アメンボ娘 ID:HfTlWSbh

とある郊外のマンションに俺は住んでいる。
いたってフツーの会社員だが、誰にも譲れない趣味がある。
それは、釣りだ。某日誌の某ハマちゃん顔負けの。

川釣りが好きなので、川の近くに家を借り、休日になるとその川を上流へさかのぼって釣りをする。
今日も釣りに行く俺。しかしたまにはここらでやるのもいいかな、と思い、
家を出て徒歩三十秒の川べりでポイントを決める。
ここは下流で傾斜も殆どない川なので、流れは無いに等しく緩やかで、池釣りのような感覚だ。
さて、いざフィッシング!

と、意気込んだはいいが、釣り以前の問題が。上流は清流で有名なこの川だが、この近辺は住宅街。
心無い人たちのポイ捨てのごみが緩い流れでせき止められ散らばっていた。
「まったく……」
呆れるなぁ。俺は最低限、釣り人としてのマナーは守っているので頭にきてしまう。
ということで今日は予定を変更して、ゴミ拾いをすることに。

家にUターンして釣り道具を置き、ゴミ袋を抱えて川に戻る。
そしてお掃除スタート!空き缶から、傘から、なんかもうよくわからん物まで、バンバン拾っていく。
一通り目に見える範囲を掃除し終え、すっきりした気分になった。
「たまにはこういうのもいいかも……」

そうつぶやいて満足感に浸りつつ掃除を続けていると、緩い下流のとりわけ流れの無い場所に、
アメンボの群れがあった。その細長い手足で悠然と水面を滑っている。
魚にしか興味の無い俺だったが、なんだかその光景に癒された。しかしよーく見ると一匹、
あるものを隔てて群れから取り残されていた。さび付いたそれを近づいて鑑定……答えは……

「電子レンジって……どんだけぇ……」
本日一番の大物に、魚の大物とは裏腹にとてもテンションが下がりましたよ、ハイ。
しかし取り残されてるアメンボがかわいそうだったので、電子レンジに手をかけ……

「せーのッッッ!!!」
懸命に引っ張った結果、電子レンジはそこからガコッと動き、アメンボは無事群れに加わることができた。
「良かったな、群れへ帰れて。もう離れ離れになるなよ?」
そう言って嬉しそうな(?)アメンボを振り返りながらその場を去った。

その日の夜、なれないことをして疲労感の募るなか、明日の筋肉痛を恐れつつ、
一瞬で床についてしまった。絶対朝まで起きれないだろう、そう思っていた……

夜中、妙な圧迫感が襲い、目を覚ましてしまう。と、俺の上には、明るい満月の月明かりに照らされた、
全裸の女性が跨っていた。そして俺が顔を向けると、微笑みつつ一言だけ。
「ぐっすり寝てるところ、ごめんねぇ」

人間というのは、ある程度の驚きにはリアクションというものが取れる。
しかし、この状況では、俺はただ呆然とその女性を見るしかできずにいた。
寝ぼけていない、且つ驚いてない細胞フル動員で彼女の情報を得ようとする。

端正な顔立ち。水のような透き通る群青色の髪。そこからは触覚のような長いアホ毛が二本。
パリコレモデルも真っ青のスレンダーな白いボディ。ちなみに胸はまだ成長過程。
そして、そのボディにふさわしい、跨っているポーズでもわかる、長く細く、真っ白な、美脚。腕も同じく。
歳はまだ15~16ほどの、文字通りの美少女。その美少女が俺に語りかけてきた。

「昼は助けてくれて、ありがとう」
そう言ってもう一度笑いかけてきた。さっきは寝ぼけていたが、視覚の戻った俺の目に映ったのは、
純粋な天使のような笑み。ベタだが、その表現がまさにピッタリだった。
その上こんな綺麗な声で、お礼まで言われて……あれ?

こんな綺麗な子を助けたら絶対覚えて……あれ?
俺今日一日中河原の掃除してた……と、いうことは……

「あなた、どなた?」
「私はアメンボだよっ♪昼に電子レンジどかして助けてくれたでしょ?」
「……」            
俺の思考、停止。
「あれ?どしたの?」
美少女が俺をゆすっている。しかし俺はそれに反応せず考え、ある一つの答えにたどり着いた。
「ゆ、め……そうだ、これは夢だ!アメンボが人になるなんてありえn……むグッ!?」

