11 :名無し募集中。。。 投稿日:2010/02/14(日) 14:06:48.83 0
第351回
第351回
「あ、そうだ。ね、3年生の教室ってどこ?」
お昼休み、愛理ちゃんと梨沙子ちゃんと3人でお昼を食べていて
聞いておかなければいけないことを聞いた。
お昼休み、愛理ちゃんと梨沙子ちゃんと3人でお昼を食べていて
聞いておかなければいけないことを聞いた。
「あっちの校舎の2と3階だよ?」
「そっか、変わってないんだ。よかった」
「どうかしたの?」
「あぁ、えっとね、友達が一人いてさ。確か、文芸部なの。名字は忘れちゃったんだけど、桃子っていって」
「「えっ!!?」」
「桃子、ももは多分、知ってる」
「ほんと?」
「そっか、変わってないんだ。よかった」
「どうかしたの?」
「あぁ、えっとね、友達が一人いてさ。確か、文芸部なの。名字は忘れちゃったんだけど、桃子っていって」
「「えっ!!?」」
「桃子、ももは多分、知ってる」
「ほんと?」
お姉ちゃんが、文芸部だった。で、ちょくちょく出入りしてた私は同学年の子と知り合って
結構気の合う子で、私は文芸部の部員じゃなかったけどたまに遊んだりして。
そうこうしてるうちに私は入院しちゃったんだけどさ。
もも、真野ちゃんって呼び合ってたんだよね。でも、入院して以来会ってない。
…私が知らせなかったからで、知らせたくなかったからで。
ってそれはまぁ、いいんだけど、せっかく登校してきたんだから会いたい。
結構気の合う子で、私は文芸部の部員じゃなかったけどたまに遊んだりして。
そうこうしてるうちに私は入院しちゃったんだけどさ。
もも、真野ちゃんって呼び合ってたんだよね。でも、入院して以来会ってない。
…私が知らせなかったからで、知らせたくなかったからで。
ってそれはまぁ、いいんだけど、せっかく登校してきたんだから会いたい。
「文芸部、私たちも文芸部なの。」
愛理ちゃんは梨沙子ちゃんと自分を指してそう言った。
え?そうなの?じゃあ、その、もも、で間違いないかな?
え?そうなの?じゃあ、その、もも、で間違いないかな?
「あとで行こう、連れて行く」
「え、うん」
「え、うん」
と言って、連れて来られたのは懐かしい文芸部。やっぱりちょっとカビくさい。
でも、お姉ちゃんが青春を捧げた場所で私は結構好き。
ももはまだここにいるんだね。きっと大好きなんだろうなぁ。ももを救った場所だから。
でも、お姉ちゃんが青春を捧げた場所で私は結構好き。
ももはまだここにいるんだね。きっと大好きなんだろうなぁ。ももを救った場所だから。
12 :名無し募集中。。。 投稿日:2010/02/14(日) 14:08:04.66 0
第352回
第352回
「ももー、お客さんだよ」
愛理ちゃんが部室のドアを開いて言った。うわぁ、ちょっとドキドキする。
「ん?誰、入部希望の人?」
懐かしい声がする。ももはきっと変わっていないだろうなぁ。
「ううん」
「もも!」
「え、・・・ま、真野ちゃん!!?」
「もも!」
「え、・・・ま、真野ちゃん!!?」
ももが間抜けな顔して現れた。やっぱり、変わってないなぁ。ちっこくて、可愛らしい。
ほんとに3年生?なんてからかいたくなるような。
ほんとに3年生?なんてからかいたくなるような。
「久しぶり!」
「え、な、なんで?転校したんじゃないの!?」
「ううん。休学してたの・・・まぁ、ももにはウソついてたけど」
「なんでまた・・・・・・もうビックリしたなぁ・・・あぁ、なんかもう心臓に悪い!」
「もも、ほんとに3年生?」
「・・・言うと思った、ふん。」
「ま、私は1年生だけど」
「あ、そうなんだ」
「私たちと一緒のクラスで」
「え、な、なんで?転校したんじゃないの!?」
「ううん。休学してたの・・・まぁ、ももにはウソついてたけど」
「なんでまた・・・・・・もうビックリしたなぁ・・・あぁ、なんかもう心臓に悪い!」
「もも、ほんとに3年生?」
