歌姫狩衛戦

MHF-G10.1より開催された新たな定期開催イベント。
MHF-G10で実施された黄昏にたゆたう詠唱曲の続編に当たり、パローネ大航祭の後釜というポジションにもなっており、共通する褒賞も多い。
MHF-Zにて「歌姫狩衛戦・真説」と改題された。

ストーリーとしては、古龍の影響で歌姫の力が弱まり(黄昏にたゆたう詠唱曲)、
その打開策として「祈珠」に力を注ぐ試みが行われた(G10.1の歌姫狩衛戦)。
そして快復した歌姫と共にメゼポルタに迫る「脅威」に立ち向かう(真説)、という流れである。
MHF-ZZ時点では、この「脅威」は退けられたことになっている模様(マグネットスパイク解禁イベントで言及されている)。

黄昏にたゆたう詠唱曲からの特徴として「プレイヤーの動向で褒賞が変化する」という特性がある。
現在では褒賞というよりは、プレイヤーのバフ効果が変化する、といった具合になってはいる。


概要

「祈祷の章」「戦歌の章」「歌迎の章」の3章構成となっており、それぞれ1週間ずつとなっている。

参加については、「祈祷の章」はHR2から参加可能で、トライアルコースでもOK。
(報酬設定はHR1~存在しているが、HR1では入門区から出ることができず、入門区に受付NPCがいないためHR2~となっている)
「戦歌の章」も同様だが、こちらはどこかの猟団(復帰猟団は不可)に所属していないと、主要コンテンツである「迎撃戦クエスト」を受注できない。
また、HRクエストもあるがトライアルでは受注できない。基本的にはGR1~のコンテンツである。
「歌迎の章」は迎撃戦クエストの結果次第で猟団部屋が変化するというシステムなので、戦歌の章同様、猟団に所属していないと意味がない(団ランクはどちらも不問)

MHF-Z以降はG時代終盤の定期開催イベント長期開催化方針が明確には取られておらず(というか2018年時点で定期開催イベントがこれと狩人祭しかない)、
「歌迎の章」の後のインターバルは開催回によってまちまちである。
新型サーバーに切り替わって負荷問題がクリアされた2017年後半以降は、狩人祭と平行して(入魂祭と祈祷の章が平行する)開催されることも多くなっている。

各章のざっくりとした概要は下記の通り。

祈祷の章
祈珠の力のみなもとである「歌玉」を集める章。
プレイヤー的には、後に効果を発揮させたい祈珠を選択して、モンスターを狩猟して歌玉を集める週となる。

戦歌の章
祈珠の力を発揮し、メゼポルタに迫る脅威に対抗する章。
プレイヤー的には「祈歌」による様々なバフを得られる週で、
さらに「猟団迎撃戦」という特殊なクエストを受注可能となる。

歌迎の章
メゼポルタ防衛に大いに貢献した猟団を称える週。
猟団迎撃戦の戦果次第だが「特別猟団部屋」を使用することができる。

祈祷の章

【真説】改題前の歌姫狩衛戦のメイン週であり、
現在でも基本的に得られる報酬や「祈歌」の効果に関わる重要な週となっている。
大まかに言えば以下の流れになる。

  • 広場の「狩衛戦・その他」NPC(デメトリア)に話しかけ、「祈珠を選択する」で歌玉を捧げたい祈珠を選択する。
  • 選択するとモンスターの狩猟で歌玉を入手できるようになる。
  • 選択した祈珠は一日1回限定で別の祈珠に変更できる。
  • 昼12時にサーバー単位で集められた歌玉が集計され、最も歌玉が集まった(=人気の高かった)祈珠のレベルがUPする。

歌玉は祈珠を選択すれば、モンスターの狩猟で自動的に手に入る。
※最初に祈珠を選択しておかないと、そもそも歌玉の入手自体ができないので注意!
狩人祭の入魂のように自動か手動かを選択することはできず、自動的に入手・集計される。
モンスターの狩猟に成功した時点で入手できるため、そのあと仮にクエストに失敗しても持ち帰ることができる。
また、部位破壊を行うことでボーナスポイントとして歌玉を追加入手できる。

歌玉を入手"できない"モンスターは以下の通り。
  • Unknown(ミ・ル含む)
  • ラヴィエンテ
  • 天廊の番人
  • 小型モンスター全般(ドスファンゴなど中型は入手可)
これ以外のモンスターは討伐・捕獲を問わず入手できる。
撃退では入手できないが、後述する部位破壊ボーナスは獲得できる。

