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【受験タイムズの高校入試コラム】

◎慶應義塾女子高校から医学部に内部進学できるのは天才だけ

◎医学部志望なら慶應女子を合格辞退して都立トップ校に入学するのが最善


■慶應女子から医学部進学は東大合格より遥かに難しい

慶應義塾女子高校について、よく保護者や受験生から質問で、「将来は医者になりたいので医学部に進学したいのですが、慶應女子高校から医学部への内部進学は大変ですか?」といったことをよく訊かれる。

そんな時私は「大変なんてもんじゃありません。とんでもなく大変です。東大に現役合格するよりも遥かに難しい超難関だと思ってください。」と答えている。どうやら慶應義塾女子高校の医学部進学がどれだけ困難であるかを知らない人が多いようだ。

慶應義塾女子高校の偏差値は非常に高い。高校入試から慶應義塾女子高校に合格することができる女子生徒が進学校へ入学すると、かなりの確率で東京大学や国公立医学部、一橋大学などの超難関国立大学に合格するのがその証拠だ。塾によっては、慶應女子に合格した女子生徒には、あえて慶應女子進学を勧めずに、日比谷などの進学校への進学を勧めるところもあるという。

「慶應義塾女子高校が進学校になったら、東大に何十人も合格する」と言われているが決して誇張ではない。慶應義塾女子高校に高校受験で入学する女子生徒は、高校3年段階で東大合格圏内の子がうじゃうじゃいるのである。

さて、そんな超高学力の慶應女子高校から、医学部に内部進学するのはどれだけ大変か。まず、慶應女子高校には医学部の推薦枠があまりない。毎年医学部進学に成功する生徒は4人くらいしかいないのだ。

そしてほとんどの場合、医学部に進学する4人は学力のトップ4人である。つまり、慶應女子高校から医学部に内部進学するためには、約200人の生徒の中でトップ5ぐらいに入らないと、無理なのだ。

さっきも言った通り、慶應女子高校には東大合格レベルの女子生徒が高校入試で沢山入ってくる。この中で学年トップ5に入るのは、現役で東大に合格するよりも難しいのが現実だ。

 

■医学部に進学したいのならば、慶應女子を蹴って都立トップ校が王道

つまり何が言いたいのかというと、「医学部を目指す気持ちがあるなら、絶対に慶應女子には進学するな」ということだ。慶應義塾女子高校の高校入試で合格する学力を持って進学校へ行けば、3年後の大学入試で国公立大学の医学部医学科が十分射程距離内に入ってくる(もちろんしっかり勉強することが前提)。慶應女子から内部進学で医学部を狙うよりも遥かに労力が少ないし、大学進学後の学費も段違いだ。

ただし慶應女子を「受けるな」とは言わない。大切なことは、高校入試段階で慶應女子に合格するだけの学力を持っておくことだ。医学部志望者の進学先として慶應女子は勧めないが、医学部志望者の高校入試目標校としてはおすすめである。

東京都内の医学部志望の女子生徒であれば、合格目標校は慶應女子、第一志望校は日比谷といった設定にするのが良いだろう。なお、高校入試からの入学者で最も医学部に合格している高校は、日比谷と西の2校であることは知っておこう。