極ノ型

MHF-Z1アップデートで追加された新たな秘伝書スタイル。
GSR300(2017年4月19日アップデートより、G級昇級直後)で解禁される。
全13武器種全てに存在しており、MHF-Z最大の目玉の一つと位置づけられている。
コンセプトは「ハンターが極まる」。

地・天・嵐ノ型が状況に応じて使い分ける性質が強く、中には使い道に乏しい型も存在しているのに対し、
こちらは3つの型の特性を併せ持ち昇華させた、という性質が強いものになっている。
一部の武器種は、各スタイルのモーションを全て使用できるものもある。

追加アクションの数が非常に多いため、詳細は各武器種の記事も参照してほしい。

取得条件

元々はGSR300、及び嵐ノ型の解放で、ギルドマスターに話しかければ入手できる。
上述したように17年4月19日からは、G級昇級と同時に極ノ型が無条件で解禁される
(前提の一つである嵐ノ型は、秘伝書入手と同時に習得できるようリファインされる)。

全武器種共通

【抜刀ダッシュの追加】
穿龍棍とスラッシュアックスF天ノ型専用だった、抜刀ダッシュが全武器種で使用可能となる。
基本仕様は穿龍棍のもの(スラッシュアックスFは天ノ型と同じ)である。
元々ダッシュがある穿龍棍とスラッシュアックスFを除いた全ての武器種にて、
抜刀ダッシュから派生可能な新アクションも存在している。
なお、抜刀ダッシュのスピードは武器種ごと異なり、元の機動力が高いほど速い。
(おおよそ槍、銃槍<大剣<重銃<槌、笛<弓<太刀、穿龍棍、納刀ダッシュ<軽銃<片手剣、双剣<剣斧F)

【任意受け身追加】
これも上記2武器種専用だったものが、全武器種で使用可能となる。
武器種によって微妙にモーションが異なるが、基本仕様はスラッシュアックスF(天ノ型)のもの。

大剣

地ノ型と嵐ノ型が融合され、通常の溜め斬りと溜め斬り上げの両方が使用可能になる。
抜刀ダッシュからは「ダッシュ斬り」と溜め斬り上げを繰り出すことができる。

また、ガード斬りに代わってジャストガードというアクションが使用可能になる。
スラッシュアックスFのガード吸収と同等の性質を持ち、これに成功すると、
反撃行動として「ガード振り下ろし」という切りおろし攻撃か、「ガード薙ぎ払い」に派生可能。
また、ジャストガードを3回成功させると「輝烈剣」という新技を使用できる。
輝烈剣は通常の溜め斬りと異なり、溜め時間は短く、攻撃時間は長い多段ヒット判定という特性。

抜刀ダッシュとジャストガードによって立ち回りを大きく変えることができ、
従来の立ち回りも問題なく行うことができる。

太刀

運営レポートで今村Dがおススメしていた武器種で、極ノ型での変化が非常に大きい。
ベースとしては嵐ノ型で貫刺しが使用可能な一方で地・天の突きは使用できなかったのだが、
翌年2月のアップデートで使用可能となった。
ちなみに、回避からの突き(貫刺し)は斬り上げに変更された(ただし入力するキーは突きと同じ)。

システム面では「斬ゲージ」が追加され、攻撃を当てるごとに溜まっていく(納刀でリセット)。
これを全消費することで、素早く連撃して解放した練気でモンスターを追撃する「解放連撃」が使用可能。
この技は使用時の斬ゲージの量によって挙動が変化し、
連撃後に向き直ると同時にモンスターに蓄積された練気が解放されダメージを与える。

また、モンスターの攻撃をガードする「いなし」が使用可能。
「いなし」はスラッシュアックスFのガード吸収のような技で、
ガードに成功すると高威力多段ヒットの「いなし突き」(要は貫刺し)か、
瞬間移動のごとく前進して斬りつける(無敵時間もある)「瞬斬」に派生可能。
瞬斬は前方向だけでなく、反転して真後ろのモンスターを襲うこともできる。

