天廊武器

MHF-G6にて登場した武器群。初出は天廊遠征録より。
同コンテンツの報酬が「狩煉道」に移行したため、新規に獲得・強化していく場合、G級以降での解禁となっている。
「特殊武器」カテゴリの1つであり、武器アイコンには「T」のアイコンが付与されている。
G級武器烈種武器の独自システムをさらに強化したような感じになっており、
内蔵スキルや武器の性能を細かくカスタマイズができるのが天廊武器最大の特徴。
なお、パートナーへの譲渡・ラスタ装備ともに不可。レア度の設定もなくHC適正レア度も対象外となっている。

天廊遠征録の廃止後、天廊武器の新規追加は長らく行われてこなかったが、
MHF-ZZアップデートの新武器種マグネットスパイクには従来型の天廊武器が実装と同時に追加されており、
更に2018/10/24アップデートにて、全武器種に新たな天廊武器が追加された。


概要

生産

天廊武器の生産には「秘文書」というアイテムを用いる。
10種の秘文書が用意されており、現在は狩煉道受付との交換にて、確実に好きなものが手に入るようになっている。
(「託された秘文書」は週に交換可能な数が2個に限定されている)

実装された順ごとに必要な秘文書は異なる。その他、実装順別の特徴を挙げると、
  • 第1弾の白色の天廊武器を基準に、第2弾はリーチ違い。第3弾・第4弾は各武器の赤色バージョン。
    第5弾は第1弾をブロンズにして更に別のリーチ違いにしたものであり、第6,7弾は第3,4弾のリーチ違いバージョン(同じく赤色)である。
    第8,9弾は後発の武器種であるスラッシュアックスF専用の秘文書。
  • 第5弾以降は二区限定の秘文書となる。
  • 白及びブロンズの天廊武器は天封印2+天廊石1なのに対し、赤色のものは天封印1+天廊石2となっている。また斬れ味もこの2タイプで異なる。
  • 第10弾は第1弾の色違いだが、秘文書入手がGR200以降となっている。
    それもあって、従来のものと性能、強化段階などが大きく異なっている。近接武器は天封印3で天廊石の装着不可。遠距離武器は従来通り。

その他、ボウガンは実弾系は最初から全て使用できるようになっている(貫通や散弾は全レベル6発装填)。
弓は強撃・毒・麻痺・睡眠ビンが初期から装填可能。

当初は狩護防具とG級狩護防具の防御能力強化の対象外だったが、1/21アップデートより対象となった(その後G7で防具側の制限自体が廃止されているが)。
また、弓の強撃ビン補正も当初は無かったが同アップデートで強化されている。


強化

最大300(託された~で作れる武器は最大100)というコスト内でパラメータを配分し、
好みの属性や状態異常を付与したり、攻撃力や会心率を高めるなど好きなように強化していくことができる。

基本的な見た目は無彩色な金属質のデザインだが、
属性を付与した場合は武器の中心部分から伸びる亀裂のような紋様の部分に色が付く。
状態異常付与の場合はヒュジキキの覚醒オーラみたいなものを纏うなど、
その性能に応じて見た目が変わるのが特徴。

ボウガンはレベルアップ強化ができないが、オプションパーツの装着は可能。
パーツ装着だけは親方が行う。

基本強化

武器の強化は「宝玉」を用いて行う。狩煉道受付より安価で入手可能。
宝玉は3種類あり、それぞれ以下のステータスを伸ばす際に使用する。
  • 勇ましき宝玉(30狩P)…攻撃力、会心率(要天封印)
  • 閃きの宝玉(50狩P)…属性値(要天封印)、状態異常値(要天封印)
  • 加護の宝玉(40狩P)…斬れ味レベル、砲撃レベル、反動、装填速度、矢レベル

またこれとは別に一定の強化段階毎に、特定のランクでしか入手できない素材(武器魂・天と武器綬・極)を要求される
(会心・状態異常・矢レベル、装填、反動は武器魂・武器綬を使わない)。
穿龍棍のみ、解禁がG級昇格以降になるためか、強化に武器魂・武器綬は要求されない。
スラッシュアックスFもG級昇格以降でないと扱えない武器だが、こちらは武器綬等要求される。

