我輩は種牛である。童貞はまだ捨てていない。
 我輩の種で生まれた子はすでに何千にもいたる。
 今回はそんな我輩の半生を語ろう。

「うあぁ……! カスミお姉ちゃぁん……気持ちいいよぉ……い、イっちゃうよぉ」
「はぁい。いいよぉ、お姉ちゃんのおっぱいにたーくさん出してねー」
 僕はカスミお姉ちゃんが揺さぶるおっぱいの気持ちよさに、ほんのわずかに我慢することもできずに射精してしまう。
 ドクドクと漏れる精液はかぶせられたコンドームに溜まり、お姉ちゃんはむぎゅむぎゅとおっぱいに力をこめて全部搾り出すと、器用にコンドームを取って専用の容器に納める。
 そして、僕をその大きな胸で抱きしめてくれるのだ。
「いっぱい出たねー。ふふ、いっぱい出してくれるいい子にはご褒美だよー」
 ぱふっ、と顔全体を覆うカスミお姉ちゃんのおっぱい。
 さっきまでコンドームをつけた僕のおちんちんを挟んでいたせいで、ちょっとゴムのにおいがするけど、柔らかくてあったかくて、お姉ちゃんの匂いがいっぱいで、僕はおっぱいに顔をうずめてすごく幸せになる。
「ぅうーん、お姉ちゃん……」
 お姉ちゃんに抱きしめられて、僕は赤ちゃんみたいにおっぱいに吸いつく。お姉ちゃんからミルクは出ないけど、おっぱいを吸っていると体全体がふにゃふにゃになって、だけどおちんちんだけは硬くなる。
 そうすると、カスミお姉ちゃんはおっぱいで挟んで僕をまた気持ちよくしてくれる。
 でも――僕はおっぱいに埋もれている方が好きだった。本当は射精させてもらうよりもおっぱいに甘えていたいけど、そうもいかない。
 僕を射精させて、精液を採るのが雌の牛のお仕事なんだ。それで、お姉ちゃんに手伝ってもらって、いっぱい射精するのが僕のお仕事。
 雌の牛は他にもミルクを搾ったり子どもを育てたりするけど、雄の牛はこうやって赤ちゃんの元を搾ってもらうのが大切なお仕事なんだって。
 でも射精するのって、気持ちいいけどすごく疲れる。僕も大人になって大きくなれば、もっとたくさん射精できるようになるのかな?
「よしよし、いい子ですねー。ん、おちんちん硬くなってきちゃったね。うふ、また気持ちよくしてあげるねぇ……」
 カスミお姉ちゃんがおっぱいを顔から離しておちんちんにコンドームを着けようとする。
 そうだ。今日はお姉ちゃんにお願いしたいことがあったんだ。さっきいっぱい射精したから、ちょっとくらいのお願いだったら聞いてくれる。
 カスミお姉ちゃんはいっぱい射精するとご褒美って言って、僕のお願いを聞いてくれるんだ。いつもはおっぱいに甘えさせてってお願いするんだけど、今日は違う。
「ねぇ、カスミお姉ちゃん……。僕、セックスって、してみたい」
 お姉ちゃんが手を止めて僕を見つめ、小首を傾げた。
「あらあら、そんなのどこで聞いたの?」
「ねぇ、いいでしょ? 今日はいっぱい射精したし、昔はセックスして赤ちゃんを作ってたんでしょ?」
「うーん、確かにそうだけどぉ……」
 カスミお姉ちゃんがまた僕の顔におっぱいを押し付ける。ちょっとビックリしたけど、すぐに力が抜けてしまった。
「セックスできるのは、大人の牛だけなのよ? セックスしたら、もうこんなふうにおっぱいに甘えるなんてできなくなるの。おっぱい吸うの、赤ちゃんだけだもん。それでもいいの?」
 おっぱいに口をふさがれて、声は出なかったけど、僕はすごく驚いた。
 セックスしたら、おっぱいに甘えられない。
 セックスはしたいけど、これからおっぱいに甘えられなくなるのは嫌だ。
「おっぱいに甘えるのとぉ、セックスするの、キミはどっちが好き?」
 お姉ちゃんがうりうりと顔に押し付けたおっぱいを揺さぶる。
 僕はおっぱいに頬ずりしながら、
「……おっぱいがいいよぉ……。ごめんね、お姉ちゃん……」
「うふ、いいですよぉ。今日は、もういっぱい出したから、ご褒美です。いっぱい甘えていいんだよー」
 そうして僕はカスミお姉ちゃんのおっぱいに吸いついた。
「キミがもう少し大きくなったら、お姉ちゃんもキミの精液をもらって、赤ちゃんを産むんだよー。セックスして大人にならなくても赤ちゃん作れるから、いっぱいおっぱいに甘えていいの」
 おっぱいに埋もれて、お姉ちゃんの感触に包まれていると、目がトロンとなる。
 ちょっと前はそのまま眠っちゃったけれど、今はなんだか、おちんちんが中途半端に気持ちよくなって、それが気になってしまう。
 おっぱいに甘えていたいけど、おちんちんを気持ちよくして欲しい。
 だけど結局、僕はその日、おっぱいに甘え続けた。


