コミック調 / Comic Book
元々、下記のようにシルエットを活かした人物イラストを作ろうと思ったのですが、
二値化だとコントラストが強すぎ、ポスタリゼーションだと色幅が等間隔
なので、もうちょっと陰が欲しいと思ってもうまくいかない。
ニ値化のサンプルでやってるように、濃度を分けた二値化画像を乗算で
重ねて・・とやるのも面倒ですので、分割幅の変えれるポスタリゼーション
として作りました。四値化?そんなフィルタ名も意味不明だよなぁ、と。
そうやって画像の濃度分布を分けて、オリジナルの画像を輝度合成すると
セル画調の絵になるので、ついでに輪郭線入れてコミック調としました。
でも、ちょっと公開するのをためらいました。
ボタンひとつで似顔絵に変換できるといった簡単な類の物ではないですから。
必ずしもこういう風に使うフィルタだ、と限定するつもりはないので。
こういうデザイン的な物は、用途も多いですしね。
輝度の都合でちょっと鼻の部分に白が残っちゃいましたけど(笑)
これはモノクロ画像を誤差拡散で二値化した例です。
カラーでもそうですが、写真と一言で言ってもヒストグラム分布だとか
ピントだとかそれぞれですので、写真によって向き不向きがあります。
Poser(かなり古いバージョン)のデータを加工して遊んでみる。
あまり3Dソフトのトゥーンシェーダって使った事がないな。
その他の作例
参考リンク
別に似顔絵ソフトを作成するつもりはなかったけど、
それに近いような変換になっているのでついでに色々と検索してみた。
モンタージュ形式の似顔絵ソフトは方法論が違うのでここでは置いておく。
この辺は今更、語るまでもない。
詳細がよくわからないけど、サンプルを見る限り同様の輪郭抽出ですね。
「簡単な手順で」というのがどういった物か。
・・・他にもいくつか調べてたのだが、試したりしているうちに????
ケチつけるのが目的ではないので消していったら2つしか残らなかった。
Eye Candyのエイリアンスキン社から新しいPhotoshopプラグインが出てますね。
その中にちょうどコミックスフィルタがあります。
エイリアンスキン社は昔から面白いツールを出していますけど、
このSNAP ARTのフィルタは今ひとつな気がします。
XenofexにしろSplat!にしろ、どうやって作ってるんだ?という部分が
ありましたけど、このパッケージはどういう処理しているか見えてしまう。
最終更新:2007年06月20日 06:10