強化していくとアイコン色が変化していき、最大のコスト300に達すると武器のアイコン色が赤色に変わる。
赤色アイコンならばよっぽど妙な強化をしていない限りGLv50級のスペックにはなっていると考えていいが、
パラメータの振り方によってはどうしても使いきれずコスト300を振りきれない場合もある。
性能面での影響はそんなに大きいものではないが、G50相当指定に乗る際に面倒なことになる可能性がある。
極力300ぴったり使いきれるように調整したいところ。

2015/3/25より、公式で天廊武器の性能付けを行った際のコスト等を確認できる
天廊武器性能シミュレーター」が実装された。
まずはこれを動かして性能や必要素材を確認してみるとよいだろう。既存の他武器とも比較するといい。
上のシミュレーターからも分かる通り、強化に伴うパラメーターの上昇具合は武器種や強化段階によって大きく変わる。
当然、宝玉は強化を重ねていくごとに要求数が増えるので注意。

天廊武器コスト300を使い切った場合の性能は、強化プランにもよるがG9.1以降の始種武器級となっている。
Zで登場した辿異武器(最終強化)の素のスペックは攻撃コスト200振りをも上回るものとなっている。
後述する辿異スキル天封印の搭載で辿異武器同様辿異スキルを使うことができるが、
こちらはシジル・武器スロットが使えず、当然ながら辿異武器の「発達部位特効効果」もない。
そのため、2017年以降は陳腐化が進む一方であった。

強化上限は決まっており、攻撃力は共通で100回(コスト300)、会心は50回(50% コスト100)、
斬れ味は斬れ味MAX(デフォルトでゲージが全て埋まる状態 コスト120) となっている。
属性や状態異常は武器種によって上限が異なる。

託された秘文書で作成できる武器は、GR200つまり辿異武器を作成可能なランクで初めて生産できること、
及び上記の状況もあってか、最初からGR200辿異武器(=G級武器Lv50)級の性能が発現しており、
コストも100が最大、1段階強化ごとのコストも5~10になっている代わりに性能の伸びも非常に高くなっている。
攻撃力は斬れ味だけ強化して属性に振らずフルにつぎ込めばG級進化武器【燦然】Lv100をやや超え、
属性を振ってもG級進化武器【絢爛】以上の攻撃力が出せるようになっている。
属性についても5コストにつき400~500増えるため、20コスト振れば双剣でも属性値2000になったりする。
ちなみに斬れ味はLv1・Lv2の二段階(10コスト・Lv1でデフォ紫、30コスト・Lv2でデフォ空)、攻撃力はコスト10刻み、
属性、会心はコスト5刻みとなっている。このため、コストMAXを使い切れないという事態は基本起こらない。
また強化段階そのものが少ないので、必要とする宝玉が少ない。
ただしシジル・武器スロットが使えず、当然ながら辿異武器の「発達部位特効効果」もない点も変化はない。
更に近接武器は天廊石が装着できない(代わりに天封印の組み合わせパターンが増えている)など、
従来の武器の上位互換となっているわけではないことに留意しておく必要はある。
無論、最大性能は辿異進化武器Lv100にはかなわない。
なお武器魂や綬をストッパーとして使わない代わりに、各段階の発達部位素材1個がストッパーとなっている。
これは攻撃、属性に対して設定されており、1回強化でGR400、2回目強化でGR600、3回目強化でGR800であり以後は要求されない様子。
従ってGR200直後では斬れ味と会心ぐらいしか弄ることができない。

天封印

カスタマイズ要素の1つ。属性などを付けるシジルみたいなものだが、
属性、状態異常、会心、属性&状態異常弾&ビン、速射&超速射を決定することができる。
複属性には対応しておらず、G6では基本の火・水・雷・氷・龍属性と毒・麻痺・睡眠の状態異常が設定可能。