「・・・言うと思った、ふん。」
「ま、私は1年生だけど」
「あ、そうなんだ」
「私たちと一緒のクラスで」
愛理ちゃんがももにそう言った。ももはふーんそっかと言った。
ももは一人で、この部室でなにやら作業をしていたようで。
ももは一人で、この部室でなにやら作業をしていたようで。
13 :名無し募集中。。。 投稿日:2010/02/14(日) 14:09:33.20 0
第353回
第353回
それから、数十分が経って・・・・
「じゃあ、あと一人だ!」
「あと一人で目標達成!」
「テンション上がってきた!」
「あと一人で目標達成!」
「テンション上がってきた!」
…・と、いう話になっていた。
文芸部みたいな空気の部に10人以上部員がいるというのがまず信じられない・・・
お姉ちゃんが聞いたらきっと腰抜かす。
でも、私がその力になれるんならちょっと嬉しい。私は入部の誘いを快諾した。
お姉ちゃんが聞いたらきっと腰抜かす。
でも、私がその力になれるんならちょっと嬉しい。私は入部の誘いを快諾した。
しかしあいつ生徒会長なんだ。すっごく意地悪なやつって思ってたけど
やっぱり今もそんなことやってるって聞いて妙に納得しちゃった。
やっぱり今もそんなことやってるって聞いて妙に納得しちゃった。
と、いうことで、あと1人らしい。でも、どんなことでもあと1つっていうのが難しいんだよね。
そんなことを思っていたら、一人の、黒髪の綺麗な子が部室に飛び込んできた。
そんなことを思っていたら、一人の、黒髪の綺麗な子が部室に飛び込んできた。
「もも先輩、話がある!」
とそれだけ言って、もものことを連れて行ってしまった・・・誰なんだろう?
114 :名無し募集中。。。 投稿日:2010/02/19(金) 00:37:47.78 0
第354回
第354回
「なぁに、すーちゃん」
「いや、あの」
「ん?」
「・・・・・・茉麻、何やってんの」
「いや、あの」
「ん?」
「・・・・・・茉麻、何やってんの」
すーちゃんに部室から引っ張り出されて、体育館の前に連れて来られた。
真野ちゃんとゆっくりお喋りしたかったんだけどなぁ・・・・。
と考えていると、聞こえてきたのは聞き覚えのある声。
真野ちゃんとゆっくりお喋りしたかったんだけどなぁ・・・・。
と考えていると、聞こえてきたのは聞き覚えのある声。
「あれ、会長さん。どうしたの?」
「茉麻、何してんの」
「佐紀ちゃんに話をしてもらおうと思って」
「はぁ?」
「え?話?すーちゃん?」
「もも先輩、佐紀ちゃん、生徒会長がもも先輩に話があるんだって。」
「う、うん・・・」
「聞いてあげてね、私は教室に戻るから」
「ちょっと茉麻何考えてんの!?茉麻!!」
「茉麻、何してんの」
「佐紀ちゃんに話をしてもらおうと思って」
「はぁ?」
「え?話?すーちゃん?」
「もも先輩、佐紀ちゃん、生徒会長がもも先輩に話があるんだって。」
「う、うん・・・」
「聞いてあげてね、私は教室に戻るから」
「ちょっと茉麻何考えてんの!?茉麻!!」
会長さんがすごく怒ってる。すーちゃんに対して怒鳴らんばかり。
でも、すーちゃんはしれっとした顔してさっさとその場からいなくなった。
…そこに、残ったももたちは・・・・。
でも、すーちゃんはしれっとした顔してさっさとその場からいなくなった。
…そこに、残ったももたちは・・・・。
「話って何?」
「いや、あれは茉麻が勝手に・・・」
「そう、じゃあもう行っていい?」
「え、あ・・・・いいよ」
「わかった。じゃあね、会長さん」
「いや、あれは茉麻が勝手に・・・」
「そう、じゃあもう行っていい?」
「え、あ・・・・いいよ」
「わかった。じゃあね、会長さん」
なんとなく、元気がないような気がした。
115 :名無し募集中。。。 投稿日:2010/02/19(金) 00:39:03.52 0
第355回
第355回
いつもの、ツンツンした感じがしない。なんでかな?
