8000系電車

8000系電車


8000系電車 (8000けいでんしゃ) は、安房急行電鉄(以下、安房急)が保有する特急形電車である。

沿革

平成23(2011)年にcdx富津線千葉本線への直通特急である「なのはな」が設定されるにあわせて、これの運用にあたるための新型車両としてデビューした。
同年2月に第1編成が落成。安房急線内での試運転を経て、3月12日に運用が開始される予定であったが、前日に発生した東日本大震災による電力不足の影響により、デビューは2週間程遅い3月27日となった。
第2編成は平成24(2012)年1月に落成した。

現在特急なのはなは一日6往復(うち1往復はcdx線内のみ)運転されているが、そのうち3往復を80系が受け持っている。
定期検査等のために80系が運用を休止する場合は、代走としてcdx38000系が運用に入る。

編成

80系は現在2編成8両が在籍している。

←浜金谷 1号車 2号車 3号車 4号車 安房急白浜・新千葉→
Tc8001 M8011 M8061 Tc8051
Tc8002 M8012 M8062 Tc8052

※浜金谷で進行方向が逆転する。そのため、例えば千葉→館山の列車の場合1号車cdx線内では先頭車となるが、安房急線内では最後尾車となる。

特徴

普通座席:シートピッチ1030mm、テーブル付き(荷重10kg)、各座席の窓下にコンセント(DC100V)を設置。
プレミアムシート:シートピッチ:1200mm、テーブル付き(荷重10kg)、各座席の窓下にコンセント(DC100V)を設置。
全車禁煙車(デッキ・コモンスペース含む)
コモンスペース(多目的スペース) と大型トイレを一編成につき各2箇所設置。
・館山市のゆるキャラ「ダッペェ」も車両のどこかにいる…らしい…。

スペックシート

起動加速度
2.2 km/h/s
営業最高速度
160 km/h
設計最高速度
160 km/h
減速度(通常)
4.5 km/h/s
減速度(非常)
5.1 km/h/s
編成定員
196名(普通席 180名 + プレミアム 16名)
最大寸法(長×幅×高)
20500 mm × 2950 mm × 3760 mm
編成質量
4両編成 で およそ 140 t
軌間
1,067 mm
電気方式
直流 1,500V
編成出力
230kW × 12 = 2,760 kW (2M2T+1M1T)
歯車比
5.1:1
駆動装置
TD継ぎ手式中空軸平行カルダン駆動方式
主電動機
かご形三相誘導電動機
制御装置
VVVFインバータ制御(IGBT素子)・日立製
ブレーキ方式
電気指令式空気ブレーキ・回生ブレーキ
保安装置
Digital ATC・ATS-G・ATS-P・ATS-SN

今日: -
昨日: -
累計: -
最終更新:2014年04月04日 12:07
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。