「………迷った。」
広大な砂漠に、男が一人ポツンと佇んでいた。
一人きりと言うわけではなかったが、同行者はラクダ一頭のみ。
この男は行商人で、エジプトからシルクロードを通り唐の国へ物資を届ける最中だったのだが…
突然キャラバンに襲い掛かった砂嵐のため、隊列はバラバラとなってしまい…結果男は孤立してしまっていた。
「参ったな…まあ、夜になって星が確認できれば何とかなる、か。」
男は星を見る事により、方角を知り目的地へ向かう術を見に付けていたため、然程悲観的になる事もなく、
一晩を凌ぐための準備を始めた。
「そう言えば…最近砂漠に怪物が出るとか言ってたな。」
行商に出かける前、物資を仕入れた別の商人から、最近砂漠地帯に怪物が出るらしい、と聞いていた。
なんでも、その姿は蠍に似ていて、近くを通りかかった人間を巣穴に引きずりこんで捕食するらしい。
「……怪物なんて馬鹿馬鹿しい。星が出るまで寝るか。」
一通り野宿の準備を終えた瞬間、男の後ろから声がした。
「…その化け物って、ボクの事?」
透き通って美しい、しかしどこか幼げな女の声。振り向いた瞬間に、男の腕に激痛が走った。
「ぐあっ………!?」
「えへへ…ちょっとだけ眠っててね?今ボク達の巣穴に連れてくから……」
振り向いた先には、あどけない顔をした美少女、否、美幼女が立っていたが……
その幼女が人ならざるモノである事はすぐに解った。彼女の背中からは、巨大な蠍の尻尾が伸びており…
その針の先端は自分の腕に刺さっていたのだ。その証拠に、彼の腕からは一筋、鮮血が滴っていた。
――俺、死んだな。
男は頭の片隅で、至極冷静に考えながら、その場に昏倒した。


「ん………う、ん……」
男は頭を左右に振り払いながら目を覚ました。さっきの事は夢か、と思いながら。
だって空がこんなに暗いじゃないか。きっと旅の疲れで妙な幻覚を見て、昏倒したんだろう――
男の考えは直ぐに霧散する事となった。空が暗いのは、夜になったからではなく、自分が今居るところが、洞窟であったため。
そして、目の前に居る幼女が、男の夢かもしれないと言う淡い期待を、全て打ち砕いた。
「あ、おはようお兄ちゃん♪けっこーねぼすけさんだね?」
……先ほど自分を刺した蠍の尻尾を持つ少女が、目の前に立っていた。
「うっ………うわあああああああああっ?!」
男は悲鳴を上げて逃げようとしたが……体を全く動かす事ができない。
指先一つすら、自分の感覚から切り離されて言う事を聞かなかった。
「んふっ♪無駄だよお兄ちゃん…さっきお兄ちゃんの身体に、動けなくなる毒を入れたんだもん♪」
とても幼い少女とは思えない、息を呑むほど妖艶な笑みを浮かべながら、蠍幼女は男の身体に纏わり付く。
良く観察すると、彼女は半裸であった。手足と脇腹は、その蠍の尻尾と同じ硬い外皮…と言うより鎧のようなモノに覆われていたが、
性的魅力を感じさせない胸、丸みを帯びた尻肉、陰毛が一本も生えていない股間は全て曝け出されており、
その幼い顔立ちに似合わない、三つ編みに纏められた艶やかな紫色の髪も含めて、
その全てが彼女が確実に人外の化け物である事を、雄弁に物語っていた。
「俺をっ…どうする、気だっ……!」
男は辛うじて出せる声を振り絞り、自分に身体を押し付け、絡ませてくる幼女に尋ねた。
「ん~っとねぇ…ほら、周りを見ればよく解ると思うよ?」
「周り……?」
男は目の前の異常な事態に囚われすぎて、周囲を認識する事をすっかり忘れていた。
良く目を凝らし、聴覚を研ぎ澄ますと……周囲の異常な状況をはっきりと認識する事ができた。