歌玉の入手量はモンスターによって決まっており、開催回によっても変動する。
また、歌玉はハンターランクとモンスターのクエストランクによって入手量が変化する。
G級・凄腕・上位・下位という区分で、ハンターから見てクエストのランクが下がるごとに半減する模様。
例えばG級ハンターが凄腕モンスターを狩れば半減、上位なら1/4、下位なら1/8という具合(切り捨て)。
ただし対象モンスターなら最低10ポイントはあるので、たとえ1/8でも1ポイントは残るようだ。
逆に、HR5以上のハンターが自分のランクと同じモンスター(HR5の場合はHR5クエスト、G級ならG級クエスト)を狩猟した場合、
得られる歌玉に上方修正が入る。G級では2倍、非G級では1.25倍の模様。

また、詳しくは後述するがレベルが上限に達した祈珠は選択不可能になる
この場合歌玉は一応得られるが、「祈珠レベルアップ」には関与できなくなる。

クエストは何でもいいが、以下のクエストでは歌玉が入手できない。
  • 大闘技会
  • チュートリアル
  • 睡眠学習
  • G級体験クエスト

狩人祭では対象外である(G級)キャラバンクエストでも獲得可能な点に注目。狩人珠強化がまだならCP集めと同時進行できる。
狩煉道でも入手可能。実装当初は3乙による強制帰還では入手できないようになっていたが、いつの間にか得られる(ただしリザルトには表示されない)ようになった模様。

歌玉は個人達成報酬や狩煉道ポイント交換などで入手できる「祈りの勾玉」を持ち込むことで増やすことができる。
また、プレミアムコースが適用されていると、個人の入手歌玉が2倍になる(全体の集計及び猟団の獲得歌玉には反映されない。ランキングにも適用されない)。

部位破壊ボーナス
第2回から実装された。モンスターの部位破壊をするとボーナス歌玉が入る。
同一クエストで複数回の部位破壊を達成するごとにボーナスは増える。基準値は20で上昇量は2。
モンスター狩猟の歌玉同様のランク補正を受け、ハンター自身のランクより低級のクエストでは獲得量が下がる。
例えばG級ハンターであれば、G級クエストなら基準値20が倍増して40となり、
40→44→48→…といった具合に増える。ただしボーナスターゲットの影響は受けない。
狩煉道では何度達成しても40ポイントに固定されているようだ。

パローネ大航祭同様、アクラ系は尻尾切断時にまとめて4回分が入る。また、尻尾を切断しないで討伐した時にも討伐時に破壊された部位数に応じて加算されるのが確認されている。
またあちらと異なり、タイクンザムザでもきちんと部位破壊ボーナスが入るようになった。

辿異種の「発達部位」については専用のボーナス(200歌玉)が設定されている。

ボーナスターゲット
1日三回、特定の時間に設定される。
祈珠によってターゲットが異なり、その時間だけ入手できる歌玉の数が増える。
祭のシクレとは異なり、出発時刻ではなく帰還時刻で判定される。
ゲーム内で直近(正午に更新、翌朝まで)のターゲットのみ確認できるようになっている
(第0回では週末のボーナスターゲットが告知されている)。
モンスターではなくフィールド(火山での狩猟、など)、時間(昼のクエスト、夜のクエスト)、クエスト自体が指定されることもある。
ちなみに、ミラボレアスが指定された場合は紅龍や祖龍は含まれず、黒龍のみが対象となるようだ。

ターゲットの条件を満たせばポイントが2倍~数十倍にもなる(ランク補正後の値に対して増える)。
倍率はターゲットによって変わる。モンスターを直接指定している場合は4倍以上になる模様?
これに合わせて祈珠を選択するというのも一つの手だろう。
遷悠種や辿異種などもターゲットに選出される場合がある。

デイリークエスト
狩人祭におけるモス200魂に相当するデイリークエスト。
常時ボーナスターゲット指定がされており、クリアすると1200歌玉が手に入る。
ターゲットはモスではなく

HR5~とGR1~のクエストが存在するが、受注条件として「ハンターリング青(HR)」か「ハンターリング赤(G級)」が必要となる。
これは開催期間中、1歌玉を入手することで報酬受け取りから手に入るものではあるが、HRでは青、G級では赤しか手に入らない。

