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順位の決め方

ゴールの位置に白線で引かれた、フィニッシュライン(幅5cm)の手前の端に選手の「胴体」が到達したときを「フィニッシュ」と定義し、この順位を競うのが短距離です。「胴体」は厳密にいえば「トルソー」と呼ばれます。トルソーは、人間の頭、首、腕、脚、手、足を除いた部分を指します。つまり、足から先に飛び込んでも、フィニッシュしたことになりません。

正式の大会では、記録の計測と順位の判定に写真判定システムが使用されます。このシステムには、全選手がフィニッシュラインを通過する瞬間のみを撮影する特殊なカメラの画像が使われています。( 正確に言えば、選手がフィニッシュラインの手前の端の延長線上の空間を通過した瞬間をスリット撮影した縦長の画像を1000分の一秒単位で横に並べたもので、普通の写真とはまったく違います。)

こうして撮影されたフィニッシュの写真には、100分の1秒ごとに時間を示す縦線が細かく刻まれています。オリンピックや世界陸上などでよく見るものですが、東京都内の中学校の公式大会でも使用されています。

この画像に写っている、各選手のトルソーがどこにあるかを読み取ることで、選手の順位と記録が判定されます。1000分の1秒まで読み取れますが、この値は発表されず、100分の1秒に「切り上げ」された数字が記録として発表されます。これが同じ記録でも異なる順位となる理由です。(着差ありと表記されます)

一方で、まったくの差が読み取れず同着ということもありえます。また、差が1000分の2秒未満と認められる時は、誤差を考えまったくの同着として処理します。