Two Dragons
概要
桐生編の最後の敵であり本作のラストボスを務める東城会直系堂島組若頭補佐・渋澤啓司との戦闘で流れるBGM。
「二匹の龍」というタイトル通り、「応龍」の入れ墨を背負う桐生と「青龍」の入れ墨を背負う渋澤との激突。
どちらが「堂島の龍」となるのに相応しいか最後の闘いが始まる。
ストリングスを織り交ぜたラストバトルらしいとても重量感のあるハードロックナンバー。
何よりも特徴的なのがこの曲は戦闘中のシチェーションによって曲が変化するということ。
渋澤は桐生と同じく複数の戦闘スタイルを持っており、体力が一定以下になるとQTEを挟んで戦闘スタイルを変化させる。
そのQTEのシーンの途中で曲が切り替わるという仕組み。この曲の切り替わりにほとんど不自然さを感じさせないのもポイント。
ちなみに老鬼戦の「Archnemesis」や『
龍が如く 維新!』のラスボス戦「
菩殺」でも同じような手法が用いられている。
渋澤は体力がある程度減るとまず武器を持って戦うような壊し屋スタイルに変化。
この壊し屋スタイルでは強烈なシンセサイザーの音が入ってくるのが特徴で、さらに重量感を増した曲調となる。
さらに体力が減ると最後のスタイルに変化。赤いオーラを纏い強烈な攻撃を仕掛けてくる。
このパートに切り替わったと同時にエレキギターによるサビが始まり、クライマックスをこれでもかと盛り上げてくれる。
そして最後のとどめのQTE。これが成功すると曲が切り替わり、オルゴールの音色によるか細い余韻を残して戦闘と共に静かに曲が終了…。
という曲の終わり方まで専用のパートが用意されており、重厚なドラマの締めを飾るにこれ以上のない非常に練り込まれた楽曲である。
過去ランキング順位
サウンドトラック
龍が如く0 誓いの場所 オリジナルサウンドトラック Side A
最終更新:2024年02月08日 23:38