聖域で祈りし守人

聖域で祈りし守人とは2012年11月30日より登場したアマツカグラにおけるシリーズ依頼『アマツカグラ調査隊』のシナリオ分岐の一つ。ナミネの力によって聖域転移したどり着いた先での出来事。
呼称はたどり着いた先にいた重要人物からサイト独自につけたもの。

概要

アマツカグラに到着したエンドブレイカーたちは三手に分かれ内部への侵入を試みた。
ナミネによる聖域転移によってアマツカグラの内部に侵入したエンドブレイカーたちは、そこで代々アマツカグラの治安を担う名門の血脈であるユキヒトという人物に出会った。
しかし、その血脈はナミネによると「かつて数百年前に、清められた聖域で明かりも灯さず、日々祈りを捧げる高貴な方がいた」という過去の存在であるという。
聖域転移によって、過去に飛んでしまったのか…。それとも…。

該当のシナリオ

三手に分かれたアマツカグラ調査隊のうち、聖域転移によって移動した部隊のシナリオ。
聖域転移によって移動した場所でユキヒトなる人物と出会ったところから始まっている。
詳細な状況は不明だが、アマツカグラの政府による魑魅魍魎討伐の軍が出ているという情勢からナミネの現在のアマツカグラの認識とズレがあることは間違いない模様。
難易度は「やや難」。

  • 希望の光が照らす絶望
    聖域転移を行いたどり着いた先は、代々アマツカグラの治安を担う名門の血脈であるユキヒトという人物の屋敷だった。
    ナミネによると、その血脈は数百年前に途絶えたはずであるが、目の前にいる人物はユキヒトは市中の混乱を憂い嘆いている。過去に飛んでしまったのかわからないが、困っているこの状況を捨て置くわけには行かない。エンドブレイカーはユキヒトの組織がもう一歩のところで敗北したという盗賊の討伐を申し出るのだった。
  • 窮地
    エンドブレイカーたちは、市中を荒らしていた盗賊、マスカレイドを倒すことに成功した。そのことは人々に希望を与え新たな英雄の誕生に喜んでいた。
    エンドブレイカーたちはその後も市中を周り近辺の賊の征伐を幾度となく成功させ名声を高めていく。
    そんなある日、ユキヒトから彼らを組織に新部隊として迎え入れたいという話が伝えられる。
    身分が保証されれば動きやすくなると考えていたエンドブレイカーたちはそれを了承、ユキヒトに連れられアマツカグラの治安を維持する組織『神火団』の本部へと向かったのであるが、そこで驚くべき光景を目にした。
    なんと、『神火団』の上層部はユキヒトを除いてすべてマスカレイドだったのだ…。
    組織に内通者がいる話どころではなかった…。
    息を飲む彼らをよそに、エンドブレイカーたちが賊を討ったという証明を求めるマスカレイドたち。その証明として鉱山に住み着くバルバたちに味方する武装集団の討伐を命じるのだった。
    万が一負ければユキヒトにすべて責任を負わされる。さらに同行するマスカレイドの幹部に戦いを見られては、彼らがエンドブレイカーであることが露見してしまう可能性が高い。
    進退窮まる事態に潮時かと考える彼らだったが、さらに敵として街を荒らしているという武装集団が、彼らの別働隊であることが判明。
    混沌すぎるこの状況を打破する手段はあるのだろうか。

結果

エンドブレイカーたちは「バルバに味方する武装集団」として現れた仲間と刃を交えながらもユキヒトの身柄を確保し戦場の離脱に成功した。しかし、ユキヒトは都市の治安を護る者としてひとりだけ安全な地に逃げることに賛同できず、『神火団』上層部がマスカレイドだらけであり、敵内通者であるという証拠も示すことが出来なかったため困惑する。
鉱山まで逃げ込むことに成功し、いざ脱出というときにユキヒトの姿が忽然と消えた。だが、ユキヒトを探す手がかりも手段もない、さらには一刻も猶予のない状況だったため彼らはそのままアマツカグラを脱出した。



アマツカグラ調査隊
ニニギア島沖海戦 → アマツカグラの避難民 → アマツカグラ調査隊 → 潜入 → 対アマツカグラ方針決定
潜入後 アリンコ王国との共闘 巨石の建つ街で
下水遺跡を抜けて 救貧院の巫女たち
聖域転移の奇跡 聖域で祈りし守人

登場人物

  • ナミネ
    滅亡に瀕したアマツカグラより避難民と共に勇士号へやってきた巫女。潜入の道案内のためエンドブレイカー調査隊に参加する。
  • ユキヒト
    代々アマツカグラの治安を担う名門の血脈。ただ、ナミネの認識では数百年前に途絶えている血脈らしい。
    きっちりと髪を結わえた高貴な老人。端正な顔立ちをしているが、頬の肉は薄く痩け、暗闇でもそれとわかるほど肌の血色は悪い。
    市中の治安が乱れ、魑魅魍魎が跋扈し、盗人も横行している有様に心痛めている。


関連項目

最終更新:2012年12月27日 11:09