俺の答えは間違っていた。自称アメンボは、身を乗り出し、俺の唇に自分の唇を重ねてきた。
ぷるん、とした唇のやわらかさと、吐息の熱さ。完全にリアルの代物だった。

彼女の口付けはかなり激しく、口付けというより、唇を貪っている、と言った方が近いかもしれない。
「ちゅ、んむっ、ああ、おいし……ちゅぱぁっ」
さらにアメンボ娘は俺の口腔内に自分の舌を入れ込んできた。俺は相手の舌を自分ので追い出そうとするが、
それは無駄な努力どころか相手を逆撫でさせてしまった。アメンボ娘は負けじと俺の舌に自分の舌を絡ませて、楽

しむかのように嘗め回していく。
ざらついた感触に粘液が加わり、俺を変な気持ちへひっぱりあげていく。
ちゅぱっ、と音を立ててようやく彼女は舌を引っこ抜いた。

口を犯しつくされた俺の咽喉には、どっちのものともいえない唾液が満ちて、滑り降りていく。
それと同時に彼女の咽喉もこくんと動き、混ざった唾液をゆっくり堪能していた。

「ね?夢じゃないでしょ?」
微笑みながらアメンボ娘は至極楽しそうに言った。その笑顔はさっきとはまるで違う。
涎をたらし、恍惚的で、とても淫らな微笑み。気をしっかり持たねば堕ちてしまいそうな淫靡なそれ。
そんな余裕の笑みを見せる彼女に対し、俺はもういろんな意味で限界が見え始めていた。
それでも何とか踏みとどまり、なんとか何かしらの糸口を見つけようとする。
「何がどうなって……」
出てきた言葉は、結局こんなレベルのものだった。しかしそれに答えようと、アメンボ娘は口を開く。

「ふふっ、わたしね、あなたに恩返しをしに来たの。あの電子レンジが降ってきたせいで、
みんなと離れ離れになって、寂しかった。『このまま死んじゃうのかな……』とまで思った。
でもあなたがアレをどかしてくれたお陰で、またみんなと会えた。本当に、ありがとう。」
感謝されて普通なら照れくさいのだろうが、この状況によってよくわからない。

「それに……」
まだアメンボ娘の話は続いていた。さっきあんなキスを躊躇い無くしておいて、なぜか顔を赤らめている。
「アレをどかしてくれただけでも感激なのに、そのうえ『良かったな。もう離れ離れになるなよ?』って
たかが虫相手にとっても優しい事言ってくれて……極めつけに、水面に移ったあなたの顔見て……
一目惚れ……しちゃった……」

俺の口が勝手にあんぐり開いた。この話からしてこの美少女は完全にあのアメンボということが確定し、
そのアメンボが……人になって……おれに告白している……

虫→俺……ムリムリムリムリムリ!!!!!いくら可愛くても虫とか!!!!!
なんだこれは?現実である以上、誰か助けて!!!
このままだと俺蟲師になるって!甲虫王者だって!!!(意味不明)
そして追い討ちをかけるように、止めの台詞が彼女の口から俺の耳へ届けられる。

「だからぁ、交尾してぇ……」

そう言ったが刹那、アメンボ娘は俺の下のパジャマを剥ぎ取り、俺の釣り竿があられもなく晒される。
アメンボ娘の裸体と、濃厚なキスと、告白の三乗効果で、釣り竿は自分でも見たこと無いくらいの大きさに
成長していた。それをアメンボ娘は、それを小動物を愛でるみたいに大事そうに撫でる。
「うわぁ……おっきぃ……。私の事見て興奮してるの?……嬉しい……。私も、あなたのおち×ちん見て
とっても興奮してるのぉ……」
突然エロエロモードになってる……そんなはしたない単語女の子が使っちゃいけませんよ……
ひょっとして……人間ひとつは欠点とかおかしい部分があるっていうが、こいつ……

「お前……変態とか、ヤ○マンとかじゃないよな?……」
「えへへ、あったりかなぁー。でもあなただって、アメンボなんかの裸見て興奮してる変態だよぉ?」
「そっ、それは、お前が人の姿をしてるかr……ふぁっ!?」
アメンボ娘は竿の先端を、ちろちろと舌先で舐め始めた。たまらず情けない声を上げてしまう。
なんとか振りほどきたいが、長い脚に俺の脚はがっちり組み敷かれ全く動かない。
そうしている間に、アメンボ娘は舌先だけの責めを止め、竿を小さな口いっぱいに咥えこんだ。
口が根元から先端をゆっくり往復し、内部では舌責めで360度からしゃぶり、しごいてくる。

その責めに俺はただ快感を覚え、射精感を募らせるしかできなかった。そしてそれが限界まで高まってくる。
「もう、もう出ちまうよぉっ……」
こんなことを荒息混じりに漏らすと、それを聞いたアメンボ娘は口を離し、
「出ちゃうの?じゃあ……いっぱいいっぱい私の顔にぶちまけてね。わたし精液大好きだもん♪」
そう言って先走りを吐き出している鈴口を2、3度舐め、その小さい穴を舌を差し込むようにして圧迫した。
「あぐっ、出しちまあああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

