十塚 雅
とつか みやび
データ
名前:十塚 雅
年齢:26
性別:女
身長:158cm
体重:49Kg
スリーサイズ:B83W60H84
髪:栗色 肌:クリーム色 瞳:黒
職業:英語教諭
クラス:1-D担任、総合格闘技研究会顧問
スタイル:◎●ミストレス・ミストレス・バサラ
1人称:先生(生徒に対して)、わたし
容姿に関する設定
セミロングの髪にシャギーを入れている。髪の色は綺麗な栗色をしているが、これは脱色ではなく天然モノ。瞳はちょい大きめ、鼻はちょい低めだけど筋が通ってる。美人というよりは可愛い感じだが、何しろ化粧が下手なので、外見的な印象は並程度に収まってしまっている。
何というか、”ふつーのせんせー”って感じがする人だよな。保健室の如月先生みたいに「うほっ俺に個人レッスンしてくれぇ!」的な大人な魅力があるわけでもないし、化粧が苦手なのか、眉が変だったりするしなー。ただ、話しやすくて、可愛い感じはするよ。ドジッ子っぽいのがまた萌えな感じだな。(新聞部調べ
設定
割と普通な家庭に生まれ、普通な人生をおくるかと思われた雅がレールから足を踏み外したのは高校生になった頃だ。
家から近いという理由で高天原高校を選んだのが運の尽きだった。
高校入学に際して、両親が知り合いの息子さんを下宿させる事になった。同じ高校に通う男子と言う事で、ちょっとした期待とか不安を抱いていた雅であったが、それこそが苦難の高校生活の原因であったのだ。
入学式前日にやってきたのは、赤錆色の髪の毛をした無愛想な少年であった。ぱっと見は顔立ちも整ってかっこよかったが、中身はとんでもなかった。
冬弥本人は「ゲリラ戦のエキスパートである」と誇らしげに自分を紹介し、制服の下には独りで戦争が出来そうな程の銃火器の山を携帯していた(当初雅は冬弥をちょっと可哀そうな人だと思っていたが、後に彼の言い分が全て真実であることを知る羽目になる)。人のいい雅は常識にかける冬弥のフォローに心血を注ぐ事になり、そのせいで妖魔がらみの事件にも巻き込まれるわ、カードサモナーにもなっちゃうわ、噂とかされて恥ずかしいわで、忙しい高校生活を送った。
でも、雅は冬弥が嫌いではなかった。ぶっきらぼうだが、優しいところもあったし、常識はとんでたが、彼は彼なりに常にベストを尽くしていたし、彼がどうしてこうなったのかもたわいのない会話から知ってしまっていた。
嫌いではないっていうのが恋愛感情だったのか、そうでなかったのか。
でも、なんだかはっきりしないまま、あっさりと冬弥は中東へと帰っていってしまった。
はっきりせずにもやもやした気分のままだったせいか、大学でも彼氏ができる事もなく、(出来そうになってもなんだかふみきれなかった)気が付けば教育課程も終えて教師への道を歩んでいた。
教師になる事自体は子供の時からの夢だった。それが叶って、しかも思い出深い高天原高校で教鞭をとる事になったのは、一つの幸せではあった。
生徒達に信頼されるような、立派な教師になろう!
志も高く、とりあえずもやもやもうっちゃって、雅は立派に初年度を勤め上げた。
場所が場所なので、それなりにトラブルもあったりはしたが、そこは情熱でカバーして、なんとかやりくりしていた。
そして2年目の春。
何食わぬ顔で冬弥が学園にやってきた。しかも数学教師として。
そして意外にも冬弥はまともに先生をしていた。
時々あれな言動が飛び出したりはしていたが、まぁ、悪くはなかった。
でも、それはちょっとだけ寂しい事でもあった。
それと同時に、やっぱり自分は冬弥が好きだったのだろうなぁと感じるようになった。
しかし、自分にとっては変わらない事でも、彼にとっては過ぎ去った事で、今さらどうこう言うのは間抜けすぎだし、きっと彼にも迷惑だろう。
そう考えて、雅はなんとなく、一歩引いて冬弥と付き合うようにしている。
それでも冬弥のぶっ飛んだ言動にツッコミを忘れない。その理由は……まぁ、お察しください。
最終更新:2011年04月21日 18:22