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*仮面舞踏会 左馬之助報告書
> 9月某日
> 本日、若様(伊達 朧)のお遊び相手を姫君(伊達かがり)が変わってくださったので、武具の手入れを行う。
> しかし、付いている筈の武具が起動せず。
> 途方にくれている所で、大殿(伊達雷門)よりお呼びががかる
> 聖母殿よりの仕事がある故、この左馬之助に仕事を仰せつかる。
>
> なお、愛馬は、姫君のお力で粉砕せり。
> 修理を、シキガミ博士にお願いを致した。
>
> 約定の場所に赴くも、依頼主が”白銀(しろがね)”殿から”はすた”なる者に変更と相成ってしまう。
> しかも、依頼途中にて本人の意識が無くなる。この者の従者に医者に連れて行くようにすすめる。
> 依頼内容は、”白銀(しろがね)”殿をお止めするとの事であった。
>
> この”白銀”殿の情報を得る為、源典膳、炎怒なる人物と邂逅せり。
> この二人とは、機能が全て回復したらお手合わせ願いたし。
>
> 炎怒殿より、”あでぷたす・ふぇいたす”なる人物の紹介を受ける
> かの者の住まいにて、”ふぉるせあ。まっくろい”と名乗る感じの良い南蛮人と出会う。柔和な表情の中に鋭き光有り。
> この者、人にしては出来る。
> その他にも”えれく”と名乗るさらりまんと、”かみかぜ”と名乗る女性にも出会う。この者達には何も感じず。
>
> ここで、”ますく”だの何だのと小難しい話になってきたが、拙者の目的の人物がどうやら”ますく”を携えているとの情報あり。
> しかも、あろう事か、本家に向かっていると聞く。
> 我、漸くにして目標を見つけ出せり。やっと出番が来たようである。腕が鳴るわい。
>
> ここは、人に頼まずに、吾が力のみで事を処理しようとするも、皆が協力を申し出てくれる。
> 勇ましき、人々よ。大殿にも見習って欲しいものよ。
>
> 移動する際に、”えれく”殿が気を失われる。人では耐えられない重圧があるのであろう。無理も無い。
> しかし、他の面々、皆が勇気を出し目標を捉えに往く。素晴らしき心意気である。
>
> どなたかの呼ばれた、車にて”白銀”の居場所、伊達家の付近である。
> 我、秘剣を起動させ、”ますく”に襲い掛かるも、捕らえきれず。
> どうにも、腕が落ちている…。
>
> ところで、今まで、どうも妖がセンサーに掛からないと思っていたら、この機能まで壊れていた。
> 通りで、猫が喋るは、車から鬼火が出るは、おかしいと思った。
>
> さて、結果から申せば、”まっくろい”殿の最新式の短筒にて”白銀”殿が倒れ、猫が”ますく”を持って消え去った。
> まぁ、結果的に依頼はこなせた。
> 大手を振って、帰還せり。
>
> 愛馬、めでたく修理完了。
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