生産には「太古の砕金」が1個必要。
こちらも狩煉道受付より、1000狩Pでいつでも交換可能。

菱型状のスロットが天封印用のスロットで、2スロット以上あれば属性+状態異常で双属性にすることもできる。
ただし、システム上の理由で属性+属性、状態異常+状態異常、
ライトボウガンの速射と超速射の印を2つ以上焼き付けることは不可能となっている。
この点はボウガンでも同じであり、属性弾・状態異常弾はそれぞれ1種ずつまでしか焼き付けれない。
また、明言はされていないが超速射の印はG級武器の超速射シジル同様、
各種弾毎に剛種系統武器が持つ、先天性超速射の0.xx倍の威力となっている。(通常弾0.9、貫通弾0.75、属性&散弾0.7、徹甲榴弾0.8)

一度装着すると外せないが、新たな天封印で上書きすることは可能。
会心率や属性値パラメーターが強化されている天封印を上書きした場合、コストは還元されるが素材は戻ってこない。

G8より、シジル側に存在する「特定のアクションの威力or効果を強化する」効果を持つ天封印が作成可能になった。
生産には二区番人討伐(剥ぎ取り・報酬)で入手できる「太古の潤滑油」というアイテムの他、
「絶玉」が必要になるため、G級昇級後でないと現実的に生産はできない。
これにより天廊武器側もモーションの強化が可能になり、幅広い活躍が見込めるようになるが、
G級武器側と違い、1~2スロットしかない以上あれこれとつけることはできない。
潤滑油の必要数はシジルのレアリティや性能によって1~5個と変化する。

2017年11月アプデでは辿異スキルの天封印も追加された。
生産には狩煉道のポイント交換で手に入る「狩煉の証」と辿異種素材を使う。

ちなみに属性と状態異常は焼き付けても実際に宝玉で強化しないと数値が上がらないのだが、
見た目だけは変わるので装飾に使うという手も一応ある。
火は橙、水は水色、雷は青、氷は白、龍は赤く明滅し、状態異常では毒は紫のモヤモヤ、麻痺はパリパリし、睡眠は水色のモヤモヤが武器にまとわり付く。

託された秘文書の近接武器は天廊石スロットが撤廃され、天封印を3つ焼けるようになっている。
これによって、辿異スキル+双属性や、辿異スキル+モーション強化+属性や、モーション強化+双属性など、様々なアレンジが可能になる。


天廊石

天封印とは別のカスタマイズ要素。上記のコスト性とも独立した存在。
円スロットが天廊石専用スロットとなっており、これに何かしらのスキル効果を持った「天廊石」を装着して使用する。
スロット数は武器によって異なり、2つ開いているものも存在する。

烈種武器同様、枠に入れないで発動させることができる。
扱いも同様で、同じ系統のスキル効果は重複せず、効果の高いほうがあればそちらを優先する。剛種防具のスキルランクアップも対象外。
中にはいたわり+3に代表されるレア石も存在するが、そのようなものほど入手確率は非常に低くなる。
第5回開催時に耐状態異常Ⅲ、効果持続、剥ぎ取り名人、各剣晶+3スキル(9種類)の12種類の天廊石が新たに追加された。

現在は天廊クエストそのものがないため、番人戦を突破しないと天廊石を入手できない。
天廊武器を扱うならば、狩煉道と並行してこまめに番人と戦ったほうがいいだろう。

ちなみに天封印とは異なり、上書きだけでなく取り外しも可能。
取り外しにはシジル同様専用アイテム「天廊石用触媒」を用いるが、ギルド勲章メダル500個と交換と非常に高価。
G8からはNP交換にも対応したが、1000NPとやはり最終手段といった趣が強い。
なので、基本的には武器に填めたままにするか、使い捨てと割り切るのが良い。

託された秘文書の近接武器には天廊石を装着できない。
ただ、前述の事情から石自体の入手が難しくなっているため、武器としての真価を手軽に発揮しやすくなっている、とも言えなくもない。

