部屋にはいやらしい水音と僕の悲鳴、桃とジュリーが鳴く声、そして香苗の怒声が響いていた。
これが始まってどのぐらいたつのかな?桃とジュリーは僕の……にまたがって上下に動き、しばらくすると交代というのを繰り返している。
2回り目までは覚えてるけど、そこから先は数えてない。覚えてない。
……気持ち良すぎて痛いぐらいだ。
今の感覚を「気持ちいい」と認識するのにそう時間はかからなかった。でも気持ち良すぎる。
いくら気持ち良くなっても、それが終わらない。
2人に高みへと導かれたが、そこから降りることができない。
気持ち良すぎて狂いそうだ。頭の中は真っ白で、時折稲妻のような電流が駆け巡る。
ああ、何も考えられないよぉ……
「おにっ、いっ……ああああっ!!」
もう何度目だろう。僕にまたがったまま体を仰け反らせ、高らかに声を上げる桃。
「はあ、はあ……よかったよ、お兄ちゃん♪」
可愛くそう言うと、胸を僕の顔に押しつけていたジュリーとバトンタッチ。
「ご主人様、素敵ですわ。あはぁ……まだまだいけますわね」
妖しく笑いながら僕の……を愛しげに撫でる。
「もっ……もう……やめてぇ……ぼく死ん……死んじゃうよぉ……」
「何を仰るのです?私は満足しておりません。
それにご主人様も早く出したくて仕方ないのでは?桃はもう満足したでしょうけど」
そうなんだ。ジュリーの言うとおりだ。何か、おしっこでも出そうな……
でも出せない。ギリギリで止まってしまう。
「なに言ってるの!桃、まだあと10回は行けるよ?」
「あら?私は20回行けるわ」
10回?20回?まだまだ終わらないのか?このままだと発狂しちゃうかもなぁ。
もしかしたら、死ぬかも。いや、絶対死ぬ。
「うきーー!」
「ともかく私の順番よ」
「やだ……いやだ……」
「ふふふ……それ♪」
「あぁぁぁあ……」
またしても僕の……にまたがってるみたいだ。でも、もう叫ぶ気力もない。喉がカラカラだ……
「ご主人様、頑張ってください……ああっ♪きゃううんっ!あはぁ……好きぃ……」
「うあ……あ……」
ジュリーが腰を動かすたび、情けない声が漏れてしまう。
自分の意志などなかった。腰に絡み付く感覚も、もはや快感なのかなんなのか分からない。
自分がどこにいて何をしているのか、それすらも……


「おい光!!しっかりしろ!オレが見えるか!?」
ん……香苗かな?なんか叫んでる……
「こっち見ろ!!」
何言ってるの?
「とにかくがんばれ!」
だから、何を……
「なあ!しっかりし……んあぁっ!?」
だから、分から……えっ?今の香苗の声?やけに変な声だな。
「や、やめろぉ……触んなクソガキっ……ひぁぁっ!」
間違いない、香苗の声だ。
香苗の声の変調に、僕の意識は少しだけ戻ってきた。そして左に顔を向けるとそこには……
「あはっ♪お姉ちゃんの乳首、もうこんなにコリコリだぁ……」
「あぁっ!?や、やめろ……ぉ!!」
「お兄ちゃん見てこーふんしたんだね♪ほら、こうすると……」
「ふぁぁっ!!」
香苗が桃に胸を弄ばれ、悲鳴を上げた。
本当に香苗か?と疑ってしまうほど、高くて鼻に掛かった声だ。
「おねーちゃんもホントはかわいいんだねー」
「てめっ……ふぅん!?てめぇら殺すっ……ぶっ殺……あぁぁぅ!!」
脅し文句も言葉にならない。桃が胸、特に先端を舐めたり口に含むたび、香苗は変な声をあげる。
香苗、胸小さいな……桃と同じぐらいかな……って、約束が違うっ!
「……かな、え……には手を出さないって……うっ……」
「ふあぁぁん!きゃうっ!?くぅぅぅん!」
ダメだ。今の僕のかすれた小さな声では、ジュリーと香苗の声にかき消されてしまう。どうしても届かない。
そんな間にも、桃の責めは激しくなっていく。
乳首を舐め、くわえ、甘噛みし、片方の胸は手でいじる。
責めが激しくなるにつれ、香苗の声も高く、そして激しさを増していく。
「んちゅっ……おふぇぇひゃん……おいひ……かぷっ♪」
「んぁぁぁぁっ!やめっ……ろぉぉ!ダメっ!そこはぁぁぁ」
椅子が壊れるんじゃないかと思うぐらいに体を跳ねさせ、声を上げ続ける香苗。
しかし膝の上の桃はびくともしない。
「それ♪」
「いやぁぁぁぁぁっ!!」
そして桃が両手で乳首を弾いた瞬間、香苗は天を仰ぎながら体を大きく痙攣させて高く叫ぶ。
そして、糸が切れた人形のように、くたっ、として動かなくなった。
「あれ?胸だけでいっちゃったの?びんかんー!!ますますかわいー!」
「……」
反応がない。ま、まさか!?


