15スレ目、264-268
アトピック ◆Xz18YlHQYY 氏

「ふむ…んむ…ちゅぱっ、ん…ずずず…」

昼だというのにカーテンを締め切り少し薄暗い部屋の中で一組の男女が淫靡な行為に耽っていた。
二人はまだ大人とも呼べぬなりかけの子供。片方は人間、そして片方は兎耳を生やした兎人であった。

「あぁ…でるぅっ、でるよぉ…」
「ふむっ、じゅるるるる」
「あ、あぁ、駄目だ!いくぅ!!」

ビュクビュクッ!!と女の口内で男が勢いよく射精する音が聞こえた。すると少女は慣れたように喉を
鳴らしてそれを飲み干した、さらにそれだけではなくきっちり男の尿管に残ってる精液も飲まんとちゅぅっと
最後まで吸い付き、顔を離した。

「んふっ………」
「はぁぁっ、あ、ありがとうな理子。その、気持ちよかったぜ」
「そう、そんな事より濃かったわよ。あんた昨日忘れたでしょう」

フェラチオを終え、相方にぎこちなく礼を言う兎耳を生やした男は人間の少女に事も無げに一蹴された。
男の名前は長谷川秀(はせがわひで)、少女の名前は菊川英理子(きくかわえりこ)、子供の頃からお隣さん
同士の幼馴染だ。

「あー、あんたので喉越し悪いわ。なんか飲み物持ってきてよ」
「は、はぃぃ!わかりましたぁ!!」

前戯を終え、本番に突入するかと思ったが英理子は秀の精液の喉越しの悪さを訴え飲み物を要求した。
秀はそんな英理子の横暴に反論する事もなく英理子の要求に答えた。
それもそのはず、二人はしっかりと服を着込みそれ以上の行いをしないようにしていたからだ。
秀が部屋から離れると、英理子は秀の後姿を見てふぅっとため息をついた。

「まったく、図に乗りおって」

と英理子は学校のいらなくなったプリントだけでティッシュ屑のないゴミ箱を一瞥した。ちなみにここは秀の部屋。
現在の二人の年齢はちょうど16歳、成長期を向え本格的に大人の体づくりが行われているこの時期に
ティッシュ屑が一つもないのはさすがにおかしい、秀が女を部屋に連れ込むからティッシュ屑だけ別に
処理したと考えられるが、肝心な女は気心しれた幼馴染、さらに毎日のように部屋に訪れる相手というのだから
わざわざティッシュ屑だけを別個で処理するのは考えられない。
きっと性処理(フェラ)をしてくれる相手(英理子)がいるから自慰をする意味がないのだろうと考えているん
だろうな、と英理子は思った。濃いのは喉にべたつく感じがして後味が悪いと言っているのに、これは後でドラゴン
スクリューの刑だ、と英理子は一人ごちた。

しかし、いくら二人が幼馴染だからといってフェラチオを行う間柄になるだろうか?答えはもちろんNOである。
これには、深い事情がある。秀は兎の遺伝子を多量にもった兎人である、そう性欲が強い事でお馴染みのあの兎の遺伝子をである。
医療科学が進歩した今ではそれを抑える薬があるが、所詮は生まれつきのものであるのでヒトと比べると時期が来れば
性欲の高まりは抑えられない。それに伴い、精液の生産も並みではなく性欲を抑えるための自慰行為に使われるティッシュは
普段の倍にもなるのだ。そんな厄介な遺伝子をもつ秀だが、幼馴染である英理子は大切な存在でありおいそれと自分の性欲の
発散対象にするのは死んでも嫌だな、と考えている。
(自慰の際ではしかたなしにおかずにする事はあるが、もちろんその後はしばらく塞ぎこむ)
このように英理子を大切に思っていた秀だが、ある時それを破りかけた時があった。成長が本格的に始まった15の頃…秀が初めて
『発情』した時の頃。

