ラヴィエンテ猛狂期


概要

MHF-G9で解禁された、『G級のラヴィエンテ』。住処である、絶島地底にて戦闘となる。
狂暴期を基調に黒ずんた体色をしているが、これは火山成分を取り込んだ影響によるもの。
また牙の形状も攻撃的な形に変化しているが、これが本来の姿であり、
通常期・狂暴期で見られる鋭利な形状は何度も地上との行き来をするために地面を掘り進み削れた結果であるそうだ。
参加可能ランクはGR1~。
猛狂期専用BGMは豪華8曲分収録されている。(戦闘BGM4曲+支援BGM1曲+開幕1曲+討伐1曲+剥ぎ取り1曲)
これでラヴィのBGMは15曲とこれまでに見ない数のBGMとなる。

いわゆる大討伐クエストという形式で行われ、現在は常に配信されている。
参加人数は【少人数】の方はHRと同じ4~8名、それ以外は全て24~32名。
★7固定のG級クエストであり、元気のみなもとも使用不可。
またラヴィエンテの全盛期時代に無かった要素である、狩人応援コースに関してはみなもと・攻撃UP効果共に無効化される。

戦闘フィールドである絶島地底は簡単にいえば海底洞窟にして海底火山である。
このエリア1つのみで最後まで戦闘する*1こと、地形変化はラヴィエンテが起こすこと、
そして支援組も実地に赴き、別に設けられたエリアから支援を行うのが今までの大討伐との大きな違いである。

コンセプトは「テンポの良い狩り」「動きのある大討伐」とのことで、
通常&狂暴期ラヴィで見られた煩雑かつ時間のかかる部分が見直されている。
また、「定点攻撃オンリー」(俗に言う壁殴り)という状況の脱却も図られている。
例えば、戦闘面の大きな変化として背中に乗れる
ただ根本的に別物レベルで変わったわけではない。ハンターの戦法をモンスターに合わせるような、ラヴィエンテらしい設計はそのまま。
具体的には後述。

後述するが装備作成面の事情などから、ラヴィエンテ猛狂期はかつてのラヴィエンテ同様、
他コンテンツ(辿異種・定期開催イベントなど)とは一線を画した「MHFのエンドコンテンツ」であると断言できるものとなっている。
これは運営側も【極】の実装時に「元々からエンドコンテンツとして存在する」ことを明言している。

また、元々のラヴィエンテ(全盛期)では超高火力・超効率重視の「PT間競争」的な側面が強かったが、
ラヴィエンテ猛狂期でも、あえて「PT間競争」をコンセプトとして残したことが運営レポートで明言されている。
その為、再出撃の仕様やPT火力・戦術次第で貢献Pの獲得量が大きく変化する点は健在である。
昔ほど強烈な効率主義者(例えば自PT以外のメンバーの装備に文句を言うなど)は廃れていた期間の間に少なくなったものの、
PvP要素のあるエンドコンテンツとして明確な立ち位置を築いている現在では参加に関し相応のハードルが(暗黙の了解として)存在しているのは否めない。
ただ、お試しに向いた少人数仕様の猛狂期があるほか、いわゆる人数調整枠を設けたり練習向けと称して募集している主も多いため、大討伐の熟練者以外は門前払いというコンテンツではない。

なおいくらエンドコンテンツであると言っても、ラヴィエンテ関連の規約は変更されていないため、
必ず後述、またはこちら、そして公式サイトにある大討伐の禁止行為には絶対目を通しておくべき。
普通の募集プレイをやっていると引っかかりやすいものばかりであり、
明確に禁止と定められた行為であるためやれば警告、続ければ一時凍結がありえ、それでも続ける常習犯になると最悪BANすらありえる。
このため指定募集についてはラヴィエンテ猛狂期でのみ実効性のあるものが一部存在する。

ラヴィエンテ猛狂期【極】

Z2.3(2018/4/18)から解禁されたラヴィエンテ猛狂期の強化個体。
行動などはそのままに攻撃力、耐久力が増すという形になり、現在の大討伐の主流となっている。

攻撃力については攻撃倍率15.0→20.0となっている。
感覚としては、火事場前提とすると、大技では一撃死。
小技のダメージについてはZP防具の数、防御旋律などの対策によって生死が分かれるといった具合。
耐久力については肉質の強化と全体防御率の強化の2点で成されている。

このモンスターが実装された経緯として、G9以降ハンターの火力インフレが更に進んだ結果、
「あまりに高速回転されすぎてどのプレイヤーも貢献Pが稼げない」という問題の深刻化がある。

【極】は素材、撃玉共に入手量が大幅にUPしており、専用素材も稀に手に入る。
また、要望により2018/8/1のメンテ以降は大討伐の開催者が「参加制限あり/なし」を選択可能になり、
参加制限ありにした場合はG級進化武器をLv.100まで強化したことがあるハンターのみ参加可能になる。
なお、この判定はG進化100まで強化した際に付与される称号、
「至高の輝き【燦然/絢爛/煌然/玲瓏】」のいずれかを所持しているかどうかで行われる。
当然主催もその条件に合致していないといけない。
また実際にクエストで装備していないといけないわけではなく、どちらかと言えばラヴィ猛狂期熟練者のみで大討伐を開催したい場合の選択肢として他の募集と棲み分けされている。

基本的には「参加者全員が従来のラヴィエンテ猛狂期をガッツリやり込んでいる」前提でバランス調整されているが、
【極】実装から時間が経ち、ハンターのインフレや棲み分けの問題が概ねクリアされるようになったため、
現状では練習向けなども含め【極】の開催がメインになっているという状況である。

ラヴィエンテ猛狂期(少人数)

MHF-ZZアップデートで追加された、参加人数が4~8名の猛狂期。
【極】実装によって棲み分けに関する問題*2が広がったため、より挑みやすい練習用として追加されたもの。

こちらは支援が一人でも概ね円滑に行えるようになっている。
体力も調整されているが、剥ぎ取り時間が短く撃玉の入手量も少ないため、HRにおける「原種(通常)」ポジションとなっている。

ラヴィエンテ猛狂期素材で作成する装備について

ラヴィエンテ猛狂期の素材はG級進化武器と自身のG級防具・大討伐くじ防具にのみに関わる。
「極」シリーズの素材とGゲキはポイント交換では得られないため、
ラヴィG・極シリーズとG級進化武器、辿異進化武器は何らかの形でラヴィエンテ猛狂期【極】に何度も挑まないと入手は絶対にできない仕様となっている。

G級進化武器、辿異進化武器
HRの進化武器(これはG級専用武器種の3つも例外ではない)から、猛狂期の素材を使って派生できる段階。
ちなみにG級用の撃玉から従来の進化武器のゲキも入手できる(Gゲキとの選択)。
進化武器には複数パターン存在するが、武器のデザインに反映されるのは新しい派生タイプ『玲瓏』のみとなる。
G級進化武器Lv100に、ラヴィ猛狂期【極】で入手できる素材と100万Gゲキ、GR800辿異種の発達素材を用いることで「辿異進化武器」が作成できるが、
こちらも見た目は従来のものと同じ(エフェクトが変わる)。
詳しくは進化武器を参照。