「かなえ……香苗っ!!」
渾身の力で叫ぶと聞こえたらしく、桃がこちらを向いた。しかし香苗は動かない。
「なーんだ。おにーちゃん、まだ余裕なんだね!さっすがぁ!」
「香苗……を放せ……えっ!約束が違……うああっ!」
ダメだ。言葉が……。でも桃には通じたみたいだ。
「約束は違わないよ?だってお姉ちゃん、こんなに気持ち良さそうにしてるじゃん」
「やめろ……やめてぇ……かなえ……ぁ……」
「信じてくれないの?じゃあ、これならどう?」
妖しげな笑みを浮かべると、桃は膝の上から降りて香苗の背後に回る。
「見ててね?……えいっ♪」
「んはぁっ!!」
僕の声にはまったく反応しなかった香苗が、桃にお腹の下あたり……その……変な場所に軽く触られただけで、劇的に反応した。
「やぁっ!や、やめぇぇぇ!」
「ほら、きもちーでしょ?ほら、ほら、ほら」
「えっ、あっ、くぅぅっ!?気持ち良くなんか……あああああ!!」
桃の指に、香苗は激しすぎるんじゃないかというぐらいに反応してる。……香苗、気持ちいいのかな?
「ほーら、こんなにびしょびしょだよぉ♪」
確かに、香苗の目の前にかざした人差し指はてらてらと輝いている。おしっこ?
「……っ!」
やっぱり恥ずかしいんだな。香苗は唇を噛んで目を伏せた。
「赤くなっちゃって。でも、桃がおっぱいいじる前からびしょびしょだったもんねぇ。
まさか、お兄ちゃん見てこーふんしちゃったとか?」
「ち、違うっ!」
「そーう……じゃああれ?お兄ちゃんに見られて?今も見てるしねー」
そう言って桃はこちらを向く。もちろん香苗も……
「みっ、見るな……見るなぁっ!!」
今までで一番激しく暴れる香苗。顔も今までで一番真っ赤、目には涙すら浮かべている。
僕はそんな香苗から目を離さなかった……離せなかった。
思考が鈍くなってるだけじゃない。間違いなく僕の意志で、香苗を見ていた。理由は分からなかったけど。
「見るな……見るなよぉ……ぐすっ……うぇぇぇ……」
な、泣いてる?香苗のこんな涙を見たの、生まれて初めてだ。それなのに今の僕には何もできない。
それどころか、正気を保てるかも危ないんだ。
腰からの刺激は止まらない。
「お姉ちゃん、泣いてるの?泣かせたのは桃だよね……お礼にいっぱい気持ち良くしてあげるからね!」
「……いやだ……やだよ……ひぁぁ!」
「お豆こりこりー♪」
「ああっ!そ、そこっ、ダメェェェ!!」
桃の指の動き全てに、香苗は支配されていた。指が動くたび、体を震わせて反応する。
「あっ!ああん!み、見ないでぇぇぇぇ!いやぁぁぁぁっ!!ま、またぁっ、なんか来るっ!!おか、しくぅ……なっちゃ……えっ……?」
香苗は熱にうかされた表情のなか、疑問とおあずけをくらったような目で桃を見上げた。桃が指の動きを止めたのだ。