「んあぁんっ♪いいっ、いいわぁ…人間の男のチンポさいっこう♪」
「ほらぁ…もっと射精して?私を孕ませてぇぇ……」
周りは正に肉欲の宴だった。目の前の幼女と同じ、蠍の姿を取り入れた美女達が男の上に跨り、貪る様に腰を振り乱していた。
そして良く見ると……餌食となっているのは、全て先ほどまで行動を共にしていた同じキャラバンの行商人達だった。
「こ……これ、は……?」
「えへっ、驚いたぁ?今はねぇ…ボク達の繁殖期なの♪こうして砂嵐に巻き込まれた男の人たちと交尾しちゃうんだよぉ…♪」
既に股間まで身体を移動させ、男の男根に頬を寄せていた幼女は楽しげに、且つ事も無げに言い放つ。
彼女曰く、彼女達蠍女の一族は男が生まれず、繁殖期になると砂漠で迷ったり、砂嵐に遭遇し隊列を乱した商人達を
一人、また一人と拉致しこの巣穴へ連れ込み…自分達が妊娠するまでその精を搾取するらしい。
「だから、心配しないで?ボク、お兄ちゃんに一目惚れしちゃったから…いっっぱい気持ちよくしてあげる♪」
「その代わりぃ……ちゃ~んとボクの事、妊娠させてね?ボク、赤ちゃん産むの初めてだから…楽しみなの♪」
初めて、と言う割には蠍幼女の手付きは手馴れており、既に男のズボンを脱がせ、肉棒を取り出そうとしていた。
「俺は……お前位の子供に欲情する、趣味は無いっ……!」
男はせめてもの抵抗なのか、語気を若干荒げて言い放ったが…それすらも無駄な抵抗に終った。

「ふ~ん……じゃあこのギンギンに勃起させてるオチンポはなにかなぁ~♪おっきぃ~い……」
「なっ……!?」
彼の男根は、その体同様彼の意識から切り離されていた。ただ、全身と違うのは、ペニスの感覚はしっかりと、
いや、通常より鋭敏に研ぎ澄まされており、彼の意に反してそれまでの人生に無いほど硬く、熱く、大きくそそり立っていた。
その大きさは太い木の枝程もあり、目の前の幼女には上の口でも下の口でも、咥え込むのが困難なサイズだった。
「どういうっ…ことだっ……」
「にゅふふ~♪そろそろ効き始める頃だと思ってたんだ♪さっきお兄ちゃんを眠らせちゃう時にね?」
「ボク、男の人が絶倫になっちゃう毒も一緒にお注射したの。だからぁ……」
蠍の美幼女はその年齢にそぐわない、淫靡すぎる微笑みを浮かべ…紅く小さな舌を突き出し、男の裏筋にソレを這わせた。
「んぐぅぅぅっ…?!」
「いっぱいいっぱい、いぃぃ~っぱい射精できるんだよっ♪たっくさん白いの出して、ボクを孕ませてね……」

彼の男根は裏筋に舌を這わされただけで、射精の如く我慢汁を吐き出し、蠍幼女のあどけない顔を汚す。
しかし、彼女はソレを嫌がる事も無く…むしろ進んで舐め取り始めた。その淫靡さは、一流の娼婦すら凌ぐほどで。
男には確かに少女性愛は持ち合わせていなかった。しかし、その淫靡さに次第に取り込まれていったのも、また事実だった。
「えへへぇ…お兄ちゃんのオチンポ汁、苦くて美味しい…もっと飲めるかなぁ?」
蠍幼女は舌なめずりすると、その小さな口を大きく広げ、舌を蠢かせながら亀頭を飲み込んだ。
男の亀頭に、裏筋に、熱くぬめった小さな舌が絡みつき、美幼女が蕩けた表情を浮かべて己のペニスをしゃぶっていると言う、
その倒錯した状況が、男の勃起を更に促進し、蠍幼女の咥内は直ぐに男の先走りで溢れかえった。