ラヴィGシリーズ
専用防具はラヴィG・猛シリーズ。
また、G級ラヴィエンテの素材を用いて、ラヴィHSシリーズ及びラヴィHS:狂シリーズ(狂暴期カラー。G9で追加)をG級防具へと強化できる。直接G級装備の生産も可能。
精錬もできるがGXLv7限定で、精錬珠を直接生産することもできない。
Z2.3からはラヴィ猛狂期【極】で入手できる素材を使うことで、猛シリーズと見た目が同じだがスキルが違う「ラヴィG・極シリーズ」を作成可能。
防御力が剣士では全部位441、ガンナーが全部位406という他の通常G級防具より少し高い水準へ到達する。
また、後述の難易度も含めた事情からか、GR体系の防具としては唯一となるレア12(赤色アイコン)防具である。

ラヴィGシリーズ3種の最大の特徴は防御系効果に大きなペナルティを抱えるのと引き換えに、強力なダメージブースト要素を持つ複合スキル「不退」である。
スロットは無論3つしっかり空いてるものの、スキルはGXでも4つずつしかついておらず、不退のSPも2しかない。
辿異防具がある現在では防具としての運用というよりは装飾品精錬(ラヴィ珠、不退珠と呼ばれる)が主である。
なお装飾品のスキル数は4つである。
不退は全種全部位の精錬装飾品に2Pずつ付与され、上述したように他のG級スキルも付与されている(強いて言えば、極以外はG9.1以降の新スキルはない)。

ここまで書くと通常のG級防具の延長線上にある存在と思うかもしれないが、
ラヴィGシリーズ各種は生産(派生)、そして強化に必要な素材の数が桁外れに多い
具体的に挙げると、コモン素材の必要量は通常GX防具の10倍(500~550個)である。
ラヴィエンテ猛狂期は剥ぎ取りフェイズなどがあるので、入手量そのものをG級防具と直接比較するのは難しいが、
ポイント交換のレートは普通のG級素材と大差ないため、
ポイント交換のみでやろうとすると百万単位のポイントが必要になる。

  • 不退ノ構について ※スキル選択の当該項目も参照のこと。
ラヴィエンテ猛狂期は上述したようにMHFのエンドコンテンツと断言できる存在である。
この特殊性から、不退スキルは「通常の装備革新とは根本的かつ本質的に異なる労力が要求される代物」となっている。
つまり「単に装備構成(スキル)を強化する」のと「不退スキルを導入する」のは、似て非なるものと考えてよい。
極シリーズとその他3種はサブスキルが違うだけで不退スキルの発動に関しては変わらないため、
非常に長い時間をかけてポイント交換のみで不退を出すことは一応不可能ではないが、
いずれにしても不退は「G級ハンターがいずれ避けて通れないモノ」ではなく「やりたい人がやればいいモノ」と考えておけばよい。
(そういう意味でも、ラヴィエンテ猛狂期関連はエンドコンテンツ(やる事がなくなった人向けのもの)と言える)

ちなみに、不退スキルは元々G級進化武器LV100まで鍛える過程で揃う、という想定で調整されている。
だが、G級進化武器LV100までの素材と不退スキルの必要素材はイコールではなく、
例えば放置主体で関わっていけば、G級進化武器の強化はさっぱりだがラヴィ珠5個はある、というケースもあるだろうし、
剥ぎ取りフェイズをすっ飛ばして次のクエストを貼るというケースはありえないわけではないため、
G級進化武器LV100を持っていながらラヴィ珠が5個ないという事態も起こりうる。
また、G級進化武器LV100は素材の偏りで強化が止まることはないが、
ラヴィの強化は素材なので偏って強化できないということは起こりうる。*3
デストラやアービターを使うと珠の数を減らせる(必要素材数は実質減らせない)こともあり、G級進化武器LV100を持ちながら不退珠5個無いのはチートである、
というのは安直すぎる考えであるため気をつけたほうが良い。

デストラシリーズ
2018/8/1のメンテで追加されたきんぴかノーマルくじ「大討伐くじ」の課金防具。
特徴として各部位に不退+2のSPを持っており、辿異狩護防具まで強化できる、
辿異守護防具まで強化すると、辿異防具と同様に、不退を含めた5つのスキルのSPと辿異スキル1つを持つ。
ただし、ZPの中でもLv7までの強化が存在し、
ZPLv7にならないと装飾品スロットが3つにならないのでフル強化しなければ使いものにならず、
そこまでの強化には生産券が置き換わる場所以外ラヴィG・猛シリーズと同じ量の素材を要求される
また、生産券4枚をGSLv1の生産時、GPLv1への強化時、ZPLv1への強化時の3回要求され、それを引く確率も高くはない。
つまり、課金による不退の緩和ではなく、不退スキルを使う上での新たな選択肢といった方向性。

アービターシリーズ
2019/1/30のメンテで大討伐くじに新たに追加された防具。
立ち位置はデストラと同様だが、辿異スキルが全てスキル枠拡張+1で、
剣神や射手、三界の護りなど不退と100%併用するであろうスキルのSPが10になっている。

大討伐における禁止行為

大討伐規約で定められた禁止行為。違反すると処罰の対象になる。
通常のクエストよりもかなり厳しいものとなっているが、元々シーズン7.0でラヴィエンテ(通常)が実装された際に、
低HRや剛武器未所持者を徹底的に排除する募集が横行したため急遽追加されたという説がある。*4
それから6年が経っており環境も色々変化しているが、大人数参加コンテンツということで以下の禁止行為自体は大きくは変わらないものと思われる。*5

当たり前だが、主催者だからと言って何を発言しても許される訳ではない。
あくまでまとめ役であって、PT募集などは普通の参加者と変わらないということを頭に入れよう。
「主催者だから戦術等を決めていい」と言って下記事項に引っかかればもれなく罰則対象になる。
主催者、PT貼り主どちらであっても通常のクエストとは違うということを認識し、柔軟に対応できるようにしたい。

もちろん参加者も何をしても良いわけではない。
例えば、下記にもあるがSR装備やフルエントラ装備で大討伐に乗り込んでも誰も咎めることはできないが、
火事場PT(=火力重視)と明言してる貼り主に乗るのは控えたほうが良い、といった暗黙のマナーもあるだろう。
もしPTマッチングの段階で揉めたのなら、主催者の判断に従ったほうが無用な争いも避けられる。

