RegCondExec
- 作者:392様
- サイト:(なし)
- 公開場所:W-ZERO3.orgUploader
設定方法
設定ファイルには各処理に応じたセクションを複数定義します。
[セクション名] 項目名=値 項目名=値
セクションは、セクション名以下、大きく4つの要素で構成されます。
- [セクション名]
- 前提条件(precond)
- precondNegate (条件の逆転)
- precondKeyName (レジストリエントリの名前)
- precondKeyState (レジストリエントリの状態)
- precondKeyType (レジストリエントリの型)
- precondKeyValue (レジストリエントリの値)
- トリガー条件(trigger)
- triggerNegate (条件の逆転)
- triggerKeyName (レジストリエントリの名前、必須)
- triggerKeyState (レジストリエントリの状態、必須)
- triggerKeyType (レジストリエントリの型)
- triggerKeyValue (レジストリエントリの値)
- チェック方法
- checkType (チェック方法)
- timeout (タイムアウトまでの時間)
- polling (チェック間隔)
- 実行内容
- exec (条件に一致した場合の処理)
- onUnmatch (条件に一致しなかった場合の処理)
- onTimeout (条件にタイムアウトした場合の処理)
前提条件(precond)、トリガー条件(trigger)
以下を指定します。(「~」は「precond」か「trigger」のどちらか)
- ~Negate (条件の逆転)
- true : 判定条件を逆転させる
- false : 判定条件をそのまま(デフォルト)
- ~KeyName (レジストリエントリの名前)
- 「HKEY_~」からのフルパスで指定する
- ~KeyState (レジストリエントリの状態)
- exists : エントリが存在する
- not_exists :エントリが存在しない
- ~KeyType (レジストリエントリの型)
- STRING : 文字列値
- BINARY : バイナリ値
- DWORD : DWORD値(数値)
- MULTI_STRING : 複数行文字列型
- ~KeyValue (レジストリエントリの値)
- KeyTypeによってそれぞれ書式が違うので要注意
指定できる項目の組み合わせは以下のとおり。
- ~KeyName+~KeyState (名前+状態)
- ~KeyName+~KeyState+~KeyType (名前+状態+型)
- ~KeyName+~KeyState+~KeyType+~KeyValue (名前+状態+型+値)
~Negateは全てと組み合わせられます。
動作フローチャート
このフローチャートから、
- トリガー条件のチェックは起動時と常駐時の2パターンある
- checkType=currentでは、onTimeoutは実行されない
- checkType=changeでは、起動時にトリガー条件に一致する場合、onUnmatchが実行される
- checkType=bothでは、前提条件に一致しない場合以外、onUnmatchは実行されない
といった特徴が分かります。
レジストリ情報
更新履歴
- 06/12/21 ちょっと追記
- 06/12/20 フローチャートを画像に差し替え
- 06/12/19 ページ作成