すーちゃんには怒っていたようだったけど。
すーちゃんには怒っていたようだったけど。
なーんて、・・・なに敵の事心配してるんだろう。
この人は、もものこと・・・。
この人は、もものこと・・・。
会長さんに背中を向けて歩き出した。
部室へ戻ろう。真野ちゃんには聞きたいことがたくさんある。
あぁ、そういえば今日はめぐちゃん見てないかも・・・ちゃんと来てるかなぁ?
部室へ戻ろう。真野ちゃんには聞きたいことがたくさんある。
あぁ、そういえば今日はめぐちゃん見てないかも・・・ちゃんと来てるかなぁ?
「・・・・・・つ、嗣永・・・・嗣永!」
初めは呼ばれているって気付かなかった。
でも、なんか声がしたなって思って振り返ったら、会長さんはおもいっきり
大きな声でももの名前を呼んだ。ちょっとびくっとしちゃったりして。
でも、なんか声がしたなって思って振り返ったら、会長さんはおもいっきり
大きな声でももの名前を呼んだ。ちょっとびくっとしちゃったりして。
「な、なに?」
「あ、あの、えっと、・・・・話あるんだ、えっとでも、もうお昼休み終わるし・・・
その・・・時間ないから、・・・ほ、放課後!放課後ここで待ってる」
「はぁ・・・何の話?」
「えっと・・・な、内緒」
「そう・・・なんだ。わかった・・・じゃあ、あとでね」
「あ、あの、えっと、・・・・話あるんだ、えっとでも、もうお昼休み終わるし・・・
その・・・時間ないから、・・・ほ、放課後!放課後ここで待ってる」
「はぁ・・・何の話?」
「えっと・・・な、内緒」
「そう・・・なんだ。わかった・・・じゃあ、あとでね」
会長さんはやっぱりなんか変。こんなに慌てふためいているのなんて初めて見た。
でも、ちょっと可愛い。なんの話かな?いいことかな?悪いことかな?
全然想像がつかないんだけどな・・・今更昔の話をするとも思えないし・・・。
まあ、とにかく放課後まで待たなきゃ。
でも、ちょっと可愛い。なんの話かな?いいことかな?悪いことかな?