祈珠

黄昏にたゆたう詠唱曲最終章でレイラが持ってきた(と思われる)新しい祈珠。
まだ力が加わっていないらしく、祈祷の章で歌玉を捧げて力を発現させる必要がある、らしい。

開催ごとに設定される4種類からプレイヤーが選択し、歌玉を捧げる。
歌玉を捧げられた数は毎日12時に集計され、最も多く捧げられた(最も人気が高かった)祈珠のレベルが1つだけ上がる。
このため、7日間では合計で7Lv分しか上げられないということである。
(MHF-ZZ現在、全ての珠をLv.MAXに出来た開催回は存在しない)
Lv1以上になった祈珠は戦歌の章で「祈歌効果」として発動できるようになる。
これが前述した「プレイヤーの動向次第でバフ効果が変わる」ということである。

前述のように昼12時ごとに変更できるが、そのままでも前日のものが引き継がれる。
12時以降に歌玉を入手した後でも1度だけなら変更が可能。
つまり、12時過ぎに1回だけ変更権が付与されると考えれば良い。

祈珠のレベルが上限に達した場合、その珠は選ぶことが出来なくなる。
ログイン及びクエストから帰還した時点で、選択中の祈珠が上限に達していた場合は変更画面が表示される。
初回ではキャンセル不可だったため、他の団員やボーナスターゲットを見た色選定が不可能だったが、
現在ではキャンセルできるため確認してから変更できるようになった。

大きく分けて色別に4つのグループがあり、基本的には開催ごとに3~4色設定され、1種類ずつ配置される。
基本的に同色になるように揃えられるが、他色の発動効果との兼ね合いで同効果でも別の色に配置されることがある。

ちなみに鏗鏗の祈珠だけは常設枠として存在しており、
プレイヤーの選択とは無関係に「サーバー全体の獲得歌玉」によってレベルが上がっていく。

開催
歌姫狩衛戦
第0回 暴風 万雷 風韻 鏗鏗
第1回 暴風 斬刃 鏗鏗
第2回 断力 弾起 変続 鏗鏗
第3回 暴風 打明 変続 不動
歌姫狩衛戦・真説
第1回 歌護 結集 鏗鏗
第2回 断力 暴風 歌護 風韻
第3回 結集 万雷 歌護
第4回 結集 万雷 歌護 断力

暴風の祈珠
斬れ味消費が無効化され、更に斬れ味レベル+1効果が発動する祈珠。ガンナーには恩恵がない。
「戦歌の章」で主に使うことになるであろう祈歌武器はいずれも斬れ味が長いのだが、
消費無効のため斬れ味が強制ダウンする攻撃を食らっても斬れ味が減らないのは利点。
勿論、消費特効をノーリスクで使用できるようになるなどの恩恵もある。

1度の祈歌で発動できるクエスト回数が決まっており、レベルが上がるとその回数が増える(5→10→20回)。
そもそも祈歌は1時間しか持続しないので、レベル3ならあまり気にしなくていいだろう。
全体的に見ると人気の高い祈珠である。

断力の祈珠
斬属性以外の攻撃でも尻尾切断ができるようになる。1段階のみ存在。
ただし攻撃系統が変化するわけではなく、ダメージ自体は本来の属性で計算される。
打撃武器でも猟団迎撃戦のポイント稼ぎやすくなるのが美味しい。

結集の祈珠
クエストメンバー(NPCは除く)の数に応じて攻撃力が上昇。
火力UPに直結することもあり人気は高め。

万雷の祈珠
モンスターへの属性ダメージがUPする祈珠。レベルが上がるとダメージが増える。こちらは回数制限が無い。
Lv3では属性ダメージに1.125倍の補正がかかるという報告がある。
余談だが「万雷」といっても強化対象は雷属性に限らない。
後述の耐性強化スキルは属性ごとに名前が違うので紛らわしい。

斬刃の祈珠
打明の祈珠
弾起の祈珠
それぞれ切断・打撃・弾丸の与ダメージが強化される祈珠。
Lvが上がると与ダメージが更に強化される(属性ダメージは変化しない)。
斬刃の場合、G級ダイミョウザザミのヤドに対する斬属性に適応撃+1の効果が出なくなったので、肉質自体を変化させる効果だとみられる
(本来なら斬20、打30なので、30*0.72>20となって適応+1でも打撃になる)。