「ぐおおおおぉぉっ……!」
「ぬぢゅるっ…ぐぷっ♪ぶぢゅぱっ……」
蠍幼女は懸命に舌を這わせ、小さな顎を目一杯広げながら頭をストロークさせていくが、
流石にその小さな身体に、巨根は厳しいらしく…我慢汁を飲みながら、直ぐに口を離した。
「ぷふぁっ…おっきすぎて上手にしゃぶれないよぉ…でも、お汁美味しいよ♪」
幼女は若干涙目になりながらも、その味が気に入ったのか尿道口に舌をヒラヒラと絡ませて、泉の如く溢れる先走りを飲み続けた。
動けない体、幼い美少女に犯される快楽、研ぎ澄まされた肉棒の快感……この状況に、今の男が耐えられる筈も無かった。
「おぐうううぅぅぅっ…イ、くうううううううぅっ!!」
獣が咆哮する様な叫びと共に、男の肉棒は破裂し、先端の穴から大量に白濁汁を放出していく。
「あみゅっ?!お兄ちゃんもうイっちゃったの?こんな子供にオチンポ舐められてイっちゃったんだぁ♪」
幼女は嬉しそうな声を上げて、自ら進んで顔面に白濁汁を浴びに行く。
幼くも美しいその顔に、卑猥な白濁粘液がドンドン浴びせられ、絡みつく様はとてつもなく淫らで。
男の射精が収まる頃には、彼女の顔は白くドロドロに染め上げられ、滴る精液が彼女の持つ淫靡さをより際立たせていた。
毒の効果も有るのだろうが、それ以上にその淫らな姿にそそられ、男の分身は瞬く間に回復し、幼女の頬を打つほどだった。
「やぁん♪お兄ちゃんのスケベぇ…ボクがせーえき浴びるのを見て興奮したの?へんたぁい……♪」
蠍幼女はその卑猥な粘液を拭う事もせず、淫らな顔のまま楽しげに男の亀頭を指で弄ぶ。
「う、ぐううぅぅっ…」
「あはっ♪気持ちよすぎて声も出ない?もぉ…仕方の無い変態お兄ちゃん♪」
年相応の無邪気な声を出しながら、男の上に跨る美幼女。男の視界には、その無毛の股間が丸見えだった。
一筋の割れ目が走るのみの肉花弁は、既に奥から零れ出した愛液で濡れそぼっており、その幼い割れ目が、男の亀頭と触れ合う。
くちゃ……と音が立ち、大量の蜜が亀頭と絡み合う。男の分身は、直ぐにでも飲み込まれそうであった。
「えへ……これからボクとお兄ちゃんが子作りするトコ、良く見ててね……?」
「こんな子供と子作りできてぇ…おまけに妊娠させる事が出来て嬉しい?嬉しいよねぇ…お兄ちゃん変態だもん♪」
幼女は男の先端のみを割れ目に導き、そのまま腰を回転させる。
年齢の割りに肉付きのいい腰周りと尻肉がふるふると揺れ、亀頭が刺激される度、男は打ち上げられた魚のように痙攣する。
「ち…ちがっ……俺は、そんな変態、じゃっ……」
「言い訳しちゃダメ~♪お兄ちゃんは変態なの。ボクみたいな子供を妊娠させて喜ぶ変態なのっ♪」
蠍の幼女は至極嬉しそうに言葉による責めを行いながら、男の分厚い胸板に手を置いた。
「行くよぉ……特別に、変態お兄ちゃんの赤ちゃん産んであげるからぁ…いっぱい気持ちよくなってね?ん……うぅぅんっ♪」