  • 装備指定・武器指定を強要する発言や行為
    • あくまで指定そのものは「推奨」であるなら禁止事項ではない。
      フルクシャ大討伐など呼びかけること自体は問題はないとされている。
      ただしその指定にそぐわない人が入ってきたからと言って、大討伐から抜けさせるよう働きかけることはできない
    • また呼びかけの段階で「○○以外は参加禁止」等の呼びかけをすると禁止事項に該当するおそれがある。
      • 宣伝段階で完全にアウトな例して「Gラヴィ行きませんか?不退無しは× @へれ」と言うものは間違いなく禁止事項に該当する。
      • 「Gラヴィ開催します 属性ヘビィ× G進化×」なども禁止事項に該当しうる宣伝行為と言える。
        過去属性ヘビィが問題視された際には、競技性・公平性を保つという観点でグレーゾーン(の宣伝)という風潮もあったが、仮に満たしていない人が入ってきてもこれを理由に抜けさせることはできない。
    • PT募集時点での装備指定に関しては規約では明示されていない。
      ただし、以下の行為は上記規約に引っかかる、またはそう誤解されるおそれがある。
      • 結果的に大討伐から抜けさせる行為に発展した場合
        (例:残りPT枠が1で、残っている参加者が不退装備を持っていないのにずっと「不退で」と指定し続ける)
      • ワールドチャットでのPT指定募集(別ランドやキャラバン外の人に誤解されるおそれが高い。なお大討伐参加者自体の呼びかけを全チャで行うのは上記に抵触しなければ問題はない)
      • 主催者(に限らないが)が他の参加PTに対して武器やスキル(火事場など)を指定する
        自分のPTに対して募集する際に武器指定するのはともかく、他のPTにまでそれを押し付けると確実に上記に引っかかる。
  • 特定の武器や防具、スキル、戦術を中傷すること
    • まさかゲーム中にネ実的なノリを持ち込んでる奴はいないよな?知らない人が見たらドン引きだぞ
  • 大討伐への参加を取りやめるよう強要する発言や行為
    • 気をつけないといけないのは回線落ちが居た時の対応である。回線落ちが戻ってくる前に他の人が入ってきてその人に対して参加取り消しを命令したり強要したりするのは禁止行為に該当する。
      丁寧に説明して参加者の理解を得ることが重要である。また参加する側もフェイズ途中で31人等になっている大討伐に参加する際は確認したほうがトラブルにならずに済む。

上記の点から、通常の指定募集では嫌われている(理由は募集文・指定文を参照)
推奨」という表現が、大討伐の募集では割と広く見られるものとなっている。
ただこれの言わんとすることは実質「必須」であり、上記の制約を避けるための苦肉の策と言わざるを得ない。
この辺りは主催や募集主の解釈にもよるとは思われるが、参加の際は一応注意。

始めに ※必ず読んでください

大討伐自体には特殊なマッチングシステム等がないこともあり、下のように大人数をまとめるためのユーザー同士で取り決めたマナーが多い。
そのため最初の内はクエスト中の動きよりかは、参加する前後の流れの方をよく身に着けてほしい。
本当に初見の人はラヴィに慣れているフレンドに付き添ってもらったり、十分な下調べを行ってから臨むことをおすすめする。
下の他、ネ実的地雷行為も参照。

戦闘時間に関してはPTの構成によっても変わるが、前後の時間を見越して1~2時間ほど確保して臨めば問題ない。

  • 開催してみたい人へ
書くまでもないが、まずは普通に他者主催のGラヴィへ何度も参加して流れを覚えよう。
下の「先行支援制」が周知されてから長く、それに倣った動きをするのが全体としても望ましい。
ぶっつけのオリジナルで指揮をとろうものなら大混乱・大顰蹙待ったなしである。

少人数向けの猛狂期はともかく、それ以外は最大人数32人前提の難易度として設定されているので、募集する際には過疎区、G級キャラバン区で募集するのが一般的である。
過密区で募集すると、放置や他のことをやりたい人が多くあまり集まらない=gdgd必須となるので嫌なら上記の区で募集しよう。
少なくともブレイブで(大人数向けの)G級大討伐はやらないこと。
禁止事項とは全く関係ないので、別に募集したければ募集しても構わない。
ただし、愚痴を言われたり2chで話題になっても自己責任だぞ。

あとは他の主催を真似る形で「参加の誘導」・「PT編成の案内」・「支援者との連絡」・「放置枠の取り方」等を明確に伝達しよう。
参加・出撃を問わずフライングに関しては多少進行を妨げてでも厳重に注意し、一度抜けさせる(帰還させる)こと。
公平性が第一ということを念頭においていればPT編成等でトラブった時でも指示しやすいはず。

  • 参加してみたい人へ
開催しているキャラバンについたら、まずはチャットや左上の参加人数を見て、
支援者4人の参加が確定しているかどうかをまず確認しよう(先入れと呼ばれる)。
どんどん順に参加させてしまうと、最悪32人内から支援者が決まらないということが起きうる。
これを避けるため、討伐組は支援者の参加が確定するまで待機するのがマナーとされている。
討伐組として参加するのは主催者の「討伐参加どうぞ」という発言を見てから
それまでにキエルの周りに相当な人数が群がっているかもしれないが、
これについては「椅子取りゲーム」を思い浮かべてもらえばいい。
そしたら「フライング(主催の誘導前に先に入ってしまうこと)」がどんな目で見られるかも察せるはず。

気をつけてほしいのは、キャラバンに到着した際、既に戦闘が始まっている中で30人とか31人になっている時。
この場合、戦闘メンバーが何名か回線落ちしており、すぐに戻ってくる可能性が非常に高い。
余計なトラブルを避けるためにも、先着がいるはずと考えて参加しないほうがいい。
ちなみに主催より「落ちた人がいるので参加控えて下さい」という案内があった場合、正に上のことが起きている。

現在のGラヴィで広く用いられているスタイルは「先行支援制」と呼ばれている。
これは討伐組がPT編成を行っている時間の間に、支援者だけで尾の部位破壊を済ませてしまうというもので、
部位破壊支援回数の安定化や、支援・討伐のポイント格差を抑えるなどのメリットがあるため普及した。
初めてラヴィを行う人は、クエストに出ている人がいるからといって誤って自分も出撃(フライング)しないように。
一斉出撃する様と重要性については「リレー競走のスタート」を想像してもらうといいかもしれない。
「支援者による尾の部位破壊」・「討伐組のPTの編成」が両方共終わったら主催より出撃合図が出るはずだ。

また、募集時ないし開催前後に、主催から「討伐組のパーティーの数」について案内があるはず。
もしPTが溢れたまま編成が進んでしまい、主催にダイスを求められたらチャット覧に半角で「@dice」って入力するんだぞ。

なお、上でも少し触れたが現在の大討伐(極も含む)では、先行支援制でも討伐PTフルメンバーでは、
あまりに早くフェイズが終わりすぎて貢献Pがおいしくないという状況が起こってしまう。
元々大討伐を回すプレイヤーの間では「貢献Pがまずくても早く回せればいい」というのは少数派で、
「頑張ったPT(支援含む)は貢献Pが十分得られ、尚且つそれなりに早く終わる」という考えが強く、
それを実現するために討伐メンバーをあえて減らすという取り組みが行われている。
繰り返しになってしまうのでリンク先を参照してほしいが、要は、討伐は必ず支援以外28人のフルメンバーでするわけではないということ。
立ち回りや避け方に不安があるなら、まずは少数猛ラヴィで練習するといいだろう
(少数ならブレイブのような過密区での募集もなんの問題もない)。

