シャベリックスロー

高校からはやり投げがありますが、安全性を考慮して中学生では行われていません。そのため陸上競技の投擲種目の一つとして、設けられたのがこのシャベリックスローです。ジャベリックスローの語源は、「やり」を意味する英単語 Javelic に「類似の」を意味する節尾である ic をつけた日本製の造語で、その名のとおり日本独特の競技です

ルールはやり投げと同じですが、使用するのは「やり」でなく、「ターボジャブ」または「シャベ」とも呼ばれるポリエチレン製の弓矢のようなものです。長さ60-70cmほど、重さ300-500gほどで、先端がゴム製となっており危険性への配慮がされています。
投げ方は、やり投げとは異なり、ボール投げに近い感覚で投げることができます。また、ターボシャブも1万円程度で購入できるため、簡単に開始できます。

シャベリックスローは、一般の中学生の大会では一般に実施されません。ジュニアオリンピックやその選考会では正式種目として実施されています。 ジュニアオリンピックの種目として採用されおり、他の種目より比較的参加者が少なめです。このため肩に自信がある場合は、最初からシャベリックスローで全国大会を目指す例もあるようです。
最終更新:2009年09月17日 10:27