前作


前置き

天ぷら氏製作のフリーゲーム第1作『Sacred Blue』及び第2作『STARDUST BLUE』は、
作者の意向により現在は公開が中止されています。

Sacred Blue

RPGツクール95で製作されている。
容量上の都合により、ゲームを「sideA」「sideB」「sideC」の3つに分割する手法が取られている。
sideAからsideBへ、sideBからsideCへの引き継ぎはパスコード入力で行う。
ただし一部のイベントアイテムなどは引き継げるものの、レベルなどは引き継げず特定のレベルから開始される。

イベントグラフィックはこの時から独自に製作されたものも見られるが、
マップや敵などのグラフィックはほぼ完全にデフォルト素材(RTP)一色である。
アイテムのまとめ買い、パーティ編成システムなどにシステム上の工夫が見られ、
ストーリー上も当時から十分練られたものであったが、
ツクール95の制約もあってこの頃はまだまだ「普通のRPG」という感が強い。

STARDUST BLUE

RPGツクール2000で製作されている。

前作と同様にマップや敵グラフィックなどの大半は標準素材(RTP)で製作されているが、
メインキャラクターのグラフィックや、重要な敵のグラフィックには
オリジナル素材やインターネット上のフリー素材が使われている。

敵のステータスを容易に確認できるパズル的な要素を持つ戦闘や、
回復アイテムを合成するエクステンドシステムは本作で確立した。
ストーリーが進む毎に更新されるキャラクター辞典などの要素も、次作に引き継がれている。

ダンジョンごとに多くの謎解きが用意されているのが特徴のひとつで、
「ライフ・フラグメント」や「小さな世界見聞録」といったやりこみ要素も多い。
『ラブひな』『Piaキャロ』などが一般人の話に出たり、終盤で戦える「燃える森本」など完全にネタに走った部分も。

ストーリーは帝国に対抗する組織「リヴァイバー」に属するウェイン達の活躍を追ったもので、それほど暗くはない。
ただし、一部に戦争などにおけるきつめの残虐描写があり、そのあたりで当時は評価が分かれた。

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最終更新:2014年10月16日 06:41
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