全然想像がつかないんだけどな・・・今更昔の話をするとも思えないし・・・。
まあ、とにかく放課後まで待たなきゃ。
ももは会長さんと別れて部室へと戻った。
116 :名無し募集中。。。 投稿日:2010/02/19(金) 00:40:01.88 0
第356回
第356回
◆
「茉麻、どうせそこにいるんでしょ」
嗣永が見えなくなって、柱の陰になっている場所へ向かって声をかけた。
あっさり立ち去るような茉麻ではない。そんなことはわかってた。
だから、案の定・・・
あっさり立ち去るような茉麻ではない。そんなことはわかってた。
だから、案の定・・・
「あれ、ばれてる?」
と言いながら、そこから出てきた。はあ、もう。
と言いながら、そこから出てきた。はあ、もう。
「私を誰だと思ってんの」
「はいはい。・・・佐紀ちゃん可愛かったw」
「・・・・怒るよ」
「ごめん、でも、・・・言う気になったんだ?」
「はいはい。・・・佐紀ちゃん可愛かったw」
「・・・・怒るよ」
「ごめん、でも、・・・言う気になったんだ?」
はぁ、とため息が漏れた。あの、顔を、表情を思い出す。
「目が、さ」
「目?」
「ああいう目で見つめられるのは、ニガテ。」
「どんな目?」
「・・・汚れてないっていうか、綺麗っていうか。私にはできない目」
「目?」
「ああいう目で見つめられるのは、ニガテ。」
「どんな目?」
「・・・汚れてないっていうか、綺麗っていうか。私にはできない目」
綺麗すぎるくらいな、目。ムカツクほど、羨ましいと思った。
そこに私がいつもいつも映っていなくたっていい。そんなのは無理だ。
でも、ちゃんと私のことを「見る」くらいは、して欲しい。
そんな、願望さえ生まれてきて。私は一体どうしちゃったんだろう。
そこに私がいつもいつも映っていなくたっていい。そんなのは無理だ。
でも、ちゃんと私のことを「見る」くらいは、して欲しい。
そんな、願望さえ生まれてきて。私は一体どうしちゃったんだろう。
でも、それが嫌じゃないのはどうしてだろう。なんだか、いろいろもう、わかんないよ。
117 :名無し募集中。。。 投稿日:2010/02/19(金) 00:40:56.06 0
第357回
第357回
「そう?」
「うん。・・・だから、余計に思った。」
「何を?」
「・・・好き、って」
「うん。・・・だから、余計に思った。」
「何を?」
「・・・好き、って」
言葉にするのは恥ずかしかったけど、でも、スッキリした気持ちだった。
モヤモヤはすべてなくなるわけではないけれど、
少しの間でもどこかへ旅でもしてくれるような不思議な感覚。
モヤモヤはすべてなくなるわけではないけれど、
少しの間でもどこかへ旅でもしてくれるような不思議な感覚。
言葉には言い表せない感情。
「おぉ、言うね。吹っ切れたの?」
茉麻は少しビックリしたような顔をしてる。そりゃそうだよね。
「まぁ、・・・・・・うん。ありがと」
スラっと感謝の言葉は出てきた。
きっと気持ち悪いって言われる。わかってる、柄じゃない。
でも、あまりにも自然に出てきた言葉だから、大切にしたい。
茉麻は少しビックリしたような顔をしてる。そりゃそうだよね。
「まぁ、・・・・・・うん。ありがと」
スラっと感謝の言葉は出てきた。
きっと気持ち悪いって言われる。わかってる、柄じゃない。
でも、あまりにも自然に出てきた言葉だから、大切にしたい。
「やめよ御礼なんて、気持ち悪い。それにまだ終わってないよ」
「・・・そう、だね。うん」
「・・・そう、だね。うん」
やっぱり、ね。でも、本当にありがとう。
終わってないよね。まだ、ちゃんと話さなくちゃいけない。
なんであんなことしたのか、私の気持ちを言わなきゃいけない。
緊張する。恥ずかしい。言いたくない。
いろんなことを思うけれど、それでも約束したんだ。言わないわけにはいかない。
終わってないよね。まだ、ちゃんと話さなくちゃいけない。
なんであんなことしたのか、私の気持ちを言わなきゃいけない。
緊張する。恥ずかしい。言いたくない。
いろんなことを思うけれど、それでも約束したんだ。言わないわけにはいかない。
私はどこかボーっとする頭で、何から話そうか考えていた。
118 :名無し募集中。。。 投稿日:2010/02/19(金) 00:41:50.55 0
以上です
以上です
相変わらず携帯もPCも規制中でorz
毎度のことですが本スレへの転載をお願いします
いつもコピペしてくれてる人もありがとです
毎度のことですが本スレへの転載をお願いします
いつもコピペしてくれてる人もありがとです
キャプテン可愛いなぁと書きながら思ってました
次回はめぐかみやか、その辺の話を進めていきます
次回はめぐかみやか、その辺の話を進めていきます
ではおやすみなさい
州*‘ -‘リ<・・・みやとのロマンスが全然ないゆ
州´・ v ・)<まあそのうちあるんじゃない?