 それから何年かして、カスミ姉さんは僕の精液をもらって赤ちゃんができた。
 お腹に赤ちゃんがいる間は僕の精液を採取する仕事はできないから、それを引き継いだ雌の牛が僕を訪ねてきた。
 子どもの頃よく遊んだ、僕をお兄ちゃんと慕ってくれていた、サクラちゃんだ。
 カスミ姉さんの実の妹で、姉さんによく似ている。胸の大きさも負けていない。
「えへへ……。ひさしぶり、お兄ちゃん。今日から私がお兄ちゃんをイカせる係りなの。お姉ちゃんに負けないくらい、気持ちよくしてあげるからね!」
 そう言ってサクラちゃんは僕に抱きつき、顔におっぱいを押し付けてきた。
「んふふー。お姉ちゃんから聞いたんだよー。お兄ちゃん、顔をパフパフされるのが好きなんでしょー?」
 首を動かしてサクラちゃんの谷間から彼女の顔を見上げて、
「まったく、カスミ姉さんは僕をいつまでも子ども扱いする……」
「んんー? そんなこと言って、ココはすっごく元気になってるよぉ?」
 サクラちゃんが硬くなった僕のペニスを手でさする。それだけで気持ちよくなり、先走りの汁がにじんでしまう。
「あは……。もうイきそうになってる。それじゃ、準備するね♪」
 そしてサクラちゃんがコンドームの封を切ってペニスに装着しようとする。
「あ、あの、サクラちゃん……!」
 その前に僕は彼女を呼び止めた。
 カスミ姉さんにはうやむやにされてしまったけど、サクラちゃんなら聞いてくれるかもしれない。
「サクラちゃん、セックス、させてくれないかな?」
 そう、セックスだ。何度もカスミ姉さんにおっぱいで射精させてもらったけれど、僕はまだ童貞なのだ。
 サクラちゃんは昔から本気でお願いすると、なんのかんのと言いながら聞いてくれる子だった。
 そんなサクラちゃんなら――。そんな期待を胸に僕はサクラちゃんの返答を待ったのだが、
「お兄ちゃん。種牛さんは、童貞じゃなきゃいけない決まりなんだよっ。そんなお願い聞いて上げられない。
 もう、ちょっと会わないうちに、こんなに悪い子になって、私悲しいよッ?」
 そう言ってサクラちゃんはペニスを強く握る。
「そんなイケナイお兄ちゃんには、お仕置きしちゃうんだから」
 そして硬いペニスを両乳房でむぎゅっ、と挟み込んでしまう。コンドームもつけないままで。
「ふ、ふあぁぁ――!」
 今まで感じたことのない感触。亀頭に、カリに、サオに、温かい体温が直に触れ、サクラちゃんの瑞々しい肌が僕の敏感なところに吸い付いてくる――。
「あれれ? お兄ちゃん、もしかして生でパイズリしたことないの?」
「ふぇ? パイズリって、コンドームを着けてするものじゃないの?」
 そうしないと、精液が飛び散って採取できなくなってしまうし、カスミ姉さんはおっぱいで挟む時は必ずコンドームを使っていた。
 こんなふうに直接おっぱいにペニスが包まれるのは、初めての経験だった。