武器種数の偏りから、人気は斬刃が最も高い。
ただし今のところこれら3つが同時に出現した例はないが。

風韻の祈珠
体力が自動回復する祈珠。
レベルが上がると回復速度が上がる。この祈珠のみLv2が上限となっている。
HC防具と同様に緑ゲージの回復に作用し、赤ゲージが残っている状態では無効。
そのかわり回復速度は速めで、Lv1ですら回復速度+2相当のスピードで回復する。
2018/2/7アプデでリファインされスタミナ回復速度アップ効果が追加された(気力回復スキルと重複可能)。

自動回復自体があまり重宝されていないことから、人気としては今一つ。

変続の祈珠
モンスターが状態異常にかかった際の効果時間を延長する祈珠。
レベルが上がると持続時間がさらに伸びる。第2回から追加。
モンスターそのものに影響するので、1人が発動することで全員に効果があるのだと思われる。
2018/2/7アプデでリファインされ持続時間が上方修正された。

歌護の祈珠
3段階ありそれぞれ「Lv1:女神の赦し」、「Lv2:女神の抱擁」、3段階目になると追加で魂の再燃と同様の効果を得られる。
なおこの効果は再燃とは別枠で機能するため、
再燃、根性札Gがあれば3回体力0からの復活ができる。
ただし、不退ノ構を発動している時はこの再燃効果も無効(審判スキルは有効)になる。

不動の祈珠
モンスターがプレイヤーと同エリアにいる間はエリア移動しなくなる。
こちらもプレイヤーが1人でも発動していれば全員に影響がある。

●封雷の祈珠
●封龍の祈珠
2018/2/7アプデで追加。第17回より雷と龍が登場。将来的には他の属性も追加されると思われる。
それぞれ該当の属性の耐性値を高める。特に辿異種に挑む際は大きな助けとなる。
高められる耐性は1種類のみだが、雷と龍が設定されたのは辿異種トリドクレス及びドラギュロス実装から間もないので、
ある程度は需要を見込んだ属性が選ばれるようだ。

鏗鏗の祈珠
「戦歌の章」にてギルド貢献ポイントの交換品目が増える祈珠。
先述の通り、現在は常設枠となり「戦歌の章」では祈歌の有無に関係なくポイント交換品目が増える。
ポイント交換品目は2018年現在、回数無制限で交換できるものと、回数制限有で交換できるものの2種に大別される。
回数制限交換はLv2より解放。
ものによってはHR/GR制限があるので注意。

  • 回数無制限
Lv0ではキャラバン(開拓)素材と天廊武器の強化素材、
Lv1ではG級技巧武器強化が出来るイベント武器の素材、
Lv2ではHR5の遷悠種(一部除く)のコモン素材、
Lv3ではHR5の遷悠種(一部除く)のレア素材が交換可能。

  • 回数限定交換
Lv2で剛種の「汎用素材」の内特定のモンスターからしか出ないもの(古龍種の稀玉)などが交換可能。
交換回数は各素材につき5個。
Lv3では覇種素材(滾血を除く。各素材につき50個交換可能)、
G級希少素材、初期G級専用モンスターの部位破壊レア素材(熾凍龍の翼など)、
ポルタカード桜、猟団冒険ネコ専用アイテムなど。
第18回ではケオアルボルの素材も交換可能となった。

なお第8回までは他の祈珠同様選択式で、祈歌を聞いていないと交換品目が増えない仕様だったのだが、
この関係で常に最優先で選択される祈珠になってしまい、
開催から数日間は他の珠を選んでも絶対に反映されない(Lvが上がらない)状態に陥っていた。
これらの事から第9回よりデフォルト効果に設定され、プレイヤーが選択する必要はなくなり、
祈歌を聞く聞かないに関係なく品目が増えるようになった。

サーバー集計でLvが上がる性質上、少なくともサーバー1ではこの仕様になってから一度もLv2以下になったことがない。

祈祷の章の報酬

祈祷の章の期間中には「毎日報酬」と「個人達成報酬」を受け取れる。
毎日報酬は、1日1つ以上の歌玉を入手することで、
個人達成報酬は手に入れた歌玉の量に応じてギルド貢献ポイントや「蜃気楼の金剛砂」などが得られる。
これらはリアルタイムで反映され、戦歌の章でも受け取りが可能である。