あと、そんな装備で大丈夫か?
現在のラヴィエンテ猛狂期は上述したように「極限まで装備革新を行った更に先」に挑むという意味合いが強く、
PT間競争という要素もあることから、参加メンバーの殆どが火事場飯で、
不退・秘伝スキル・辿異スキルなどを駆使し限界中の限界までスキル・装備を革新して望んでいる。
なので野良で参加する場合、そのような人のPTに入らざるをえないことの方が多いだろう。
上記の通り減ったとは言え、中には不十分な装備のメンバーを蔑む度量の狭い人間もいるかもしれない。
大討伐をよく行っているフレンドに話を聞くなどしながらスキル構築し、今できる最高の装備で挑みたい。
もしがっつりラヴィをやるつもりなら周りのメンバーの装備を指標にするといい。
(なお、これから不退やG進化を入手するというユーザーも多く、現在では【極】でそれを集めるのが主流になっているため、まだ持ってない人もそこは安心してほしい)

積極的に貼りを行う側も、参加者に対して排他的にならないようにしたいものである。
募集文・指定文にもあるが、最後の1PTになっても排他的な指定を行って出発が遅れると、
残りの参加者全員に迷惑をかけてしまうおそれがある。

上で散々書いたが、G級進化武器にせよ不退スキルにせよ他の「装備革新」とは根本的かつ本質的に異なる存在であり、
不十分な装備構成を補うための手段であるとは考えないほうが身のためである
現行の状況を踏まえると、(参加だけならGR1でも出来るが)実質GR500以降の選択肢であり、
そこで行える限界まで装備変革を行い、それでも尚不足を感じ、
そして大討伐独特の雰囲気の中連戦に耐えうる根性があるなら、是非挑戦してみてもらいたい。

ちなみに、極ではないラヴィエンテ猛狂期の方はPT参加人数などが変更されておらず、
上述した「フェイズが早く回りすぎる問題」が存在する(火事場などしなくても、全員がGR500以降の装備環境で挑めばそうなりがちになる)ため、
いわゆる初心者向けを謳っているところでも、現在では原則【極】で(G級進化Lv100制限を付けずに)開催されている。

攻略

通常のラヴィとの違いはオンラインマニュアルも参照のこと。
目ぼしいシステム上の大きな違いは以下の通り
  • 5フェーズ制であること
  • 支援がアイテム納品ではなく、「支援クエスト」で直接現地で沈静用の大砲を打ち込むなどで行われる
  • 専用アイテムを使用しない
  • ラヴィエンテの背中に乗ってフィールド全体を見渡せる
  • ヒートアップゲージはクエストごとにリセットされ、10段階まで上昇するようになる。
フェーズ数が減ったり、アイテム納品や専用アイテムが撤廃されたのは上述の通りコンセプトが「テンポの良い狩り」を実現するため、とのこと。
何度も狩ることを前提にしているため、GX防具(辿異防具)などを用いていれば何を喰らっても即死余裕、というわけではない。
勿論フェーズが進むと一撃で倒されるような技も使ってくるがその多くがノーダメージでやり過ごせる安置があり、
そこ以外はスリップダメージで確実に仕留められる、と高防御力&根性絶防スキルゴリ押しが効かないように設計されている。
代表的なものは、「フェイズ2でハンターを打ち上げたあと丸呑みにして即死させる技を用いる」など。
なお元の大討伐からして既にそうだが、超越秘儀は使用できない。

支援クエスト

従来のアイテム納品と異なり、実際に支援者もクエストに赴く。
一つの大討伐につき1PTのみで、支援ネコから受注する。
ちなみに実装前の体験会では宮下&関野ペアによる二人構成で支援クエストに赴いていた(参加者は全員討伐側での体験だった)が、
鉱石を4つ迅速にセットする必要性を考えると、現在では大原則4人未満でやることはないと思っていい。
少人数版の場合はセットする石が1個でOKなので、一応1人でも回せるようにはなっている。

支援クエストの狩猟エリアは絶島地底だが、討伐チームとは異なるエリアになる。
ここで「鎮静支援」や「復活支援」などを大砲で撃ちこんだり、バリスタで直接ラヴィエンテに攻撃を当てることができる。
一方で、こちらではヤオザミやランポスなどの小型がおり、更にラヴィエンテの一部攻撃が届いたりするため安全というわけではない。

武器(支援Ver)

小型を素早く一掃して素早くアイテム回収に戻れる、ということで、散弾Lv3が使えるライトボウガンが用いられるケースが極めて多い。
散弾であればラグを気にせず他プレイヤー側の小型も倒せるため、運搬を安全に行いやすい。
武器はG50相当以上の武器なら強い制限はないと思われるが、スキル側で会心が確保できないことや、
反動、装填にSPを回しにくいことから、それに優れた高会心のG級技巧武器「ジルバ・ヴァッフェ」が推奨されていた様子。
昔は入手が面倒だったが、現在はGP交換でキー素材、歌姫狩衛戦で強化素材が容易に入手できるようになった。

スキル・アイテム(支援ver)

支援クエストで有効なスキルは以下のとおり、支援区域では耳を塞がないので豪放を切ってもおk。
火力スキルも(小型が一発で倒せる水準にあるなら)要らない。
ボックスを開く、各種大砲操作中は無敵状態になる。これも利用すれば難易度:達成困難でも早々に乙ることはない。
下記のスキルは辿異装備では発動が難しい(面倒な)ものばかりだが、高防御・高火力が必要というわけではないので、
GX防具や始種防具、必要とあらばSP防具なども併用して全部入りの装備をぜひ組んでおきたい。

【スキル】
  • いたわり+3…絶対最優先スキル。前述した武器環境から、最大の敵はPTとなる可能性が高いため。
    「味方へのリアクションを無効化」するスキルでも機能はするが全員が発動していないといけないため、基本的にはそれらではなくいたわり+3が必須と考えてよい。
  • 高速収集…絶対最優先スキル。基本は採集なので最優先で付けておきたい。支援を名乗り出るなら絶対つけよう。
  • 運搬の達人…絶対最優先スキル。上と同じ。これがあるかないかで支援が影響されやすい。この2つはG級装備での発動は困難なので、SP防具なども必要に応じて使うとよい。
  • 移動速度+2…絶対最優先スキル。G級技巧武器があるので最優先で付けられる。同効果を持つ他のスキルでも(発動できるなら)OK。
  • 絶対防御態勢…絶対優先スキル。急いでいる時に突っ込む事が可能になる。
    旧仕様新仕様関係なく、運搬の基本を忘れずいざという時に使える状態を保つのがコツ。
    新仕様のペナルティ効果はそもそも小型相手なので低LV武器でもない限り無視できる。
  • 砲術神or紅焔の威光+2…準優先スキル。バリスタ威力UPの効果は支援バリスタにも適用される。1サイクルの時間短縮に。
  • 盤石の構え…準優先スキル。小型モンスター達の採取、採掘妨害対策に。
  • 状態異常無効…睡眠と毒になる可能性があるので枠があれば付けたい。
  • 絶倫…走り回るのであると便利。基本納刀しているので抜納術は効きづらい。
  • 氷界創生…あると便利。フィールドがある時なら突っ込んでくる小型を怯ませれる。