抜刀ダッシュからは解放連撃・いなし、斬り上げ、踏み込み斬りの他に、
気刃斬りボタンを押し続けて「ダッシュ溜め」、溜まってからボタンを離すと「ダッシュ溜め斬り」を行うことができる。
溜まる前に放しても攻撃は出るが威力は低い。

ちなみにいなし、瞬斬、解放連撃は練気ゲージを使用しないが、いなし突きやダッシュ溜め斬りは消費する。

片手剣

地ノ型・天ノ型が融合され、回転斬り、ジャンプ二段斬りを両方使用することができる。
攻撃後ステップは通常ステップの他、双剣の真鬼人回避のような「回避攻撃」が利用できるようになる。
回避攻撃は単体では使用できないがほとんどの攻撃アクションから出せて、
そこからは普通の斬り上げやジャンプ斬りの他に回転斬りとジャンプ二段斬りにも派生できるので、
回転斬り(ジャンプ二段斬り)→回避攻撃→回転斬り(ジャンプ二段斬り)→回避攻撃→・・・ということ可能。

また、シールドバッシュとは別に「シールドブロウ連打」という、シールドで何度も殴打する技が使用できる。
コマンドはガード斬りからの差し替えだが、シールドブロウから斬り上げ→無限連斬への派生はできないので要注意。

抜刀ダッシュは納刀ダッシュよりも速くそこから通常のジャンプ斬りの他に、
ジャンプして盾で殴りつける「ダッシュシールドブロウ」と、
縦回転しながら斬りつける「ジャンプ回転斬り」に派生可能。

双剣

天ノ型をベースにしており、抜刀ダッシュから、「空舞連斬」という独自技が使用できる。
空舞連斬は跳躍しつつ空中で縦回転斬りを見舞うという嵐ノ型のジャンプ縦回転斬りに似た技だが、
攻撃がヒットすると斬り下しフィニッシュへと派生可能で滞空時間もジャンプ縦回転斬りより長く、
高度については穿龍棍のそれに匹敵するほどである。
また、使用時にスタミナを消費するが無敵時間がある。

抜刀ダッシュは片手剣同様納刀ダッシュより速く、空舞連斬、回避、斬り上げに派生可能。

そして真鬼人化の更に上である「極鬼人開放」が解禁される。
真鬼人化と同じリスク(体力消耗速度)を背負い、極鬼人開放状態では攻撃エフェクトが変化するほか、
「極鬼人回避」という、隙が少なく2連続で使用できる回避攻撃が使えるようになる。
更に、極鬼人開放中の回転斬りは、垂直跳躍攻撃「上昇斬り」になる。
Z2.2(2018/2/7アップデート)で真鬼人解放と共に一部仕様が変更された(詳しくは双剣の項)。

ハンマー

抜刀ダッシュ状態を維持したまま溜めに移行することができ、
普通の抜刀ダッシュより若干移動速度が下がるが、機動力を保った上に溜め速度が若干速くなる溜め行動を行える。
ちなみに抜刀ダッシュからは縦3にも派生できる。

溜め5が追加され、「二連スタンプ」という新技を繰り出せる。
溜め1に近いモーションでスタンプ→宙返りしつつスタンプ、という構成で、高威力・高スタン値の大技。
ちなみに溜め4ジャンプスタンプも従来通り使うことができる。

また、静止状態の通常溜めはその場でハンマーを振り回しながら溜める「振り回し溜め」が使える。
この状態では溜めを解放すると専用のジャンプスタンプに派生する。
振り回した回数に応じて(4回以上は3回と同じ)スタンプの威力が強化される。
なおこの振り回し溜めではスタミナを全く消費しない。

更に、乱打からホームランこと振りぬきへの派生が追加されている。

狩猟笛

地・天・嵐が完全に融合され、叩き付け、突き上げ、音色変換、音爆演奏全てが使用できるようになる。
HRから使える11武器種では狩猟笛のみであり、弱体化する要素が全くないという点では全武器種中唯一である。

