トリドクレス

MHF-G9の新モンスターで、別名は「照雷鳥」。
名前の通り雷属性を用いるようで、強い日差しを身体に浴びることで電気に変換するようだ。
鳥竜種のように見受けられるが体躯はフォロクルル以上にベルドラに近く、別名に反してアフロとの関係はなさそう。
それもそのはず、元々は飛竜種として企画されたが、デザインがどこからどう見ても鳥だったため鳥竜種に変更されたのである。
あといつの間にか「トリ」という名前が付いていたらしく、運営内でも「トリ」と呼ばれているようだ。

MHFにおける雷属性の先駆者同様、峡谷に出現するようだが、日差しがよければいいのかPVでは高地にも出没している。
昼行性らしく、夜のクエストは無いとのこと。その割には日陰の場所でも電力を貯めてるがな

コンセプトは「疾風迅雷&チャージ」とのこと。
帯電するとスピードが変化し、怒り時には更に素早くなるらしいが、
行動するごとに蓄電量が減少していくという特性を持つとのこと。

ガスラバズラやハルドメルグ同様、剛種&ノーマルG級モンスターポジションのようである。
しかしながらこのポジションの新モンスターでありながらG9実装当日に狩れない
(解禁は翌週の11/25から)という前代未聞の立場を与えられてしまった。
同時期のG級ラヴィエンテやMHXの発売といった要素から不遇な扱いになるのではと危惧されていたが、
ラヴィエンテが良くも悪くも人を選ぶモンスターのままであり装備の作成にも時間がかかること、
トリドクレス自身メリハリの効いており特に悪評も立たなかったこと、
纏雷スキルが現在の環境に取り入れられるだけの効果を有していたこと、といったことが重なりこの心配は杞憂に終わった。

武器は剛種とG級の二系統あり、剛種は「ゼルレウス」の烈種素材を経由するのか最終的に「一閃」が自動発動する。
現在、片手剣、ランス、太刀、穿龍棍の4種が存在する。
武器は剛種系統ではいずれも雷属性単体となっているが、
G級武器では雷属性に加えて麻痺属性も付加されている。
雷・麻痺のG級武器はあるが祭典武器であり、モンスター武器としては初。
またこれによって始種武器とG級武器の明確な差別化が図られるものと思われる。
リーチ差分の存在する武器種の内片手剣とランスはリーチ長であり、どちらも素で会心率も有している。
そのためパートナー用としても期待できそうである。

穿龍棍以外の武器種のポテンシャルとしては、剛種系統は物理重視、G級武器は属性側にやや寄った双属性となっている。
会心率はG級の方が10%高い(一閃+2の補強分がこちらに反映されている、とも)。
穿龍棍はどちらもかなり攻撃力が落とされており、始種の一閃+2、G級の麻痺、
そして武器自体の会心率といった差別化要素を全て活用できる装備でないと従来武器に劣ってしまう。
従来の装備からの変革が求められる、と言えるか。

余談だがトリドクレスの穿龍棍は史上初となる「始種・G級武器が両方存在する穿龍棍」で、
なおかつ「烈種・始種モンスター以外のモンスター武器として登場した始種穿龍棍」である。

G級防具と始種防具には新スキル「纏雷」がある。10Pで発動。詳しい説明はこちらにあるのでそちらを参照。
ちなみに防具側には4P(G級防具は全部位、始種防具は3部位)付与されており、精錬では2P抜き出すことができる。
そのためスキル自体の負荷は小さめで、効果を発動するために手間取るというタイプのスキルになっている。
なお始種武具は始淵の黎玉で派生可能。

防具は男女共軽装の服のようなデザインになっている。女性用は大きなお友達に人気が出るかもしれない感じになっており、
インタビューでの発言を鑑みるに、デザインの方向性についてはある程度狙ってやったようだ。
ちなみにG級系統は剛種系統のと比べ派手なだけでなく、発光部分が眩くなる変化がある。
ただし実際に光っているわけではなく、彩色上の変化だけに留まる。

G級防具と始種防具で火力スキルが全く異なるのが特徴で、G級では一閃、始種では剛撃がメインの火力スキルになる。
G級頭部位には希少スキル「闘覇」、胴部位には「変撃」を備え、精錬でも残る。
始種は剣士の胴腰とガンナーの胴に絶対防御がある。また、ガンナー始種防具には閃転・巧撃を有する部位もある。