暑い夏の日であった、その日の英理子は軽装だった。無防備な幼馴染の姿に秀は突如として湧き上がる性衝動を抑えきることが出来なかった。
そして結果は…秀の敗北に終わった。英理子の服を切り裂きあと少しというところで英理子の必殺カウンター奥義ギャラクティカ
マグナムERIKOが発動し、秀は正気にかえる事になったのである。元々、この幼馴染には昔から喧嘩では勝てなかったのだ。
この結果は当然といえば当然といえた。
とはいえ、力では完全に英理子を制していた。その答えとして、実際の英理子の服は下着ごと引き裂かれ裸同然であったのである。
秀の暴走を止めたとはいえ、気心しれた幼馴染にレイプされかけた英理子の眼には恐怖の色が浮かんでいた。その姿を見た秀は
泣きながら英理子に土下座し、許しを請た。被害者であった英理子も秀の事情を理解していたのにそれを煽るような格好をしていた事もあり、
秀を許す事にした。そして、二度とこんな事が起きないように。二人は予防策を講じたのである。
それが…英理子考案の『フェラチオでスッキリ大作戦』である。もっともこれは現在の状況からとった作戦名であり、当初は英理子が
秀の性欲を手淫で処理していた。
自慰で抑えようにも、中々それは難しいが少なくともそれなりの好意を抱いている異性が間に入る事により
性欲発散の効率をあげたのであるしかし、手淫であるとティッシュを使うし何より受止めきれないとそのまま壁や床に精液がこびりつく。
油断していざティッシュを使う時になった時ティッシュが切れていたという時もあった。その時は壁についた大量の精液を見ていたたまれない気持ちになった。
そのような事もあり、いざという時は口で受止めれるフェラチオにすればいいという意見が英理子から出された、もちろん秀は反対したが
英理子に押し切られ今の形になってしまったのだ。とはいえ、怪我の功名とでも言うべきか手で抜くよりは口の方が気持ち良いし何より
フェラチオに励む英理子の顔は凄くエロイ、口内射精時においても喉つまりを起こしそうな量の精液を出すと少し涙眼にもなる姿も良いし、
ちょっとタイミングがずれ顔射になったとしても白濁液まみれになった英理子もそれはそれでそそるのである。
結果として手よりも性欲発散効率が高いので、現在の形になったのである。

飲み物を飲み、しばらくゲームやら談笑したりといつものパターンをこなした後に英理子は家へと帰宅した。
そして、自分の部屋に戻ると英理子は服を脱ぎ下着姿になるとベッドに入り横になった。

「は…ん…んん…」

手を下に伸ばし、下着の中に指を潜り込ませる。するとぬるりとした感触が伝わった、秀の部屋でのフェラチオですっかり体が火照っていたのである。
もう片方の手はブラをずらし乳首を摘んだ、ピリッと電気が流れるような刺激に英理子の体は強張る。下に伸ばされた指は激しく動き
ヌチャヌチャいやらしい音を立てて下着を汚していく。