「なっ……」
「ちょっときゅうけ~い♪」
全然疲れてなさそうだなぁ。むしろ楽しそうだ。
桃は香苗から1歩離れると、その場に座り込んだ。その顔にほほ笑みを浮かべ、香苗を見る。
「疲れちゃったなぁ~。どうしようかな~」
「うっ……」
「あれぇ?どうしたの?」
「なっ、なんでもないっ!」
口では強がっていたが、香苗の態度は明らかにおかしい。縛られながらも足をもじもじさせ、体全体を揺すっていた。
「まあいいんだけどね。あっ、あっちもいい具合♪」
「うっ……そ、そんなぁ……」
「お姉ちゃんはちょっと見ててね!」
物欲しそうな目を向ける香苗を無視して、桃は立ち上がってこちらへ歩いてきた。
と、同時に、僕も状況を再認識する羽目になった。香苗と桃に見とれてしまっている間も、ジュリーは動き続けていたのだ。
「うっ、うわぁぁぁぁぁ!!!」
認識した途端に、抜けていた感覚がいっぺんに襲い掛かってきて、僕は思わず出せないはずの声で悲鳴を上げた。
「やっ、やだっ!はぁっ!うっ……」
「おにーちゃんまだまだ元気だね!ここはどうなんだろ?」
「ひゃあああ!」
そんな状況のなかで桃に乳首を舐められ、さらにピンチに陥ってしまう。
もうダメだ。そろそろ頭が……
って思ったその時。
「この……クソアマァァァァァァ!!」
どがっ!!
怒声、衝撃、そして吹き飛ぶジュリー。
全てが一瞬だった。そして次。僕にもたれるように崩れ、床に倒れる桃。
な、何?何が起こったの!?
「光!」
この声……まさか?横目でちらっと見ると、椅子の下にロープが。なんとか脱出できたみたいだ。
「か、香苗……」
「大丈夫か!?」
裸だというのに、僕のお腹に馬乗りになって、顔を覗き込んでくる。
「だ、大丈夫じゃ……ないよ……はやくほどいて……」
精一杯の声に、香苗は応えてくれた。急いで手足のロープをほどいてくれる。
間もなくして手足の自由は確保された。しかし、自由になっていない場所は残っていた。
「あの、香苗、その……」
「な、なに!?まだ何か……」
香苗も気付く。「何か」に。それを見た香苗は顔を真っ赤にさせた。
「そ、そんなもん自分でやれっ!」
「で、でも……手足が痺れて……」
そうなんだ。長時間縛られていたせいで、体に力が入らない。かといって力が入るまで我慢できそうもない。


「ねえ、香苗、お願い……」
「うっ……わ、わかったよ……」
案外あっさり香苗は納得してくれた。
そして気付かなかった。わずかだが香苗の目に、先程のジュリーと桃の目と共通する光が宿っていたことに。
「我慢しろよ……ん、なかなか固いな……よっしゃ、とれたぜ」
必死の作業が実り、僕の……を締め付けていた紐も解かれた。ようやく解放されたと思った、次の瞬間。香苗が信じられない行動に出る。
「よいしょっ、と……」
「えっ?」
「お、お前、まだ満足してねぇだろ……?だから、オレがしょうがなく……」
どういうことかな?なんでいきなり僕の……の上に香苗がまたがるの?
あれ?これって……さっきの状況!?
「だ、ダメっ!」
「もうおせぇよ……は、初めてなんだからな……」
顔は真っ赤。しかし香苗は徐々に腰を下ろしていく。
そして僕の……に、香苗のあそこが触れた。そして、くちゅっ、という音がして、ゆっくりだが体内に埋まっていく。
「か、香苗、ダメだよっ!今ならまだ……うぅっ」
「あはっ……光のが入ってくよ……んっ!」
恍惚とした表情で腰を下ろしていく香苗。しかしすぐに、なにかに遮られて止まる。
香苗はそれさえお構いなしに、そこから一気に力を抜いて僕に体を落とす。僕の……に、何かを破ったような感触。
「うぁぁぁぁ!」
香苗の声の質が変わった。唇を噛んで、全身を震わせている。
「香苗?」
「はぁ、はぁ……入った……ぜ……」
「ち、血が!」
「そりゃ……出る……さ」
なんてことだ!僕はまた香苗を傷つけたのか!?
「ご、ごめん!僕、そんな……」
「……動くぞ」
……無視?
香苗はゆっくりだが、腰を上下に動かし始めた。香苗が僕をこするたびに、おしっこが出そうになってしまう。さすがにそれはまずい。
「ん、はっ……香苗っ……止めて……お、おしっこが出ちゃうよぉ」
「あっ、だ、出して……きゃうっ!だっ、出していいぜ……お、れの……中に……あはぁっ!」
そんなことを言われても、さすがに幼なじみの中におしっこはまずい。
僕は必死になって腰からの刺激に耐える。
しかしそんな僕の気持ちを知ってか知らずか、香苗の動きが激しくなってくる。
「んっ、あっ、どっ、どうだ、光っ!きっ、気持ちいいか?」
「くっ……うっ……あぁっ!」
ダメだっ!もう耐えられない!


ついに、駆け上がってくる感覚に抗えなくなってしまった。
「だ、ダメぇぇぇ!で、出ちゃうよっ!あああああああ!」
「だ、だしてっ!なっ、中にぃぃぃっ!あぁぁぁん!」
僕も叫ぶ。香苗も叫ぶ。と同時に、僕の……への締め付けが強くなり、僕はとうとう……やってしまった。
「や、やだぁぁぁ!あぁぁぁぁ……」
体が勝手に跳ねる。そして、僕の……から全身に、とてつもない快感が広がっていく。
おしっこのときよりも強烈な快感。神経が直接刺激されるような。
「あっ!くぁぁっ!」
「あはぁ……光の……あったかぁい……」
僕に出されたというのに、香苗はうれしそうだ。
そして、その感覚がおさまったとき……不覚にも僕は気絶してしまった。