防具の要求素材はガスラバズラの怒面・怒貌GX同様、準レア・部位破壊共に控えめ。
余談だが一番破壊しにくい部位であると思われる尻尾はG級防具には使わない。
というか、G級の尻尾は2015年時点で使い道が存在しなかった
2016年になって追加されたが、ガスラバズラの豪腕皮ポジションと言える。

剛種

G9.1で非怒り時の攻撃倍率が(G9.1の)ゼルレウス以下になり、怒りでゼルレウスと同じになった。
体力もゼルレウスと同じぐらいまで下げられたのでかなり易しい剛種になったと言えるだろう。
剛種防具では頭と腰が匠(精密射撃)・聴覚・攻撃を併せ持つ。
武器はジンオウガ武器の下位互換になっているものもあるが、
剛種の難易度低下を考えると選択肢としては悪くない(特にリーチ長の片手剣とランス)。

G10より、HR5のギルド指定クエスト(キークエスト)の一体に抜擢された。
HR5のギルド指定クエストは全て剛種モンスターだが、その中ではかなりやりやすいモンスターである。
まずはこのクエストのクリアを目指してみるとよい。
ちなみに剛種防具の性能はかなり良く、一部部位には覇種防具強化で絶対防御態勢も付与される。

チャージさせると肉質が軟化するようなので、慣れてきたら無理に妨害しないほうがいいかも。
罠もストレートに効き捕獲も可能。状態異常も一通り効くが剛種としては耐性値が高めに設定されている模様。
穴時間が長いので落とし穴を持っていくといいかも。

狩猟エリアは高地だが、天候連動はない(5分ほどで雨が降る)。

G級

従来の例の通り★7になる。
例によって特異個体にも対応する。
こちらはG9.1で調整はされていないので、体力はフォロクルルやファルノックをも凌駕し、ジンオウガ並みになっている。
お前本当はトリじゃなくて飛竜だろ!?
ただし肉質が極端に硬くなっているわけではなく、HCだと体力も減るためタフネスとしては常識的な水準ではある。

G級では追加技自体は少なめだがコンボのパターンが増えている。
また、蓄電開始から放電までの時間が剛種よりやや短くなっており、G級特有の怯み耐性蓄積もあって怯みで妨害するのがやや難しい。
肉質を考えると妨害しないほうがいいかもしれないが。

特にこれと言った絶対防御態勢対策はないが、2段攻撃や素早い技が多いため過信は禁物。
また、麻痺による根性殺しを備えているので自信がなければ状態異常無効などがあった方がいい。

高地のイベントクエストでは例によって例のごとくいきなり嵐天になる。
ただしG級クエ共通の仕様というわけではなく、普通のクエストでは昼間スタートである。

辿異種

2018/2/7アップデートで辿異種進出。
詳しくはココ!

攻略

フォロクルルと同様ベルドラ骨格…かと思いきやグレン骨格である。
そのため尻尾が高い場所にあり、リーチの短い武器、打点の低い武器種は尻尾を切断しづらい。
尻尾を狙うのであればリーチ選びも重要となるだろうか。なお威嚇時に尻尾削りはないので安心して斬っていい。
上述したように防具では使わないので、ストックがあるなら無視するのも手ではある。
鳥竜種ならではの素早い動きもあるので、単なるグレンのコンパチと見るのは危険。
というかグレンと共通する技は突進しかなかったりする。

始種グレアドモスに似たコンセプトが多数あり、攻撃範囲がわかりやすい。
また複数の攻撃で一連のモーションになっている技が多いのも特徴的。
蓄電状態、非蓄電状態、G級、HCでコンボのパターンが異なるものの、
そのパターンはいずれも確定しておりランダム派生が存在しないため、MHFひいては2ベースのモンハンの基本だが典型的な
「動きさえ覚えれば怖くない」モンスターと言える。

部位破壊は頭、翼、尻尾切断、そして尻尾の付け根あたりの赤い羽根も破壊できる(ここは斬の弱点でもあるようだ)。
専用素材は頭、翼、尻尾のみ。
弱点は水と龍、あと部位によっては火も通る。
鳥竜種として龍属性がよく通るのは非常に珍しい。
雷属性自体は効かないようだが、高地の落雷で怯んだり麻痺したりする。

