とある山岳地帯の山の頂上
そこに女の姿があった。
真っ黒なショートヘアに張りと艶のある褐色の肌。
柔らかな丸みを帯びた二つの乳房と尻を晒した裸の美女がそこにいた。
「あたしの領域に入り込んだ馬鹿なやつがいるな……」
その女の目に映るのは遥か数百メートル先の山岳部を歩く青年の姿。
自身の領域に踏み込んだ美味しそうな青年。
「フフッ♪美味しそうな子♪我慢できないなぁ♪」
女の肩から腕が翼へとかわり。
女は自身が立っていた岩山の頂点から勢いよく飛び立つ。
最短距離を飛び青年の死角にから一気に急降下。
鷹や鷲などより更に鋭い猛禽の爪を青年の肩に食い込ませ、上空の彼方に再び上昇する。
「うぐぁ……離せぇ…離…し…てぇ」
血の滲む肩を押さえ青年が呻くように懇願する。
悪戯ぽっく笑い女は答える。
「離して欲しいんだぁ。でもつぶれたトマトみたいになりたいのぉ?」
今の高さは既に地上数百メートル。
どんな奇跡が起きようとも人間が落ちて助かる高さではない。
「くっ…なら…せめて…爪を…ゆるめてくれ…」
痛みに耐えながら青年は懇願する。
「もうすぐ離してあげるから。黙って我慢してなさぁい♪」 岩場が平らに突き出ている場所に女は青年を落とした。
多少勢いがあったため青年は転がり、2~3転して仰向けになって止まった。
その上に女が肩に足をかけて降りたため、青年は地面に押さえつけられた。


先に口をひらいたのは青年の方だった。
「お前は一体何者だ?俺をどうする気だ。」
質問を吟味するように悩み女が返す。
「一つ目の質問だけどねぇ。私は鷹や鷲を統べる者。
鳥人やハーピーなんて言われてるわね。
名前は[見通す目の翼ある山の守護者]長いからアイでいいわ。
二つ目の質問だけど、どうされると思う?
やっぱり引き裂かれてズタズタにされて食べられちゃうかな?
それとも百舌鳥みたいに木に串刺しにされちゃうかも?」
青年の顔から一気に血の気が引く。
リアルに自分が引き裂かれたり木に串刺しにされる映像を想像し、顔面蒼白である。
「アハハハハハハ♪大丈夫よぉ♪
密狩者や五月蝿いガンマニアならともかく罪もないいたいけな青年にそんなことしないわよぉ♪
私は自然を汚したりマナーのない馬鹿やハンターは殺したりするけどね。」
安堵の息を大きく吐き青年は、続ける。
「だったら何故俺を襲ったんだ!」
悪びれず、アイは答える。
「美味しそうな子が私の領域に来たからついねぇ……ごめんねぇ…痛かった?」

「美味しそうってやっぱり喰う気なのかよ!!」
「違うよ。美味しそうっていうのは違う意味で♪」
両肩に足を置いた状態から青年の顔に腰をおろす。


呆気にとられながらも自身の目の前に女の秘所が露わになると反応してしまう。
「なっ!?食べるってそういう意味なのか?!痛い思いしたけどそれなら…いい…かも…」
「乗り気になった?ところで名前は?私は名乗ったわよ。」
「レイだよ。レイ・C・アルバトロスだ。」
「よろしくレイ♪じゃ私を満足させてねじゃないと真っ赤なトマトにしちゃうわよ」
「わっ、わかったからそれは勘弁して!」
レイは露わになったアイの秘所に顔を近づけ舌で嘗めあげる。
「んぁ……ん…うまいじゃない…」
淫核を吸い、両手で柔らかな胸と尻を揉みまくる。
肩から腕と足首から太ももまでは羽毛で覆われているため愛撫しにくいが羽毛に覆われていない背中やお尻、胸はそれに比例するように感じやすいようだ。
背筋に指を這わすだけでアイの秘裂から愛液がとめどなく溢れレイがそれを飲み続ける。
柔らかな胸と乳首に触れる度に体を震わせ愛液が溢れ出す。
「んぁ……ふはぁ……はぁぁ…じゃそろそろ」
腰を浮かしアイがその鋭い猛禽の爪でレイの衣服を引き裂く。
「入れさせて貰おうか。あんたの肉棒、たっぷり下の口で味わってあげるよぉ。」
自身の秘裂にレイの男根をあてがいゆっくりと腰をおろす。
腰を下ろしきり終えるとまた腰をあげる。


ゆっくりとゆっくりと一定のペースで、
「もどかしいだろぉ。でもレイからは動かないでね。動いたら…ねっ♪」
「生殺しだな」
反論するが死にたくないので従う。
「ふはぁ…んっ…あぁ…」
アイの喘ぎと共に段々と腰を動かすスピードが早まる。
アイは足でレイの腰を挟み腕を羽ばたかせた。
アイの体が浮き。羽はばたきをやめると重力に任せて勢いよく落下しアイの秘裂をレイの男根が最奥まで貫く。
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!いいっ!!やっぱりいいっ!!」
そのあとも腰を浮き上がらせ何度も最奥を突かせる。
そのたびに山にアイの快楽の叫びが木霊する。
「そろそろいきそう?じゃ上空SEXといこうか?首に腕を回して。」
レイが首に腕を回すと、勢いよく羽ばたき飛び上がる。
「この状態で突きなさい!じゃないと落としちゃうわよ。」
レイは足をアイの腰に回して密着する。
上の口に舌を這わせ互いに口中を舐めまわし唾液を交換、飲み干す。
「甘い…」
下の口に腰を打ちつけアイの秘裂の最奥を何度も突く。
「…でるっ!」
何度目かに最奥にてレイは果てた、アイの子宮に白い汚濁がそそぎ込まれ広がっていく。
「もっと!もっと!突いて!孕んじゃうくらい!いっぱい中に出しなさい!」
そのままレイはアイの秘裂に男根を突き入れ


アイの膣内に精液を吐き出す。
更に溢れでる愛液と自身の汚濁で二人の結合部からは淫靡な水音が響き渡る。
尋常ではない愛液と精液がアイの秘裂から滴り地上に落ちていく。
「はぁぁぁぁ…あぁ…あぁ…イクゥ」
レイが子宮口に何度目かの射精をすると同時にアイの体力も限界に達し。
失神した。
二人は地上に向けて落下していく。
「危なかったわぁ!鳥を統べる者が落ちて死ぬなんてシャレにならないものねぇ。」
「危なかったけどな。」
高度が低かったうえに落下地点が川だったために大事に至らずにすんだ。
「また来なさいね。」
さすがにレイは承伏しかねた。
「来るって約束しないと…」
この脅しにレイは簡単に屈した。
「わかった!またくるよ。ただ……」
「ただ…何!」
鋭い返しに、
「飛びながらやるのは止めような…。」
「……うん…」
どちらともしれず二人は笑いあう。
紅く色付いた山岳地帯に二人の笑い声が響き渡っていた。

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最終更新:2006年12月03日 02:11