旋律を消費して攻撃する「音響攻撃」が追加される。
音響攻撃はモンスターに攻撃を複数回当てることで使用可能になり、
譜面の音符によって異なるステータス異常をモンスターに与えることができる。
効果は「物理肉質軟化」「属性肉質軟化」「逃げ防止」の3つ。
17年2月アップデートでは肉質軟化系の有効時間が延長された。

また、抜刀ダッシュからは二連続攻撃の「ダッシュ回転攻撃」に派生可能。

ランス

嵐ノ型をベースにしており、抜刀ダッシュからは通常の突きの他、跳躍して突く「ジャンプ突き」や、
スタミナを消費しないガード判定付き攻撃の「ダッシュガード」に派生できる。
また、通常の突きからは高威力の「フィニッシュ突き」に派生可能。
更に、バックステップと同時にモンスターを付く「回避突き」も使用可能。
制動がかなり難しいが、ジャンプ突き・4連突き・フィニッシュ突き・回避突きと繋げると怒涛の7連続突きが可能。

システム面では「ガードストックゲージ」が追加される。
ガードによって溜まるゲージで、これを用いることで抜刀状態から様々な効果が発動できる。
この効果はアイテム使用とみなされないため、猛進スキルの効果がリセットされない。

ガンランス

ベースは地ノ型で、抜刀ダッシュからは突き攻撃や砲撃、走りながらリロードする「ダッシュリロード」の他、
大きく移動する「砲撃ブースト」、そこから派生できる「ダッシュなぎ払い」が追加。
また、爆竜轟砲の上位技「極竜滅砲」も使える。

しかしこれだけでは他の武器種と違って地ノ型の発展形でしかないという声が上がり、
Z2.2でリファインされることとなった。
竜撃砲と両立してヒートブレードの進化形である属性ブレードが使用可能になり、
嵐ノ型の属性砲撃も使用可能で属性ブレード発動中も竜撃砲及びその派生技が使用可能。
属性ブレードは装備している武器の属性に応じて「火」、「水」、「雷」、「氷」、「龍」、「無」の6種類がある。

スラッシュアックスF

地・天・嵐全ての要素を融合した型で、スラッシュゲージが2本用意される。
普段は「ガード吸収ができる天ノ型」だが、光剣モードへ変形すると、
天ノ型の抜刀ダッシュ、スラッシュ回避、無限乱斬、溜め斬り上げを光剣モードで行うことができるようになり、
嵐の破壊力と天の機動力を両立したアクションが可能になる。
また、変形斬りと属性解放突きという地ノ型要素も継承されている。

ちなみに光剣モードでは天ノ型スラッシュゲージが機能せず、斧モードでは嵐ノ型スラッシュゲージが機能しない。
また、斧でしかできなかった任意受け身が光剣でも可能。
クエスト開始時の嵐ノ型スラッシュゲージが0なので光剣モードへの移行が嵐ノ型より遅くなるのが弱点だったが、
2月アップデートより解消された。
リロードもオミットされているが、斧攻撃での天ノ型ゲージの回復量は他の型より多くなっている。

4月アップデートからはスラッシュアックスFを手にすると同時に極ノ型が選択できるようになった。
穿龍棍同様、極ノ型と他の型での決定的な違いは少ないので、
いきなりこれを選択してもいいし他の型で慣らしてから極ノ型にスイッチするのもよいだろう。

穿龍棍

地・天・嵐すべての特徴を併せ持つ型となっており、
5段階コンボゲージ(攻撃力UP効果あり)とEXゲージの両方が存在する。
また、滞空連携・EX回避・溜め突きの全てが使用できる。
狩猟笛同様、全スタイルの全モーションを運用できる武器種である。
ただし、コンボゲージが復活した都合上天と嵐ノ型にあった「地上連携のモーション値がデフォルト1.25倍」はオミットされている。