州;‘ -‘リ<うーん・・・ないまま、なかったことにされそうだもん
ル*’ー’リ<ウフフ♪みやはももと結ばれるんですぅー
州;‘ -‘リ<り、りーたんだもん!
ル*’ー’リ<もも!
州*‘ -‘リ<りーたん!
州´・ v ・)<まあそのうちあるんじゃない?
州;‘ -‘リ<うーん・・・ないまま、なかったことにされそうだもん
ル*’ー’リ<ウフフ♪みやはももと結ばれるんですぅー
州;‘ -‘リ<り、りーたんだもん!
ル*’ー’リ<もも!
州*‘ -‘リ<りーたん!
ノノl∂_∂'ル<愛理ー♪えへへ・・・!
州*´・ v ・)<みやぁ♪
州*´・ v ・)<みやぁ♪
ル;’ー’リ<・・・みやが愛理のこと好きだったの忘れてた
州;‘ -‘リ<・・・・勝てる気がしないゆー・・・
州;‘ -‘リ<・・・・勝てる気がしないゆー・・・
175 :名無し募集中。。。 投稿日:2010/02/21(日) 22:32:45.60 0
>>117
第358回
>>117
第358回
ももが連れて行かれちゃって、いつ帰ってくるかわからないしということで
一旦教室へ戻ってきた。
あぁ、そういえば、今日はみや見てないなぁ。朝の電車で会わなかったし・・・。
確かお昼は屋上なんだっけ・・・行ってみようかな?
そっと教室を抜け出して、みやが降りてくるはずの階段のあたりで
ウロウロしてた。まぁ、この階段使うかどうかもわからないけど・・・。
一旦教室へ戻ってきた。
あぁ、そういえば、今日はみや見てないなぁ。朝の電車で会わなかったし・・・。
確かお昼は屋上なんだっけ・・・行ってみようかな?
そっと教室を抜け出して、みやが降りてくるはずの階段のあたりで
ウロウロしてた。まぁ、この階段使うかどうかもわからないけど・・・。
「りーさこ。なにしてんの」
と、よそ見をしていたら後ろから声をかけられた。
それは紛れもなくみやの声で、嬉しくなる。
それは紛れもなくみやの声で、嬉しくなる。
「み、みや!」
「どしたの」
「あ、えっと、なんでもない・・・・えへへ」
「そう?ならいいけど」
「どしたの」
「あ、えっと、なんでもない・・・・えへへ」
「そう?ならいいけど」
笑って誤魔化して、待ってたなんて絶対言わない。
だって恥ずかしいもん・・・。
だって恥ずかしいもん・・・。
「梨沙子ちゃん、元気?」
「げ、元気!」
「そう、それはなにより」
「げ、元気!」
「そう、それはなにより」
村上さんに声をかけられて、ちょっとだけビクっとした。
みやの友達だもん、悪い人のわけはない。愛理もそう言ってたもん。
でも、・・・・やっぱりいろんなウワサを聞くとちょっと怖くて。
でも、・・・・やっぱり笑顔は優しくて。
みやの友達だもん、悪い人のわけはない。愛理もそう言ってたもん。
でも、・・・・やっぱりいろんなウワサを聞くとちょっと怖くて。
でも、・・・・やっぱり笑顔は優しくて。
176 :名無し募集中。。。 投稿日:2010/02/21(日) 22:33:30.12 0
>>175
第359回
>>175
第359回
「みやー先行くー」
「え?ちょっとめぐ?」
「え?ちょっとめぐ?」
村上さんはさっさとどこかへ行ってしまって、私とみやだけが残った。
…ふ、2人きりは緊張する・・・。愛理連れて来ればよかった。
…ふ、2人きりは緊張する・・・。愛理連れて来ればよかった。
「そういえば、今日は初めましてだ」
「う、うん。みやがいつもの電車にいなかったから・・・」
「うん。めぐが愛理に気を使ってんだ。・・・熊井ちゃんが怒ってるから」
「え?熊井ちゃん、と愛理仲直りしたよ?」
「そうなんだけど、でも、やっぱ、めぐとしてはいろいろ気を使ってるの。」
「う、うん。みやがいつもの電車にいなかったから・・・」
「うん。めぐが愛理に気を使ってんだ。・・・熊井ちゃんが怒ってるから」
「え?熊井ちゃん、と愛理仲直りしたよ?」
「そうなんだけど、でも、やっぱ、めぐとしてはいろいろ気を使ってるの。」
いろいろってなんだろうな?私にはわからない。
ももは教えてくれるかな?
