光の戦士フォトン 惑星ゾルディアスの戦い
機種:FC
作曲者:
蓮舎通治
開発元:アドバンスコミュニケーション
発売元:タカラ
発売年:1987年8月28日
概要
アクションシューティングゲーム。これまでキャラゲーを発売していたタカラにとっておそらく初のオリジナル作品となる。
疑似3D空間で表現されたダンジョンを探索していく3D版『
メトロイド』のようなタイプに近い。
しかしながら操作性の悪さと、どうゲームを進めていいかわからない不親切さなどからゲームの評価は今一つ。
このゲームの要素で外せないものとしてBGMがある。
はっきり言ってこのゲームのBGMの中で「音楽」と呼べるものはオープニングとエンディングぐらいだけである。
他は良く言えば「前衛的」・「実験的」、悪く言えば「電波」・「そもそも音楽になっていない」。
エリアのBGMは2つのタイプが使われており、1つはSEなのかBGMなのか分からないぐらいループの短いミニマルな曲。
もう1つは適当に音を並べたとしか思えない不協和音のような曲。
これらに比べると『
頭脳戦艦ガル』のBGMがはるかにまともな音楽に聴こえるぐらい、それくらいの強烈さを持つ。
ただこれらの音楽がこのゲームの世界観の表現に一役買っているのも事実である。
ゾルディアスという惑星型宇宙船を探索しながら、船に潜む闇の生命体ダクラを倒すのが目的という設定であり、サイケデリックな色合いの船内とこのBGMのおかげで、人智の及ばない「宇宙」という雰囲気を醸し出してくれる。
とにかく“異質”という点ではファミコン最高峰のサウンドなので、機会があればぜひ試聴してほしい。
収録曲(仮曲名)
曲名 |
補足 |
順位 |
オープニング |
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エリア1-A |
最初のエリア ミニマルタイプ |
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エリア1-B |
不協和音タイプ |
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エンカウント |
敵遭遇時 エリアによってドラム音のパターンが変わる |
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エレベーター |
階層移動 最終エリアでも使用 |
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エリア2-A |
青い壁のエリア ミニマルタイプ |
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エリア2-B |
不協和音タイプ |
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エリア3-A |
白い壁のエリア ミニマルタイプ |
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エリア3-B |
不協和音タイプ |
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エリア4-A |
テレポーターがあるエリア ミニマルタイプ |
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エリア4-B |
不協和音タイプ |
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エリア5-A |
ピンクの壁のエリア ミニマルタイプ |
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エリア5-B |
不協和音タイプ |
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ボス戦 |
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ラスボス戦 |
ダクラ戦 |
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エンディング |
ツウカ キューブ |
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最終更新:2023年12月14日 23:06