天廊石の合成と再生

MHF-G8から可能になった。
天廊石の合成は、基本的には内包スキルの石同士を合成することでG級スキルを持った天廊石を作り出せる。
作成には膨大な資金と専用の触媒「太古の溶解剤」を用いて行う。
「太古の溶解剤」は潤滑油同様、第2区番人からの剥ぎ取り・討伐報酬(そこそこの確率)でのみ入手可能。
(番人限定だった事は長期配信停止後の公式Twitterにて明らかに)

ノーリスクで強力なG級スキルを発現できるということからか、
2区番人を攻略できないかぎり「太古の溶解剤」の入手性は著しく悪い。作成は慎重に慎重を期す必要があるだろう。
また、この合成でも適応撃や煽動といった「希少スキル」は作り出せない。
G10,MHF-Zのアップデートでレパートリーがいくつか追加されている。


天廊石の再生は5個の天廊石を混ぜて、新しい天廊石を創りだすというもの。
多くは入手しやすいレア度コモンの石が出るが、極低確率ながら番人討伐限定だった激レア天廊石が出ることも。
天廊石の入手が以前より難しくなっているので、元々余らせていた人でないと利用する機会が少ないかもしれない。

タイプ変更

一部の武器種は、アイテム「脈動する液体」を使ってタイプ変更により武器の性質を変化させることができる。
ガンランスの砲撃タイプや狩猟笛の音色、ボウガンの弾速、弓の矢タイプ・曲射などを変更することができる。

「脈動する液体」も「太古の砕金」同様に1000狩Pで交換可能

カスタマイズ例

どんな方向で作ろうか悩んでいる人向け。
設定によっては汎用として使えたり、ニッチな用途を確保できたりするだろう。

託された秘文書の武器

攻撃はコスト20毎に倍率の伸びが30、20、15と下がっていきコスト70以降は10になる。
属性は30まではよく伸びるが40以降は急激に落ち、それまでの半分以下になる。
状態異常は武器によって様々で最後まで伸びがいいものもあれば最初から最低のものもある。
近接武器は斬れ味Lv1(匠で空ゲ50)かLv2(デフォ空ゲ50、匠で100)にするかにもよるが、Lv1でコスト10必要なことや、素でGLv50級の攻撃力がある事を考えると、あまり気にせず割り振っていくとよい。
シジル補正を無視した場合、攻撃20・属性20が★4辿異クラスなので、それに斬れ味10を割り振った後の50を、
自分のスタイルにあったパラメータに割り振る感覚で。
前述の通りGR200時点では攻撃や属性を弄れないので、無属性武器として斬れ味を1~2段階弄って使う程度となる。お試し感覚になるか。

弓は溜め3をLv4にする場合はコスト20、溜め4はコスト25が必要。
斬れ味よりも重いが、片方だけなら斬れ味Lv2(30)より軽くなる。

ボウガンは反動「小」のみ重く(50)それ以外はそこまででもない。

それ以外

共通傾向として、攻撃は150、属性は50までは伸びが良く、それ以降は悪くなる。
状態異常は種類と武器種によって変わる。微調整の際、このことを頭に入れておくとやりやすいだろう。

天封印の仕様上、例えば属性+状態異常+会心を全部併せ持つものは作れないし、斬れ味もピーキーなものは用意できない。
コスト配分も攻撃力だけではなく斬れ味や反動、弓レベルにも目を向けないと総合的には弱小な武器になりかねない。
そのため万能性という考えは捨て、一芸に秀でた調整をしてみよう。きっと頼もしい一振りになってくれるはず。
現在の天廊武器の明確な弱点としては、複属性の武器が作れないこと。
定期開催イベ武器や改歌姫武器が全武器で揃った現環境では、天廊石以外での差別化を図るなら状態異常を交えた武器がオススメ。