新アクションは「空中でのリーチ変形」と、空中で大きく移動できる「パイル回避」。
後者は確実に地上に降りることになってしまうが、代わりに移動距離が非常に長く、
とっさに距離を離したい場合に便利。また無敵時間も通常より長い。
EXゲージは消費しないがスタミナは減る。

地味な変更点として、コンボタイマーがリセットされるまでの猶予が長くなっている。

しかし極ノ型追加と同時に行われた武器バランス調整で空中とリーチ単の火力が大幅に下方修正を受け、
2014年の登場以降MHF-Gを席捲していた穿龍棍の使用者がMHF-Zでは激減してしまった。
これを受けZ2.3(2018/4/18)アップデートでバランス調整をすることとなり、
その一環として極ノ型に「空中EX回避」が追加された。
空中EX回避はその名の通りEX回避の空中版と言える回避攻撃で、
モーション値16、気絶値6の2ヒット攻撃。
また、回避成功時には腕が光る(モーション値強化が発生する)ほか、
高度低下があまり発生せず当てると若干だが浮き上がることに加えてEXゲージがある限り連発可能なため、
滞空を維持しやすくなり、ある程度の距離なら空中にいるままモンスターを追いかけることも可能。
使用後はステップ回避、対空連携、滑空蹴り(回転着地)、パイル回避に派生可能。

ライトボウガン

地ノ型がベースとなっており、抜刀ダッシュにて走りながらリロードをすることができる他、
抜刀ダッシュ中に「スライディング回避」という回避アクションが使用できる。
抜刀ダッシュ自体も納刀ダッシュより若干速い。

また、ジャストショットの派生行動として、
左右に回避しながら射撃する「回避撃ち」と、
それ以上JSを続けられないが威力が高い「フィニッシュ撃ち」が追加される。

ヘビィボウガン

砲熱ゲージが追加。
射撃することで溜まり、これを消費して「砲熱照射」、「砲熱回避」が可能となる。
砲熱回避は一定量消費で前後左右上方に大きく回避し、無敵時間が長い。
一方の砲熱照射はゲージをMAXまで溜めて全消費で放つ排熱噴射機構のパワーアップ版で、
青白い炎を放ち発射中反動で後退する程の威力を秘めている。
これらは極ノ型(秘伝書スタイル)のアクションのため排熱噴射が置き換わるわけではなく、
排熱噴射機構を付けた武器ならばどちらのゲージも表示され、排熱噴射・砲熱照射・放熱回避どれも可能。
また、抜刀ダッシュによる恩恵が極めて大きい武器種の一つとなるだろう。
ロマン砲改とも言える砲熱照射は黒レイアのビームと全く同じ色をしており、発射音も異なる。

なお射撃は嵐ノ型に準じているのだが、溜め0補正がマイナスではなくなっている。
ちなみに、近接攻撃はオミットされる。

こちらのベースは嵐ノ型で、昇龍、しゃがみ撃ちが利用できる。
(嵐ノ型ではデフォルト溜め速度が低下していたが、こちらでは地・天ノ型と同様)
なお昇龍弓は操作方法が微妙に変わり、同ボタンは後述の昇天煌弓になっている。

抜刀ダッシュ中にも溜めることができる他、ダッシュ中にビンを装填することもできる。
また、回避行動をしても溜めが解除されない「回避溜め」が出来る。

更に、溜め撃ちが2連射になる「溜め連射」が可能となる。
2射目は1射目より若干威力が落ち固定量のスタミナが減るが、同じ溜め段階の矢を放てる。

また、新技として低い姿勢から地面すれすれの距離を飛ぶ矢を放ち、
一定距離後に真上に軌道を変化させてモンスターを下から射抜く「昇天煌弓」が使用できる。
弓タイプによる性能の変化がなく、高威力の技である。

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最終更新:2018年04月19日 15:38