俺の射精感は一気に弾け、勢い良く白濁を吐き出させる。それはアメンボ娘の顔に打ち付ける。
アメンボ娘は白濁を浴び、いっそう妖艶な笑みを浮かべ、俺に話しかけてくる。
「あぁん、あなたの精子すごぉい……熱くて、濃くて、美味しくて、最高だよぉ……」
そう言いながら顔の白濁を塗りたくったり指で掬って口に含んだり、やりたい放題だ。
さらに自分の恥所を、俺と対象の部分を、見せびらかしてきた。

その肉壷は蜜が泉のように溢れ、窓ガラスからの月明かりが反射して、てらてらと神々しく輝いていた。
そこからとても甘くていい匂いがした。アメンボ娘はその蜜を一掬いして俺の口元まで持ってきた。

「私たちはね、飴みたいな匂いがするから、アメンボって呼ばれてるの。……これ、舐めていいよ」
俺は差し出された指に付着している蜜を指をしゃぶって味わった。口いっぱいに甘さが広がる。
本当に飴の様な、濃くてベタつく、でもどこか優しい感じの甘さで。体が軽くなるような錯覚も覚えた。
もっと欲しくなり、俺はアメンボ相手に頼んでいた。さっきまで俺を食い止めていた、
倫理や理性なんて行方不明になっていた。

「そこ…舐めたい……」
俺の指差した先には、常に新鮮な蜜の出る彼女の蜜壷、いや、飴壷と言ったほうが正しいだろう。
「いいよ、あなたは特別だから……いっぱい舐めてね……」

飴壷は俺の眼前に移動してきた。ただあの水飴が欲しくて、俺は懸命にアメンボ娘のそこを舐めた。
それに合わせてアメンボ娘の体が跳ね、舌の快感に打ち震えている。
「ふわぁ…いいよぉ…ひゃうんっ!もっともっとぉ、なめてぇ……ひうぅっ!」
そんな喘ぎを聞いて興奮しつつ、夢中になって、とめどなく出てくる水飴を摂取していたが、
舌が痺れてきた。体もインフルエンザにかかったくらい熱い。興奮が体をおかしくしている。
ふとアメンボ娘の表情を見上げた。顔は真っ赤になって必死に達することに耐えていた。
「もう、がまんできないよぉっ!あなたのおち×ちん、欲しいよぉっ!!!」

そう叫び、アメンボ娘は再び俺を組み敷いた。俺は覚悟を決めたのだが……
どういうわけかアメンボ娘は手を擦りはじめることを始めた。すると……
すり、すり、ねちゃっ、ぬちゃっ、
手をただ単に擦っただけでは通常絶対聞こえないであろう粘液音が聞こえてきた。これは一体……
「ふぅ、気になるでしょ?これはね、油なの。これが先っちょから出てるお陰で、脚が水に濡れにくくなって
浮くための毛が守られて、わたしたちは水の上をすいすいできるの。これを体中に塗ったら……
ローションプレイみたいでしょ?」
……こいつ、マジで変態だ。今もローションプレイ言いながらハァハァしてるもん。
「えへっ♪じゃあ、いくねぇ」
手から分泌された油をアメンボ娘は俺にも自分にもこれでもかと塗りつける。
油はひんやりして粘性も高く、本物のローションと全く持って一緒だ。(多分)

そしてお互いの腹も胸も脚も腕も全て油にまみれ、あとは…互いの性器だけだった。
「今からあなたの一番大事なところに塗りつけるからね……間違ってもイっちゃダメだよ?」
そう言って右手を俺の最大体積になったものに手をかける。左手は……自分のほうに。

ねっちゃ、ねっちゃと互いの性器が油で満ちていく音。俺の方は綺麗にコーティングされ、
余計な分の油は滝のように流れ、下の茂みにマングローブを作っていた。
一方左手は自分のそこをただただ油で犯していく。するとそれとともにいっそう甘い芳香が漂う。
俺はもう我慢できなかった。早く、したかった。それはアメンボ娘も同じだった。

「もう、いいよね……あなたの、ちょうだい……」
そう言って俺に照準を合わせ、一気に腰を落としてきた。
「あぐううぅぅぅぅぅぅっ!!!」
「ひゃあぁぁぁぁぁぁん!!!」