「あは、そーなんだ。お姉ちゃん、生ではしてくれなかったんだ。それじゃ、お兄ちゃんはパイズリの方も童貞なんだね。うふふ……。私がお兄ちゃんの初めてなんだ……」
 にこ、と笑ったサクラちゃんは、細かく震えて悶える僕を見つめながら、乳房を動かし始めた。
「ふあっ、あっあぅ……。さ、サクラちゃん、激し、イっちゃう……!」
 敏感な亀頭にぷりぷりとした乳房の肌が吸い付いて扱きあげられる。初めての快感に腰がひとりでに震えてくる。
「うふ。はい、だーめ」
 と、サクラちゃんはおっぱいの動きを止め、ペニスの根元をきゅっと摘む。
 ビクビクと肉茎を昇り始めた精液が押し留められ、じわじわ痺れる感覚に僕は息を漏らす。
「な、なんで……?」
「うん? お兄ちゃん、これはお仕置きなんだよ? 射精して気持ちよくなったら、お仕置きにならないじゃない。イケナイことしようとしたお兄ちゃんは、ちゃんと反省するまでイケナイのっ」
 射精の震えが治まると、サクラちゃんはまたおっぱいをゆさゆさと揺さぶってくる。
「そ、そんな……。ぼ、僕が悪かったよッ、お願いだからイカせて――!」
 ガクガクと震える腰をサクラちゃんはがっちりと押さえて動きを封じる。これじゃ、自分で動いてイクことも出来ない――。
「んー。あんまり反省してるように聞こえなーい。もう二度とそんなことしようとしないように、きっちり調教してあげる。
 セックスなんかより、おっぱいで搾られるほうがずっと、ずーと気持ちいいんだからッ。おっぱいじゃないと射精できないようにしちゃう」
 また射精が止められる。さっきよりも間隔が短くなっている。このままじゃ、ずっとイク寸前でパイズリされることに――?
「あ、あ、あぁぁッ。お、お願い、サクラちゃん……。イカせてぇ……」
 必死に懇願する僕を見て、サクラちゃんはちょっとだけ迷って、
「もう、しょうがないなぁ、お兄ちゃんは。今度したら、こんなもんじゃ済まないんだからね」
 コンドームの封を切って口に咥え、にゅる、とペニスに口で吸い付くようにして装着する。
 先端から、亀頭、カリ、裏筋を滑る唇の感触に、僕はゴムをかぶせられた直後に射精を開始した。
 サクラちゃんの口にペニスを呑みこまれたまま、射精を感じ取ったサクラちゃんはゴムの上から舌を絡め、気持ちいい射精を促す。
「あ、あぁ……」
 ちゅぽ、と音を立ててペニスを抜き、コンドームの中にはドロドロとした白い粘液がたっぷりと溜まっている。止められた分をまとめて出したみたいだ。
「ん。もう、お兄ちゃん早すぎー。あやうくこぼしちゃうトコだったよ。こっちの方もしっかり調教しなきゃだね。
 お姉ちゃんったら、甘やかしすぎなんだもん。これから私が、たーっぷり鍛えてあげるね♪」
 楽しげに笑ってコンドームを外し、容器に納めてから次のコンドームを取り出す。
「えぇ? その、イったばっかりだから……」
「言ったでしょ? お兄ちゃんのおちんちん、ちょっと可愛がっただけでイっちゃう弱弱なんだから、私が連続でイっても平気なように、調教してあげる♪」
 ペニスを扱いて硬くして、僕はサクラちゃんのおっぱいに包まれてしまう。
 そしてサクラちゃんにされるがまま、僕はたっぷりと精液を搾られることになった。


 それから数年、私はサクラにたっぷりと『調教』された。
 おかげで女の子の胸に包まれると、いまだにすぐにイきそうになるものの、ある程度コントロールできるようになった。もっとも、コントロールするのは女の子の方だが。
 大人になって体力もつき、連続で搾られるのも平気になった。
 そうして私は種牛として優秀であると見なされるようになったのだ。
 私と比較的長くパートナーだったサクラだが、先日、姉のカスミさんと同様に私の精液をもらい、私の子を孕むことになった。
 カスミさんも第二子を授かり、そうなるとこれから私のパートナーは誰になるのかと思っていたとき、彼女がやってきた。
「おひさしぶりです、お父さま。スイレンです」
 私とカスミさんの子、スイレンだった。
 ひさしぶりと言うか、少し前までカスミさんのおっぱいに吸い付いていた小さな女の子が、ほんの少し見ない間にすっかり大きくなっていた。
 カスミさんにそっくりだし、どこか私の――私の母の面影も感じさせる、淑やかな立ち振る舞いで一礼すると、彼女は言葉を続けた。
「今日からしばらくの間、私がお父さまの精液を搾ることになりました。私、お母さまや叔母さまからやり方は教わっているのですが、実際に男の方に触れたことがなくて……。
 教わったことがちゃんと身についているのか、優秀な種牛であるお父さまに試していただきたいのです」
「なるほど、それで……」
 普通、実の親子でパートナーを組んだりはしない。しかし彼女の最終試験的なことなら、この采配も納得できた。
「では、早速、搾らせていただきます、お父さま」
 そう言って、スイレンは私にのしかかり、大きく育った瑞々しい乳房を顔に押し付ける。
 若さを感じる肌の中に、柔らかさと温かさ、包まれると安心してしまう幸福感。カスミさんの胸とそっくりな感触……いや、それよりもむしろ、母さん……?
「ふふ……。おっぱいに包まれると、あっという間に赤ちゃんみたいになってしまうんですね。お母さまに聞いた通り。だけど……」
 と、スイレンは顔に胸を押し付けたまま手を伸ばし、硬くなったペニスに繊細な指を這わせる。
「む、ぐぅ……」
「ココはすごく硬くなってます。今すぐにでも射精してしまいそう……。私、知ってるんですよ、お父さまが、童貞だってこと……」
 ペニスに絡めた指を上下に蠢かせ、
「童貞のお父さまは、雌牛にペニスを刺激されると、すぐに射精してしまわれるのでしょう? でも、手でイカせるなんてもったいないことはいたしませんよ? 教わったとおり、ちゃんと胸でイカせて差し上げます」
 おっぱいに甘えていても、ペニスを刺激されると射精したくなってしまう。なのに、スイレンはこのままではイカせてくれないという。
「むぐ……。スイレン、イカせて……おっぱいに挟んで、もう我慢できない……」
「ふふ、叔母さまに教わった通り……。お父さま、今、お父さまが射精しないのは、お父さまが射精を我慢しているからじゃありませんよ? 私が我慢させているんです」
 彼女の言うとおりだ。私はすでに射精寸前の状態で、あと少しでも強く刺激されれば快感を吐き出してしまう。
 そのギリギリのところで加減されているのだ。
「それでは、私のおっぱいを味わってください」
 そして、素早くコンドームをかぶせると、射精直前の快感で震える肉棒を豊満な乳房で挟みこむ。
 張りのある肌の弾力、みっちりと包み込む質量感、優しく蕩けさせる温かさ、そして乳房そのものの柔らかさ。
 ただ挟まれているだけで、イってしまうそうだ――。