ももは教えてくれるかな?
「ところで梨沙子、ここで何してたの」
「・・・えっと、みやのこと待ってた」
「え?」
「なーんてウソだよー!」
「なんだよそれ、このー!」
「・・・えっと、みやのこと待ってた」
「え?」
「なーんてウソだよー!」
「なんだよそれ、このー!」
…笑ってはぐらかして、一歩後ずさるとみやが追いかけてきた。
げらげら笑いながら、私をくすぐる真似をするみや。
みやって可愛いな、・・・美人だし、カッコイイし、優しいし・・・。
げらげら笑いながら、私をくすぐる真似をするみや。
みやって可愛いな、・・・美人だし、カッコイイし、優しいし・・・。
…大好きなんだよ?気付いてる?・・・・
177 :名無し募集中。。。 投稿日:2010/02/21(日) 22:34:11.56 0
>>176
第360回
>>176
第360回
「あ!」
「ん?」
「えっとね、部員増えたの!りーのお友達!」
「ほんと!?マジ?」
「うん!あと1人なの!」
「ん?」
「えっとね、部員増えたの!りーのお友達!」
「ほんと!?マジ?」
「うん!あと1人なの!」
真野ちゃんのことを言っていなかったことに気づいて、みやに伝えた。
みやはとっても嬉しそうにニコニコしてる。
みやは熱いのを隠そうとクールにしてるけど、でも、本当は
ももよりも部室のことにこだわっているような気もする。・・・気がするだけかな。
みやはとっても嬉しそうにニコニコしてる。
みやは熱いのを隠そうとクールにしてるけど、でも、本当は
ももよりも部室のことにこだわっているような気もする。・・・気がするだけかな。
「梨沙子ありがとー!」
「いひぃ~♪もっと褒めて?」
「よし、いい子だぁー」
「いひぃ~♪もっと褒めて?」
「よし、いい子だぁー」
みやが私を少し、ほんの少しの時間だけど抱きしめてくれた。
暖かい。ほわぁ・・・・ってなりそうな、そんな気持ち。
褒めて、なんてバカなこと言ったのに、
みやはもっと嬉しそうな顔をして頭をガシガシと撫でてくれた。
ちょっと乱暴で、でも、優しくて。みやらしいね。
暖かい。ほわぁ・・・・ってなりそうな、そんな気持ち。
褒めて、なんてバカなこと言ったのに、
みやはもっと嬉しそうな顔をして頭をガシガシと撫でてくれた。
ちょっと乱暴で、でも、優しくて。みやらしいね。
もう少しだけみやと話をして教室へ戻った。
愛理と真野ちゃんに「りーちゃん、なんか笑顔がだらしない」って言われた・・・。
…いいじゃん、ちょっとくらいだらしなくっても、ね?
愛理と真野ちゃんに「りーちゃん、なんか笑顔がだらしない」って言われた・・・。
…いいじゃん、ちょっとくらいだらしなくっても、ね?