油の潤滑性で俺のものは何の抵抗も無くアメンボ娘の奥深くまで突き刺さる。
膣内は灼熱で、中に入った俺に脈動の快感マッサージを施していた。
「あぅ…最高…大好きぃ…あなたも、あなたのおち×ちんもぉ!!!」
そう叫ぶと、アメンボ娘は俺に体を密着させ、腰を前後左右に激しく降り始めた。
密着したにもかかわらず、体全体と局所の摩擦力は油によって一切無くなり、かわりに快感に還元されていく。
ぬるんと互いの肌が滑れば滑るほど、どんどん上り詰めていく。これが、ローションの力か…?
アメンボ娘の体が前後するにつれて、淫らな水音と粘着音が響く。

俺は自然と、アメンボ娘の背に腕をまわしていた。彼女は喘ぎながら叫ぶ。
「はぁん!あっ、うれしいよぉ…わたしを、わたしをだきしめてくれてるのぉ!
もっときつくしてぇ!もっともっとぉ!!」
お望みどおりきつく抱きしめてやる。いっそう快感が増し喘ぎ声が大きくなる。誘発されて俺も腰を降り始める。
お互いが求め合っている。俺はもうその頃には限界が来ていた。

「お、俺もう…」
「イっちゃうの?じゃあ、一緒にイこう。わたしのことぉ、しっかり抱きしめててね……」
アメンボ娘は今までの倍ほどの速度で腰を降り始めた。俺に口付けを交わしてくる。甘い。
そして俺もアメンボ娘も限界に達する。彼女の言ったとおりほぼ一緒に。
「あぁん、わたしイっちゃうよぉ…ひゃうっ、もうダメぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
「あっ、あがああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

アメンボ娘は抱擁が無理やり解けるほど力強く反り返り、膣内は痙攣する。
俺からは自分でも信じられないほどとんでもない量の白濁が溢れかえり、アメンボ娘の中に蓄えられていく。
それでもまだ足りないのか、彼女の膣は俺のものを締め上げ、『もっと出せ』と催促する。
それは彼女自身も同じだった。ようやく長い射精が終わった後…

「えへへ…すごいよぉ…あなたの精液ぃ…でも、まだたりないよぉ…だってわたし…変態だもん♪
だからぁ、もいっかいしよ?」
「は?ちょっと…理由になってなi」
俺の返答を聞くまでも無く、アメンボ娘は二回戦を開始した。その後出尽くすまで搾り取られた。

目が覚めてまず油まみれだったので、夢でないことは一瞬で判断できてしまった。(泣)
とりあえずシャワーを浴びようと風呂場へ向かう途中、なんだか台所から音が…

そこには前夜俺を搾り取ったアメンボ娘が立っていた。しかも俺の服着てエプロン姿で。
「あっ、おはよ。もう少しで朝ごはんできるからね。あとワイシャツアイロンかけといたよ」
案外家庭的なんだなアメンボのわりに……ってそうじゃねぇぇぇぇぇ!!!

「何を…してらっしゃるのですか?」
恐る恐る聞くと……
「まだ恩返しは終わってないもの。わたし、一生この家でお手伝いさんとして暮らすから。それが恩返しの内容」
「……」
俺の思考、完全停止

「それにぃ、あんだけ中に出しといて、責任取らなきゃ…ほら」
アメンボ娘のおなかはぷっくり膨れていました。ええ、妊娠してますね、これは。
「この子が生まれたら、またしようねぇ、わたしのお婿さん♪」
にっこりと、たった今お手伝いさんから俺の妻になったアメンボ娘は微笑んだ。
「あは、あははははは……」
俺は笑いにならない笑い声を上げて、シャワー室へ向かってふらつきながら歩いていきましたとさ…

数年後…

「ただいま~」
「おかえり~。もう、遅いよぉ」
「ごめんごめん、残業押し付けられちゃって」
「まったく…待ってたんだからね。ここ、こんなに濡らして……」
「いいんじゃない?子供たち三人とも寝てくれてるみたいだし……」
「へりくつばっかり…いじわるぅ」
「だからごめんって。お詫びに…朝までつき合うからさ。明日会社休みだから」
「ほんとに?やったぁ……やっぱり大好きぃ。むぎゅう」
「お、おい、ここ玄関だぞ……抱きつくんなら、つーかするんなら布団で……」
「さんざん待たされたんだからぁ……(うるうる)」
「(かわええ…)しかたないなぁ……どうぞ」
「うん……いっただっきまぁす♪」

(あーぁ、今繁殖期だから四人目確定かぁ……もっと仕事頑張らなきゃ……また釣りの時間減るなぁ)

そんなことを思いながら、なんだかんだでこのアメンボに(性的な意味で)喰われながらも幸せに暮らしています……

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最終更新:2007年09月02日 00:24