なお以下は古い天廊武器のものである。

片手剣
  • 麻痺双属性 - G級武器と始種武器では殆ど存在しない麻痺双属性を簡単に用意できる。
    麻痺値は最大値の500(コスト40)、空ゲが出る斬れ味Lv4(コスト100)まで強化し、後は攻撃と属性に振ればよい。
    どれぐらいのバランスにするかは人次第だが、G級技巧の属性武器に近い水準には持っていける。
    なおエターナルグローリーでは天封印が1個しか付けられないので無理。
  • バランス型 - エターナルグローリーかカルマで属性50、攻撃150、斬れ味100に振る。
    これで攻撃力735に属性値2000と両者高水準を得られる。とりあえず迷ったときはコレ。
    ちなみにカルマだと攻撃力が777になる。
  • 超属性特化 - エターナルグローリーで仮初とほぼ同じ攻撃力(676、空ゲージ)まで上げても、属性値は2360確保できる。
    仮初をエタグロと同じリーチ長で運用すると考えた場合、リーチUP時の攻撃力624に落とすと属性値は2620まで強化可能。
    シジルによる属性値の加算はできないが、こちらは防具スキルではなく武器だけでW属性強化が可能なのが利点。
    ちなみにカルマであれば同じ属性値で攻撃力718、または同じ攻撃力で属性値2600まで上がる。
    また過去には、対金ジョー用として攻撃力には全く振らず雷属性及びゲージにコストを注いだエタグロが最適解になった前例もある(これは特例中の特例だが)。

双剣
  • 攻属両立型 -アゲンストザウィンドかサイレントスクリームで攻撃150、属性50、斬LV4に振る。
    攻撃力700、属性値1300、空ゲと双剣の特性を考えても強力な武器となる。
    このままW属性天廊石をはめ込むのもいいが、他スキルを逃がすという使い方も活かすと差別化には困らない。
    なお攻撃、属性共これより上はコストに対してあまり上がらないのでこの配分が無難。
  • 状態異常追撃毒双剣 - 攻撃150、毒50、斬LV4に振る。サイレントスクリームの場合は毒属性800という凶悪な毒属性値になる。
    このままでは微妙だが、劇物取扱皆伝と状態異常追撃スキルの投入によって強力な追加ダメージを見込める。
  • 毒双属性双剣 - ディーモンハートかウォーエターナルで攻撃150、斬LV4に振り、残りを毒と属性に振る。
    状態異常追撃で使うのは勿論だが、G9で属性値補正が大幅に上がったので双属性もメリットが大きくなる。
    配分については毒300~400、属性500~600辺りがバランスが取れているか。

大剣
  • 物理極限特化 - 空ゲが出せるLv4まで斬れ味を強化し、残りを全て攻撃に注ぎ込む。迷ったらこれが一番無難。
    ヘイトブリーダーでは攻撃力2688、デッドナイトウォリアでは攻撃力2736という凄まじい攻撃力になる。
    白、白銀、ブロンズ天廊武器は2スロットある天封印スロットに技強化天封印を、黒天廊武器は天廊石による差別化を図ると良い。
    勇ましき宝玉は600個近く必要になるので天廊をかなり上る必要があるのが欠点。
  • 睡眠大剣 - 地味にベターオフデットだけ睡眠値の上限が650になっているため、攻撃150、睡眠50、斬れ味L4で配分する。
    攻撃力は2510なので十分だろう。
    天廊石2個でスキルを強化してやるとよい。
    睡眠溜め4自体使える機会は少なくなっているが決まれば爽快。
    他の天廊武器も睡眠値はMAX600なのでそちらでも問題はない。