パローネ大航祭の後釜ということもあり、ギルド貢献Pを大量に入手することができる。
パートナーの育成や素材交換など需要はそれなりにあるので積極的に回収しておくとよい。
また、G級技巧武器強化に使う素材も手に入る。
今となってはLv50G級武器を作ること自体がそもそも手間に見合わなくなっているが、
この技巧武器に関しては強化にモンスター素材が必要ないので、CP回収や至天クエスト解禁用として1本ぐらいは作ってみてもよいかも。

戦歌の章

「祈歌効果」が発動する週。
祈歌は祈祷の章で歌玉を1つ以上捧げていれば発動できるようになる。
この祈歌の効力が発揮できている間のみ、祈歌武器はリンクして大幅に強化される。
期間中に発動可能な回数は祈祷の章で込められた歌玉の数(サーバーごとの合計)で変化する。
第0回ではあまりに発動ノルマ(必要な総歌玉数)が厳しかった事を受けてか、必要な総歌玉数が第1回では緩和されている。

なお、狩煉道においては祈歌効果及び、後述のポイント交換スキルは一切機能しないので要注意。

祈歌を聴ける回数は30回が上限。全ハンターが獲得した歌玉の総量によって決まる。
回数はイベントなどで追加付与することも出来るようで、お詫びとして加算されたこともある。
なお歌を聴こうとした時、本来は回数が残っているにもかかわらず「0回」と表示されて歌を聴けない事がある。
その場合は再度話しかけてみたり、それでも駄目ならランド移動や再ログインを試してみよう。

なお戦歌の章ではギルド貢献Pを使って、「スキル自動発動」効果がある「歌スキル」とも交換できる。
歌スキルは通常のスキルとは異なり、発動枠に左右されず、1回のクエストをこなすことで無くなる。
まとめ買いして複数回のクエストで有効にすることはできるが、一度に二つ以上は発動できない(使用回数が残ったまま別のスキルと交換を行なった場合、もとのスキルの残り回数は破棄される)。

祈歌の発動可能回数は集められた歌玉の数で決まることは上述した通りで、
1回の祈歌の持続時間は1時間。残り時間は受付に戻らないと確認できない。1時間1セットでクエスト周回に利用するといい。
祈歌の発動可能回数は全祈珠で共有しており、一度の祈歌でレベルが上がった祈珠の全効果が発動する。
ただし例によって大討伐や公式狩猟大会、至天征伐戦では祈歌効果を得ることはできない。
天廊遠征録では使用可能だったが、番人戦では無効化されてしまうので、現状の狩煉道には縁のない要素である。

余談だが受付では普通の素材のギルド貢献P交換も行える。
これに限り、祈祷の章でも交換可能(総合ショップと同じ)。

猟団迎撃戦

戦歌の章、及び猟団加入中(復帰猟団では不可)にのみ受注できるクエスト。広場にいる歌姫御付きのネコから受注する。
フィールドは全て迎撃拠点で、1回のクエストで複数のモンスターを順番に狩猟する。
1匹ないし2匹狩猟した時点でサブターゲット達成となり途中帰還も可能。
ターゲットは原則「狩猟」なので捕獲も可能だが、フィールドの都合上落とし穴は使えない。

コンシューマシリーズの大連続狩猟と似ているが、剥ぎ取れるのは消耗品ではなく通常のモンスター素材である。
ただし死体は20秒ほどで消滅してしまう。剥ぎ取りは通常時であれば3回、高速剥ぎ取りでも4回が限度だろう。
なお通常のクエストと異なり、たとえ半透明になっても完全消滅する瞬間まで剥ぎ取ることができる。

次のモンスターは空中か地中から出現する。エスピナスも起床状態。
さらに、全種エリア移動はしない。ギザミのヤド付け替えも無し。

素材が持ちきれなくなることを考慮してか、BCにいる歌姫にアイテムを預けることができる。
計10個まで預けることができるがわざわざ戻る手間もあり、PTでの連戦中はまず無視されると思って良い。
素材を持ち帰りたい場合は予めポーチを整理しておくことが望ましい。

第9回から武器勲は倒したモンスターに対応した数だけ入手可能になった(それまでは1クエストで何匹倒しても1個だけ)。
2018年2月アプデからHCクエストが追加され、魂や綬が出る。いずれも優先依頼に対応している。
さらに第9回から、モンスターごとに最大16個(2列)の基本報酬を獲得できるようになった(それまではメイン・サブA・サブBのみだった)。
剥ぎ取り希少素材もそれなりの確率で出現する模様。