「!!」

ビクンと英理子の体が痙攣し、絶頂を迎えた。

「………っ、ハァ…、ハァ…秀ぇ………」

頬を紅潮させ眼を潤ませながら英理子は想い人である幼馴染の名前を呟いた。
英理子は顔は割りと整っている方であり、男子からそこそこの人気はある。女子からも面倒見が良く姐御的な性格が幸いして人気は高い。
かわりに秀の方は平々凡々、ルックスも人気も普通である。最近は運動部系の部活に入っている為が力だけなら英理子より上にいく様になった。
そんな普通の秀に英理子が思いを寄せているのは単純な理由で子供の頃に結婚の約束をしたからである。以来英理子は秀とあまり離れる事もなく、
常日頃から隣にいるようになり、秀は英理子にとってかかせない存在になってしまったのである。
秀も同様であり、一見両想いのように見えるが実際はそうではなく。いまだ二人とも様子見、一歩先に進めないでいるのだ。
しかし、そんな状況を変えようとする出来事があった。件のレイプ未遂事件である、おそらく秀がそのまま英理子を犯す事に成功していたなら………。
最初は気まずいかもしれないが、どのみちラブラブになっていたであろう。もしかしたその事をネタに一生英理子の尻にしかれる生活になるかもしれないが。
しかし、結果は未遂となった。が、未遂になったとは言ってもその結果はレイプ成功よりも変な方向へと進み、より二人の関係を濃密にしたといえた。
英理子自身としてはあの秀が自分に欲情し、襲い掛かって来た事に対して恐怖を覚えた反面喜びも感じていた。自分を女として見ていてくれたという事に対しての
喜びである。本来であるなら自暴自棄にかられる秀をなだめてそのまま次の段階に進みたかったのであったが、肝心の秀を泣きながら許しを請いてきたのでその時は
その機を失ってしまった。となると、おそらく秀の事だ。決して英理子に自分から手をつける様なマネはしないだろう、一気にガードが固くなる。
ともすればこちらから誘っても抱いてくれるという可能性は低い、さらにはもしかすると秀は自制するあまり自分から離れてしまってしまうのではないか
と英理子は考えた。それではダメ、私は秀のお嫁さんであり秀は私の夫なのだ。長年積もった秀への想いは世間的に言えばヤンデレにカテゴライズされる
程の物になってしまった。上手く秀を自分から離れられないようにしなければいけない。ではどうすれば良いか、それならばいっそ二人で他人には言えない
ような秘密を作ってしまえばいいのである。
そうして考案されたのが『フェラチオでスッキリ大作戦』である。最初はたどたどしかった動きも今では秀限定でプロの領域まで達する様になり、いつしか
秀は自慰をするよりも英理子のフェラチオで抜く方が良いようになってくるほどであった。
もちろん、この結果には英理子も満足であるが問題が色々と浮上してきたのだ。秀は相変わらず自分の手を出す様な風には
至っていない、まぁこれは想定内であるが次が問題なのだ、それは英理子自身の欲求不満である。初めは秀と自分の絆を
深める為に行っていた行為も今では性行為。いやフェラチオ自体は性行為のプレイの一つなので間違ってはいないのだが、
とにかく秀の一物は舐め、含み、精液を受止める度に英理子の中での性欲が高まっていったのである。そのため行為を終えて
家に帰ったあとは自慰に耽るようになった。が、最近ではそれでも足りなくなってきたのである。自分の指ではなく秀のでは
なければダメなのだと。

そうして、悶々とした日を送っている時。その日はやって来た。

秀・英理子、お互いの両親が不在。それに加え、秀は英理子に抜いてもらう為に2日のオナ禁をした朝の日の事である。
秀は、うっすらと寒いのと下腹部から感じる馴染みのある快楽によって目を覚ました。するとそこには。

「はむ、んん…あ、秀。おはよう」
「あ、あぁ。おはよう理子…っておま、何を!」

そこにいたのは全裸で自分の一物を咥えている英理子の姿が、思わず秀は体を一気に起こそうと動いた。
ギシィっとベッドが激しく揺れた、しかし秀の体は動かないままであった。変わりに腕に軽い痛みが走った。

「ぐぅっ…こ、これは…」
「ごめんね、秀。でも、仕方なかったの」
「し、仕方ないってこれは…」

秀の両腕はベッドのパイプに縛られて動かせる状況ではなかった、両脚も同様である。その代わりといってはなんだが
兎人の象徴である兎耳はピン、と立てられていた。

「秀ったら、自分だけスッキリして。私をほっとらかしにするんだもん。もう、我慢できないよ」
「り、理子…?お、お前まさか…」
「その証拠にほら、こんなに…」

英理子は顔をあげるとそのまま秀の腹の上に股を広げて座った、するとそこはすでに濡れ恥毛はじっとりとしていた。
英理子の細い指で押し広げられるとピンク色に染まったソレはいやらしくひくひくと動いたような気がした。

「だから…私もスッキリするね。秀、まだ射精さしてないから溜まってるでしょ?今日は…口じゃなくてこっちだから…
 一緒に…スッキリしよ?」
「は、発情、してるのか?」

ヒトは本来自ら発情期を迎える事はない、古来より一年中いつでも繁殖できるからだ。ヒトが発情する時はもっぱら、
性欲が高くなった時と周りの空気・環境にあてられる場合である。英理子の場合はどちらかといえば前者の方にあたる。

「ん、あ…んん…やっぱり…おおき…ん、は、はぁ…これで後は腰を落とすだけ、だよ」
「や、やめ…あ、あぁ…」

勃起した秀のモノを英理子は掴むと自分の膣に押し当て、先っぽだけを埋めた。みちっと英理子の蜜をたたえた秘肉
にずずっと入っていく様子はいやらしい光景だった。そして、まだ先だけだというのに英理子の肉襞は秀を締上げる。
兎耳にはさらにピンと力が入り、秀は情けない声をあげた。

