップ。
反射+3を超えた場合反射時の攻撃範囲とモーション値が大きくなる。
+3
巧流強化 「巧流」発動時に回避を成功させるとハンターの周囲に攻撃判定が出現し、
一定回数のみ斬れ味の消費量を0で攻撃する事ができる。
攻撃判定は打属性でモーション値30、斬れ味消費無効の回数は武器種によって異なる。
-
血気活性強化 血気活性」発動時に体力最大かつ100以上の時にさらに攻撃力が上昇する。
剣士は+100、ガンナーは+50。
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雌伏強化 「雌伏」発動時に攻撃力UP上限までに必要なガード成功回数が減少(寸前ガードで更に減少)し、
上限に達している状態でガードに成功すると斬れ味回復(寸前ガードで回復量UP)。
※「刹那の護り【中/大】」の発動中は「寸前ガード」の有効時間が延長、
ガンスのHB/属性B中でも斬れ味回復効果の恩恵が発生。
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喝強化 「赤魂」発動時に自身の攻撃力が更に上昇し攻撃がサポート狩人や他のハンターに当たった時に怯まなくなり、
味方を攻撃すると一定時間味方の攻撃力を更に上昇させ抜刀ダッシュ時のスタミナ消費を0にする。
「青魂」発動時に自身の防御力が更に上昇し攻撃がサポート狩人や他のハンターに当たった時に怯まなくなり、
味方を攻撃すると一定時間味方の防御力を更に上昇させ体力持続回復効果を付与、
更に味方の様々な状態異常や特定のプレイヤーのやられ状態を解除できる
また、他プレイヤーに攻撃が当たるとそのプレイヤーから一定範囲内に効果を伝播させることが可能で、
この効果は音爆弾などでも付与できる(従来の喝は音爆演奏は有効だが音爆弾は無効)。
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猛進強化 「猛進」発動時に従来の第二段階より更に上の段階が追加される(以下第三段階という)。
第三段階では攻撃力が更に+70(合計+200)され、
闘覇や鬼人化なども含むすべてのスタミナ消費を無効化する(強走扱い)。
ただし発動から30秒経過すると自動解除され、第二段階に戻る。
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幕無強化 幕無の段階上昇に必要な攻撃ヒット回数が減少し、更に会心率と会心補正がアップする第3段階が追加される。
第3段階は第2段階の補正に更に会心10%、会心ダメージ+0.05が加算される。
また、一定時間攻撃を当てなかった場合効果が一気に消滅するのではなく段階が1つ下がるようになる。
-

スキルの強化は、該当スキルを含む複合スキルでも有効。
例えば耳栓強化であれば、豪放や秘伝スキルでも有効ということになる。
また「更に強力な状態異常」については、スキルを強化しても「無効化」ではなく「軽減」に留める点に注意。

また、スキル枠拡張以外の辿異スキルは「効果変更・追加系(〇〇強化)」と「アップグレード系(〇〇強化+1)」の2種に分けることが出来る。
どちらも、「スキルポイントで発動させているスキル」と「装備自体に備わる自動発動スキル(天廊武器、遷悠防具)」の両方に適用され、複合スキルにも対応する。
ただし、プレイヤーの装備以外で発動させたスキル(スキルの実、歌スキル)や、
別のスキルの効果として一時的に発現したスキル(纏雷や、味方ハンターの支援による「状態異常無効」など)は対象外である。

辿異狩護防具

G級狩護防具の強化バージョンで、ZPと記載される防具がこれに該当する。
強化段階はなく、ZPシリーズ(赤アイコン・レア12)派生で打ち止め。
G級狩護防具からの派生であるため、辿異防具と狩護防具の効果を併せ持つ。

防御力についてはZシリーズとほぼ同じだが、実際はここに狩護防具のクエスト防御力補正(1部位+20)がかかるため、ZFと同レベルの防御力になる。
そしてここにG級クエストのダメージ軽減能力が乗るため、(みなもと効果無しで)防御性能はZXをやや超える。

スキル面は防具によりけりだが、過去の防具の強化版はZP強化でスキルが一新され、
2016年代のものは、基本的に全く変化せず一部ポイントが微増するのみという特徴がある。
ZXシリーズのような特殊なスキル値については、現状では↑で挙げた2.のみが該当する。
特にHRスキルが+10~+20になっている防具は現状ではZP防具のみである。

派生にはヒプノック辿異種の「眠鳥の柔橙毛」を1部位ごとに1つ使う。
当初は救済にもポイント交換にも対応していなかったが、現在は狩煉道ポイントで交換可能。
さらにデイリークエスト「楽々強化!特典防具」なら地図納品で5部位分が手に入るのでお手軽。
現時点で課金防具を持ってなくても、GR200になったら1回はクリアしておくとよい。
HLリワードで入手出来るディオス・エリスシリーズや、決意シリーズの強化素材としても活用出来る。
一応、ラスタ持ち帰りや猟団のおすそわけボックスで手に入ることもある。

基本的にはG級狩護防具同様、辿異防具と全く同じように使うことができる。
みなもとを使う場合でもZFシリーズ級の防御力はあるため、防御面でも劣らない。
上で挙げたHLリワードの防具は(割と)簡単に用意できるため辿異防具入門としても便利。

辿異スキルカフ

いずれかの辿異スキルを持つスキルカフ。辿異種の素材から生産する。
通常のカフとは異なりスキルポイントは持たない。
保護系統は★1を2戦もすれば作れる程度だが、それ以外は剥ぎ取りレア・部位破壊レアを複数要求と相応のコスト。

防具に縛られずに任意の辿異スキルを付けられるので使い勝手が良い。
用途としては、モンスターに合わせて保護系スキルをピンポイントで発動させたり、
あるいはそれが不要なら火力スキルを強化したり、あふれたスキルを枠拡張で発動させるといったところ。
これらのカフを前提として、スキルシミュの際にカフ枠を空けておくといった例も多く見られる。

ZZアプデにて課金系(PZシリーズ)が実装された。
こちらは、辿異スキルに加えて通常のスキルポイントも有している。
現在のところはボックスガチャ形式で販売されている。詳細はココ!
第一弾の辿異スキルはスキル枠拡張に統一されているが、以降については様々なものが混在している。
スキルポイントについては、大きく分けて5~6Pを有して防具との組み合わせでスキル発動(またはランクアップ)を狙えるものと、
10Pを有し単品でスキルを追加できるものがある。

余計なスキルが発動するのでもない限り、同じスキルが発動する辿異カフの上位互換として使用可能。
ただし、現在の主流は辿異カフをモンスターに応じて付け替えて対応する運用であることから、
もし同じように運用しようとすると、同一スキルポイントを持つ辿異PZカフを(辿異スキルに合わせ)複数用意する必要がある(一応ボックスガチャなので、いつかは引けるが1種ごとの出現率は約2%である)。
SPについても武器スロットで補えるレベルのものが多く、これが無いと装備が全く以て組みづらいというほどのものではない。

ちなみに2019年1月30日に実装されている秘伝スキルカフとこれらのカフは併用できる。