【狩人珠スキル】
補翼を得るのは非常に長い道のりだが、超重要なので頻繁に支援を行うならぜひ入手を目指してほしい。
主催によるが、支援枠はこれを必須とする募集もかなり多い。
  • 補翼の矛…ラヴィ支援専用スキル。バリスタで与えるダメージUP。
  • 補翼の盾…ラヴィ支援専用スキル。受けるダメージを軽減する。装備が貧弱になりがちなので結構効果はある。
  • 胆力…言わずと知れた。ほぼこの3つで固定。

【アイテム】
  • 閃光玉・音爆弾…小型モンスターの瞬間的な足止めに。優先すべきは鎮静支援>小型処理である。クエ終了直後の動ける時間はいたわりの効果がなくなるので、クエストが終わりそうな時もこれで。
  • グークラッカー…グークのお守りがある場合、音爆弾より判定発生が早く使いやすい。
  • 戦闘復帰玉…使うと白鉱石(部位破壊支援)の手前に移動できる。注意点として、ホストが移っている間に鉱石をセットすると鉱石が消えてしまうことがある。ホストが使った場合、周りのメンバーは少し間を置いてセットしよう。
  • グークのグローブ…風化した道具の回収時、小型モンスターの剥ぎ取り誤爆を防げるのでかなり重要。

支援クエストでの主なアイテム、設備

  • 支給品BOX、納品BOX
採集ポイントが存在して「風化した道具」を手に入れることができる。
それを納品すると支給品BOXに「鋼のピッケル」が1つ追加される。
これは後述の鉱石を採掘するのに使い、1回で必ず壊れる。
タイムラグもほぼ起きないし数の確認も大変なので、納品したら即座に自分の分のピッケルを都度回収したほうがいい。
ちなみに、(ピッケルを取るタイミングが他人と被って)取り逃しても、取った時のSEは鳴ってしまう。
ちゃんと取れたか見分ける時は、ポーチのアイコンにピッケルが移動するエフェクトが見えたかで判断しよう。

  • 鉱石、大砲
HR帯の大討伐とは違って現地調達となり、種類は4種類ある。
鋼のピッケルで採掘して大砲に運搬、同色4個をセットした状態で発射すると支援完了となる。
また、別の石をセットしてしまうとリセットとなるので注意。
大砲の周りには咆哮での地面隆起の攻撃範囲となるので、セットするときはラヴィを見てからの方が良い。
鉱石を落とすとガスが飛び散り状態異常を引き起こすので気をつけて欲しい。
内容は以下のとおり
  • 回復(緑)…復活支援、落とすと大きく回復する。
  • 鎮静(青)…鎮静支援、落とすと睡眠ガスが発生する。
  • 猛毒(紫)…毒 支 援、落とすと毒ガスが発生する。
  • 破壊(白)…部位破壊支援、落とすと爆発しダメージを受ける。

  • バリスタ
大型探査船、天廊と同じように弾は無限なのでシジルは必要なし。
既存のバリスタと違って、常時ロックオン状態でホーミングする弾を発射する。初期のヴォルかよ
小型モンスターも密接すればバリスタで倒せる。
部位別に存在しているゲージを0にすると部位破壊支援ができるようになる。

また、バリスタのゲージは討伐、支援共用の耐久値であるため、耐久値の確認にも利用できる。
応用すると、例えば「頭 青」という連絡で「まだ部位破壊支援は来なさそうです」という意味合いを伝えられる。

支援区域での小型モンスター、ラヴィの攻撃技


以下ラヴィの攻撃技
  • 咆哮地面隆起
大砲あたりの地面を隆起させる。
また、離れているためか耳栓スキルがなくても塞がない。
上の通りBOXを開いたり、鉱石セットモーション中ならやり過ごせる

  • 水しぶき・溶岩弾
フェーズによって変わる。
バリスタに着弾する。
第5Pでバリスタを使うなら下(ラヴィを見て左)から2番目をオススメする。

貢献ポイント一覧(支援ver)

貢献ポイントを得られる行動 貢献ポイント量 備考
クエストから帰還する +50,000
小型モンスターを討伐する +500 無限に沸いてくるので稼ぎやすい
風化した道具を納品する +500 鋼のピッケルが追加されるので一番無駄がない
指示が出た支援を完了する +7000 支援PT全員なので誰が発射してももらえる
バリスタでゲージを減らす
力尽きる -1000 自分のみ

実際の流れ

支援者として最も求められるのは「迅速な支援」。
特に鎮静支援の遅れは怒り状態による硬化・放電行動によってPT全体への負担が跳ね上がる。
指示役を決めて、先読みでセットを済ませるまで行えると理想的。
また、鎮静だけは必ずホストが撃つこと。
要請のタイミングはラグがあるので非ホストが撃つと空撃ちになる可能性がある
(クエ終了時のファンファーレの間は例外)。

なお、他の石については誰が撃っても構わない。
指示の流れは支援を重ねる程に予測しやすくなる他、1度でも討伐で参加するとその重要性と予測の経験にもなる。
支援で不退を得てから討伐に回るのも悪くはないステップアップである。
以下は広く使われている支援要請指示の略語。
c…鎮静、v…部位破壊、f…復活、d…毒

それらを飲み込んでもらった上で、以下は一般的なラヴィでの大まかな流れ。
  • 1フェーズ(討伐組編成中に出撃)
「部位破壊鉱石をセット後、尾をバリスタで狙撃しゲージを0(または赤)まで削る。破壊後は鎮静→鎮静→部位破壊」
最後の部位破壊は間に合わないこともある。
場合によっては、2度目の鎮静後リタイアし、第2フェーズ開幕に部位破壊を差し込むパターンもある。支援内で要相談。

  • 2フェーズ以降
「鎮静→鎮静→部位破壊(→部位破壊)→鎮静→部位破壊(→鎮静)」
基本このパターンで行われる。実際にやってもらえれば分かりやすいが、開幕は鎮静を猛ダッシュでセットしないと間に合わない。
そして2回目の鎮静をセットした後、この間にピッケルを溜めないと次の部位破壊以後の流れの間に枯渇してしまう。
(ついでに言うと、ここまでに部位破壊支援を無理やり入れると、ラヴィが怯んで討伐側の大ダウンの邪魔になる。できないというよりは非推奨。)
途中の部位破壊回数は討伐組の火力次第。火力が高く、進行の早いラヴィの場合、鎮静が早めに来てしまうためである。
5フェーズのみ、2度目の鎮静後、残っている分だけできるだけ部位破壊を優先するべし。

最初の尾も含め、計9回の部位破壊が目標となる(喉以外が終わっていればOK)。
もちろんこの間にも復活支援や毒支援などが来ることもあるだろうが、毒は5フェーズの最後でいい。
復活も別段急がなくでも基本保つが、ccvfc、のように差し込みどころを見つけられるようになるといいだろう。
というか分からない内はリーダーの指示か周りの動きに意識を配ろう。

討伐クエスト

現地で討伐する側の視点。
HR帯とは違って最初から攻撃が激しく、既存の技が変化されている場合が多い。
また、HR帯では序盤にやった攻撃も中盤以降となったりと大きく変化している。
ヘイトがないのは健在であり、確定行動も存在する。
序盤は水属性で地面隆起、水飛沫を中心に行うが、後半は火属性で地形ダメージを中心的に行う。
部位破壊は従来の頭、殻、尾に加えて結晶が追加されている。