「ふふ、それでは動かしますね。お母さまと叔母さまに教わったテクニックです。たっぷりと味わって欲しいですが――童貞のお父さまにはきっと我慢なんてできないでしょうから、気持ちよく射精してください」
 乳房が揺さぶられる。ぐにぐにと揉み込むように、左右の乳房を互い違いに擦り合わせ、まるで乳房の中を延々と突き進んでいるような感触。
 彼女の言葉通り、十秒と経たずに私は娘の胸に射精させられた。
「う、ぐぅ……あ、ぅ……」
「うふふ……出てます……。気持ちよかったんですね、お父さま。おっぱいに愛撫されるとすぐにこんなにたくさん射精するなんて、お父さまは本当に優秀な種牛さんですね」
 そう言いながら、精液を蓄えたコンドームを外して容器に入れる。カスミさんやサクラに仕込まれただけあって動作によどみがない。
「さぁ、お父さま。他にもお母さまや叔母さまから教わったテクニックはたくさんありますよ。全部試し終わるまで、お父さまには頑張って頂きますからね――」
 そして再びゴムをつけ、乳房がペニスを挟み込む。
 どうやら教わったことを全部私で試す予定らしい。しかし、教えたのがカスミさんやサクラなら――それらを全部試し終わるまで、どれだけかかるだろうか?
 少なくとも一週間やそこらで消化できるとは思えないのだが。
「うふふ……。私がもっとお父さまを調教して差し上げます……。他の雌牛なんかに、お父さまを渡したりなんかしませんから……」


 そうして我輩の肉棒を胸に挟んだ雌牛は、うん、何人になったかな?
 とにかくたくさんの雌牛が、我輩の精を搾り、そこからたくさんの子どもが生まれた。
 そんな我輩もすでに現役を引退してひさしい。
 ここ最近の我輩の楽しみといえば――
「おじいちゃーん!」
 可愛い孫娘が我輩に抱きついてくる。
「おじいちゃん! せーえきちょうだい!」
「そうか、では、どうするんだったかな?」
 そう言うと、孫娘のモモカはまだまだ小さい胸に我輩の肉棒を押し付け、擦り付ける。
「うんっしょ、うっしょ……おじいちゃん、気持ちいい?」
「うん、気持ちいいよ。モモカは上手だねぇ」
 その言葉に嘘はない。その証拠に、じわじわと快感がわき上がり、しばらくすると先端から吹き上がった。
 我輩もまだまだ元気である。
「わーい。おじいちゃん、イっちゃったー!」
「ああ、よく出来たね、モモカ。すっかり上手になったよ」
「本当? 種牛くんも喜んでくれるかなー?」
「ああ、もちろんだとも。でも、お母さんやおばさんの教えをよく聞いて、ちゃーんと勉強するんだよ?」
「はーい!」
 モモカは元気よく返事をすると、また娘たちの教えの場へと戻っていくのだ。
 こうして我らの血族は栄え、我輩の血や彼女たちの知恵が代々受け継がれていくのである。
 ん? なに、童貞? そんなもの、血族の繁栄に比べれば些細なことよ。そもそも童貞じゃなくなったら、種牛を続けられなくなるではないか。
 さて、次は誰が訪ねてくるだろうか。もちろんだが、我輩の孫はモモカだけではない。
「おじいさま、いらっしゃいますか?」
 お、そんなことを言っているうちに、誰か来たようだ。
 ではまた、機会があれば、我輩の半生について語ろう。

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最終更新:2010年07月17日 13:55