#22 戸村健次


  • 1987年10月20日生まれ 埼玉県出身 右投右打

  • 2009年ドラフトにおいて、菊池雄星の外れ1位指名を受け立教大学より入団。
    が、注目されていた選手でなかったため「戸村って誰?」となり、戸田とか戸叶とか「戸なんとかさん」扱いされる。
  • さらに高身長右腕ということで「また素材重視の量産型岩隈か」とわしせん民からは散々な言われよう。
  • 速球は最速で151km/hを記録し、キレのいいスライダーを持つ。しかし制球難。
    • 2013年8月20日の日ハム戦の初回で154km/hを記録。球場は荘内銀行・日新製薬スタジアム山形である。
  • 投球時によく舌を出すので、わしせん民からはいつも怒られている。
    ただし、舌出しは体の余分な力を抜く効果があるので意識的にやっている可能性あり。
    が、力を抜く必要がある=乱調時、なので「ふざけてるのか?!」とよけいに印象を悪くしている。
  • 「僕は低めで勝負するタイプじゃない」と言ったという話が紹介され、解説(金石)に苦言を呈された。

  • 余談だが立教大からのドラ1は長嶋一茂以来ということで、一茂はちょっと喜んでいたらしい。
    TV番組に出演した際、戸村のことを少しばかり宣伝してくれた。

  • 4月に青山ダミアンが相次いでスペっていたこともあり、登板機会がいち早く訪れる。
  • 4月21日の鴎戦でプロ初登板初先発。
    この年、鴎打線は開幕から超・絶好調で、予告先発が発表されてから遠い目をするわしせん民続出。
    コーチにすら「5回3失点なら上出来」と言われてしまう。そして結果は案の定(ry
  • 2度目の登板(対猫)では、またもや諦めムードのわしせん民をよそに6回1/3を投げる。
    戸村に勝ちはつかなかったものの、試合はまさかの勝利。
    とはいえ3被弾4失点するなど、まだまだ課題は山積み。
  • またフレッシュオールスターに選ばれ、全イースタンの先発を任されるが2回4失点と大炎上。
    一軍の暗黒が続いており、ただでさえ荒みきっていたわしせん民にも叩かれてしまう結果に。
  • 結局、ルーキーイヤーはあまりいい成績は残せなかった。
  • プロ入り前から「素材型」と言われていたことを考えれば、まだまだ時期尚早だったのかもしれない。

  • そんな戸村、シーズンオフに入るとすぐさま結婚を発表。
    お相手との出会いはなんと3歳という幼馴染である。交際がはじまったのは大学3年かららしい。
  • 大学時代、野球のことでうまくいかず愚痴っていた戸村を
    「そんなに言うなら、やめれば!?好きだから、やってるんじゃないの?」と一喝。
    この言葉で気合を入れなおした戸村は4年生のシーズンに7勝を上げる。
  • 彼女がいなければ、戸村はプロ入りしなかったかもしれない。
  • 憧れるわしせん民大多数。しっかり者の嫁さんのためにもまず初勝利だ。

  • 2年目となる2011年は、オープン戦・練習試合で20回2/3イニング無失点を継続。
    それが途切れて大炎上した試合は、よりによって地上波放映された日だった…。
  • シーズンが始まっても、当初は一応好投を見せる。
    しかし開幕前から続くムエンゴにも悩まされ、やがてずるずる打たれ始めて二軍行き。
  • いまだ白星なしとはいえ、再昇格したシーズン終盤には初完投を記録するなど前年度よりちょびっと成長した。

  • そして2012年4月4日(対鷹)、5回1失点でプロ初勝利をゲット。これを機に一皮むけてくれ。
    • 風雪舞うこの日、首脳陣は慎重を期して5点リードした6回からリリーフを投入。
      しかし後続が次々と失点し、9回表ついに1点差にまで詰められた。
    • なんとか逃げ切ったが、戸村の顔色が徐々に悪くなっていく様子がカメラにはつぶさに記録されていた。
  • その後、ロッテ戦において慣れないリリーフで炎上するも、その次の先発(VS鷹)では6回無失点の好投で2勝目を飾る。
    • 4/29の日ハム戦でも8回3失点の好投を見せた。なお(ry
    • 交流戦の対鯉でもリリーフで失点。リリーフは苦手なようだ。
  • 4月下旬にまさおが怪我で離脱、若手もけが人続出のため、塩見貴洋と共にローテの軸にもなる。
  • 5/11の登板では7回途中1失点の好投で星野仙一監督の通算1000勝の快挙に貢献。徐々に頭角を表しつつある。
  • 結局交流戦の慣れないリリーフ登板などで調子を崩してしまいシーズン終了まで二軍に甘んじたものの自己最多の3勝をマークした。

  • 2013年に入って開幕の先発ローテは逃したものの二軍で順調な調整を続ける。
  • 酒井コーチには「二軍でやることはもうないよ」と言われるほどになったらしい。ちょっと頼もしく思えてしまう。
  • しかし1軍昇格間近と言われた矢先に水疱瘡でダウンしチャンスを逃す。だが闘病中も無理やり食事をとって体重を維持した。
  • そして大学時代何度も上った神宮のマウンドでヤクルト相手に躍動し8回1失点のほぼ完ぺきな投球を見せ今シーズン初勝利をつかむ。
  • どうやらツーシームとカットボールをものにしたので横を使えるようになったのが大きいらしい。
  • それからも順調に勝ちを重ねて7/27のロッテ戦では8回1失点でまとめてキャリアハイを更新する4勝目を挙げた。
  • TV実況解説者にピンチになった時に、交代せずに自分でそれを処理してこそ成長できるんですよとよく言われる。場合によってはマー卒業後のローテ1,2番手も有り得る事だし・・・

  • 2015年、先発ローテーションの一角として、また中継ぎとしてフル稼働。10敗したものの、7勝を上げ、キャリアハイを更新した。

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最終更新:2015年10月09日 10:03