「それじゃ…いくよ。ん…んんっ!!」
「あぁ…あぁぁぁぁぁぁっ!!」

めりっと英理子の処女膜は秀の一物によって剥がされた、最奥へと到達。そして、その痛みに英理子は襲われ、
秀は一気に秀の一物を攻め挙げてくる英理子の肉壁にあられもない声をあげた。そして、覚醒前に英理子のフェラチオ
によって準備が整っていた秀の一物はその溜めていたモノを放出した。

「あぁ、やっとひと…ひゃっ、あ、熱いぃっ!あは、ビュクビュクっ、てぇ…中で出てるぅ…」
「あ、あぁぁ…あぁぁ…」

英理子は初めての膣内射精の快感に打ち震え、秀は初めての中出しに呆然としていた。

「そ、そんな…中で出して…あ、赤ちゃんが…」

はっと正気にかえった秀は今の状況を把握するとさっと顔を青くした。心なしか兎耳もへにゃっとしている。

「大丈夫だよ、今日は…安全日だから。何回も出しても大丈…はぁん、今ビクンって動いて…秀ぇ、もう射精したのに
 まだ射精したりないの?」
「え?い、いや…」
「うふふふ…いいよ、溜まってるんでしょ?今日は一杯、私に出していから」

といやらしい笑みを浮かべると英理子は秀を縛っていた紐を解き始めた。

「今まで、我慢してた分私にぶつけていいから…いっぱい…シヨ?」
「り、理子…お前…」
「いっぱい気持ちよくしてあげるから…秀も私を気持ちよくして…」

英理子はそう言うと秀の唇を奪った、キスもフェラチオ前には行っているのですっかり慣れている動きであった。
そして、へにゃっていた兎耳が力を取り戻しピンと再び張ると。

「ぜ、全部中に出してやるからな!!」
「うん、いいよ。秀の全部、中にだしてぇっ!!」

眠っていた秀の欲求が解き放たれ今度は秀が英理子を押し倒した。一度出したというのにその力を失われない秀の一物
は英理子の中を引っ掻き回した。

「やふっ…あはぁ、は、はげし…」

英理子はそんな秀の動きにちょっと驚きながらも、念願であった秀との行為に身を委ねていった………

「はぁー…はぁー…、す、すごいぃ…」
「はぁー、はぁー、わ、悪い…」

少しうつろな眼の英理子は満足そうに微笑んでいた、髪、顔、胸、腹には秀の精液がこびりつき性器からはごぽっと
精液が溢れていた。あれから、数えて10はヤッただろうか。初体験にしてはハードである。

「んん…でも…これで口以外でもできるね」
「え?あ、う、うん…」
「えへへ…秀ぇ」

ぎゅっと英理子は秀の肘を両手で掴むとそれにしがみつき、甘えた声を出した。

「あ、でも」
「ん、何」

英理子は何か気付いたように言うと秀の耳元で囁いた。

「今日は大丈夫だけど…気をつけないと赤ちゃんできちゃうね」

いたずらっ娘のような英理子の甘い囁きに秀の一物は再び反応を示した。

「………秀、あんた」
「い、いや。これは…その」
「…もう、そんなに私の事妊娠させたいの?」
「う、ぐっ」
「気にしなくてもいいよ、秀。学校卒業したら、産んであげるから」
「理子…」
「だから今は…避妊しよ…?」
「り、理子ぉっ………!?」

結局、11回戦目が行われ。そのまま13戦まで行った。げに恐ろしき兎の性欲。

それから後日、二人はお互いの想いを打ち明け晴れて恋人同士になった。
今では互いの性欲解消にフェラチオだけでなく本番まで行うようになった。
ただ、ここで問題が一つ…。

「うぅぅ、コンドームの大人買いって…どんな羞恥プレイだよ」
「気にしない、気にしない。そうしないと、すぐに孕ませられちゃうんだから仕方ないじゃない」
「うぅ…どっちが兎なんだよぉ」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2009年05月09日 15:28