システムの仕様でHPを大きく引き上げられない等の事情があったのか*6
全体防御率がシリーズ通して最低の0.04(討伐クエストの極み吼えるジンオウガより若干低い)である。
全体防御率を狂暴期と同じとして換算すると再出撃判定の体力は狂暴期の17.5倍となる。
【極】に至っては究極レベルである0.01、単純計算で素の猛狂期の4倍となっている。

肉質については、通常の猛狂期と【極】で異なっており、
通常の猛狂期は原種を彷彿とさせる柔らかさから蓄積肉質硬化で段階的に硬化していく。
(フェーズ進行毎に変化するのか、それともダウン時等の、特定の条件によって変化するのかは不明)
【極】は辿異種や極みモンスターに近い肉質になっており、柔らかい部位でも40ほどしかない。
属性については【極】も含め25~35(一部10)が全属性で適用され、硬化はするが最低でも15程度は確保される。
ちなみに属性肉質は初期は一律70に設定されていたが、
2016/8/10アップデート以降は平時25、硬化時15、隙を晒している際は35と以前よりは通りづらくなっている一方、
スパイスとしても無視できない数値に落ち着いている。
何故属性肉質が変更されたのかについては下記参照。

+ 属性肉質の変遷
当初の一律属性肉質70については、上記の通り全体防御率が0.04であり、
強化手段に貧しい属性ダメージが劇的に削減されやすい故に併せた形と見られていた。
しかし2016年6月下旬~7月上旬に、この点に着目した属性弾ヘビィが登場。
1人なら今までと変わらなかったが、属性肉質の特徴に着目しヘビィ3笛1の構成が編み出され、
それが劇的すぎる速さで討伐面(PT編成など)だけでなく、
支援への負担が増大(鎮静支援要請の多発、及びそれによる部位破壊支援の遅延等)等様々な問題を生み出し騒ぎになった。
そのため棲み分けをしようとしても大討伐規約にて指定が禁止されているためそれが出来ず、
また討伐隊人数を削減すると別の問題が生じる(放置の募集が必須化し、最低人数で始められなくなる)等、
それらも安易に出来るわけではないという事実もあったのである。

これを受けて、騒動が起こってから間もない7月上旬に、運営レポートの場にて「8月初旬に肉質調整を実施する」と公言され、
予定通り初旬頃の8/10の定期メンテナンスと同時に実施、今に至る。

【極】を前提に記すと、防御率が低すぎるため武器本体の武器倍率だけではダメージに差が表れてこなくなる。
具体的に言うと、スキルの補填が全くないG級進化武器Lv100と辿異進化武器Lv100では与ダメージが殆ど変化しない。
そのため「単に装備している武器の強弱」だけでは与ダメージの大小は図ることができず、
防具スキルや実際に発動させるスキル、属性ダメージの有無など、ハンターの総合力が試される設計になっている
(このため、少なくとも現状では「辿異進化Lv100が何を差し置いても必須」という風評は見受けられない)。
特に属性については相対的に見て明確に追加ダメージが見込めるようになっているため、
過去の大討伐でも見られた、参加メンバーがあまり使っていない属性の選定なども気にした方がいいかもしれない。

覚えておきたいのが、「エリアイン時のホスト」と「ラヴィが開幕行動後、定位置についた時のホスト」が同じ時、硬直時間(長時間の隙)が発生するということ。
もしホストが開幕行動で乙ってキャンプに戻ってしまった場合、周りはモドリ玉を使ってあげよう。
また、大ダウン(スタンや結晶破壊による怯みではない方)時は部位破壊できないのも一緒。
この時は柔らかい牙を狙おう。他のダウン時は部位破壊できるので、頭の部位破壊チャンスである。

ラヴィの背中に乗る

特定の状況下で岩が隆起し、それを伝ってラヴィエンテの背中に乗ることができる。
背中では普通に行動することができ、ラヴィの背中から生えている「結晶」を攻撃できる。
この結晶はラヴィ猛狂期の弱点で、破壊することでラヴィエンテが大ダウンを起こし頭や牙を狙えるようになる。

結晶の位置はフェーズごとに異なり、フェーズが進むごとに頭付近へ近づいていき最終的には頭の上に生える。
4フェーズまでは頭に乗ろうとすると見えない壁で落とされるので、頭に乗れるのは5フェーズだけとなる。

ただしラヴィエンテも、上空からハンターを攻撃する手段や背中にのみ届くような攻撃をもつ他、
一定間隔で結晶自体も放電を繰り返して麻痺効果つきのダメージを受けてしまうこともある。
そのため背中自体が安置という訳ではない。

独特の鳴き声をすると潜り始めるのでそれまでに結晶を壊せるかがポイント。
また、HRのラヴィよりもスタン耐性がかなり低くなっているのもダウン狙いの意味として大きい。
一度結晶を壊すと、それ以降地面を隆起させることはなくなる。

ダメージ効率・再出撃を求める際は、背中を走っている時間がロスでもある。
結晶が近くにある第1フェーズはともかく、その後はマグスパの有無・部位破壊の状況次第で放棄するという選択肢もありうる。
特に、地面隆起前に大ダウン→スタンの流れを取れた際は、背中に乗らないことも多いだろう。

なお高さの関係で穿龍棍のジャンプでは隆起中に回避を駆使しないと乗れない。
マグネットスパイクは磁界接近で飛び乗ることができる。

スキル、アイテム(討伐ver)

現在の大討伐では練習向けかそうでないかも含め、「火事場力+2」の発動はほぼ前提として認識されている傾向にある。
無論それで乙りまくってはどうしようもないが、【極】も含めすべての攻撃は回避できるように設計されている。
最初はともかく、ある程度動きが分かってきたら火事場を含めた火力特化装備にシフトしていくといいだろう。

  • 豪放+3…絶対最優先スキル。超咆哮、強振動、暴風圧と最高クラスの妨害をしてくる。ただし【極】でも辿異スキルまでは必要ない。
  • 闘覇…火事場と併用して用いる。武器を仕舞って行動する機会が割と多く、構成にもよるがスタミナを減らし切る前にどうにかできるため、
    (一般的に相性が悪いとされているものも含め)武器種を問わず必須としている人も多い。
  • 不活の護符…これがあれば常時体力を40=火事場固定にできる。SR飯+おまけ術でもいいがあると便利。

以下は慣れてない人向け(麻痺無効などは事故防止として発動させる意味はある)。
  • 麻痺無効(状態異常無効)…結晶の放電や、怒り時の放電での事故防止に。背中に乗っていると放電は間違いなく被弾するので出来れば付けておきたい。
    団の雑貨屋の店売り素材で麻痺無効の猟団料理が作れる。(幻想串団子:デンジャラスイカ、マグマンゴー、ドッキリハーブ、ツルモドキ)
    効果が90分なので大討伐参加してから開始までにやっておくとよほどgdらない限り討伐まで持つ
    スキル枠を使わないところが便利。大成功しないなら料理ネコの知恵で秘伝の調味料を使おう。
  • 紅焔の威光+2…地形ダメ主体なのでこれを付けると多少生存率が上がる。火耐性、火事場、赤魂が内装されているので割と効果のあるスキル。
  • 腕利き(移動速度+2)…弱点の位置へ速やかに移動したり安置へ駈け込んだりと走る機会は多いので、火力効率・生存性確保のどちらの観点でも有用。
    ただし抜刀ダッシュを使うのであれば意味がない。


