「優奈くぅ~ん、おなかへったぁ」
「さっき食べたばかりじゃないですか白蛇さん」
「減ったものは仕方ないでしょ~」
「何でも丸飲みしてるからですよ。大体この辺りにはお店もないようですし、我慢してください」
「ちぇっ」
 学校が休みの日、僕は白虎、玄武&白蛇さんと共にある所に来ていた。
 周りは田んぼだらけで山に囲まれた自然あふれる場所。都会からかなり離れたこの場所は空気が美味しい。
 白蛇さんが空腹を訴えているが、30分前に食べたばかりなのでとりあえず無視しといて迷子になった白虎を捜していた。
 しかし、今日この場所に来た理由は白虎捜しではない、向こうが勝手に迷ったんだ。
 この前、玄武がこの場所辺りから妙な力を感じると言い、念のため確かめに来たんだ。
「玄武、本当にこの辺りなの?」
「……」
 僕の服を摘まんで歩いている玄武に聞くと、玄武は静かに頷く。
 とは言っても魂剛に反応らしい反応はないし、正直僕は少し困っていた。
 その時、前方から二人の男女が歩いていたので、とりあえず何か聞いてみようと思い近寄ってみた。
「あ、あの」
「ん?」
 男の人が振り向くと、女の人も僕たちに振り向いた。
 二人は僕と同い年くらいで、この時僕は女の人の微妙な変化に気がついてた。
「ねぇねぇ優奈君? アレ何? 白虎の親戚?」
「た、多分アクセサリーか何かでしょう」
 白蛇さんも耳打ちで聞いてきた。
 尻尾が付いているんだ。白虎と同じようにスカートから狐のような大きな尻尾が二本。
 僕はその事に触れないよう平然を装って二人に聞いた。この辺りに変わった事がなかったとか色々。
「うーん、変わった事ねぇ……いや、特には知らないなぁ。刹那は?」
「そうだねぇ……あ!」
 しばらく考えていた男女だったけど、刹那(セツナ)と呼ばれた尻尾の女の人が何かを思い出したように手をポンと叩いた。
「そういえば、お母さんが最近妙な気配を感じるって」
「それは何処からかわかりますか?」
「お母さんがいつも行ってる所の近くって言ってた。この先の小山にある階段を上ると古いお寺があるの」
「なんかそれっぽいじゃない?」
 刹那さんが言うと、僕達はその場所に行こうと二人に一礼をしその場所に向かって歩いていった。
「そういえば、その尻尾って本物?」
「そうだよ?」
「そうなんだぁ……触っていい?」
「敏感なとこだからダメ」
 その前に、白蛇さんが刹那さんに何か言っているようだったけど、玄武と一緒にあえてスルーした。


 古いお寺が鬱蒼とした木々に囲まれている所に立っている。
「この辺に……」
 風が吹き木が鳴っている中、僕は辺りを見渡す。何もないけど、何か感じるような気がして、玄武の表情も何処か真剣みがあった。
「結構広いわね。二手に分かれない?」
「……そうですね。白虎も見つかるかもしれませんし」
 白蛇さんの提案に、僕は右側に白蛇さんと玄武は左側を捜すことにし、森の中に入って行った。
 鳥が鳴く森の中は道らしい道はなく、草木を魂剛で斬りながら進んでいた時、魂剛が震え始めた。
「これは」
 前に進むにつれ震えは増していく。という事は何かがいるのか、もしくは僕に危険が迫っている証拠。
 僕は魂剛を持つ手に力を入れ更に進むと、山小屋くらいの広い空間に出た。
 太陽の陽が差し込みこの空間のみ明るくなっていた。
「ここは……」
 明るい空間に一歩踏み入れた時、魂剛の震えは更に増し、それと同時に片足が動かない事に気づいた。
 見ると、木の蔓のようなものが足首に絡んでいた。
 その時だ、今度はもう片足にも同じような蔓が絡んでいる。
 これで身動きの取れなくなった僕は、焦りながらも暴れるが取れない。それどころか蔓は足首を締め付けてくる。
「何、これ!」
 何とか脱出を試みるも、この時点でもう遅い事に気づく。
 胴、両手も蔓に押さえられ、そのまま宙に浮かんでいく僕。声を出すも、既に無意味でそのまま大きな木に叩きつけられる。
 背中に激痛が走り、凭れて座らされる。魂剛は、既に蔓に奪われ何処かに飛ばされてしまってい、両手両足には蔓が巻きついているため動けない。