彼女がゆっくりと男の腰に尻を落としていく。当然、男の巨根は、蠍幼女の幼すぎる肉壷へと飲み込まれていった…
ただ、異常なほどに濡れた肉穴は、限界まで広がりながらも、あっさりと男の肉棒を飲み込み始めていく。
その中は異様に熱く、肉棒を食い千切らんばかりに締め上げて、男にその人生の中で味わった事が無いほどの快楽を叩き込んで行った。
「があああああああああぁぁっ!?」
「あはぁぁっ……お兄ちゃんのオチンポ、太すぎぃっ…♪ボクのおまんこ、裂けちゃいそうっ……♪」
男は歯を食い縛り、おぞましいほどの快楽に耐えているのと対照的に、蠍の幼女は卑猥に蕩けた表情を浮かべて、
自分を貫いている熱い剛直の快楽を味わいながら、腰を振り始めた。繋がった部分からはぬちゃぬちゃといやらしい音が響き渡る。
幼女の腰使いは、とても年齢に合致するものではなく…上下に腰を振りながら、腰を回転させながら男に向かって腰を下ろす。
その勢いにも巧みに緩急を付け、その度に紫の三つ編みと、不釣合いなほど巨大な蠍の尻尾が揺れ、幼女を益々蟲惑的に魅せた。
そして、肉棒に伝わる極上の快楽に、男が耐え切れるはずも無く………
「お、ぐっ…イ…くっ……グわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁあああぁっ!!!」
「あはっ♪イっちゃうんだねお兄ちゃんっ♪ボクみたいな子供に犯されて…イっちゃえ♪」
男が絶頂の叫びを上げた瞬間、蠍幼女は腹が亀頭で膨れるほど深く腰を下ろし…尚且つ、今までになくその肉壷を締め上げた。
その途端に、男の強烈な射精が始まる。やや黄色みがかった大量の精液は、瞬く間に幼女の小さな子宮を満たし付くし、
肉棒と媚肉の隙間から粘液を大量に吹き溢す。それでもなお、蠍の幼女は飽き足らないのか、またも腰を使い始めた…
「んやぁぁぁんっ♪いっぱいだよぉ…お兄ちゃんの変態ザーメンいっぱいっ♪ボク妊娠しちゃうっ…」
「お兄ちゃんの変態ザーメンで赤ちゃんデキちゃうよぉっ♪もっと出してっ!お兄ちゃんの赤ちゃん…ボク欲しいのぉぉっ♪」
蠍の幼女は歓喜の声を上げて腰を使い続ける。男はもう声も泣く、ただただ射精し続けるしかなかった……
その後、キャラバンは三日三晩犯され続けた。たった三日で精神を壊した者まで現れ、その商人は自ら進んで快楽を求め始めた。
しかし…四日を過ぎた辺りから一人、また一人と姿を消していく。そして…最後に残ったのは、痩せこけた男と、
男を「お兄ちゃん」と慕う蠍の幼女しか残っていなかった。
「お…い……みんな、は…何処へ……」
未だ蠍幼女に犯され続け、精を搾りつくされた男は頬がこけ、肌艶も無くし瀕死の様相で、快楽に漬け込まれた目だけが異様に光っていた。
それでもなお人としての矜持だけは失っていないのか、至極マトモな口調で、圧し掛かる幼女に尋ねた。
「ん~…皆、お姉ちゃん達の栄養になったみたいだね?」
「なっ……!」
大方想像はしていた。しかし何の感慨も無く言い放たれ、男は流石に言葉を失った。
「えっとねぇ…此処で犯された男の人はみ~んなお母さんの栄養になっちゃうの。でも安心して?ボクはお兄ちゃん大好きだから…」
……この幼女が自分を好いてくれていて助かった。生き延びられる。
幼女の言葉をそう捕らえた男の心は……刹那、打ち砕かれた。
「最後に信じられないくらい気持ちよくして、ボクの栄養にしてあげる♪」