各武器種の立ち回り


近接武器
  • 大剣
  • 太刀
  • 片手剣
  • 双剣
  • ハンマー・・・殻もしくは尾に向かって乱打。定点攻撃に優れているため結晶破壊のしやすさはNo1。
    大ダウン時は打が一人の場合は2連スタンプなどでスタンを狙う。2人以上の場合は乱打でダメージを稼ぎつつスタンを狙おう。
  • 狩猟笛・・・攻撃大旋律の維持は必要不可欠。強走については餓狼ライトがいるかどうかで判断。基本はダッシュ旋回→斜め突き。
    • 激励+2・・・笛なら言わずもがな必須なのだが、大討伐では笛がいる前提で、回避スキルを切ることも多い。闘覇も無いことの方が少ないので、辿異スキルの「鼓舞強化」まで当然つけるものと考えたほうがいいだろう。
    • 紅炎の威光(赤喝)&青喝・・・「喝強化」まで含めてつけたい。赤喝は言わずもがな。青喝についても、これの有無で耐えれるかどうか変わる技もあるので合わせてほしいところ。
  • ランス
  • ガンランス
  • 穿龍棍
  • マグネットスパイク・・・結晶に直接飛び乗れるという唯一無二の特徴がある。磁界弾を確実にあてれるようにしておこう(特にラヴィの旋回中に当てる必要のある5フェーズ目)。

遠距離武器
  • ライトボウガン・・・基本は殻(黒い部分)に向かって調合含めて貫通3。向かって垂直に打つと殻に全HITしないから水平に撃つ。
  • ヘビィボウガン・・・属性弾は効かないわけではないが主力としては心もとない。


貢献ポイント一覧(討伐ver)

貢献ポイントを得られる行動 貢献ポイント量 備考
クエストから帰還する +50,000
部位破壊をする +20,000
力尽きる -1000 自分のみ

各フェーズの攻略(討伐・支援共通欄)

既存の技は狂暴期の方をベースにしている。(岩盤砕きのエフェクトなど)
妨害系ももちろん咆哮【特大】、強振動、暴風圧である。
色々新しい技も追加されているうえ、洞窟かつ溶岩地帯なので技も色々変化している。

フェーズ1

大地ノ化身【絢爛】-ラヴィエンテ-序-のアレンジと共に登場。
専用のアングルから開幕咆哮をしてくるが、特に影響はない。
猛狂期とは言え、最初で相手の出方を伺っていうのかそこまで激しい攻撃はしない。
攻撃の種類も、既存のものが多い。
開幕行動は、地面隆起+足場生成なのでいきなり乗れる。

  • 咆哮(1~5フェーズ)
HR帯のラヴィのように特大の咆哮+地面隆起をするが、地下なのでプレイヤーの位置に岩が降ってくる。
この岩は突き刺さり続け、数回地面を刺激・一定時間後に爆発する性質を持っているので落ちてきたから安心と思わないように注意。
岩は何度か爆発するが最後の爆発は範囲の広いものに変化するので注意
ラヴィの近くで岩落下を避けると、ラヴィに沿って配置されて爆発のせいで近づけないなんてことになるので
咆哮モーションを見たらエリア中心側に逃げて岩をやり過ごし、
ラヴィに攻撃できるスペースを作っておくと爆発を避ける手間を考えなくていい
HR帯のラヴィと違って全フェーズで使用。

  • 地面隆起+足場生成(1~5フェーズ)
ラヴィが回転しながら移動する時は必ずこれになり、地面を隆起させながら移動する。
一箇所だけ連続で隆起している場所があり、そこに足場が生成される。
なお、生成される前に当たると吹っ飛ばされ、中にいるともれなく1乙コース。
生成場所はどのフェーズもマップ9時方向で固定で、
周辺には隆起が発生しない為範囲ギリギリあたりで待っているといい。

  • 結晶放電(1~5フェーズ)
厳密にはラヴィ自身の攻撃技ではないが、ここに記載する。
ファルノックのように一定時間ごと放電し、麻痺状態にする。
緑色に輝き出すと放電の合図となるので離れるか、回避しよう。
爆破は20秒周期?

  • 粉塵爆発(1~5フェーズ)
HR帯のラヴィ同様、頭or尻尾から連鎖爆発する。
爆破やられが付きそうな技だが、特に問題なくフレーム回避可能。
G級では背中にも攻撃があり、回避できるかが重要である。
また、HR帯のラヴィと違って後述の火炎ブレスに派生しない場合があり、その時は口から炎が漏れなくなる。
爆発は外側から中心へ向かっていくパターンと中心から外側へ向かっていくパターンの2つがある
3フェーズ開幕の確定モーションは中心から外側
フェーズによって使ってくるパターンが違う?

  • 火炎ブレス(1~5フェーズ)
粉塵爆発から派生で攻撃。
2パターンあり、HR帯のラヴィと同じ。
1フェーズでは最初の1発が結晶のあたりに落ちてくるので注意。

  • 地中咆哮(1~2フェーズ)
HR帯の中盤に使うのと同様で間欠泉を発生させる。
この時はまだ岩盤砕きは使用しないので恥ずかしいからダイブするなよ。

  • 水弾(1~2フェーズ?)
フェーズ2では結晶がある時にも使ってくる。

フェーズ2

ここから通常のラヴィエンテとは違うとハッキリ言える行動を行う。
あと、このフェーズからやたら長くなる。
開幕行動は例の捕食コンボ。

  • 噴水→打ち上げ→捕食(2~3フェーズ)
尻尾を水の中に入れ、地面に打ち付ける。打ち付けた影響によって無数の噴水が発生する。
噴水は4つの波に分かれて発生。それぞれの波でどこらへんに発生するかは決まっている模様。
(発生箇所:ラヴィの尻尾があった場所近辺→ラヴィ頭部側→フィールド中央部 頭を上と捉えて左から右へ一気に流れるように
→ラヴィ周囲 ラヴィ本体の周囲全てに円状に発生する)
本命は、甲高い鳴き声を発した後に発生する第4波。広範囲に噴水が発生し、当たると1箇所に向かって大きく打ち上げられラヴィエンテに捕食される。
喰われると防御系効果すべて無視で即死する
第1~3波の噴水は通常のダメージ+打ち上げとなっており、絶対防御のアーマーで凌ぐ事はできる。
最後の垂直打ち上げはダメージ+特殊打ち上げで持続時間が一瞬で回避可能とこれだけ少し異なっている。
また、噴水をすべて回避しても喰いに行く頃に狂暴期のフェーズ5よろしく上からホーミング水弾が降ってくるので注意。
位置取りで1~3波をやり過ごし、本命の第4波を回避すると良い。慣れていない時はモドリ玉を使うのもありだろう。
ちなみに捕食後地面に思いっきりプレスして回避者を攻撃しようとする。
モドリ等でやり過ごしても倒れ込む前にエリアに戻るとちょうど潰される位置に出るので注意。
攻撃するならその後で。