太刀
  • 物理極限特化 - 構成は大剣と同じ。ブラッドドランクでは2616、ダウンフォールでは2664という凄まじい倍率を誇る。
    大剣とは異なり太刀は属性もある程度は重要、という側面はあるものの、リーチ長という観点から見れば真司銀刀【銀嶺】G50を遥かに越える攻撃力を実現出来る為、
    天廊石で付与するスキル次第では十分一考に値すると思われる。
  • 属性太刀 - フォローザリーパーかダイアボリカルで攻撃150属性50斬LV4に振る。
    攻撃力2424(2472)属性1400空ゲと手数を活かせる形になる。
    G、遷悠、始種と比べて属性値は優っているが攻撃力は同帯域なので天廊石2も活かした差別化をしたい。
    なお黒天廊武器の例に漏れず、攻撃属性共これより上は急に伸びが悪くなるので片方削ってもう片方に振るのは微妙。
  • 毒太刀 - 太刀は毒値を1000まで伸ばせるため、変撃・劇物取扱皆伝とのセットが前提だが相手に依存しにくい追加ダメージを狙っていける。
    双属性にすると火力が微妙なことになるので、現状フォローザリーパーで天廊石2個焼き付けの方がよいと思われる。

ハンマー
  • 一発重視型 - 斬れ味LV4残り攻撃に振る。ハンマーの特徴を考えるととりあえず後悔しない性能になる。
    属性の通りにくい相手や、スタンプなど一発重視の立ち回り向けの性能となる。
    相手によっては属性ハンマーや↓の攻属両立型に追いつかれ、最悪抜かれるため使い分けるだけでなくモーション強化天封印による差別化も図っていきたい。
  • 攻属両立型 - 黒武器で攻撃150属性50斬LV4に振ることであれば攻撃力2704、属性値1800と両方高水準を確保できる。
    ハンマーは一発重視武器とはいえ大剣と比べるとモーション値が高くなく、
    乱打攻撃などそれなりに手数もあるため、高属性値というスパイスを与えて他ハンマーとの差別化を図る。
    実際、弱点属性をつけば物理特化を抜くことも十分狙えるが、引き換えにモーション強化天封印は使えない。そこは天廊石で差別化を。
    ちなみに太刀同様毒1000になるので変撃・劇物取扱皆伝構成も面白いかも。

狩猟笛
  • 双属性型 - 攻撃に150、斬LV4に振り、属性に20、状態異常に30振る。
    攻撃力2730、属性500毒600or麻痺睡眠500という、高水準を確保した双属性笛が完成する。
    あとは攻撃を少し削って属性、状態異常を強化するなど、好みに微調整すると良い。
    ちなみに穴場は毒の双属性。火属性1000に毒550の笛があるが攻撃力はこちらと大差があり更に紫どまりなので十分差別化できる。
  • 属性特化型 - 攻撃150、属性50、斬LV4に振ることでゴーストは攻撃力2730属性1200、オードは攻撃力2678属性値1600の笛になる。
    現状属性が1000超えor1000近くなのは始種と遷悠武器しかなくこれらは攻撃力も高いが、
    こちらは天廊石で自由にスキルを選べる事、ゴーストは更に始種武器には不可能な音爆範囲拡大効果を天封印で付与できる。
    音爆範囲拡大が必要か不要かで使い分けると良い。

ランス
  • 極長属性槍 - オーヴァーザウォールで攻撃150、属性50、斬LV4に振る。攻撃力1184、属性値1400の極長槍となる。
    攻撃力も高水準で、更に現状極長槍はない高属性値を持つので差別化は容易。
  • 属性or状態異常リーチ長槍 - デリリウムヴェイルで攻撃160、属性か状態異常に40、斬LV4に振る。
    攻撃力は1198と高水準になり、属性値は800、毒は700、麻痺睡眠は500になる。
    このクラスの攻撃力と、属性値を両立したリーチ長ランスに空ゲが出るものが極めて難易度の高い黒式尉しかなく、
    状態異常も毒は始種1怒貌始槍【熱烈】を僅かに超え、それ以外は超えるものが存在しない穴場である。
    と、この時点で十分差別化できているのが大きな魅力である*1。攻撃を少し削って属性、状態異常を伸ばしたり、双属性にしたり、会心率を持たせるのも悪くないだろう。