ランク条件を満たしていれば秘伝書育成ミッションも進行可能(HCが出るようになった2018年2月アプデより)。
それ以前はクエストの最後に登場するモンスターのみカウントされる不具合(?)があった。
(公式の文言を読む限り、当初は非対応なのが仕様?)
祈樹の泉からのイベント(少なくともレジェンドラスタの日替わり依頼は確認)や、シリーズクエストで指定された狩猟ノルマも同様に達成可能である。

クリア後は、通常の報酬に加えて「迎撃ポイント」を獲得できる。
クエストごとに設定されたポイントに加え、モンスターの狩猟や部位破壊、さらに祈歌武器を装備していればボーナスが入る。
第9回から全クエストで初クリアボーナスとして各クエストの初クリア時のみ1000ポイント貰えるようになった。
通常の迎撃クエストはもちろん、後述の緊急迎撃戦や分岐クエストでも獲得可能。
さらにサブクリでも獲得可能。高難易度のクエストはとりあえずサブAだけこなすという手も。

個人で一定値を達成するごとに報酬が得られるほか、猟団全体の迎撃ポイントに応じて戦況マップを進めることができ、
エリア数に応じた報酬が得られるほか「特別猟団部屋」の使用が解禁される。
個人迎撃ポイントを35000P獲得するごとにケオアルボルの緊急迎撃戦クエストが出現。詳細はリンク先を参照。

戦況マップは1時間ごとに更新される(当初は2時間毎だった)。
マップを最後まで進めると、次の更新時に新しいページに切り替わる。
このとき、前のページで余ったポイントは切り捨てられてしまう
獲得ポイントはリアルタイムにログに記録されるので、進行に必要なポイントが溜まりきったらチャットで通知するとよい。
個人の獲得ポイントには計上されるので全くの無駄にはならないが、少人数で特別猟団部屋を目指すような場合は要注意。

第4回よりHRハンター向けのクエストが追加された。
獲得ポイントも低く、G級に上がる前に無理してクリアするほどの価値は薄かったのだが、
第9回の初クリアボーナスによりHRハンターが全クエストクリアで貰えるポイントは3倍近くに増加し、貢献ポイントもこれだけで結構貰えるようになった。
G級ハンターもG級クエストより圧倒的に早く、通常のG級クエスト並のポイントが貰える為、ポイント稼ぎの為には一通りやっておくといい。
「迎撃の○団旗」の消化にも使える。ただし前述のページ切り替え時の切捨てには注意したい。
逆にページ切り替え直前の帳尻合わせのために、すぐ消化せずに残しておくのも手である。
また短時間で複数種族を狩れるので狩人珠の色稼ぎに利用するという用途が無いでもない。
ちなみに凄腕未満のクエストもあるがトライアルでは受注不可。また剛種討伐の証も手に入らない。

第10回より複数の辿異種が出現するクエストが登場。
それぞれのモンスターごとに辿異スキルや耐性値を整えるのは難しく、また少人数だと制限時間も厳しくなってくる(通常迎撃戦クエは30分だが辿異は50分)。
当初はポイントも低かったが上方修正されており、
★4ともなれば初回クリアボーナス込みでケオアルボル戦を大幅に上回る迎撃Pが得られる。
ただ、低難度のクエストを回していくのと比較すると極端にP稼ぎのメリットがあるとは言えず、上級者向けのチャレンジクエスト的な面がある。
初クリアボーナスはサブクリでも得られるので、無理そうなら最初のモンスターだけに狙いを絞るのも手。
先述の通り報酬素材は各モンスターごとに出現し、レア素材も普通に含まれるため、安定してクリアできるのなら激運のお守りを持ち込んで報酬の素材をがっぽり稼ぐこともできる。


分岐ルート
分岐ルートのお宝も参照
第9回より「分岐ルート用クエスト」が登場。マップを分岐点の手前まで進めると出現するようだ。
分岐点を越えてしまっても、マップが次のページに切り替わらない限りはいつでも受注できる。
これらのクエストは迎撃拠点ではなく、闘技場での小型モンスター狩猟という難易度の低いものになる。
クリアした上で、分岐クエストにおける獲得ポイントが一定値になれば報酬発生。
(実際は、初クリアボーナスが入るので誰かが1~2回クリアすれば達成可能)
次回のマップ更新後にトッツィから「お宝」として受け取れる。
ただし、そのマップを最後までクリアして次のページに進めてしまうと分岐クエストが受けられなくなるようだ。
(前のページで既に入手したお宝を受け取ることはできる?)
逆に必要ポイントを満たしてお宝を獲得しても、マップ自体が次のページに切り替わるまでは受注できる。初クリアボーナス狙いなら各自クリアしておこう。