ちなみに噴水はすべてガード可能。削りはあるが微々たるもので、打ち上げられるよりはマシである。

フェーズ3

このフェーズではHR帯の攻撃技が増えてくる。
また、支援クエストの方ではヤオザミからガミザミに変わる。

  • 軸合わせ(3~5フェーズ)
厳密には攻撃技ではないが、ジャンプして軸を合わせてくるのでダメージ判定が発生する。

  • 単発岩飛ばし(3フェーズ)
地面に頭突きをかます岩礫攻撃。HR帯は序盤からやってきたが、G級ではこのフェーズから使用する。
息を深く吸うような音とともにラヴィから見て左下に頭を引っ込めるのが合図。
フェーズ3では1回しか使わず、使用後には頭を攻撃できるのも同じ。
ちゃんとダイブで避けるんだぞ。

  • 急襲ブレス(3フェーズ)
潜ったあと顔を出して溜めなしのブレスを1発放つ。
出てくるのは4時の方向

  • 尻尾攻撃・背中(3~4フェーズ)
背中で結晶を攻撃しているハンターを狙う尻尾攻撃。
尻尾を振り下ろす際、潜り始める時と同じ鳴き声を発するのが特徴。
3フェーズでは結晶のあたり、4フェーズでは結晶より奥を攻撃してくる。

フェーズ4

一気にフィールドが変わるので初見では驚くであろう。
ここからラヴィの攻撃パターンが火属性主体となる。
地形ダメージ系の技も使い始めるので常に行動を見るように。
また、支援クエストの方ではランポスからイーオスに変わる。
開幕行動はマグマ噴射で胴体の近くの水辺に避難するとすぐに攻撃できる。

  • 火山弾
通称:ゼリー
水弾はこちらに置き換わる。着弾すると周囲に少しの間スリップダメージエリアを生成する。
被弾すると大ダメージ+怯み。ご丁寧に怯みになっているため被弾すれば身動き出来ないままスリップで削られる。つまり死ぬ。
火山弾自体は絶対防御スキルで凌げるがスリップダメージはどうしようもないので注意。

  • 地中から顔出し(4フェーズ)
厳密には攻撃技ではないが、頭を狙うのに絶好のチャンスとなる。

  • 連続岩飛ばし(4~5フェーズ)
HR帯のようにフェーズが進むと3回になるのも同じ。

  • 燃焼ブレス(4~5フェーズ)
HR帯のラヴィと同じだが、スリップは狂暴期と同じ速さとなる。
中央の水辺が安置だと言うことも変わらない。

  • マグマ噴射(4~5フェーズ)
真横を向き尻尾で地面を叩き、水場のない箇所全てにマグマを流出させる。
流出するマグマに判定はないが、長時間火傷スリップダメージエリアとなるため巨大ブレス同様、
範囲内にいると確実に死ぬ攻撃となっている。
吹き出すのに少し猶予があるのでモーション、及び地面の変化に気づいたら直ぐ様水辺に退避しよう。
体力がそれなりに残っていれば薬草学+早食いで回復薬を連打して耐えられないことはないので避ける自信が無ければ。

  • 噴火(4~5フェーズ)
尻尾を溶岩に差し込み火山活動を制御、一旦引き抜いた後再び尻尾を溶岩に叩きつけるように差し込んで噴火を引き起こさせる。
叩きつけ後にフィールド全体が地面が赤く染まり、火山弾が吹き出す。噴水の溶岩バージョンと捉えると良い。
その後数発火山弾が降り注ぎ、ラヴィエンテが鳴き声をあげて動き始めた頃にホーミング弾1発が落ちてくる。
地面の噴火は噴水と似たタイミングで、ホーミング火山弾1発については鳴き声を頼りに回避タイミングを掴むとやりやすいだろう。
ただし、鳴き声をあげてすぐ降ってくるのでそれでタイミングを図る際は注意が必要。


フェーズ5

最終フェーズ。火山活動を活発化させている。
削りダメージを主体に攻める攻撃が多く、防御力や根性、絶対防御スキルが役に立たないことが多い。

  • 溶岩→噴火→捕食
開幕行動。フェーズ2で行った即死コンボを溶岩verにして復活。
本命の打ち上げがフィールド中心での噴火になっており、視覚的に範囲がわかりやすくなっている。性質は全く一緒。
唯一の違いは捕食直後に降るホーミング水弾が、火山弾に差し替わっており、1発分振ってくるタイミングが異なること。
そのため打ち上げを回避しても脳天に激突→怯み中にスリップ→死亡となる可能性があるので回避したとしても気が抜けない。

  • 巨大ブレス
フェーズ4までの坂を隆起させる移動からそのまま派生、非常に長いチャージをして巨大な火球を生成する。
チャージ中は3回粉塵爆破を行う。チャージ完了後、火球を天空に向かって放ち、フィールドほぼ全体を焼き払う。
判定時間が非常に長く、範囲内にいるとどうあがいても回避は不可能、死亡する。
一見モドリ玉じゃないと回避できない攻撃に見えるが、頭の真下(尻尾先端)に安置が存在する。
ご丁寧にブレスを放った後尻尾が着弾地点付近に移動しており、頭下に潜り込めるようになっている。

背中を走り抜けて頭の結晶を破壊し、ダウンを奪うことができればそのまま阻止できる。
また、背中を走らない場合は下げている頭を攻撃するチャンスでもある。
地面隆起からの派生の関係上、一度結晶を壊すとそれ以降使用しなくなる。

  • 岩盤砕き+噴火
中盤以降使用していた岩盤砕きがパワーアップした。
岩盤砕きをしたあと、火山弾が飛んでくるようになった。
単発の噴火よりも飛んでくる火山弾は少ないが、性質は変わってないので注意。

  • 火炎竜巻
地中潜行から派生。
中心に動かない竜巻1つとラヴィに沿って外周→中心に円を描きながら向かう竜巻が複数出現する。
最初は中心と外周の間に隙間があるがその内無くなる
上手く隙間をぬって外周へ逃げる?

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最終更新:2019年02月18日 14:21

*1 通常のラヴィエンテと狂暴期は3フェーズごとに絶島の島々を移動する

*2 上でいう「ハードル」が上がった一方で、新たにラヴィエンテに挑もうとする人が増えたことによる装備・経験格差の拡大

*3 特に中確率で大量の量を要求される漆黒尾、漆黒翼は思った以上に不足しやすい

*4 元々ラヴィエンテ自体、現在で言う天廊遠征録のような「幅広いランク帯のプレイヤーが同一のコンテンツを遊ぶ」というコンセプトだった

*5 高HRハンター向けの狂暴期が追加された際も変更されていない

*6 データ上個体としては全ランク共ラヴィエンテとして一括で扱われている模様