――男は蠍の幼女の言葉が信じられなかった。アレだけ愛されたのに。アレだけ射精してやったのに。お前に尽くしたというのに!!
その怒りと、目の前にある死の恐怖から、男は歯が砕けるほど歯軋りし、乾いた肌を潤すほどの涙を流し始めた。
「大丈夫だよお兄ちゃん♪食べられた人たちはね…ボク達の中で永遠に生き続けるから……」
幼女は男の耳元で囁くと、男の左肩を、大きな尻尾の先端で刺した。
「ぐおおおおおおおおおおおおっ!?!?」
その瞬間、男は絶叫を上げて大量に射精した。最早水の様な精液しか出なかったと言うのに、
死の前の射精はその量を取り戻し、再び黄ばんだ精を幼女の子宮に注ぎ込んだ。
「えっとね?人間の男の人には、15の急所があるの。そこをボク達の尻尾で突くと…とっても気持ちよくなりながら逝けるんだよ♪」
そう言う間にも、幼女の尻尾は次々とその急所を貫いていく。男は鮮血と精液を交互に迸らせながらも動かない筈の腰を振り始めた。
「おぐっ!あがぁぁぁぁぁぁっ…ぐがあああああああああああっ!!!!」
「んやぁぁぁぁっ♪お兄ちゃんのザーメン熱いよぉ……死ぬ前にボクを妊娠させようとしてるぅっ♪」
男の腰使いに合わせて、幼女も腰を振り乱す。快楽急所を突かれながら、極上の幼壷に締め上げられ、
男は死が間近に有る事など忘れて快楽を貪った……その心が壊れるほどに。
「じゅー……よんっ♪さ、最後だよお兄ちゃん…最後の一箇所を刺すと、お兄ちゃんは今までで一番気持ちよくなりながら…死んじゃうの♪」
「嬉しい?ボクの尻尾で死ねて……ボクを妊娠させながら逝けて嬉しい?変態お兄ちゃぁん……」
「あぁ…うれ、しい……はやく、ころして……」
蠍幼女の蕩けた甘い声に、男も空虚な声で答える。そして…幼女の尻尾の先端が、男のある箇所に狙いを定めた。
「夜のお空にはね…蠍の形をした星座があるの。」
「……?」
突然始まった独白に、男は心を壊したまま首を傾げる。男を他所に、幼女の独白は続き。
「今まで突いた急所はね…ぜぇんぶその星座の星の位置なの。で…最後の一箇所は何処だと思う?」
「わか…らな、い……」
「答えはね…心臓♪蠍のお星様の紅いお星とぉ、人間の心臓の位置は重なるの♪」
ある箇所とは、心臓。幼女の鋭い尻尾の先が、男の胸に乗せられる。すると、男は全てを悟ったのか…涙を流しながら壊れた笑みを浮かべた。
「あは……はは、ははは…ははははは……」
「いっくよぉ……いっぱいいっぱい気持ちよくなってね、お兄ちゃん♪」
そして、ゆっくりと針の先が、男の肌に、その奥の心臓に突き立てられ……
「あががあああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁっ!!!!」
男は身体を激しく跳ねさせ、腰を突き動かして射精を始めた。最早固形と化した特濃の精液が幼女の胎を満たしていく。
「あぁぁぁん……お兄ちゃんの最後のザーメン、素敵ぃ…♪ボク、絶対妊娠したよぉ……♪」
幼女は舌を突き出し、涎を垂らす卑猥な恍惚の表情を浮かべながら、男の精を受け止め続けた。
男の射精は十数分も続き……その射精が収まって行くのとあわせて、男の目は閉じられていった……

死に行く男の耳に、自分を犯し尽くした幼女の声が響く。
「ありがとね、お兄ちゃん……ボク、お兄ちゃんそっくりの赤ちゃん産むから、ボクの中で生き続けてね…♪」
男は何故か満たされた心持ちとなり……静かに、ゆっくりと目を閉じた。壊れた心のままで。

そして、数ヵ月後…幼女は赤子を一人産む事となる。それは、蠍の一族の中で始めての男の子だったそうだ……

――了

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最終更新:2007年07月10日 21:35