全体的に斬はどの部位にも通るのだが、打は通る部位と通らない部位がはっきりしているようで、
G級だと翼や背中に紫ゲで殴ると弾かれたりする。
そのため、穿龍棍は嵐ノ型リーチ長で頭を殴ってもいいし地ノ型リーチ短で空中戦をしても効果的ではあると思われる。
弾は頭と翼はかなり硬い(そのためか適応撃が反応する)ようだがそれ以外の部位はそこまででも無い様子。
倒すだけなら貫通系弾を胴体に撃ちこむようにすると比較的早い。

ちなみに毒の効果時間は短めだが麻痺耐性はあまり高くなく、罠への対策も皆無(GHC除く)。

【スキル・アイテムなど】
  • 麻痺無効(G級)…高地の落雷は勿論、チャージ後の各種技への対策として。
  • 気絶無効(G級)…閃光攻撃でホッハするようなら。激励でもOK
  • 耐震…ボディプレス時に発生する。意外と範囲が広め。

【モーション】
軸合わせは白エスピ同様の180度ターン。
蓄電状態で使ってくるものについては(チャージ)と記載
グレン骨格だが尻尾回転やその場での翼打ち付けは使用してこない。
鳥竜だがクック先生のようなついばみも使わない。
そのため張り付けるのなら張り付いてもさほど危険はない。

  • サイドステップ
左右どちらかへ回り込むように跳躍し、嘴?でブレーキをかける。
エスピナス希少種やUNKNOWNのものと違いやや後退気味にステップする。
最近のモンスターで言えばブラキディオスのそれに感覚的には近いが、
サイドステップからの直接の派生行動はない。
これを使う関係で通常の軸合わせ動作をあまりしてこない(しないわけではないが)ため、
特に大剣を使う場合は攻撃後に発生する隙を主に狙っていきたいところ。
上述したように直接派生がなくワンテンポ置いて攻撃してくるので、
ハンマーや嵐棍の場合、スキルやシジル、位置関係などにもよるが追撃して頭を一発叩くことぐらいはできる。

  • 突進
レイア系の突進だが突進の終わり際に反転し尻尾で周囲を薙ぎ払う。
ベースになっているグレンゼブルの突進がより俊敏になったと考えればよいか。
基本的にコンボに絡めて使ってくることが多く、単発での使用頻度は少なめ。
反転後は軸合わせ判定をしてから攻撃してくるため、反転直後に一発殴って逃げるぐらいの隙はある。

  • 滑空旋回
低空飛行でハンターに接近し、きりもみ旋回してから着地する。
蓄電状態では旋回後折り返して体当たりを仕掛けてくる。速度は遅い。

  • 棘飛ばし→ボディプレス
至天UNKNOWNのように周囲に棘を飛ばしつつ浮上し、ボディプレスで急襲する。
棘を飛ばすまで、及び飛ばしてからプレスするまではUNKNOWNに比べ遅く、
なおかつ着地後は多大な隙ができる。
棘は密着していれば当たらない。ガンナーは一応注意。
プレスは一応鳴き声がした直後、というタイミングなので声で判別できるが、
降りてくるまでの時間を覚えたほうが早いかも。
蓄電時は棘がボディプレスより一拍おいて炸裂するので、トリドの足元にいた場合、
トリドクレスから離れるようにプレスを回避してしまうと棘の炸裂に巻き込まれる危険がある。
回避距離UPや双剣の真鬼人回避を使う場合は特に注意。

なおプレス時に振動が発生する。棘より僅かに離れていても揺れるので特にガンナーは注意。

  • 2連棘飛ばし
ゼルレウスのように正面水平方向に複数個の棘を2セット投射しつつバックジャンプで距離を離す。
棘は蓄電状態だと一定時間後に炸裂する。
G級ではこれを使ったあと即座に突進に派生し、使用後は確定で威嚇。
蓄電状態では棘で逃げ場が制限されることになるので冷静に対応したい。
突進さえ避ければむしろG級の方が対処しやすいかも。

