「最後に見るのがこの景色なら……悪くはない……」
【名前】 |
ノーバディ |
【読み方】 |
のーばでぃ |
【所有ナビ】 |
不明 |
【登場作品】 |
「L.o.N」 |
【詳細】
かつて存在していた超古代文明・
アトランピア文明の生き残りの一人。
壊滅する寸前、コールドスリープによって
シェリスと共に数千年もの間眠り続けることで生き延びた。
シェリスさえも彼の素性は知らず、現代によみがえった彼は己の名を捨て去り「誰でもないもの」としてノーバディを自称する。
現代のネットワーク文明は自分達アトランピアの技術を我が物顔で勝手に使っているものと憤り、
トロイの木馬によって現代文明を全て崩壊させ、その上で再びアトランピア文明を蘇らせようと企んでいた。
シンク島にあるアトランピア文明の遺跡の奥で
リバースと
シェリスに指示を出しトロイの木馬を蘇らせるための三つのコードを探しださせ、現代にトロイの木馬を復活。
その力を持って全てのネットワークを己の支配下におき、完全な世界を作り出すことが目的であることが最終話で判明する。
WWWから
ネビュラに至るまでの一連のネット犯罪の多さに、ネットワーク社会の滅びを見たが故にこのような事件を引き起こした。
だが
トロイは完全破壊され、失意の彼はトロイが消滅した余波で遺跡が崩落する中、アトランピア文明の遺跡と共に消えることを望んだ。
だが、サーバーから発生した強烈な電磁波の影響で偶然時空のひずみが発生、そのひずみで現代と繋がったのが3000年前に滅びたアトランピア文明であり、文明自体はすでに無くなった後だったもののそこでたくましく暮らす人々の姿を見て自身の過ちに気づくことになる。
改心した彼はそのままアトランピア文明の跡地で暮らしながら
光熱斗と
シェリスに宛てメッセージを記した石碑を残した。
「L.o.N」、「Legacy of Nobody(名もなき者からの遺産)」という署名とともに。
最終更新:2019年03月16日 23:04