連合陸上とは

練馬区教育委員会、中学校校長会が主催する、練馬区中学校生徒総合体育大会のうち、陸上競技大会の通称名です。一般には、連合陸上または、連陸と呼ばれます。毎年9月末から10月頭ごろ開催されます。

この大会で優勝することは、名実ともに最高の栄誉でしょう。そのために、国立競技場という最高の舞台が用意され、応援も含め大きな盛り上がり見せます。学校行事の一環のため、通常の大会と違い平日に行われます。

参加選手は、一般に各種目で2名、合計で28名までの学校代表選手です。他の陸上競技大会と異なり、多くの種目が学年別に実施されますので、多数の選手が参加できます。これは、中学生の体力や体格、そして教育的配慮によるものと思われます。

特徴的なのは、選手が陸上部に限らないことです。サッカー部、野球部、バスケ部、バレー部などあらゆる部活から、運動能力で選び抜かれた生徒たちが参加しますので、本当の意味の運動能力の選抜競技会です。種目別の個人戦のほかに、各種目で順位を得点化し総計することで、団体で男女優勝、総合優勝を決めるため、学校対抗の総力戦という意義もあわせもっています。

その一方で、残念ながら、練馬区陸上競技協会の関与がなく、公式審判員が派遣されません。そのため、ここで生まれた記録は、公認記録とはなりません。他の区では連陸に陸上競技協会から公式審判員が派遣される公認大会となっているところもあり残念です。ただし、他の区と同様、連陸の優勝者は、10月に行われる陸上の最後の都大会である支部対抗選手権の出場選手として、選抜されます。

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最終更新:2010年04月15日 17:13