ガンランス
  • バランス型 - 攻撃150、属性35、斬れ味L4、砲撃L9。バランスは良いので迷ったらコレでよいが、器用貧乏とも言える。
    天廊石・モーション強化天封印での差別化は欠かせない。
  • HB特化 - 砲撃レベルにコストを回さないことで攻撃か属性に更に振ることができる。ただし攻撃は殆ど延びないので、実質的には属性を伸ばすことになる。
    主力モーションの踏み込み突きを強化したい&天ノ型の必要スキル数を考えた場合、エネミーウィズインでやるのが無難か。
  • 嵐ノ型用属性特化デッドエンド - G7アップデートより武器自体の攻撃力が砲撃威力に影響するようになったため、属性を最大限、砲撃lv8、残りを攻撃力に振る。
    その場合属性値は2400(コスト180)とすさまじいものになる。
    天廊石2スロットにはW属性強化のほか、武器捌きや穏射など組み込みづらいものが詰めれるのもメリット。
    大量の閃きの宝玉を必要とする。閃きの宝玉が余った場合最も実用的な使い道でもある。

スラッシュアックスF

穿龍棍
  • 状態異常棍 - 攻撃170、毒30、斬LV4に振ることで攻撃力903、毒400の空ゲ棍が完成する。
    ヴェナムシーカーの毒属性の高さ、ローゼンドレウザの攻撃力の高さを良いどこ取りした無難な性能となる。
    天廊石を用いてスキルを1つ逃がし、そこに変撃スキルを組み込むのも面白いだろう。
    なお睡眠はG級では微妙になってしまっており、麻痺はコストパフォーマンスが悪すぎてヴァシム等のほうが良いため微妙。
    また、以前は物理特化という差別手段もあったが、G8で実装されたネロ=ディスペアの存在を考えると今は微妙。
  • 属性重視棍 - ブラックシープで属性値1100、攻撃力864、匠で空ゲ発生が物理と属性のバランスが良い。
    攻撃、属性共にこれ以上は伸びが悪くなる(攻撃は3→4の繰り返し、属性は10しか伸びない)ため変に調整せずこれで確定したほうが無難。

マグネットスパイク

ライトボウガン
ライトボウガンは武器特有の事情(装填速度・速い&反動・小にする必要がない*2、斬れ味や属性値がない)から、
武器の反動やリロードを最低限調整しても、攻撃力をガッツリ伸ばすことができるようになっている。

ちなみに、斬れ味などが無い関係で、攻撃一辺倒で宝玉を捧げるため、特にノヴァエラは
「近接天廊武器1.5~2個仕上げる程の量の勇ましき宝玉を1武器に使う」ことになる。
勇ましい宝玉は以前よりも大量に入手しやすくなっているが、複数の武器種を沢山作りたい場合にはこの特徴はお忘れなく。

  • ジャストショット重視型(1) - リロード速い、反動大、会心率25を振り残りを全て攻撃力に回すと攻撃力721になり、
    見切りシジルを搭載したGR800辿異武器とほぼ同等スペックになる。
    こちらの利点は反動軽減+1または穏射+1を発動させることで、ジャストショットの主力弾であるLV3通常弾、LV2、3貫通弾全てが無反動最速装填で扱える事。
    リロード「やや遅い」だと装填速度+2~3が必要となり、装着で賄おうとすると甚大な負荷が生じるため、
    リロードではなく反動側を緩めるのがポイント。
    ただし貫通弾Lv2一本で攻める場合は、弾速の関係で辿異武器との差があり、攻撃力の関係で始種武器との差がある。
  • ジャストショット重視型(2) - 上記から会心率を抜いて全部攻撃力に回すと742になる。
    閃転と見切りを同時搭載する場合や、天廊武器に見切りの石を仕込む場合、不退ノ構を使う場合に。
    上のタイプもそうだが、必要な勇ましい宝玉の個数は717、加護の宝玉は60となる。
  • Lv2貫通弾特化型 - 反動最大、リロードやや速い、会心率なしで残りを全て攻撃力に。
    穏射+1でLv2貫通弾のジャストショットが問題なく行える。
    始種武器と比較した場合攻撃力は少し劣る(762)が、こちらは自動発動スキルを自由に選べる点で差別化可能。
    会心率25%を振る場合は攻撃力742となる。
    勇ましき宝玉はどちらも807個。