「な、なに?」
 目の前にはウネウネと動いている蔓。
「あら、新しい人がかかったのでしょうか」
 そして鬱蒼とした森の奥から、綺麗な声と共に誰かが僕に近づいてくる。
 陽のあたるところまで現れたその人は、女性だった。
 綺麗な蒼いの瞳に腰まである長い髪の毛、そして目に映る立派な胸、そして蒼い髪の毛の中から見せる龍の様な角みたいのが印象的の、綺麗というより美しいと言った感じの年上っぽいお姉さん。
 ニコリと笑いながらこちらに近づいてくる女性は、森にも関わらず何故か裸だった。頭は動くので顔を横に逸らすけど、蒼い女性に両手で頭を押さえられ正面を向けさせられる。
「あなたの名前は?」
「ゆ、優奈……」
「優奈……可愛らしい名前。私は青龍(せいりゅう)。もしかして、私の主になりに来たのですか?」
 丁寧な口調で青龍と名乗った女性。その名前は、白虎や玄武と同じ四神の一体、東を司る龍の名前と同じだった。
「ぼ、僕は……その、何でそんな事を?」
「先ほど、白虎を拾ったのですが、ゆーなゆーなと言っていましたので……」
「な、なるほど」
 青龍さんの一言に納得した。迷子の虎娘は同じ四神の青龍さんに保護されていたらしい。


「つかぬ事お伺いしますが」
「はい?」
「あなたは、女性ですか?」
 青龍さんは僕の顔を覗き込むように聞いてくると、僕は即答で男と答えた。青龍さんは少し驚いた様子だったけど、すぐにニコッと笑った。
「なるほど……可愛い」
「あ、あの……」
 そして僕の顔や体を探るように触ってくる。
 少しドキリとしながらも、服越しからとはいえ、青龍さんの手の感触が体に伝わり、それ以前に綺麗な裸体を目の当たりにしたせいか、僕の分身が少しずつ大きくなっていくのが分かる。
「あらごめんなさい。それで、主になるのですか? ならないのですか?」
「えっと……なります」
 青龍さんの問いに、僕は顔を頷き答える。白虎と玄武と約束していたから。
 主が別々なら、敵対する時もある。そんなのは嫌だから僕が残りの四神の主にもなってほしいと。
 僕の答えを聞いた青龍さんは、ニコリと笑って顔を僕の顔に近づける。
「そうですか。でしたら、頑張ってください」
 そして一言だけ言うと、僕の唇に青龍さんの唇が押し当てられた。
 口内に入ってくる青龍さんの舌。音を立てて僕の唾液を吸っていく。
「……優奈様も私を味わってください」
 一旦口を離し、静かに僕に伝えると再び口を塞ぎ舌を絡ませてくる青龍さん。僕も彼女に言われたとおり、青龍さんの口内に舌を入れお互いの唾液を交換する。
 その間、僕の体では両手両足の動きを封じている蔓とは別の蔓がシャツを、ズボンを器用に脱がしていた。
 その光景を少し驚いてみていたけど、今は口内の刺激に身を寄せつつあり、パンツも脱がされ大きくそそり立った肉棒が姿を現す。
 それを感じ取ったのか、青龍さんも口を離し、肉棒に顔を近づけていった。
「優奈様、こんなに立派なモノを……素敵ですよ」
「そ、そんな……」
 何だか青龍さんに褒められた気がして少し照れてしまい顔を再び逸らした時、暖かい感触と快感が肉棒から体に流れビクッと体が震える。
 見ると青龍さんが僕の肉棒を咥えて顔を上下に動かしている。上目遣いでこちらを見て、上目遣いで楽しそうに瞳を細める青龍さんは綺麗でもあり怪しくもあった。
 その表情に快感は更に増したようで、声が零れた。
「んっ! くっ……!」
「じゅぶっ! んふふ……ふぁわいい、んっ! じゅぶっ! じゅるっ、んぐっ!」
 次第に青龍さんの動きも激しさを増し、肉棒を吸い肉棒から出る透明液を飲んでいき射精感がこみ上げてくる。
「も、だめ……っ!」
 もう我慢しきれず出てしまいそうになった時、青龍さんは肉棒を口から離す。
「ふふ、まだ出しては駄目です」
 少し子悪魔っぽく青龍さんは囁く様に言うと、再び体を動かし僕の口に唇を押し当てて舌を挿入してくる。
「んっ、んちゅっ……なんだか、女の子としている、みたいです……んんっ」
 僕にとって微妙に傷つく事を言いながら、青龍さんは舌で僕の口内を刺激する。
