はじめに

「嘘字」とは、漢字っぽい漢字。
つまり、使われることを目的とせず、遊びで造られた漢字のことです。
その多くは「なぞかけ」となっており、意味を考え、答えを知ったときにほほうと膝を打つような「とんち」が隠されています。他の文字にはない、漢字だからこそできる遊び、それが「嘘字」なのです。

そのはじまりは寛政・文化年間の江戸にありました。
数十年の間に類書が5冊も出るほど流行した「嘘字」の面白さをお伝えできればと、このウィキを立ち上げました。

以前はこのような資料は大きな図書館でしか閲覧することができませんでしたが、現在インターネットでは古文書の画像をかなり閲覧することができるようになり、高いお金を払わなくても簡単に江戸時代に書かれた書籍に触れることができるようになりました。そうした資料の中から、あるいは現代に作られたものも含め、このwikiでは嘘字を収集して「嘘字典」を作ります。

但し書き

※パソコン・ワープロで用いられるフォント上の「嘘字」とは無関係です。
※資料により、「鈍字」「文字絵」などの呼び名がありますが、ここでは広義に文字遊びを含むものをすべて「嘘字」として扱います。
※著作権上に問題が生じる可能性があるため、元資料の画像は掲載しません。使用資料を明記しますので、そちらをご参照ください。
※嘘字ゆえ一般的なフォントで再現できません。文字鏡研究会によるフォントのGIFリンクサービスから、近い字を選び表示しています。そこにないもの、絵に近いものはお絵かき掲示板を利用して手書きで再現しています。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (文字鏡研究会)




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最終更新:2007年02月03日 21:00