ヘビィボウガン
こちらは反動もリロードも最大強化に意味があるが、その分攻撃力にパラメーターを回しにくい。
天廊石で反動軽減を付与してコストを逃がすことも視野に入れたい。
なおこちらも属性値が無い分、反動を逃がした場合勇ましき宝玉の必要数がかさばる。

  • バランス型 - 会心10、リロードやや速い、反動中残り攻撃に振る。
    攻撃力837で大型モンスターに使える弾は一通り最速装填、無反動で単発運用可能。
    LV3貫通、散弾、及び圧縮運用したい場合はスキルで補うというオーソドックスな性能になる。
    これを基本に、スキルに頼らずLV3貫通、散弾を使いたい場合や、逆にLV1貫通弾で十分という場合等は各自で微調整すると良い(その一例が後述のLv3散弾もノースキル運用可能にした疾風の剣聖設定)。
    ちなみに天封印が1スロット空いているので属性弾を使えるようにするのもアリ。
    天廊石がフリーなのがメリットなのでこれも活かしてG(技巧)、烈始ヘビィとの差別化を図りたい。
    • カスタマイズ例としては、リロードやや速い・反動やや小でLv3散弾をノースキルで単発打ちできる形にし、天廊石:底力IIと装備による散弾強化を重ねる疾風の剣聖用設定がある。G10でHR3のキリンが大幅に弱体化しているため、残りのコストを攻撃力に極振りする必要があるのかという点はあるが…(一応烈種武器であるネブラダ・デルタは越えられる)
  • 反動逃がし型 - 反動を強化せず、リロードやや速い、会心率10%で攻撃力に全振り。攻撃力859という値が得られる。
    スキルもしくは天廊石で反動軽減+3を発動させれば、単発撃ちなら反動は無問題。圧縮はきつい。

主力とする矢レベルの選択により、以下の3種類に大別されるだろう。
  • 溜め3強化 - 一番オーソドックスな強化。シェオルの物理特化・イービルアイズの属性併用のいずれでも最終的には
    シジル強化したG50弓とほぼ並ぶスペックになる。
    例えば、シェオルで会心10溜め3強化残り全部攻撃とすると、攻撃力698。これは無属性シジル等で強化したティタ・ベスティアにほぼ匹敵する。
    逆に言えばG武器との差が少なくあまり特徴がないものができるため、曲射タイプや天廊石を生かしたG武器との差別化をしていきたいところ。
  • 溜め4専用機 - 溜め4は溜め3よりもコストが低いのでその分攻撃力や属性値を強化できる。
    シェオルの場合会心率を入れてもそこそこの属性値で攻撃力700付近は保てる。
    イーヴルアイズの場合会心と属性の両取り不可だが属性値900~1000、攻撃力698~700というよく分からない性能の弓を作れる。
    贅撃を組み込む場合は(一発当たりの威力を上げることで結果的にビンが節約できるため)重用するだろう。
    なお、天廊石に装填数の石をつけると、溜め4専用装備なしでも運用できる。
  • 曲射、オーラアロー専用弓 - 矢レベル強化を一切しないタイプ。シェオルに会心10振ったのちに物理特化するのがおすすめ。
    通常射撃は一切できなくなり、勇ましき宝玉を900個近く要求されるが、
    攻撃力788という崩壊と滅尽の弓が霞んで見えるほどの超倍率を誇る。
    (昇龍はシジルの関係でG武器には負ける。昇龍強化シジルに相当する天封印はG8現在では未実装)

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最終更新:2019年01月30日 20:55

*1 G級、遷悠武器はシジルでリーチを伸ばせるが攻撃力が落ちてしまう

*2 実弾ジャストショットは反動中、LV3弾を視野に入れてもやや小か穏射+1で事足りる。速射は反動固定なので設定不要。拡散・状態異常弾は反動・小でも基本反動軽減+1が要る。装填速度も基本的にはやや速いで事足りる