 その快感に身震いはするものの、何故か射精感は遠のいていくのが分かった。
「ちゅっ……はぁ、どうです? こうやって刺激を変えれば、射精感も遠のいていくでしょう?」
「う、うん」
「では、そろそろこちらでも。私のもほら、もうこんなに……」
 唇を離し、微笑みながら蔓で縛られている片手を取って自分の秘所へと持っていく。
 青龍さんの秘所は既に十分なくらい濡れていて、僕の指はすぐに濡れた。
 そして、濡れた片手は再び地面に落ち、青龍さんは僕の肉棒を片手に持ち僕の上に跨ぎ秘所にあてがうと、ゆっくりと腰を下ろし肉棒を膣内に沈めていった。


 亀頭が入ったところで口とは比べられない快感が流れ、それだけでも射精してしまいそうだけど、これは試練なので歯を食いしばり我慢する。
「やっぱり、んんっ、おおき……はっあぁぁっ!!」
 肉棒が根元まで青龍さんに中に入ると、お互い身を震わせしばらくジッと動かなかった。
 青龍さんは少し眉を顰めているが、口元は笑みを浮かべ唾液が一筋流れていた。
「う、動きます……んっ! あんっ!」
 そして青龍さんは僕の肩を持ち腰を動かし始め、結合部からはお互いの液が溢れ水っぽい音が森に流れ始めた。
 大人っぽい外見とは裏腹に、青龍さんの膣内は意外と狭く肉棒をきつく締め付ける。
「ああっ! あんっ、はあぁっ! お、奥まで、んんっ! 届いてます! ああんっ!」
「せ、せい…りゅう、さん! きつい……っ!」
 肉棒から与えられる快感に、僕の腰は別の意思があるかのように青龍さんの最奥を突いていた。耐えなければならないのに自ら快感を得ようとしていたんだ。
 その刺激に、青龍さんは首を横に振り長い髪を乱れさせ快感に酔っていた。清楚な感じの女性が乱れる姿を見て、僕の興奮も増し一層腰を動かす。
「ひゃんっ! ゆ、ゆう、な様ぁっ! もっと、もっとしてくださいっ! んああっ!」
「んっ! ぐっ!」
 やがて青龍さんは両腕を僕の首に絡みつけ、僕に抱きつくような体位になり、腰は一層激しく振る。
 そして僕の顔に顔を近づけると、再び唇を重ね舌を絡ませる。
「んちゅっ、んはぁぁ! 膣内も、口も気持ち、いいです! あっ、んんっ! んちゅ、じゅるっ!」
「んっ! せ、せいりゅ……っ……でちゃ……っ!」
「ゆ、優奈、さまぁ……この試練、あなたの勝ち、ですっ! んっ! はっああああああぁぁぁぁぁっ!!」
「ぅぁっ! も、無理……っっ!!」
 青龍さんとの激しい行為に遠のいていた射精感が再びこみ上げて、今にも射精してしまいそうになった時、先に絶頂を迎えたのか荒々しく言うと絶頂し、膣内がこれまで以上に肉棒を締め付ける。
 これに耐え切れなくなり、僕も青龍さんの絶頂の直後に青龍さんの膣内に精液を放った。
 ビュクビュクと音がし、汚れた液が青龍さんの中を汚していく。
「熱っ……んっ、すごい……奥でたくさん……」
 未だに続いている射精を、青龍さんは上半身を僕の体に密着させ受け止めていた。
 永遠に続くかと思うほど射精は続いたけど、やがてそれも終わりを告げ青龍さんは射精が終わった肉棒を、ゆっくりと抜いていった。
「はぁ、はぁ、とても、よかったです……主様」
「はぁ、え? はぁ、あ、主?」
 息を切らしながら青龍さんは僕のことを主と呼んだ。
 その事に戸惑いながら僕は考える、そういえば青龍さんの方が先にイッていたような。
「これからもよろしく、おねがいします。主様」
「え、あ、うん」
「主様♪」
 そして両手両足を封じていた蔓を解き、肉棒についていた精液を舌で舐め取り丁寧に礼をし言う青龍さんは、そのまま僕を胸に抱き寄せた。
 丁度僕の顔が青龍さんの胸の間に入った状態になる。
「ど、ど、どうしたの?」
「だって、主様可愛い」
 青龍はこの後もしばらく僕を抱きしめていた。多少息苦しいけど、悪くはない状況だ。
 そして、青龍さんの操る木の根に捕まりジタバタ暴れていた白虎と、大きな木の木陰で寝ていた玄武と白蛇さんを迎えに行き、僕達は新しい家族と一緒に家へと帰っていった。
 ちなみに、白虎によると青龍さんは可愛いもの好きらしい。