迎撃戦略(旧仕様)
MHF-ZZ以前は迎撃戦クエスト専門の「狩衛士」というNPCを雇うことができた。
これは本来4人であるパーティメンバーに加えて、さらにプレイヤー1人ごとに1人ずつNPCを追加できるというシステム。
同行にはギルド貢献ポイントが必要。一度雇うと24時間有効となる。
契約はキャラクター単位であり、契約者がクエストに参加しないと同行できない。

HRでは雇えないこと、G級では通常クエではそれなりだが辿異クラスとなると戦力として微妙であり、
迎撃戦略自体がMHF-ZZで削除されている。

戦歌の章の報酬

大きく分けて、祈祷の章の結果に対する報酬と、猟団迎撃戦での迎撃戦Pに応じた報酬に大別される。

祈祷の章の報酬は戦歌の章でも全て受け取り可能な他、この週には、
自分及び猟団が得た歌玉を「ギルド貢献ポイント」に変換して受け取る(これは上述した個人達成報酬とは別枠)ことができる。
詳細な計算式は不明だが、個人獲得の歌玉ポイントを大本にして(×0.3?)、そこに猟団全体が得たポイントをボーナスとして付与するというものとなっている様子。
また、パローネ大航祭におけるランキング報酬的なものもあり、ギルド貢献P(個人)や、
猟団冒険ネコや大航祭航路アイテム(猟団)などを入手できる。
ただし、猟団ランキングについては500位以内に入らないと何ももらえない。

猟団迎撃戦での迎撃戦Pに応じた報酬は上でも触れたが、
Lラスタ同行券、ポルタカード桜などの他に、「歌迎の調べ」がある。
「歌迎の調べ」は後述の「特別猟団部屋」を解禁しないと意味がない。
初期は最大5個(アカウント単位)だったが後に6個に上方修正されている。開催回毎にリセットされるので注意。

歌迎の章

一定の迎撃ポイントを獲得して拠点を奪還した猟団のみ、
猟団部屋が「特別猟団部屋」になる週。
第2回までのノルマは少数猟団だとやや厳しい具合であり(40万ポイント)、第3回では要望を受けて半分まで緩和された。
第18回で40エリアから30エリアに緩和。実質15万ポイント程度で条件を満たせる。
迎撃クエストを1回ずつクリアすれば初クリアボーナスも含めて5万ポイント程度は入り、また分岐ルートも獲得エリアと見なされる(=正規ルートの必要エリアを減らせる)。
現在はアクティブな団員が数名いれば容易に到達、やろうと思えばソロでもなんとかなる程度の調整のようだ。

以下のような特典がある。
  • 現在の猟団ランクにかかわらず、猟団部屋の全ての機能が使用できる(猟団料理、冒険ネコ含む)
  • 猟団ショップの「チケット交換」に品目が追加される
  • 「天籟の祈珠」を消費せずに歌姫の歌を聴くことができる。部屋にいる全ての団員にも効果が適用される。
  • 「歌迎特別アイテム交換」を利用できる

プーギーは全団共通で、特別猟団部屋専用のものが3匹用意される。
3匹とも最初は初期の服の状態なので、団プーギーとは別に服を設定する必要がある。
服は全種類が用意されているので、団長は早めに着せておいてあげよう(次回以降は着せた服が維持される)。

ちなみに復帰猟団であっても条件を満たせば特別猟団部屋は利用できるが、プーギーのみ利用不可能らしい(オンラインマニュアル参照)。

「歌迎の調べ」の特別アイテム交換はトッツイ(歌を聴く場所も同様)からできる。
アイテムポーチがいっぱいだと交換できないので注意。
交換アイテムは、イベント防具の精錬珠(ジェス、リアルオ、レウアス、レイレス)、狩衛戦オリジナル辿異防具の生産素材、
一部防具の外装解放券がラインナップされており、
回数及び条件が限定されているためか、他の防具に比べ総合的に強力な性能に仕上がっているオリジナル辿異防具(〇〇ンテシリーズ、歌〇シリーズ)がメインの報酬と言えるだろう。
次回には持ち越されないのでお忘れなく。

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最終更新:2023年10月15日 10:51