#59 菊池保則


  • 1989年9月18日生まれ 茨城県久慈郡大子町出身 右投左打

  • 2007年高校生ドラフトで4巡目指名を受け、入団。
  • 登板こそならなかったものの、ルーキーイヤーには一軍登録されている。
    2年目はフレッシュオールスターに出場したが、その後右肩を故障してしまっていた。
  • 売りは最速147キロの直球と高速スライダーのコンビネーション。
    ヨシコーチによれば、まれにマーさん以上のストレートを投げるとか。だがいかんせんコントロールがない。
  • 初登板は3年目の2010年9月23日。色んな意味で強烈な試合であり、彼にロマンを見るわしせん民も。
  • 2011年春キャンプ、朝の声出しにて目標を「余裕のある生活をすること」と叫ぶ。
    星野監督からは「正直や」と褒められた。
    • しかし5月に一軍登録されて登ったマウンドでは3回もたず3失点KO。
    • 交流戦では初回KOされた半袖の後を受けてロングリリーフに。だがまたもや大炎上。
    • 二軍落ちしてからはローテを守るものの、四球がすごいことに。その数、77イニングで36。
  • 同期の二人が戦力外となって迎えた2012年は、ファームで好成績を残しシーズン終盤に一軍昇格。
    • ひさしぶりの一軍となった9月15日(対オリ)、6回2失点でプロ2勝目をあげる。
      その後3試合では負けたものの代名詞の四球も減り、監督からも「一番成長した投手」と言ってもらった。
    • 秋季キャンプでは自らの頑張りにより、オープン戦開幕に指名された。

プロ初先発初登板

  • 2010/09/23(対猫)、待望の一軍マウンドへ。
    これがかなり過酷な条件のゲームであった。以下参照。
    • 相手先発はエース涌井。
    • 鷹と優勝を争う猫の本拠地最終戦。
    • 超満員のスタンド。本来ビジター席のライトスタンドの半分が西武応援席に使われるという超絶アウェイ。
    • 優勝がかかっており、ピリピリしているあちらとは逆に、すでに最下位が確定して若手起用の育成モードのこちら。
      そのうえ主力のケガ人続出で、二軍のスタメンといっても通用しそうなオーダー。
    • 故に近年稀にみるファイヤーフォーメーションの内野。
    • 一方、不動の1番片岡を欠くとはいえ、栗山、ナカジ、おかわり、ホセら主力打者が並ぶガチオーダーの猫打線。
    • 球審・白井、塁審・栄村、秋村、山村。ムラーズ……。
    • 前日似たようなスタメンで鷲を鴨にする勝さん(公)に勝利し、既に奇跡を使い果たしている。
  • 「5回投げ切れれば十分」「2桁失点しなけりゃいいや」
    と、授業参観モードのわしせん民をよそに、試合はとんでもない展開を見せる。

  • たかせん民「絶対に勝て」<鷲勝利で鷹が逆マジック2
    わしせん民「むりぽ」
  • 優勝が猫鷹どちらに転ぶかを分けかねない試合であり、この日唯一のナイター。
    というわけでラジオではあるがNHK他民放各局で全国生中継。
  • 当の菊池はというと、フォームはクマ、投球スタイルはマー、球数は永井という「一人三本柱」なピッチングで5回2失点。
    なお内訳は押し出しほあとナカジのソロムラン。
  • 解説者にも「いい投げっぷり」とお褒めの言葉をいただく。
  • ブラウンの退場劇(ベースが抜けない!)などもありつつ、どうにかこうにか試合は9回裏を4-2で迎える。
  • 小山が圧巻のピッチングで2死満塁、4番ホセに1ボール与えたところで負傷降板。
    緊急登板の川岸がマウンドに上がる。
    ちなみに直前までブルペンは空。
  • フラッシュバックする丁度2年前の2008/09/23
  • 「オワタ」「鷹さんごめんなさい」「胃薬よこせえええええええええええええええ」「なんとかしろおおおおお」「どうにでもなーれ」
    の声が飛び交うわしせん。
    • ちなみにこのときのたかせんのスレタイ「川岸がんがれ」
  • 川岸はホセに押し出し四球を与えるも、続くおかわりを空振り三振で打ち取り4-3で逃げきった。

  • ……こうして無事に菊池のもとにウィニングボールは届けられたのであった。
  • 余談だが、試合終了後スレに三瀬の人が登場。よほど嬉しかったらしい。
  • また、この日球審の白井は外を広めに取ってくれていたが、もしこれがSAKAEMURAだったら……。くわばらくわばら。

  • 降板後のコメントを見るとメンタルは強い模様。
  • 「西武がチャンスの時の歓声にちょっとビックリしました」
    「テレビで見ている選手達と対戦して楽しかったし、気持ちで負けまいと思って投げました」
    「あとは先輩達に託します!」
    などの可愛らしい言葉にわしせん民はメロメロ。
  • 無理ゲーにもかかわらず、「なんとか勝たしてやりたい」という気持ちを呼び起こさせた。
  • また試合前の様子は、取材に来た報道陣が驚くくらいリラックスしていたようだ。
    誰かさんも見習ってほしい……。

  • このピッチングが認められ、シーズン最終戦も先発起用される。またもや相手は西武(先発は岸)。
  • なんとこの試合も6回3失点と上々の出来・・・が、お決まりのムエンゴで敗戦。
    とはいえ、来年へ向けて大いに期待を抱かせる結果となった。

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最終更新:2012年12月03日 12:22