  • 尻尾叩き付け
尻尾を垂直にたたきつけてくる。範囲自体はそこまで広くはない。
2セット使用してくるので注意。

  • 蓄電
翼を眼前に持ってくるような態勢で蓄電を行い、一定時間後にスパークさせることで蓄電状態になる。
スパークは小さいがダメージがあるので注意。
SA状態にはなっていないので怯みや麻痺・罠で止められる。高地だと落雷で怯んでチャージ解除されることも…
ちなみに体力一定以下で蓄電、というよりはHCグレンの沸騰怒りのように気分で蓄電を開始するようで、
剛種でも速攻で蓄電したり、G級でも中々蓄電してこないことがある。
とは言え特にG級は妨害が難しいため、蓄電はされるものと考えておいた方がいい。
チャージされると肉質が軟化する?模様。
また、HCグレンと違って電力が下がるとチャージ状態でも使用する。
余談ではあるが、日陰のエリアでも使用し電力も溜まる。


  • 電撃ブレス(チャージ)
蓄電状態で使用してくるブレス。単発・着弾時に炸裂するタイプ。
爆発範囲自体は最近のモンスターのものにしては狭いが、威力自体は高いので確実に回避したい。
ちなみにリオス種のブレス同様、ハンターがブレスを直接被弾すると爆発しない。
なのでNPCが喰らうと少し嬉しくなる

  • 3連回り込み電撃ブレス(チャージ)
電撃ブレスを3回放つのだが、その場で連発するのではなく、
HCノノ・オルガロンのようにサイドステップで回り込み→ブレスを3セット行う。
ノノと違い移動距離が長めかつホーミングも強いが、着弾炸裂タイプなのでステップ終了時点で側面側に居れば当たらない。
ブレスの特性自体は上記同様なのでブレス自体をきっちり避けてもいい。
3セット使用後はかなり長い隙を晒す。

  • 閃光(チャージ)
翼を大きく広げて電気をチャージした後に閃光を放つ。
ゲリョス同様閃光に当たると気絶してしまう。
その後↑のサイドステップに派生する。
G級HCでは専用のコンボに派生する場合がある。
派生条件は使用後にサイドステップをするかどうか。サイドステップした場合はコンボにつなげてこない。

  • 落雷(チャージ)
溜め動作の後、浮上してハンターの頭上に雷を3セット落とす。
HCキリンの落雷にそっくりな技だが、ピンポイントでハンターの頭上を狙うものと周囲にランダムで落ちるものがある?
事前に光る上にこちらからは反撃できないので回避自体は難しくはない。
後述のプレスと予備動作が似ているので間違えやすいが、こちらは溜めが遅く、使用直前に独特の鳴き声がある。

  • 電撃プレス→大放電(チャージ)
短めの溜め動作の後飛び上がりプレスを仕掛け、全方位に雷球を放つ。
雷球を喰らうと麻痺してしまうのだが、直後に強烈な威力の放電を行ってくる。
この放電は★8適正レベルの防御でも即死級のダメージを受ける。
単発で喰らう分には根性が発動するが、直前の雷球で麻痺していると根性が機能せずやられてしまう。
麻痺無効があると、最初の雷球で吹っ飛ばされた無敵時間で放電を凌げる。
こちらもそこそこ痛いが放電ほどではないので、麻痺無効有で放電を避けられないならあえて喰らうのも手。
使用後はかなり長い隙が出来るため、慣れてきたら両方回避して反撃に転じたい。
上記の落雷との違いとして、使用直前に周囲が青色に光る。

  • 雷球ばら撒き突進(チャージ・G級)
バックステップして距離を取ったあと、突進してくる。
突進の軌道上には複数個の雷球がばら撒かれ、外側に向かってゆっくりと移動する。
突進終了後にそれを炸裂してくるため、突進をギリギリで回避しても安心はできない。
また雷球本体に被弾しても吹き飛ばないため、その後の炸裂もそのまま追撃としてもらってしまう。
雷球には攻撃範囲のマーカーがあるのでその範囲外であればくらうことはない。
使用後は確定で威嚇するため、バックジャンプを追撃せず突進と雷球を回避して威嚇中のトリドクレスを狙うのが良いか。
ランスとガンランスの場合は突進を下手に避けず、通常ガードで受け止めてから強ガードor回避で炸裂を防いだほうが対処しやすいかも。
ちなみにトリドクレスがいきなりバックステップするのはこの行動以外無い。

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最終更新:2018年01月29日 08:52